1 0 0 0 OA 錦窠菌譜

著者
伊藤圭介 編
出版者
巻号頁・発行日
vol.[6],
著者
小菅 良豪 米 康充 伊藤 勝久
出版者
林業経済学会
雑誌
林業経済研究
巻号頁・発行日
vol.62, no.2, pp.11-22, 2016

森林経営計画制度は,面的まとまりによる効率的・持続的な森林経営と木材供給の実現を掲げ2012年に施行された。しかし森林経営計画は,作成要件のハードルが高く,計画の進捗率は思うように伸びなかった。そこで国は,2014年に森林経営計画制度を改正し,作成要件を緩和した区域計画を新設した。区域計画の狙いは,条件緩和により属地計画の進捗を高め集約化の基盤を形成することであった。本稿では,区域計画の新設による森林経営計画の策定への影響について,意欲ある素材生産業者の計画参入の意義と可能性を3業者の事例を基に明らかにした。森林経営計画の素材生産業者の参入要件として,①計画策定経験者の雇用などによる事務能力が高い,②地元から評価と信頼を得ている,③森林組合との棲み分けが可能であるという3要件を満たすことが挙げられ,参入業者はそれらを満たす者に限定されていることがわかった。また素材生産業者の森林経営計画参入の意義は,森林組合が計画を作成できない空白地を埋める役割など,地域によって異なることが明らかになった。
著者
藤原 葉子 大塚 惠 渭原 博 伊藤 信吾 藤崎 誠 猪俣 美智子 苫米地 幸之助 小高 要 五十嵐 脩 奥田 邦雄 美濃 眞 千畑 一郎 橋詰 直孝 糸川 嘉則
出版者
公益社団法人 日本栄養・食糧学会
雑誌
日本栄養・食糧学会誌 (ISSN:02873516)
巻号頁・発行日
vol.54, no.1, pp.41-44, 2001-02-10 (Released:2009-12-10)
参考文献数
4
被引用文献数
3 3

ビタミンC測定法, および血中の総ビタミンC値の基準値 (参考値) を検討した。健康な女子大生ボランティア54人に, 3日間の食事調査の後, 採血し, ビタミンCを1日200mg含む一定の試験食を3日間供した。3日後に再び採血を行い, 得られた血漿のビタミンC濃度を測定した。測定は3カ所の施設でHPLC法 (お茶の水女子大学, テイジンエスアールラボ) およびアスコルビン酸オキシダーゼ法 (東邦大学) を用いて行い, 各施設での測定値の比較も行った。総ビタミンC濃度の試験食摂取前値と後値では平均値に有意な差はみられないが, 後値ではばらつき (標準偏差) が小さくなり, ビタミンCの一定量摂取が, 血中濃度に影響を与えることが示唆された。前値でビタミンC濃度が低値にあった学生では, ビタミンCを1日200mg, 3日間摂取することで, 血中濃度は0.62mg/dL以上の範囲に入った。異なる測定方法による施設間差は認められず, 従って, 統計的に95%の信頼範囲から血中総ビタミンC濃度の基準値は0.70-1.38mg/dL (HPLC/ECD法) となった。この値は栄養所要量算出の際に基準とした値 (0.7mg/dL)とも一致した。
著者
山本 建太 伊藤 弘樹 菊池 司
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告
巻号頁・発行日
vol.38, pp.211-213, 2014

現在では、大きな建物やライブの演出などにプロジェクションマッピングを用いているのが主流であるが、それをあえて小型化することによって、プロジェクションマッピングをより身近に体験できるツールとして、本研究では、プロジェクションマッピングとアミッドスクリーンの後ろが透けて見える特性を生かした、今までにない宣伝ツールを提案する
著者
石川 靖晃 伊藤 睦 荒畑 智志 河合 真樹 原 健悟
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.53, no.2, pp.172-180, 2015
被引用文献数
1

打込み直後から補修・補強を含めた供用期間終了までのコンクリート構造物の保有耐荷性能を合理的にシミュレート可能な「コンクリート構造物建設工程シミュレータ」の開発が,LECOM研究会で10年間にわたって行われてきた。本稿では,本シミュレータの開発過程で得られた主な成果を紹介する。本シミュレータでは,従来別々であった初期損傷と保有耐荷力を計算するための解析コードを合理的に融合することに成功している。また,総エネルギー一定則の概念を導入することにより,化学変化による体積変化現象について従来の解析コードよりも汎用的にシミュレート可能である。加えて,パイプクーリング解析機能も従来のものに比べ,より強化されている。
著者
伊藤 研一郎 西村 秀和 小木 哲朗
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.83, no.853, pp.17-00113-17-00113, 2017 (Released:2017-09-25)
参考文献数
25
被引用文献数
3

Navigation systems are nowadays widely used for cars though it is yet to be able to say popularized for motorcycles. While motorcycle navigation systems are not popularized yet, previous research indicates motorcyclist's high demand against a useful navigation system. The absence of useful motorcycle navigation system is an issue of current products not capable of providing navigation information efficiently. To work with the issue, information presentation design is necessary to consider the motorcyclist's characterful viewpoint movement of looking at the road surface carefully in a vertical movement. As a solution to this issue, we propose the use of head-up display for information presentation. Previous studies have revealed the amount and positions suitable to present information for motorcyclist while riding, although the timing of information presentation is yet to be discussed. Thus, in this paper, the information presentation timing to provide navigation information has been evaluated. Experiment using an immersive CAVE motorcycle simulator was conducted with the configuration of five timings between 25 m to 85 m prior to the intersection under conditions of urban street with 30 km/h speed limit. Durations of motorcyclist's viewpoint movement and five scale subjective ratings were used for evaluation. The experimental results from 10 subjects showed a statistically significant difference in subjective ratings. In conclusion, suitable information presentation timing of riding in urban streets with 30 km/h speed limit is around 40 m to 55 m prior to the target intersection.
著者
小泉 圭吾 櫻谷 慶治 小田 和広 伊藤 真一 福田 芳雄 FENG Maria Q. 竹本 将
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集C(地圏工学)
巻号頁・発行日
vol.73, no.1, pp.93-105, 2017
被引用文献数
4

近年の突発的かつ局所的な集中豪雨に伴う斜面災害に対し,現行の降雨規制基準のみでは,適切な通行止め,あるいは通行止め解除の判断が困難な場合がある.本研究では,現行の降雨規制基準の補助的指標を見出すことを最終目的とし,そのための基礎研究として小型模型スケールで上記指標の検討を行うこととした.模型斜面実験において,斜面が崩壊するまでの浸透と変形挙動を捉えた結果,本論で定義した初期擬似飽和体積含水率を超えた付近から変形が始まることが確認された.この初期擬似飽和体積含水率と変形の関係に着目することで現行の降雨規制基準の補助的指標を提案できる可能性が示唆された.今後は,模型スケールを拡大した同様の実験により,本研究結果の再現性を検証していく予定である.
著者
松田 哲也 伊藤 岳人 鈴木 春香 丸谷 俊之 松島 英介 小島 卓也
出版者
日本生物学的精神医学会
雑誌
日本生物学的精神医学会誌 (ISSN:21866619)
巻号頁・発行日
vol.22, no.4, pp.257-261, 2011 (Released:2017-02-16)
参考文献数
21

統合失調症の思考障害について,意識的・無意識的な意思決定システム,構え,自己認知という観点から考察する。我々は課題遂行時,まだそれに慣れていないときには,意識的な思考システムが優位に働くが,繰り返し行うことで無意識的な思考システムに移行する。一方,環境に変化があったときはそのシステムを必要に応じて切り替える。スムーズな思考には,このような柔軟な思考システムの切り替えが必要なのである。この切り替えには,構えが重要な役割をもつ。構えは繰り返し課題を行う中で整理され,単純化されていく。これには,自己認知(セルフ・リフレクション)による,自分の思考,行動に対する評価からの正確なフィードバック信号が必要である。思考には,これらの機能が正確に働くことが必要であるが,統合失調症は,これら一連の思考過程の何らかの異常があることで思考障害が引き起こされている可能性があるのではないかと考えられる。
著者
中野 俊 伊藤 順一
出版者
特定非営利活動法人 日本火山学会
雑誌
火山 (ISSN:04534360)
巻号頁・発行日
vol.43, no.3, pp.123-126, 1998-06-10 (Released:2017-03-20)
被引用文献数
1
著者
古 徳祥 伊藤 嘉昭
出版者
日本応用動物昆虫学会
雑誌
日本応用動物昆虫学会誌 (ISSN:00214914)
巻号頁・発行日
vol.26, no.4, pp.228-231, 1982
被引用文献数
1

名古屋大学構内の大型アミ室で集団マーキングによって,ツマグロヨコバイの雌成虫の寿命を調べた。第1世代の平均寿命は羽化からマークまでの期間(平均約2日)を除き,高田産9∼11日,筑後産5∼8日であり,第2世代の平均寿命は高田産18∼35日,筑後産15∼17日であった。地域による差は見られなかった。最長記録は第2世代の84日であった。両世代の成虫は40∼50日間にわたり共存した。
著者
髙原 由衣 佐藤 公美 竹山 孝明 坂本 幸 青木 俊仁 伊藤 美幸 池田 美穂 田上 真希 吉田 充嬉 岡田 規秀 宇高 二良 島田 亜紀 武田 憲昭
出版者
日本音声言語医学会
雑誌
音声言語医学 (ISSN:00302813)
巻号頁・発行日
vol.58, no.4, pp.326-332, 2017 (Released:2017-10-20)
参考文献数
12
被引用文献数
1

小中学校の耳鼻咽喉科定期健康診断を受診した1384名について,嗄声の出現率とスポーツ活動との関連を検討した.嗄声の出現率は,女児(5.2%)に比べて男児(17.7%)が高く,男児は小学校3年生まで高く4年生以降に減少し,女児は小学校2年生まで高く以降減少したが中学校2,3年生では高かった.小学校の高学年ではスポーツ活動を行っていない児童(男児4.9%,女児0.6%)に比べて,スポーツ活動を行っている児童(男児21.2%,女児5.8%)は嗄声の出現率が有意に高かった.スポーツの種類と嗄声とのオッズ比は,男児の小学校低学年の野球が2.88,小学校高学年でサッカー2.29,野球2.92で高く,強い声門閉鎖を伴う屋外の団体スポーツであることが要因と考えられた.小学校の男児に野球やサッカーを行わせる場合には,声の衛生を行い嗄声の予防が必要である.中学生は,対象者を増やして再検討が必要である.

1 0 0 0 OA [地錦抄 20巻]

著者
伊藤伊兵衛 撰
出版者
須原屋茂兵衞
巻号頁・発行日
vol.[15], 1733
著者
岩内 謙一 伊藤 寛 山中 篤 フォルカーツ ヴィープ
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.26, no.58, pp.25-28, 2002-09-18
被引用文献数
2

色再現範囲の広い液晶ディスプレイを実現するためRGB-LEDを用いたバックライトシステムの開発を行った.RGB-LEDに特有の課題である発光効率の変化による輝度変化や色の変化を制御するフィードバック制御技術の開発を行った.複数のセンサーを用いることによるばらつきを最小限に抑えるため,1つのセンサーによるRGB-LEDのフィードバック制御を検討し,有効性を確認した.またこれを用いたLCDディスプレイの色再現範囲はNTSC比でほぼ100%と広い色再現範囲を有することを確認した.