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著者
岡本保孝 著
巻号頁・発行日
vol.[3], 1800
著者
栗原 俊之 伊坂 忠夫 岡本 直輝
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
日本体育学会大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.68, pp.221_1, 2017

<p> 全米プロバスケットボール協会(NBA)や日本プロバスケットボールリーグ(Bリーグ)は、各試合の内容を記録した統計値(STATS)を公開している。本研究は試合結果に関係するSTATS項目が日米のプロリーグで異なるかを検討することを目的とし、2016–17年シーズン全試合(NBA 1230試合、B1 540試合)のSTATSを使って統計解析を行った。一般的なSTATS項目(前後半得点、シュート、フリースローの試投数・成功数・成功率、リバウンド、アシスト、ターンオーバー、ファウル、スティール、ブロック)に加え、攻撃回数、攻撃効率、防御効率および両チーム間の各項目の差を独立変数とし、得失点差を従属変数とした重回帰分析、勝敗を基準変数とした判別分析を行った。結果、重回帰分析では日米ともに攻撃効率、防御効率、シュート成功率、フリースロー成功数の差が選択され、NBAでは3点シュート成功数の差、Bリーグではファウル数の差が選択された。判別分析ではほとんどすべての項目が関与したがNBAでは3点シュートに関する項目が、Bリーグではリバウンドに関する項目が勝敗に大きく関係していた。</p>
著者
岡本 華枝 高山 宏明 畑 修治 薄元 亮二
出版者
ヒューマンケア研究学会
雑誌
ヒューマンケア研究学会学術集会 プログラム/抄録集 (ISSN:2187283X)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.18, 2013-10

平成16年から医療従事者だけでなく、一般市民も自動体外式除細動機(AED)の使用が可能となり、全国の小中高等学校にも設置された。学校管理下での心肺停止は目撃例が多く居合わせた人たちによる一次救命処置が有効である。若年者は、その長い人生の間に心肺停止者に遭遇する機会は年長者よりも多いと考えられる。また、小中学生であれば、その後の進学先や運転免許取得時等で再び一次救命処置の学習機会があり、繰り返して学ぶことの効果が期待される。本研究では、救急蘇生ガイドラインに準拠したBLS(一次救命処置)講習を実施し、継続的な講習の効果を明らかにすることを目的とした。
著者
青木 雅美 栗崎 弘輔 園山 幸希 冨田 麻井 藤川 将之 池田 善文 岡本 透 山田 努 眞崎 美穂 松田 博貴 吉村 和久
出版者
一般社団法人日本地球化学会
雑誌
日本地球化学会年会要旨集
巻号頁・発行日
vol.56, pp.31, 2009

山口県秋吉台長登銅山の銅は奈良の東大寺大仏建立の際に用いられたと伝えられている。鉱業活動初期には酸化帯、後には硫化帯の銅鉱石を利用したと推定されており、硫化帯の銅鉱石製錬による硫黄酸化物の発生により局地的に酸性降下物量が増大し、それに伴い植生変化が生じたと予測される。石筍は年縞を持つため絶対年代が決定可能であり、イオン交換平衡により共沈する硫酸イオン、マグネシウムイオン、ストロンチウムイオンの含量や、炭素安定同位体比から植生情報を抽出することができる。復元した滴下水中に含まれる硫酸イオン濃度の変動から硫化帯の銅鉱石製錬由来の人為的な局地的酸性雨の影響を読み取った。炭素安定同位体比、マグネシウムおよびストロンチウム濃度の変動からは酸性雨に伴う変化が読み取れた。これらの結果は現存する発掘資料や古文書などとも合致しており、石筍を用いることで連続的な過去の人為的環境変遷を復元することができた。
著者
八代田 千鶴 森元 萌弥 中須 真史 岡本 宏之 鈴木 正嗣
出版者
日本森林学会
雑誌
日本森林学会大会発表データベース
巻号頁・発行日
vol.127, 2016

森林におけるシカによる被害防止のためには、捕獲による個体数管理も重要である。そこで本研究では、植栽地での捕獲実施によるシカの出没状況への影響を検討した。三重県多気郡大台町内のパッチディフェンスを設置した広葉樹植栽地(3.2ha)において調査を実施した。2012年度(以下、12年)および2013年度(以下、13年)の2年間実施し、両年とも調査期間は11月~4月とした。植栽地内に設置した自動撮影カメラを用いてシカの出没状況を記録し、12月および2月に2週間ずつ給餌を行った。捕獲は12年のみ実施し、給餌期間中に誘引狙撃法により3回実施した。また、植栽地内および周辺の林内に固定コドラートを設置し、1カ月あたりの平均糞粒数(個/m<sup>2</sup>)を測定した。シカの出没頻度は、給餌期間中に増加したことから、給餌によりシカの出没を誘導できることが確認できた。12年の捕獲では、合計8頭のシカを捕獲した。実施前の平均糞粒数は、林内では0.5個以下であったが、植栽地内では約7.5個と多かった。実施後における植栽地内の平均糞粒数は実施前の半分に減少し13年も同水準であったことから、捕獲により植栽地内へのシカの出没頻度を減少させる一定の効果があると考えられた。
著者
久米 梢子 岡本 博照 久保 佑美子 神山 麻由子 和田 貴子
出版者
一般社団法人 日本臨床救急医学会
雑誌
日本臨床救急医学会雑誌 (ISSN:13450581)
巻号頁・発行日
vol.19, no.5, pp.645-656, 2016-10-31 (Released:2016-10-31)
参考文献数
10

救急救命士有資格者を雇用した二次救急病院7施設の職員(医師,看護師,コメディカル,事務職員)を対象として,救急救命士有資格者の有用性・必要性の評価と彼らに行ってほしい業務について調査した。回答者481人のうち約7割の職員が救急救命士有資格者を必要で役立つと評価していた。また,彼らに行ってほしい業務として「胸骨圧迫」「救急外来でのトリアージ」「バイタルチェック」「救急車からの電話対応」「転院搬送の付き添い」が挙げられ,救急救命士有資格者の約7割以上がその業務を実際に行っていることが判明した。病院前救護で活躍する救急隊員のための資格である救急救命士であるが,その有資格者は二次救急病院でも活躍可能な人材であることが示唆された。しかし,救急救命士有資格者の不明瞭な業務内容とその存在の不明確さについて疑問視され,有資格者を活用するには業務内容の基準化や教育内容に関する議論が必要と思われる。
著者
岡本 弘道
出版者
関西大学
雑誌
東アジア文化交渉研究 (ISSN:18827748)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.221-248, 2008-03-31

I have clarified each of the following points in regard to the "sea-going vessels" that composed the basis of sea activity and cultural interaction in the Ryukyu Kingdom during the Old Ryukyu period. (1) The first sea-going vessels of Ryukyu were the Jigo-sen vessel(s) with identifi cation numbers that were built and registered during the Ming Dynasty. It can be said that the growth that is visible in the scale of the sea-going vessels in the middle of the 15th century and then their miniaturization in the first part of the 16th century are phenomena that both indicate the uniqueness of Ryukyu. (2) The Han' in Kango tally that was issued along with the dispatch of Ryukyu sea-going vessels is something that runs through the East Asian sea region during that age. Furthermore, by tracing back those numbers, I have presented the concrete circumstances behind the dispatch of Ryukyu sea-going vessels. (3) Ryukyu sea-going vessels were named in the respective fashions of China, Japan, and Ryukyu and their operating organizations were diverted to the Hiki land-based organizations, which had a major influence on the establishment of the system of governance in the Ryukyu Kingdom.
著者
鈴木 恵子 岡本 牧人 鈴木 牧彦 佐野 肇 原 由紀 井上 理絵 大沼 幸恵 上條 貴裕 猪 健志
出版者
一般社団法人 日本聴覚医学会
雑誌
AUDIOLOGY JAPAN (ISSN:03038106)
巻号頁・発行日
vol.52, no.6, pp.588-595, 2009 (Released:2010-01-20)
参考文献数
10
被引用文献数
2 4

『きこえについての質問紙2002』のうち “聞こえにくさ” に関わる10項目を, 補聴器適合のための主観評価法として応用することを目指し, 補聴器装用者232例 (軽~高度難聴), および補聴器適合を行った軽中等度難聴82例 (補聴器装用前・装用後ともに資料あり) の回答を解析した。解析結果をもとに, 軽中等度, 高度の群別に得た各項目の回答スコアの中央値, および装用前からの1以上のスコア軽減を評価基準とする補聴器適合のための評価表を試作した。中央値以下のスコアを得た項目数が, 補聴器に対する全体としての満足度, および装用時の語音明瞭度と有意な正の相関を示し, スコアの中央値を評価基準とすることの妥当性が示唆された。以上から, “聞こえにくさ” 10項目と評価表を, 適合評価のために応用できると結論した。
著者
角田 亘 安保 雅博 清水 正人 笹沼 仁一 岡本 隆嗣 原 寛美 木村 知行 武居 光雄
出版者
一般社団法人 日本脳卒中学会
雑誌
脳卒中 (ISSN:09120726)
巻号頁・発行日
vol.35, no.4, pp.274-280, 2013-07-25 (Released:2013-07-25)
参考文献数
11
被引用文献数
2

要旨:【目的】健側大脳への低頻度反復性経頭蓋磁気刺激(以下,RTMS)と集中的作業療法(以下,OT)は,いずれも脳卒中後上肢麻痺に対する有効な治療的介入である.本研究では,これら2つの介入の併用療法の安全性と有用性を検討した.【方法】全国8つの施設に入院し本併用療法を施行された上肢麻痺を呈する脳卒中患者1,008人を対象とした.各対象は15日間の入院下で,20分間の低頻度RTMSと120分間の集中的OTからなる併用療法を計22セッション施行された.【結果】全患者が有害事象をみることなく本併用療法を完遂した.治療によりFugl-Meyer Assessment点数,Wolf Motor Function Testの課題遂行平均時間,Functional Ability Scale点数が有意に改善した.【結論】我々が考案した併用療法は安全であり,脳卒中後の上肢麻痺を改善する可能性が示唆された.
著者
岡本 淳 後藤 春彦 李 彰浩 関口 信行 植田 竜司
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画論文集
巻号頁・発行日
vol.40, pp.150, 2005

本研究は、広告物の掲出が多い渋谷駅ハチ公前広場を対象に、広告物が人の視線を集めるための効果的な掲出の仕方と「賑わい・活気」を創出する広告物の集積の仕方について明らかにすることを目的とする。まず、室内でアイマークレコーダーを用いた注視実験を行い、広場空間において人の視線がどのように移行するのかを考察した。その結果、水平方向の移行に大きく依存し、水平方向の移行が大きくなるほど垂直方向の移行は小さくなることが明らかになった。次に広告物の注視率と見かけの大きさ(見かけ面積率)の関係をもとめた。この関係から大きくずれる広告物もあり、周辺の建築物や広告物との相互関係で注視率に影響がでることも明らかになった。次に印象評価実験を行い、「賑わい・活気」を創出する広告物群に含まれる広告物に関して分析を行った結果、それらの特徴として見かけ面積率が小さく同規模のものが集まっており、注視率も全体の平均値を下回るものが多いことが明らかになった。