1 0 0 0 遊戯論批判

著者
山崎 正和
出版者
中央公論新社
雑誌
中央公論 (ISSN:05296838)
巻号頁・発行日
vol.90, no.7, pp.p257-271, 1975-07
著者
山崎 敏正 井上 勝裕 齊藤 剛史
出版者
九州工業大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2015-04-01

以前の科研費(基盤研究(C)サイレントスピーチBCI、平成23年度~25年度)では、頭皮脳波を利用したsilent speech Brain-Computer Interface in Japanese(SSBCIJ)において、個々のサイレント母音とサイレントなひらがな2文字のdecodingにとどまっていた。本研究では、健常者において、日本語で、サイレントの3文字以上から成る単語および文節のdecodingを可能にするアルゴリズムの開発と、患者(脊髄性筋萎縮症Ⅰ型)への適用を目指した、real-time SSBCIJシステムの設計を検討した。
著者
五十嵐 裕美 伊藤 博 一林 亮 坪田 貴也 吉原 克則 小泉 雅之 佐藤 秀之 山崎 純一 池田 隆徳
出版者
Japan Heart Foundation
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.44, no.2, pp.S2_5-S2_10, 2012

症例は60歳代の男性, 未治療の高血圧の既往があり, 国内線の飛行機内で心肺停止となった.客室乗務員が自動体外式除細動器(AED)を装着し1回作動後に心拍が再開し, 羽田着陸後, 当センターに緊急搬送された.AEDの記録では心室細動(VF)を呈していた.JCSII-10, GCS E4V2M4, 瞳孔3mm大で左右差なく, 血圧212/mmHg, 脈拍111/分であった.心電図は洞調律で, V<sub>4~6</sub>誘導でstrain T波が認められた.脳保護目的で低体温療法が3日間施行された.復温後に意識状態は回復し, 神経学的後遺症は認められなかった.ACh負荷冠動脈造影で4-AVが完全閉塞となり, 冠攣縮性狭心症と診断された.心臓電気生理学的検査(EPS)でVFが誘発されたこともあり, 植込み型除細動器(ICD)が植え込まれ退院となった.2010年1月より当センターは羽田空港の航空会社と救急医療連絡会を行っている.同年10月に新国際線旅客ターミナルが開設し, 旅客数の増加が見込まれる.迅速な応急処置と救急処置で救急の輪が成立し, 社会復帰が可能となった症例であったので報告する.
著者
中村 大 川口 貴之 渡邊 達也 川尻 峻三 山崎 新太郎 山下 聡
出版者
一般社団法人 資源・素材学会
雑誌
Journal of MMIJ (ISSN:18816118)
巻号頁・発行日
vol.133, no.2, pp.4-11, 2017-02-01 (Released:2017-02-08)
参考文献数
12

Recently it has been found that frost heave phenomena can be seen not also in soil but also in rock. It is obvious, however, that the number of researches on frost heaving in rock is much less than that of researches on frost heaving in soil. In the present research, we newly developed test equipment in which a pressure transducer is incorporated into a device for testing frost heave in rock. Frost heaving tests were performed using three types of rocks (Ohya tuff, which is soft rock with high frost susceptibility; Kimachi sandstone, which is medium-hard rock with low frost susceptibility; and Sapporo soft rock, which is non-frost-heaving soft rock) to measure the suction pressure generated in the process of frost heaving. In these tests, we obtained fairly large negative pressures for Ohya tuff and Kimachi sandstone. In mediumhard Kimachi sandstone, negative pressure was generated before frost heaving displacement started. On the other hand, negative pressure was not generated in non-frost-heaving Sapporo soft rock. Therefore we considered that frost heaving in rock might be caused by negative pressure generated in the process of frost heaving.
著者
丸山 喜久 山崎 文雄
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集 = Proceedings of JSCE (ISSN:02897806)
巻号頁・発行日
no.787, pp.177-186, 2005-04-21
被引用文献数
9 1

著者らは地震時の車両走行安定性に関して, 数値解析とドライビングシミュレータを用いた走行実験を行い定量的な検討を行ってきている. その結果, 地表面地震動の計測震度が6.0程度に達した場合, 震動の影響で走行車線をはみ出す被験者が多く見られ, 周囲の交通状況によっては他車との接触事故を起こす可能性があることが示された. そこで, 本研究では, 気象庁などが導入を検討している地震動早期警報である緊急地震速報の高速道路ネットワークへの応用を目指し, 運転者に地震動早期警報が与える影響をドライビングシミュレータを用いた走行実験で検討した.
著者
山崎 友資 岸本 喜樹 川南 拓丸 澤野 真規 五嶋 聖治
出版者
日本貝類学会
雑誌
ちりぼたん (ISSN:05779316)
巻号頁・発行日
vol.37, no.4, pp.208-214, 2007-02-28
被引用文献数
1

トリガイFulvia muticaはReeve(1844)によって記載されたザルガイ科Cardiidaeの1種である。本種は,模式産地は指定されずに記載され,分布は陸奥湾から香港にかけての水深10〜60mの砂泥底に生息するとされ(Higo et al., 1999: p.474, B837),食用貝として利用されている(波部・伊藤,1965; 波部,1977)。その分布の北限について,日本海側は陸奥湾以南(吉良,1968; 波部,1977; 奥谷,1986,1987;奥谷・他,1988;肥後・後藤,1993;松隈,2000),太平洋側は東京湾以南(波部・小菅,1967;奥谷,1983,1985,小菅,1994)とされている。本種は本州各地の市場では高値で取引され,産業種として重要であるが,北海道において分布していることは広く知られておらず,産業の対象にされていない未利用資源種である。本稿では,2005年12月,函館湾沿岸に,トリガイが生きた状態で数多く打ち上げられた。本稿では函館湾からのトリガイの産出について報告するとともに,その個体群構造を明らかにすることを目的とした。さらに,既存の文献ならびに標本を検討し,このことも踏まえて本種の北限分布が函館湾であることを明らかにした。
著者
山崎 マキコ
出版者
新潮社
雑誌
新潮45
巻号頁・発行日
vol.29, no.1, pp.198-205, 2010-01
著者
山崎 信二 やまさき しんじ Yamasaki Shinzi
出版者
奈良国立文化財研究所
雑誌
奈良文化財研究所年報
巻号頁・発行日
vol.1997, pp.14-15, 1997-09-30

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著者
山崎 裕二
出版者
日本赤十字看護大学
雑誌
日本赤十字武蔵野短期大学紀要 (ISSN:13461907)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.92-122, 1999

1910年代の日赤救護看護人は, 平時において, 軍事演習や招魂祭といった軍関連行事の救護, 常設救護所や巡回診療といった診療事業の救護, 自然災害や火災, 交通災害, 伝染病流行などの災害救護に従事した。戦時においては, 中国辛亥革命に際しての漢口や鳳凰城での救護, 第1次世界大戦(日独戦争)に際しての日赤病院船での救護, 中国蒙古紛争に際しての郭家店での救護, シベリア出兵に際してのウラジオストクなどでの救護に派遣された。その特徴を一言でいえば, "1910年代における日赤救護看護人は, 日本近代看護史のなかで一番多様な看護活動を行った男性看護者であった"といえる。