著者
木村 健修 千田 敏之
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.148, pp.44-46, 2002-02

「高齢者も医療費の負担を応分にすべき」、「医業経営に市場原理が導入されると医療ミスが増える」——。北海道保険医会が昨年5月、医師(歯科医師含む)、患者それぞれ9500人を対象に行った調査では、医師、患者ともに過半数がこのような共通の認識を持っていることが明らかとなった。同会副会長の木村健修氏に調査の狙いと分析結果について聞いた。
著者
木村健一
雑誌
埼玉医会誌
巻号頁・発行日
vol.39, pp.390-393, 2002
被引用文献数
1
著者
水田 圭 高瀬 竜一郎 木村 健太郎
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究作品集 (ISSN:13418475)
巻号頁・発行日
vol.16, no.16, pp.104-109, 2011-03-30

企業による環境活動や広報活動に対してグリーンウォッシングと呼ぶことがあるように、経済活動と環境問題の間には相反関係がある。また、環境的視点の重要性が社会で広く認識される一方で「エコ疲れ」という言葉があるように、人々の生活に於いてもエコロジー活動をストレス無く、楽しみながら続けるための仕組みや魅力が必要とされている。本作品では、このような条件の中で企業広報におけるエコロジー活動がどのようにデザインされるべきか考察し、様々な面からデザインを検討した。銀座ソニービルディングに懸架されている最大18m×10mの広告幕をジーンズとして生まれ変わらせた。このジーンズを履く行為が、企業イメージを発信する新たなメディアとなることを期待したものである。
著者
木村 健 浅香 正博 勝山 努 川野 淳 斉藤 大三 佐藤 貴一 下山 孝 杉山 敏郎 高橋 信一 服部 隆則 藤岡 利生
出版者
The Japanese Society of Gastroenterology
雑誌
日本消化器病學會雜誌 = The Japanese journal of gastro-enterology (ISSN:04466586)
巻号頁・発行日
vol.96, no.2, pp.199-207, 1999-02-05
被引用文献数
17

第二次<I>Helicobacter pylori</I>治験検討委員会が改訂した治験ガイドラインの主な内容は,以下の通りである.<BR>I.除菌の利点と問題点: 利点は消化性潰瘍の再発抑制効果,そして低悪性度胃MALTリンパ腫の改善,かつそれらの医療経済効果である.問題点は薬剤耐性の獲得,および除菌後に新たに生じる疾患があり得ることである.<BR>II.除菌治験の適応疾患: 除菌治験を速やかに行うべき疾患は,現在のところ,胃・十二脂腸潰瘍と低悪性度胃MALTリンパ腫である.<BR>III.除菌薬: 酸分泌抑制薬+抗菌薬2剤の3剤併用療法をfirst-line therapyとする.<BR>IV.存在診断と除菌判定: 存在診断は培養,鏡検,ウレアーゼ試験にて行う.除菌判定は,培養と鏡検に加えて<SUP>13</SUP>C尿素呼気試験を必須とし,血清学的検査法とPCR法を削除する.除菌判定の時期は,治療終了後6~8週とする.
著者
木村 健一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.46, no.9, pp.1062-1065, 2005-09-15
被引用文献数
1

子どもが身近な気象現象をアメダスのように自動観測できる安価な観測機器が欲しい.この野望の実現にとり憑かれた福島県の理科教師と技術ボランティアが,秋葉原のジャンク店で入手した中古部品を組み合わせて作ったインターネット版「電子百葉箱」を原型に,文部省(当時)の教材開発プロジェクトで半製品化に成功,PICマイコンの採用による小型化をきっかけに,函館の地元企業との共同研究をへて製品化に漕ぎ着けた顛末を述べる.当初の目標である廉価さと手軽さに近づきつつある8年間にわたるボランティアベースの手作りプロジェクトを通じて,地域から生まれ地域で育った息の長いIT化の試みについて報告する.
著者
臼田 宏治 木村 健次郎 小林 圭 山田 啓文
出版者
公益社団法人 日本表面科学会
雑誌
表面科学 (ISSN:03885321)
巻号頁・発行日
vol.28, no.2, pp.84-90, 2007-02-10 (Released:2007-03-20)
参考文献数
16
被引用文献数
1 1

We introduce scanning capacitance force microscopy (SCFM), a newly developed dopant profiling method, and a 3-dimensional wiring procedure enabling evaluation of dopant profile under metal-oxide-semiconductor field-effect-transistor (MOSFET) operation. The principle of the SCFM is based on measurement of an electrostatic force (ESF) that is induced by bias voltage of angular frequency ω between a tip and a sample. The focused ion beam (FIB) technique was employed to evaluate dopant profile for the cross-section of MOSFET devices under the device operation. Local etching, deposition, and formation of small wiring for the specified MOSFET were successively carried out with the FIB, and the variation of dopant profiling was clearly shown with applying voltage to the MOSFET. These techniques are expected to be utilized for the failure analysis and the development of next-generation devices.
著者
木村 健智 上山 泰史 久保田 明人 藤森 雅博 高原 美規 秋山 征夫
出版者
日本草地学会
雑誌
日本草地学会誌 (ISSN:04475933)
巻号頁・発行日
vol.60, no.1, pp.55-58, 2014-04-15 (Released:2014-10-06)
参考文献数
20

Reed canarygrass (Phalaris arundinacea L.) has been recognized as a major invasive plant in the US in recent years. In Japan, the differences between the native and invasive genotypes are unclear. To identify these differences, chromosomal analysis using fluorescence in situ hybridization (FISH) with 5S/45S rDNA probes was carried out on 7 populations of putative native Japanese P. arundinacea and 3 exotic P. arundinacea. The results showed that all populations were tetraploids (2n=4x=28). The 45S rDNA were mapped on 4 sites corresponding with the ploidy level in all populations. On the other hand, the numbers of 5S rDNA sites differed among the populations. Moreover, the 5S rDNA sites differed among individuals even within the same populations. Thus, the chromosomal characteristics could not ensure that the putative native Japanese P. arundinacea are the native.
著者
寺杣 友秀 花村 昌樹 松本 圭司 志甫 淳 木村 健一郎
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2011-04-01

混合TateモチーフのHodge実現関手の構成のために、semi-algebraic setを使ってある鎖複体を構成し一般化されたコーシー公式を証明した。また混合楕円モチーフについて、深さフィルトレーションをあたえるモチーフのフィルトレーションを定義した。高次チャウ群からコホモロジーへのサイクル写像の像の次元が大きい曲面の構成をした。2変数超幾何方程式系が可約になる特別なパラメーターに関する Schwarz 写像を研究した。このタイプの周期逆写像をテータ関数を用いて記述した。種数2の代数曲線族についてのAbel-Jacobi 写像の像特徴づけた。
著者
花村 昌樹 寺杣 友秀 木村 健一郎
出版者
東北大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

複素n次元空間の半代数的集合の上で,極をもつ微分形式の積分の理論を厳密に定式化し, 収束のための幾何的な条件を与えた.また複素解析におけるCauchyの積分公式を高次元の場合に拡張した公式を与え,それを証明した.DG圏の一般化としてquasi DG圏の概念が代表者により提出されていたが,その基礎理論を構築し,とくにquasi DG圏から三角圏を構成する方法を与えた.それを用いて,任意の代数多様体上の混合モティーフ層の三角圏を構成した.混合Tateモティーフの三角圏と代数的サイクルのbar複体上のcomoduleのアーベル圏との関係を研究した.
著者
寺杣 友秀 松本 圭司 志甫 淳 ガイサ トーマス 齋藤 秀司 木村 健一郎 花村 昌樹
出版者
法政大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2015-04-01

超幾何関数に代表される特殊関数論を幾何学的な視点から見直し、それによってこれまで具体的に与えられていなかった対象の表示をあたえ理解を深める。とくに代数多様体の周期に関係したものを扱い、超幾何関数だけではなく、多重対数関数、多重ゼータ値、楕円曲線と関連する特殊関数の関係を明らかにする。その手法としてホモトピー修正の理論や曲線の対称積などがありこれらを用いて代数的サイクルを構成することが考えられる。また、多重ゼータ値の重さフィルトレーションに関するより詳しい解析を行った。また混合テイト・モチーフに関しては基礎理論の整備がまだまだ不完全なところもあるので、厳密な構成法などを確立する。
著者
美馬 義亮 木村 健一 柳 英克
出版者
芸術科学会
雑誌
芸術科学会論文誌 (ISSN:13472267)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.39-45, 2002 (Released:2008-07-30)
参考文献数
10
被引用文献数
4 1

人間が図柄の構想を行い、コンピュータ上でそれらを表現するというスタイルのツールは広く用いられているが、コンピュータが図柄を生成する作業に関わるようなシステムは少数である。ThinkingSketch は、創造性をもった図柄生成に関する発想を対話的に支援することを目的とする。本システム上では。1)既存の絵画や写真などから生成されたカラーパレットを参考にして、作品の中で色彩を割り当てる。(=色のトレース)、 2)既存の絵画や写真の表現を下地にしてなぞる作業を通じてオリジナルな図形プリミティブを作成する。(=形のトレース)、 3)画面の中に 乱数によるプリミティブを配置する。4)パラメータと生成ルールにより多数の絵画を生成し、構図の構築、評価を繰り返し行う。このような検討作業を通じ、生成ルールやプリミティブのチューニングを行い、望ましいパターンの生成確率を上げる。ユーザはこの過程の中で自己の好む絵画スタイルの存在を意識し、それらを吟味することが容易になる。加えて、このような枠組みは熟練者への表現における生産性向上の支援にも利用可能であることを報告する。
著者
木村 健
出版者
一般社団法人 日本ペインクリニック学会
雑誌
The journal of the Japan Society of Pain Clinicians = 日本ペインクリニック学会誌 (ISSN:13404903)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.40-43, 2012-02-25
参考文献数
10

帯状疱疹後神経痛の治療開始1カ月後に自殺企図を起こした1症例を報告する.79歳の女性で,帯状疱疹のために,急性期より強い痛みが持続し,不眠となっていた.鎮痛薬で痛みが軽減せず,副作用で日常生活動作が著しく障害されていたので,当科を紹介された.当科受診後,薬物による副作用は改善したが,痛みの治療に難渋した.神経ブロックによる治療を後日予定し,退院した.退院の翌朝に自殺目的で服薬し,意識が消失した状態で家人に発見された.本患者は,精神神経疾患の既往はなく,入院中に自殺念慮を示唆する明らかな言動はみられなかった.再入院後,頸部硬膜外ブロック,星状神経節ブロックを施行しながら精神科医による治療を受け,痛みは軽減した.高齢者の慢性痛患者では,自殺の可能性に留意する必要があると考えられた.