著者
新田 慶治
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.56, no.10, pp.1814-1818, 1990 (Released:2009-06-30)
参考文献数
9
著者
新田 博夫 酒井 達
出版者
一般社団法人日本PDA製薬学会
雑誌
日本PDA学術誌 GMPとバリデーション (ISSN:13444891)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.106-117, 2006 (Released:2008-02-01)
参考文献数
7

There are no guidelines on the application of media-fill run to eye drops. General Information chapter in Japanese Pharmacopoeia serves as a reference. However, this chapter is used as guidance chapter for sterile drug products for general purposes. This study was conducted to investigate whether media-fill runs are performed in eye-drops manufacturers, and to analysis questionnaire results of the runs. The questionnaire results showed that media-fill runs for eye drops are periodically carried out, and sterile manufacturing of eye drops meets high sterility requirements. Spot contamination rarely found in eye drops might be due to the worst operation in the manufacturing process such as inappropriate actions of workers. The most important point for manufacturers of eye drops are that how to reduce the incidence of these actions.
著者
西垣 貴央 新田 克己 小野田 崇
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会論文誌 (ISSN:13460714)
巻号頁・発行日
vol.31, no.4, pp.D-FB1_1-13, 2016-07-01 (Released:2016-08-03)
参考文献数
32

In this paper, we propose a constrained independent topic analysis in text mining. Independent topic analysis is a method for extracting mutually independent topics from the text data by using the independent component analysis. In the independent topic analysis, it is possible to obtain the most independent topics. However, these obtained topics may differ from the ones wanted by user. For example, it is assumed resultant three topics, topic A and topic B and topic C. If a content of topic A and topic B is thought to be close, user wants to merge the topic A and topic B as one of the topic D. In addition, when user wants to analyze topic A in more detail, user would like to separate topic A to topic E and topic F. In that case, method which can incorporate these requests of the user is required. To that end, we define the Merge Link constraints and Separate Link constraints. Merge Link constraints is a constraint that merges two topics in a single topic. Separate Link constraint is a constraint that separates one of the topics in the two topics. In this paper, we propose a method of obtaining a highly independent topic that meet these constraints. We conducted evaluation experiments on proposed methods, and obtained results to show the effectiveness of our approach.
著者
新田 玲子
出版者
信州大学人文学部
雑誌
人文科学論集
巻号頁・発行日
vol.27, pp.203-212, 1993-03-01
著者
松倉 昂平 新田 哲夫
出版者
日本音声学会
雑誌
音声研究 (ISSN:13428675)
巻号頁・発行日
vol.20, no.3, pp.81-94, 2016-12-30 (Released:2017-07-04)
参考文献数
12

The authors have discovered various types of three-pattern accent systems exist in the coastal area of the northeast of Fukui Pref., although it was considered in previous studies that dialects in the area have only two accent patterns or they have no lexical distinction of accent. This paper will outline accent systems of the three dialects (Kuriya, Kitagata, Antoh) and describe the characteristics of each dialect regarding domain of accent assignment or accent rules found in the process of suffixation or compounding. Also comparisons between the dialects will reveal what characteristics are commonly shared and which ones are not.
著者
新田 晃平
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子論文集 (ISSN:03862186)
巻号頁・発行日
vol.73, no.3, pp.281-293, 2016
被引用文献数
5

高分子材料の破壊挙動が複雑な点は,炭素原子間の共有結合と二次的な分子間相互作用が力学応答を支配していることにある.高分子の破壊理論は主鎖の破断強度が実測の破壊強度値に比べて桁違いに高いことをどのように理解するのかということで発展してきた.ガラス状高分子では,内在する固有のき裂やひび割れが起点となって延伸方向に垂直に成長する巨視的クラックやき裂が起こる.結晶性高分子では,破壊の起点の発現は分子や原子レベルの量子論的な分子間相互作用による鎖間の解離によって起こる.いずれにしても,その微視的起点から巨視的なき裂への成長については速度論的さらには確率論的に解析され,最終的に連続体力学による応力とひずみに基づくエネルギー論的概念で解析できる.
著者
塚原 知里 加古 さおり 中須 慧 依田 香子 新田 浩朗 奥西 智哉
出版者
日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会大会研究発表要旨集 平成29年度大会(一社)日本調理科学会
巻号頁・発行日
pp.4, 2017 (Released:2017-08-31)

【目的】炊飯をするのに大事な要素の一つに火加減がある。家庭用炊飯器においては、おいしく炊き上げるために常圧より高い沸点を実現できる圧力機能を付与したものが市場に供給されているが、そのほとんどは1.2気圧以下の微圧であり、家庭用炊飯器の高圧炊飯における炊飯米特性の学術的知見はほとんどない。今回、家庭用炊飯器では比較的高圧である1.5気圧程度での炊飯を行い、できた米飯の特徴を明らかにした。【方法】家庭用炊飯器(パナソニック製SR-SPX106)の調圧弁を調整することにより微圧(1.2気圧)あるいは高圧(1.5気圧)炊飯による米飯を得た。まず、32人のパネリストにより2つの試料を比較して7段階で評価した。その後、米飯をホモジナイズし、50%エタノール抽出物を得、遊離アミノ酸と、米飯表層および米飯全体の遊離糖含量を求めた。それぞれ、アミノ酸分析機(日本電子JLC-500/V2)、フェノール硫酸法、イオンクロマトグラフ(Dionex ICS-3000)で測定を行った。常温まで放冷した米飯のテンシプレッサーによる硬さ粘り測定を行った。米飯を粉砕後乾燥した試料を用いてRVA測定を行った。【結果】官能評価によると、高圧炊飯で得られた米飯は有意に硬く、粘りも大きな数値を示す傾向であった。味に関しては差が見られなかったが、米飯粒全体のアミノ酸量は多かった。物性評価では米飯の硬さと粘りは高圧炊飯で有意に増加していた。RVAでは高圧炊飯米飯はブレークダウンを示さず、微圧炊飯とはまったく異なる挙動を示した。これらの結果から高圧炊飯では、炊飯中に結晶構造の崩壊がより進み、かなり特徴的な米飯となることが明らかとなった。
著者
稲垣 洋三 坂本 耕二 井上 泰宏 今西 順久 冨田 俊樹 新田 清一 小澤 宏之 藤井 良一 重冨 征爾 渡部 高久 山田 浩之 小川 郁
出版者
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会
雑誌
日本耳鼻咽喉科学会会報 (ISSN:00306622)
巻号頁・発行日
vol.114, no.12, pp.912-916, 2011 (Released:2012-01-28)
参考文献数
15
被引用文献数
1 3

[背景] 甲状腺乳頭癌 (以下PTC) の頸部リンパ節転移の診断法としては画像検査や穿刺吸引細胞診 (以下FNAC) が一般的であるが, 原発巣が微細でかつ頸部リンパ節転移が単発嚢胞性の場合には診断に苦慮することがある. このような症例には穿刺液中サイログロブリン (以下FNA-Tg) 測定が有用といわれているが, PTC転移以外の嚢胞性病変も含めた検討は少ない. 今回われわれは, PTC転移およびそれ以外の頸部嚢胞性病変のFNA-Tgを測定し, PTC転移に対する補助診断としての有用性を検討した. [対象] 2006年7月~2009年2月に頸部嚢胞性病変またはPTCの嚢胞性頸部リンパ節転移を疑う病変に対し, 手術を施行し病理組織学的診断が確定した17例. [方法] 超音波ガイド下に (一部症例は術後検体より) 穿刺採取した嚢胞内容液のFNA-Tg値を測定し, FNACおよび病理診断との関係について検討した. [結果] FNA-TgはPTC転移例のみ異常高値を示したのに対し, 側頸嚢胞例では測定感度以下, 甲状舌管嚢胞例では血中基準値範囲ないし軽度高値であった. [結論] FNA-Tg高値はPTC転移を示唆する有力な所見で, 特にFNACで偽陰性を示すPTC嚢胞性リンパ節転移と側頸嚢胞との鑑別に有用であった. FNA-Tg測定の追加によりFNAC施行時に新たな侵襲を加えずに術前正診率を向上させられる可能性が示唆された.

1 0 0 0 OA 談話集

著者
新田帯革製造所 編
出版者
新田帯革製造所
巻号頁・発行日
vol.自明治四十五年一月至大正十四年十一月, 1926
著者
志鷹 拓哉 村島 基之 梅原 徳次 月山 陽介 新田 勇 上坂 裕之 鄧 興瑞
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.83, no.854, pp.17-00252-17-00252, 2017 (Released:2017-10-25)
参考文献数
8
被引用文献数
1

This paper addresses a novel lightweight and low starting torque bearing with looped carbon fiber brush (LCFB). LCFB simulates bristle of living being. Moreover, the static friction coefficient is nearly equal to the kinetic friction coefficient. By applying LCFB to a slide bearings, where a shaft is supported by multiple LCFBs, it is realized low starting torque bearings as well as lightness compared to conventional ball bearings. In this paper, we manufacture prototype LCFB slide bearings. With the bearings, we compare friction torque between LCFB slide bearings, slide bearings and deep groove ball bearings. As results, the ratio of starting torque to regular torque of LCFB slide bearing is from 0.93 to 1.07 which is smaller than that of the slide bearing. When micro-spline shaft is used as a mating material of LCFB slide bearing, the torque reduces because of decrease of real contact area between LCFB and mating materials. In addition, since LCFB utilize elastic deformation of fibers, LCFB slide bearings are not endurable in heavy radial load as high as load rating of ball bearing. Therefore, we define the load capacity of LCFB slide bearing from buckling load of a carbon fiber bundle to avoid overload state. We propose the load capacity as a design guideline of LCFB slide bearings.
著者
柳澤 健 新田 收 笠井 久隆 猫田 泰敏 飯田 恭子 菊池 恵美子 長田 久雄 福士 政広 齋藤 秀敏 福田 賢一
出版者
日本保健科学学会
雑誌
東京保健科学学会誌 (ISSN:13443844)
巻号頁・発行日
vol.2, no.4, pp.276-281, 2000-03-25 (Released:2017-10-27)

東京都立保健科学大学生の国家試験合否予測などを目的として、東京都立医療技術短期大学生の入学・在学時成績と医療系国家試験合否との関係を(1)入学選抜方法と国家試験合否, (2)入学選抜方法(一般入試・推薦入試)と退学・除籍者数, (3)一般人試成績と国家試験合否, (4)学内成績と国家試験合否, (5)一般入試成績と学内成績, および, (6)国家試験の得点予測の6項目に分けて統計学的に分析した。対象は同短期大学に入学した1,132名で, 入学選抜方法, 一般入試成績, 学内成績, および国家試験の合否を指標に調査した。その結果, (1)入学選抜方法の相違による国家試験合格率に有意差はなかった。(2)一般人学に比べ推薦入学で退学・除籍者が多い傾向がみられた。(3)一般入試の成績は国家試験合格群と不合格群の間で有意差がなかった。(4)多くの学内主要科目の成績において国家試験合格群は不合格群に比べ高得点であった。(5)一般入試成績と学内成績との間に相関はなかった。(6)4学科のうち2学科で国家試験の得点予測式を試作した。
著者
佐藤 勝 林 敦子 加登 基弘 新田 裕 並河 勇 白木 雅文 勝谷 芳文 岩山 幸雄 平田 健一 木村 健一
出版者
特定非営利活動法人日本歯周病学会
雑誌
日本歯周病学会会誌 (ISSN:03850110)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.407-415, 1985-06-28
被引用文献数
2 2

ヒトの口腔内には鞭毛虫類としてTrichomonas tenax (T. tenax)が生息し,歯周疾患の進展と共にその検出率が高くなることが経験的に知られている。しかし本原虫は培養,純培養が困難であるため,その病原性や生物学的性状は不明である。我々はT. tenaxの培養用に新培地を開発し,この培地がT. tenaxの分離,増殖にも優れていることを確認したので今回は,ヒトの歯肉縁下歯垢中における本原虫の分布と検出率を疫学的に調査した。その結果,T. tenaxの検出率と,被検者の年齢,ポケットの深さ,歯肉炎の程度および歯垢集積量の間には密接な関連性が認められた。また歯周療法がT. tenaxの消長に及ぼす影響を検討したところ,臨床症状の改善に伴ってT. tenaxの検出頻度は低下した。
著者
山本 由徳 濃野 淳一 新田 洋司
出版者
日本作物學會
雑誌
日本作物学会紀事 (ISSN:00111848)
巻号頁・発行日
vol.63, no.4, pp.p601-609, 1994-12
被引用文献数
3

約1/1000aポットに直播栽培した水稲主稈の第2節から第11節の範囲で, 下位, 中位, 上位節に1次分げつを1節のみ, 2節あるいは4節残存させ, 株当り分げつ穂数を20本とし, さらに残存節数が同じ区では, それらの次位別構成を同一とした条件下で, 主稈の節位別, 次位別分げつの子実生産力について検討した. 1) 主稈の生育, 収量(穂重)は, 残存節数が少なく, 残存節位が上位であるほど優った. 2) 同一残存節数区の1次分げつの平均1穂重は, L位>中位>下位節の順に優った. 2次分げつの平均1穂重は, 1節および2節残存区では中位>上位>下位節の順に, また4節残存区では上位=中位<下位節の順に重くなった. 3(4)次分げつの平均1穂重は, 1節および2節残存区では中位>下位>上位節の順に, また4節残存区では中位=上位>下位節の順に重くなった. これらの結果, 全分げつの平均1穂重は1節, 2節および4節残存区でそれぞれ中位>下位>上位節, 中位>上位>下位節, 上位>中位>下位節の順に重くなり, 分げつの子実生産力は出現時期が早く, 栄養生長量の優る下位節ほど優るという傾向はみられなかった. 3)1次分げつの1穂重は穎花数と密接に関係し, 1穂穎花数は茎の生理活性をより直接的に示すと考えられた葉鞘からの葉身抽出速度(cm/日)と非常に高い有意な正の相関関係を示した.
著者
新田 恒雄 松口 龍彦
出版者
一般社団法人日本土壌肥料学会
雑誌
日本土壌肥料學雜誌 (ISSN:00290610)
巻号頁・発行日
vol.59, no.2, pp.140-148, 1988-04-05

堆きゅう肥による作物根系および根圏微生物フロラの改善効果を活用した土壌病害制御の可能性、およびその機能を少量で発揮させるために考案した根圏局所施用法についてアズキ落葉病を対象にほ場試験で検討し、以下の結果をえた。1)アズキ落葉病発病ほ場において、きゅう肥、バーク堆肥、落葉病罹病残渣堆肥をそれぞれ10a当たり5tの割合ですき込み施用した結果、病原菌感染率の低下と生育の増大が認められ、供試したこれらの資材には落葉病抑制機能のあることを見出した。2)この機能を効率的に発現させる少量施用法を検討するため、小型ペーパーポット(直径3cm、長さ5cm)に土壌と堆きゅう肥の混合物(1:1 w/w、生重)を充てんし、それに播腫してほ場に埋め込む"根圏局所施用法"を、重度の落葉病発病ほ場であるアズキ連作ほ場で試みた。その結果、上記の各種堆きゅう肥充てん区では堆きゅう肥が施用されていないペーパーポット外部の土壌中でも根の発達が著しく旺盛となり、病原菌感染率も低下し、地上部生育の増大がえられた。病原菌感染率の低下は罹病残渣堆肥で大きかった。3)病土充てん区ではペーパーポット外部の根の糸状菌フロラは極めて単純であったが、堆きゅう肥充てん区では多様性に富み、しかも、ポット内部の根の糸状菌フロラと高い類似性を示すなど、幼苗期にポット内部で根に定着した糸状菌フロラが外部の根にも定着したと推定された。ポット外部の根の糸状菌フロラの多様性指数は、根重と正の、病原菌感染率」とは負の相関を示した。4)土壌の種類の異なる3箇所の農家ほ場で堆きゅう肥の根圏局所施用法を実施した結果でも、ほぼ同様の結果がえられた。これら農家ほ場は軽度の発病ほ場であり、根圏局所施用は発病程度にかかわらず有効であることが実証された。5)用いたきゅう肥、バーク堆肥および罹病残渣堆肥からは病原菌に対する拮抗菌が検出された。検出頻度および菌数は罹病残渣堆肥で比較的多く、罹病残渣は堆肥化することによって有効な拮抗菌資材になることが示された。6)本試験の根圏局所施用では堆きゅう肥の必要量は10a当たりわずか140kg程度に過ぎず、実用性の高い施用法であることを確認した。