著者
永井 陽之助
出版者
木鐸社
雑誌
年報政治学 (ISSN:05494192)
巻号頁・発行日
no.1966, pp.89-131, 1966-09
著者
安斎 育郎
出版者
公益社団法人 日本放射線技術学会
雑誌
日本放射線技術学会雑誌 (ISSN:03694305)
巻号頁・発行日
vol.36, no.2, pp.209-225, 1980
被引用文献数
2

Explanations were given as to the characteristic of the MIRD Committtee method for estimating the internal radiation doses due to the radioisotope administration, with special emphasis on the comparison with the method described in the ICRP Publication 2. The method evolved in the MIRD pamphlets have actually developed the accuracy of the calculation of the absorbed energy per disintegration of the radionuclide deposited in various organs, and it became more important to evaluate exactly the cumulated activity A^^〜 in the internal organs concerned. Some examples were selected for explaining how the MIRD pamphlets could practically be used, in which the author emphasized that the precise evaluation of the retention function, especially of its long-term components, was quite important for improving the accuracy of the dose assessment. The method for obtaining the "S" value for the organ mass that is different from that of the MIRD phantom was described. The author finally discussed the problem of estimating the mass of each internal organ out of the anthropometrical parameters such as body height and body weight.
著者
桑原 芳哉
出版者
尚絅大学
雑誌
尚絅大学研究紀要. A, 人文・社会科学編 (ISSN:21875235)
巻号頁・発行日
no.47, pp.15-27, 2015-03-31

本研究では,公立図書館における指定管理者制度導入実態について,網羅的な調査を行い,公立図書館における指定管理者制度の特徴について分析することを目的とする。調査の結果,2014年11月現在,193自治体,469館において指定管理者により管理運営が行われていることが確認できる。2011年度以降は,図書館の管理運営に新たに指定管理者制度を導入する自治体の増加が鈍化する傾向にある。図書館は他の公立社会教育施設と異なり,指定管理者として民間企業が指定される割合が高く,特に図書の納入や書誌データの作成等について実績を有する特定の企業に指定が集中しているという特徴がある。
著者
向田 久美子 坂元 章 村田 光二 高木 栄作
出版者
日本社会心理学会
雑誌
社会心理学研究 (ISSN:09161503)
巻号頁・発行日
vol.16, no.3, pp.159-169, 2001

A panel study of 543 Japanese college students was conducted before and after the Atlanta Olympics in 1996 to explore the impact of the Olympics on the images of foreign countries. In general, the images of 17 countries including Japan have changed favorably after the Olympics. The more they have exposed themselves to Olympic reports on the media, the more they have changed the images. Individual differences had a small, but negative effect. For example, those who were not satisfied with the result of the Olympics tended to change the images unfavorably. Though the perception of similarity between Japan and each country has also increased through the Olympics, the correlation of the index of positive image and the perception of similarity was not high. It suggested that the images of foreign countries and the perception of similarity could have changed through respective processes.
著者
渋谷 和久
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.533, pp.36-38, 2011-12-12

環太平洋経済連携協定(TPP)交渉には、公共事業の対外開放も含まれる。日本は世界貿易機関(WTO)の政府調達協定に加盟しており、他国と比べて開放が進んでいる。仮に一層の開放が義務付けられれば、外国企業の参入は限定的でも、地域要件の撤廃によって国内企業間の価格競争が激化する恐れがある。(渋谷 和久) TPPをめぐって推進派と反対派の対立が収まらない。
著者
門谷 茂
出版者
日本海洋学会
雑誌
沿岸海洋研究 (ISSN:13422758)
巻号頁・発行日
vol.43, no.2, pp.151-155, 2006-02-28

瀬戸内海では,他の人口集中沿岸海域と同様に1950年代以降,流入する河川の栄養塩濃度(とりわけ,リン・窒素)は,上昇を続けその結果として,海域の栄養塩濃度を急上昇させた.とりわけ,60年代後半から赤潮の発生が頻繁に起こるようになり,1976年には年間299回を数えるまでになった.富栄養化は基礎生産の増大をもたらすだけでなく,光合成によって作られた膨大な有機物の多くが水柱内で消費されることなく海底に沈積し,そこで微生物分解されることにより溶存酸素濃度を減少させ,貧酸素水塊を作り出すことにも繋がった.この間の瀬戸内海における富栄養化を進行させてきたのは,陸からもたらされた窒素やリンであることは種々の環境モニター結果から明らかである.瀬戸内海の生物過程において決定的な役割を演じているのは,やはり陸上からの栄養塩負荷であった.一方,近年重要視されてきた外洋起源と言われる窒素やリンが,瀬戸内海の生物生産にどのように寄与しているかについての答えを得ることは,今後の環境行政を考える上でも,沿岸域の生物生産構造を理解する上でも極めて重要である.今後は,溶存無機態の窒素やリンがどのようなタイミングでどこからどれだけ流入しているのかについて,詳細に明らかにする必要がある.
著者
玉木 敦子
出版者
兵庫県立大学
雑誌
兵庫県立大学看護学部・地域ケア開発研究所紀要 (ISSN:18816592)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.37-56, 2007-03-15

出産は女性や家族にとって喜ばしい出来事である一方で、周産期に何らかの精神健康上の問題により苦悩する女性が少なくないことも知られている。特に産後うつ病の罹患率は約13%と高く、また母親の精神状態は、児の発達などにも影響すると報告されている。しかし、わが国では、産後の精神健康状態やソーシャルサポートの実態について十分に明らかにされておらず、支援体制づくりは轍の課題とされている。そこで今回、産後の女性の抑うつ症状を中心とした精神状態とソーシャルサポートの実態およびそれらの関係を明らかにすることを目的として質問紙調査を行った。A県内3市で実施された4ヶ月乳児健康診査に訪れた母親で、研究協力に応じた女性582名に質問紙を配布し、後日郵送にて329名(回収率56.5%)から回答を得た。質問内容は、背景因子、精神健康状態、非専門的・専門的サポートの実態であった。得られたデータについて、SPSSを用いて統計的に分析した。結果は以下の通りである。1) EPDS (Edinburgh postnatal Depression Scale)の平均値は5.19(SD4.40)で、産後うつ病のスクリーニングにおける区分点(8/9点)以上だった者は全体の18.5%(61名)であった。2)パートナーや親などの非専門家からのサポート状況については、様々なサポートを得、それに満足を感じているる者が多い一方で、自分からは全くあるいはあまり支援を求めないという者が47名(14.4%)いた。3)産後に何かの心身の不調を自覚した者は120名(36.5%)で、そのうち専門家・専門機関に相談した者は38名であった。4)EPDS得点に有意な影響力を持つ要因は、自尊感情得点、母親役割に対する自己評価得点、パートナーからサポートに対する満足度、年齢、女性の身体的健康度、子どもの健康状態、義理の親からの「親に話を聞く」サポート、休息のなさに対するストレス認知であった。以上から、周期メンタルヘルスに関する今後の課題や看護の役割として、パートナーや親への教育的関わり、健診を利用した母親への精神的ケア、女性が必要とするときに適切な専門的サポートが受けられるようにすることの必要性について検討した。
著者
岡本 雅享
出版者
福岡県立大学
雑誌
福岡県立大学人間社会学部紀要 (ISSN:13490230)
巻号頁・発行日
vol.17, no.2, pp.11-31, 2009-01-08

筆者は拙稿「日本における民族の創造」(大阪経済法科大学『アジア太平洋レビュー』第5号、2008年9月)で、1880年代末の日本で「民族」という言葉・概念が生じてから、どのよう に民族が創造されてきたかを、大和民族(1888年初出)と出雲民族(1896年初出)を対比しながら検証した。本稿では民族の三要素(歴史・文化、言語、宗教)の中で、日本の中ではより単一だと思われがちな言語に焦点をあてて、単一・同質だといわれるものの内部から、その幻想を解体してみたいと思う。
著者
林 博史
出版者
関東学院大学経済学部教養学会
雑誌
自然・人間・社会 (ISSN:0918807X)
巻号頁・発行日
vol.52, pp.49-83,

1945年2月から3月にかけてのマニラ戦における日本軍の残虐行為はよく知られている。しかしその中で日本軍がマニラの中心にあるエルミタ地区の女性たち数百人をベイビューホテルとその近くのアパートメントに監禁し、数日にわたって日本兵たちが次々と強かんを繰り返した事件は有名であるにもかかわらずまったく研究がない。米軍は事件直後に100人以上の関係者から尋問調書をとり、膨大な捜査報告書を残しており、そこから事件の全体像を明らかにした。同時に日本軍の史料はほとんど残っていないが、関連する日本軍部隊について検討し、他の残虐行為との関連を検討したうえで組織的な犯罪であったことを示した。
著者
植田 康孝 磯部 珠緒
出版者
江戸川大学
雑誌
江戸川大学紀要 = Bulletin of Edogawa University
巻号頁・発行日
no.30, pp.407-418, 2020-03

人工知能を基盤としたデータサイエンス領域の発達は,自然科学分野に留まらず,経営学,社会学,歴史学,文学など文系分野においても,研究手法の変革を起こしている。これら領域においても,動画,写真,絵,文字など様々なメディア要素をデータ化し,ビッグデータや人工知能などの最新技術を応用する動きが広まっている。データサイエンスは,統計学や数学,情報学の考え方を採用して,データのパターンを読み解き,物の見方や判断力を体得する学問である。統計的な解析手法で緻密な分析が出来るようになり,定説を覆したり,思わぬ発見が生まれたりと,若手研究者と学生による研究の質と成果が経験豊富な専門家による既存研究を上回る。例えば,社会学や文学では,様々なデータを回帰分析や時系列分析,主成分分析といった様々な統計手法で関連性を解析する試みが生まれ,過去の蓄積された研究を質において凌駕する。 企業のマーケティングや金融機関の投資などの社会活動は,データに基づいて意思決定がなされる。金融分野,特に投資部門には多数の自然言語処理の専門家が配置され,研究においても実証分析される。彼らは企業経営者の発言など話し言葉をデータに還元して分析する。決算発表の席でCEO の発言がどのような単語を選んでいるかは,有益なデータになり,そこから読み取れる感情が企業における超過収益の源泉となる。同じく文系出身者が多いマスメディア領域,広告領域,エンターテインメント領域は,従来,目に見えないもの,例えば義理や人情,体力や運といったものに左右されて来た。しかし,人工知能の発達によりSNS 上のトピックや投稿からユーザーの属性情報を把握して蓄積し,ターゲットを絞り込み,ニュースや広告を表示できるようになった。音楽においては,自然言語解析を援用したJ-POP やアニソン等の歌詞を対象とした定量的研究が登場した。本論文では,16 作品の「プリキュア」シリーズの楽曲に対し,歌詞をデジタルデータ化した上で形態素解析を施し,語の頻度,特徴語といった観点から歌詞の特徴について考察を行う。アニメの主題歌は本稿の内容を反映して作るという前提の下,主題歌を分析することが本編の内容を分析する際に参考になると捉えた。
著者
谷村 要
出版者
関西学院大学
雑誌
関西学院大学社会学部紀要 (ISSN:04529456)
巻号頁・発行日
no.104, pp.139-152, 2008-03

In this paper the phenomenon "MATSURI" (i.e. "Festival" in Japanese language and culture) which is often generated on the Internet of Japan is described. "MATSURI" is a concept and behavioral practice which refers to and points out the situation where people involve themselves and connect with each other through the Internet electronic board. In "MATSURI" people who havge connected using the electronic bulletin board reinterpret cyber space as real space. This phenomenon, also known as a "fad", has frequently occurred on the internet in Japan since 2001. However, it seems that the structure of the activ ity and involvement is being transformed. This transformation began with the new internet service known as "Web 2.0." In this paper, I described "Yoshinoya MATSURI" where participatory observation was dance (Ito 2005), and "'Hare Hare Yukai' dance MATSURI" where I effected participatory observation unlizing a concept diagram, and I compare the two "MATSURI" processes. In addition, I consider the transformation of MATSURI in Japan. I conclude contiuatyion of mediated communications of MATSURI.
著者
加藤 慶
出版者
目白大学
雑誌
目白大学総合科学研究 (ISSN:1349709X)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.25-34, 2008

What is "Queer" man's school life? This study examines what his school life is through analyzing of his life story. This study was conducted at 2007/06 using a series of life story interview with a "Queer" man. As a result of the analysis, Why was he used violence? Because he doesn't have Masculinity.