著者
本井 滋 三須 俊彦 中田 洋平 松本 隆 八木 伸行
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータビジョンとイメージメディア(CVIM) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.1, pp.133-139, 2007-01-12
被引用文献数
2

2007年度中に開始予定のサーバー型放送では,メタデータを利用したサービス提供が検討されている.このような中,映像解析によるイベント検出技術,及び検出されたイベントをメタデータとして映像データに付与する,メタデータ自動付与システムの研究・開発が進められている.本稿は,サッカー映像から抽出した選手位置情報などの特徴量を用い,コーナーキック等の生起を検出するイベント検出法を提案する.これまで,手作業により作成されたルールによるイベント検出法などが提案されてきた.本研究では,イベント検出技術の高度化を目的とし,ベイズ学習に基づく隠れマルコフモデルを適用する.また本稿では,Jリーグ・サッカー試合の映像を用いて,提案アルゴリズムによるイベント検出の可能性を検証する.Home-server-based broadcasting is scheduled to launch by April 2008 in Japan.In the broadcasting, several services with metadata are also planned.Therefore, some researches have been focused on event detection methods and systems to add detected events as metadata to movie data. This paper proposes a novel event detection method with players' positions extracted from movie data of soccer games. In the proposed method, a hidden Markov model with a Bayesian framework is used for automatic event detection, while a conventional method used rules made by hand. The proposed method is tested against movie data set of J-league soccer games.
著者
松本 侑子
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.69, no.2, pp.61, 2019-02-01 (Released:2019-02-01)

今月号の特集は「企業博物館」です。東日本大震災を機に,博物館(Museum),図書館(Library),文書館(Archive)によるMLA連携が活発になり,時を同じくして大学(University),産業界(Industry)も加えたMALUI連携という概念も出てきました。近年ではデジタルアーカイブの活性化により,実際の館同士の連携だけでなくオンラインでも連携が図られつつあります。中でも博物館については文書以外の資料も扱うため,連携をすすめるためにはお互いの資料に対する考え方や活用方法の共有が必要ではないでしょうか。また,博物館での資料展示はよりビジュアルに訴えたり実際に触れるものにしたりと,見る人を惹きつけ,理解を促すための工夫が行われているため,資料活用の参考になるのではないかと考えられます。今号では,ある程度の連携が進んでいる公共博物館ではなく,さらに幅広い資料を扱うという点から,企業博物館に着目しました。企業博物館は企業活動や企業文化の記録と発信,市民とのコミュニケーション等のために企業が運営している博物館等といえます。企業博物館はその企業の生業に関連する資料を扱うため,館ごとに実に多様な資料を扱っています。また,資料の保存が重要であることは当然ですが,企業博物館はその性質上,発信や資料の活用などにも一層積極的に取り組んでいる館が多いのではないかと考えられます。多様な資料を収集・管理し発信する機関として,企業博物館を取り上げることで,これから博物館との連携を考えている関係者の方々や,資料の魅せ方や活用方法を検討している方々の検討材料になるのではないかと考え,本特集を企画しました。高柳直弥氏には,これまで本紙では取り上げることの少なかった企業博物館の目的,形態などの基礎的な情報に加えて,資料の収集・管理の現状と運営上の課題,今後の展望などについて豊富な事例を交えつつ概観していただきました。続いて資生堂企業資料館に企業活動の中での館の位置付けや多様な資料の収集・活用についてご紹介いただきました。さらに,資料の形態に着目し,冊子等の紙資料を主に扱う館として帝国データバンク史料館での取り組みについて,また紙資料以外の多様な資料を扱う博物館として竹中大工道具館での建築や大工道具などの多様な資料の管理や展示について,さらにデジタルアーカイブに近い分野として映像資料に焦点を当て,NHKアーカイブスでのメタデータ管理や資料収集方法について,それぞれご紹介いただきました。いずれも豊富な事例を具体的に紹介していただきましたので,これから多様な資料を扱い,活用しようとしている方やMLA,MALUI連携をすすめようとしている方のご参考になれば幸いです。(会誌担当編集委員:松本侑子(主査),小出恵子,寺島久美子,當舎夕希子)
著者
松本 美枝子
出版者
園藝學會
雑誌
園芸学会雑誌 (ISSN:00137626)
巻号頁・発行日
vol.57, no.2, pp.206-214, 1988
被引用文献数
2

富山県等においてハクサイの主脈や葉脈に多数のゴマ状の黒色斑点の発生が認められた. この症状はゴマ症と呼ばれ, 発生の激しい場合は市場価格が著しく低下する. しかしゴマ症発生とその防止に関する報告は少ない.<br>本報告ではまずハクサイ生育中のゴマ症発生の特徴を調査し, さらに発生部位とその周辺を形態学及び組織化学的に観察した.<br>1. &lsquo;ひばり&rsquo;や&lsquo;耐病60日&rsquo;に認められるゴマ症の発生は, その現象から2タイプに分けられた. タイプ1は未成葉で発生し, 初期生育が異常促進されることと密接な関係があった. タイプ2は成葉で発生し, 結球重に対する外葉重の割合の低下が関係していた.<br>2. 形態学的には, 斑点発生に先だち, まず細胞内顆粒の肥大が認められ, その後細胞壁が褐変した. この細胞壁の褐変は, 細胞内顆粒や核の肥大と共にさらに拡大し, 周辺には原形質分離細胞が認められた.<br>3. 組織化学的には, 斑点発生部位にクロロゲン酸の存在とポリフェノールオキシダーゼの活性が認められ,その周辺にポリフェノールの存在とパーオキシダーゼの反応が認められた.<br>4. 褐変細胞の顆粒周辺に亜硝酸の分布が認められ, 細胞内顆粒の肥大が認められる部分と一致した.
著者
古賀 麻奈美 長谷 麻由 芳野 千尋 籾井 佑都 松本 彬 田鍋 拓也 有吉 雄司 山本 浩由 甲斐 悟 高橋 精一郎
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.H4P3260-H4P3260, 2010

【目的】<BR>大脳皮質でストレスと認知された刺激は自律神経系,内分泌系,免疫系を介して全身に伝達され,身体的,心理的な反応を引き起こし,精神疾患以外にも生活習慣病など様々な疾患の引き金になると考えられている.そこでリラクセーションとして用いられている深呼吸のストレス緩和効果を明らかにする.<BR><BR>【方法】<BR>健常成人女性15名(平均21.8±0.7歳)を対象とした. ストレス後の深呼吸の効果をみるために,深呼吸介入と非介入の条件で測定日を2日以上離してランダムに測定した.対象者には椅子坐位での5分間の安静後にストレス負荷として内田クレペリン検査を15分間実施し,その後,深呼吸群は5分間の深呼吸行い,コントロール群は5分間の安静を行った.深呼吸はストップウォッチを見せながら呼息6秒・吸息4秒の条件で実施した.深呼吸非介入時は安静を保った.安静開始4分後,ストレス負荷12分後,深呼吸開始及び深呼吸非介入時には安静4分後に,唾液アミラーゼを測定(CM-2.1,ニプロ株式会社)した.飲食物の影響を避けるため,食後直ぐには行わなかった.測定は,室温23~26°C,湿度30~50%の環境で実施した.統計学的分析は,二元配置分散分析と多重比較検定を行った.有意水準は5%未満とした.<BR><BR>【説明と同意】<BR>対象者には本研究の目的および方法を説明し,同意を得たうえで測定を実施した.また,被験者はいつでも研究への参加の同意を撤回する権利を有し,それによる不利益は決して生じないことを説明した.<BR><BR>【結果】<BR>深呼吸介入時の唾液アミラーゼの値は,それぞれ<BR>安静時 45±21.3 KU/L,ストレス負荷時:83.2±33.3 KU/L,深呼吸時:40.7±16.3KU/L であった.<BR>深呼吸非介入時の唾液アミラーゼの値は,それぞれ安静時51.7±17.9 KU/L,ストレス負荷時:86.2±23.0 KU/L,深呼吸非介入時:69.8±33.2KU/Lであった.ストレス負荷時と深呼吸介入時には統計学的有意差(p<0.05)が認められたが,深呼吸非介入時には有意差が認められなかった.<BR><BR>【考察】<BR>本研究の結果,唾液アミラーゼの値からは深呼吸がストレスを緩和する効果があることが示された.ストレス負荷時では,大脳皮質でストレスと認識された刺激により大脳辺縁系が不安,怒りなどの情動を引き起こし,視床下部へと興奮が伝わった結果,内分泌系や自律神経系に作用し交感神経を刺激したことが考えられる.その結果,交感神経系の指標とされるノルエピネフリンの増幅器として働く唾液アミラーゼの分泌が亢進されたことが考えられる.生理学的に,深呼吸をすると迷走神経が興奮して心拍数減少が認められており,副交感神経活動が優位となるといわれている.また,深呼吸時に吸息時間より呼息時間を長くすることで,副交感神経をより高めるという報告もみられた.このことから,深呼吸を行うことで副腎髄質のノルエピネフリン分泌と交感神経の興奮が抑制され,唾液アミラーゼの値は減少し,副交感神経が有意に働いたことでストレスを緩和したと考えられる.<BR><BR>【理学療法学研究としての意義】<BR>理学療法領域での深呼吸の有用性に関しては,肺気腫や気管支喘息などの呼吸器疾患患者に対する症状改善が報告されている.また,平成19年の労働者健康状況調査では仕事上のストレスを感じている人が58%,すなわち2人に1人がストレスを感じていると報告されている.臨床で接する対象者や医療従事者も日常生活で様々なストレスを抱えていると考えられ,ストレスに対するコントロール法が必要とされている.今回の研究においては,深呼吸を理学療法に取り入れることで治療場面のみならず,予防医療の一環として有用である可能性が示された.

2 0 0 0 IR 土蜘蛛論

著者
松本 芳夫
出版者
慶應義塾大学
雑誌
史学 (ISSN:03869334)
巻号頁・発行日
vol.25, no.4, pp.434-455, 1952-09
著者
増田 裕子 福井 利光 渡辺 大輔 玉田 康彦 松本 義也
出版者
公益社団法人 日本皮膚科学会
雑誌
日本皮膚科学会雑誌 (ISSN:0021499X)
巻号頁・発行日
vol.117, no.14, pp.2489-2494, 2007-12-20 (Released:2014-12-03)

livedo vasculitis(以下LV)と診断した5症例(平均年齢:50.6歳.男女比:2対3.平均罹患期間:3.4年)は,病理組織学的に真皮内の小血管に血栓形成と,血管壁の硝子化がみられた.抗血小板療法で効果が見られなかったので抗凝固剤であるワーファリンカリウムを投与したところ,全例で皮膚潰瘍や疼痛などの自覚症状が短期間に改善した.今後,抗血小板薬や血管拡張剤等に治療抵抗性のLVに対して,ワーファリンカリウムは試みるべき治療法の一つと考えた.
著者
松添 直隆 川信 修治 松本 幸子 木村 宏和 圖師 一文
出版者
日本生物環境工学会
雑誌
植物環境工学 (ISSN:18802028)
巻号頁・発行日
vol.18, no.2, pp.115-122, 2006 (Released:2007-06-01)
参考文献数
26
被引用文献数
8 4

人工気象器でイチゴ(品種:‘とよのか’と‘女峰’)を栽培し,イチゴの果実成分に与える夜温の影響を調べた.果実の成熟日数は23/10℃(昼間/夜間)で最も長く,23/20℃で最も短かった.果重は夜温が高いと減少した.糖含量は23/20℃で有意に少なかった.有機酸含量は,‘とよのか’では処理間差がなかったが,‘女峰’では夜温が高いと増加する傾向にあった.また,糖酸比は両品種ともに23/20℃で非常に小さくなった.全アミノ酸含量は品種間差が認められた.夜温の影響は各アミノ酸により異なり,アスパラギン,グルタミン酸およびアラニンでは23/10に比べ23/20で低くかった.還元型アスコルビン酸は夜温の上昇に伴い低下したが,酸化型アスコルビン酸は夜温による差異がなかった.アントシアニン含量は夜温が高くなると増加した.また,アントシアニンの構成比には夜温の影響はなかった.エラグ酸含量は23/10℃に比べ23/20℃で高かった.また,夜温の上昇によるエラグ酸含量の増加は,‘とよのか’に比べ‘女峰’で大きかった.
著者
松本 道子 石川 彰彦
出版者
社団法人 繊維学会
雑誌
繊維学会誌 (ISSN:00379875)
巻号頁・発行日
vol.68, no.8, pp.229-232, 2012 (Released:2012-10-11)

Kusakizome is a collective term of Japanese traditional dyeing technologies using naturally-occuring pigments. For green dyeing of a cloth in Kusakizome , two methods have been mainly utilized : (1) the combination of indigo blue and yellowish flavonoids, and (2) chlorophyl green coupled with a copper salt as a color fixative. We have demonstrated useful methods for green dyeing which features the use of anthocyanin blue with alum mordant under the weak basic condition coordinating with natural yellow pigments. Various anthocyanin-containing plants or flowers could be utilized for the green dyeing and the operative simplicity is highly attractive. Some factors for solidity of the green cloth in the method were also evaluated.
著者
松本 恭攝
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ = Nikkei computer (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.888, pp.32-35, 2015-06-11

インターネットで印刷を受託する「印刷eコマース」運営のラクスル。自らは印刷機を持たず、中小印刷工場の空き時間を使うという事業モデルで注目を集める。創業者の松本社長は、非効率な業界構造と資金に乏しい中小企業の集客活動を、インターネットの力で改…
著者
石黒 浩 開 一夫 板倉 昭二 西尾 修一 宮下 敬宏 神田 崇之 中西 英之 中村 泰 吉川 雄一郎 松本 吉央
出版者
大阪大学
雑誌
基盤研究(S)
巻号頁・発行日
2008

本研究では、 人間に酷似した遠隔操作型アンドロイドのシステムを開発し、実験室実験と実環境における実証実験により、その効果を確かめた。特に、遠隔操作する操作者と、 アンドロイドと関わる訪問者の双方がアンドロイドシステムに適応できることを、認知科学的・脳科学的に確かめた。また、得られた知見を基に、人と親和的に関わることができる遠隔操作型アンドロイドのミニマルデザインを考案し、その効果を確かめた。
著者
松本 英孝
出版者
神戸学院大学
雑誌
神戸学院総合リハビリテーション研究 (ISSN:1880781X)
巻号頁・発行日
vol.2, no.1, pp.3-14, 2007-01

この論文は1956年に刊行された岡村の労作『社会福祉学(総論)』が50年経過した現在もなお、何故意義ある社会福祉理論として存在し続けられるのかを検討している。吉田がいう超時代性に応えるべく、岡村の論理に着目して解明するものである。その方法は『社会福祉学(総論)』における社会福祉論理のすじみちを表現している文脈を抽出して考察を加えている。結論的には、岡村の論理は、動的・発展的論理であり、全体的関連の中で捉える媒介の論理であることから弁証法論理であることを明らかにしている。弁証法という語彙は使われなかったけれども、岡村の研究方法が弁証法であったことにより時代を超えて生き続けているのである。
著者
関 裕也 松本 直人 隆島 研吾 関 貴子
出版者
日本理学療法士学会
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.33, no.6, pp.334-337, 2006-10-20 (Released:2018-08-25)
参考文献数
6
被引用文献数
4

本研究の目的は「学生が満足する実習指導因子」を明らかにすることである。理学療法学科夜間部の学生を対象に,実習指導に関するアンケート調査を実施した。調査内容は「実習指導への満足度」と,満足度との関連が予測される実習指導要素13項目である。分析手法は,まず13項目の実習指導要素について因子分析を実施し,それにより抽出された因子と「実習指導への満足度」との相関係数を構造方程式モデリングにより求めた。分析の結果,「肯定的・支持的指導」と「積極的・成長促進的指導」の2因子が抽出された。「実習指導への満足度」と各因子はいずれも高い正の相関関係にあった。また両因子間にも正の相関が認められた。これより「学生が満足する実習指導因子」には上記2因子があり,かつ両因子を兼ね備えることで,より満足度の高い実習指導につながることが明らかとなった。
著者
松本 訓枝 日比 薫 谷口 惠美子
出版者
岐阜県立看護大学
雑誌
岐阜県立看護大学紀要 = Journal of Gifu College of Nursing (ISSN:13462520)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.101-111, 2018-03

本研究の目的は、ひきこもり状態にある子どもの親の困難を明らかにすることにある。 ひきこもり者の状況についてある程度整理し語ることが可能な親のうち、研究への同意が得られた父親1 名、母親3 名に半構成的面接調査を実施した。 その結果、ひきこもり当初の親の対応では、ひきこもりをどう理解し対応して良いのかに苦慮し、なすすべがない困難な状況下で【接触を回避する】【怒る】【子どもを信じるしかない】など、かろうじて可能な対応を講じていた。しかし、その後の現在の対応では、ひきこもり状態から歩み始めたケースでは【経済的支援の模索】と【待つ】対応を、自室に閉じこもりひきこもり状態に変化がないケースでは【家族との会話をもつことの模索】【かかわるきっかけの模索】といった対応をとり、ひきこもり状態に即した対応の相違が浮き彫りになった。今後、親として対応すると良いと思うことでは、ひきこもり者への支援が行き届かない分、家族、とりわけ親の関わりが問われる事態となっていることが想像された。親が考える社会参加の内容には【就労する】【仲間と良い体験をする】があがった。一方で、【地域に存在する】【地域での認知】という対面的な関わりのある近隣コミュニティの認知、受け入れをあげた親もいた。ひきこもり者の社会参加の意思には【就労したい】【人と関わりたい】があがった。 ひきこもり状態から歩み始めたケースでは、子どもを経済的に自立させるという社会化エージェントの役割を果たせないことによる困難が、ひきこもり状態に変化がないケースでは、ひきこもり当初の親の対応にみられた子どもをどう理解すべきか、講じるべき対応がない、わからないというケア役割を果たせないことによる困難があった。身近な近隣コミュニティとひきこもり者・親との関係をつなぐ支援、親を含めた周囲のひきこもりへの理解と対応の啓発、地域社会の関係機関が連携した体制整備が求められる。

2 0 0 0 回顧と前進

著者
松本望著
出版者
電波新聞社
巻号頁・発行日
1978
著者
松本 〓生
出版者
一般社団法人 日本鉱物科学会
雑誌
鉱物学雜誌 (ISSN:04541146)
巻号頁・発行日
vol.16, no.Special, pp.99-108, 1983-03-30 (Released:2009-08-11)
参考文献数
24

Abstract In view of the importance of multiple diffraction effects in X-ray and neutron diffractions, which may cause misunderstanding for the space group determinationss or intensity measurements, the geometry of the phenomena has been reviewed in a summarized form. As examples, the Umweganregung peaks for pyroxene and enargite observed for the φ-azimuth were indexed by operative and cooperative reflections.