著者
堤林 剣 堤林 恵
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.81, no.10, pp.37-51, 2008-10 (Released:2008-00-00)

資料 六 第一部 征服の精神について第一一章 征服を志向する国民が今日において自らの成功を検討する際の観点第一二章 こうした成功が征服された人々に及ぼす影響第一三章 画一性について第一四章 征服を志向する国民の成功が迎える避けがたき終焉の時第一五章 戦争の体制が現代にもたらす帰結
著者
堤林 剣 堤林 恵
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.81, no.11, pp.93-103, 2008-11 (Released:2008-00-00)

資料 七 第二部 簒奪について第一章 纂奪と君主政とを比較することの精確な目的第二章 簒奪と君主政との相違
著者
堤林 剣 堤林 恵
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.82, no.4, pp.141-154, 2009-04 (Released:2009-00-00)

資料 七 第二部 簒奪について第七章 古代共和政を真似る近代の模倣者たちについて第八章 近代人に古代人の自由を与えるために用いられた手段について第九章 かの自由と称されるものに対する近代人の反発は, 彼らのうちに専制政治への愛着があることを合意するか?第一〇章 独りの人間が行う恣意的支配を擁護する詭弁
著者
堤林 剣 堤林 恵
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.81, no.9, pp.117-126, 2008-09 (Released:2008-00-00)

資料 六 第一部 征服の精神について第六章 軍人の精神が諸国民の内状に及ぼす影響第七章 こうした軍隊の精神が形成されることのいま一つの不都合第八章 征服を志向する政府の国民大衆に及ぼす作用第九章 虚言のもつ効力を補うために必要となる強制という手段について第一〇章 戦争の体制が知性と知識人層とに及ぼす他の不都合
著者
所澤 潤 中田 敏夫 入澤 充 小川 早百合 古屋 健 江原 裕美 澤野 由紀子 志賀 幹郎 山口 陽弘 田中 麻里 YOFFE LEONID G 服部 美奈 山崎 瑞紀 日暮 トモ子 猪股 剛 小池 亜子 小室 広佐子 近藤 孝弘 三輪 千明 市川 誠 音山 若穂 前田 亜紀子 徳江 基行 モラレス松原 礼子 佐藤 久恵 林 恵 清水 真紀 福田 えり (石司 えり) 白石 淳子
出版者
東京未来大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2011-11-18

ドイツ、イタリア、チェコ、ブラジルは、学齢児の就学義務を設定している。ドイツとイタリアでは子供は社会の責任で国籍に拠らずに最低限の教育を受けさせねばならないという考えがあり、また、4国には、居住する子供を国籍で判別することが技術的に困難であるという共通の事情がある。それに対して、中国、韓国、台湾、タイでは、日本と同様、国家は自国民の子供に対してだけ就学/教育義務を課すという考えが主流である。いずれの国でも教授言語を習得させる特別な教育が設定されているが、並行して母語保持教育を実施する点についてはいずれの国もほとんど制度化が進行していない。
著者
奥田 稔 深谷 卓 小林 恵子 伊藤 依子 調所 廣之 設楽 哲也 八尾 和雄 小川 浩司 橋口 一弘 佐伯 哲郎 山越 隆行 濱田 はつみ 川崎 和子 石井 豊太 鳥山 稔 増田 哲也 杉山 博 川端 五十鈴 川島 佳代子 八木 昌人 田部 浩生 岡村 浩一郎 木場 玲子 斉藤 晶 安藤 一郎 野村 恭也 吉見 健二郎 窪田 哲明 大谷 尚志 波多野 吟哉 竹山 勇 上杉 恵介 林崎 勝武 鈴木 淳一 澤木 誠司 石塚 洋一 古屋 信彦 安達 忠治 坂井 真 新川 敦 小林 良弘 佐藤 むつみ 山崎 充代 斎藤 洋三 舩坂 宗太郎 斉藤 啓光 石井 正則 浅井 和康 森山 寛 遠藤 朝彦 小林 毅 関 博之 林 成彦 石井 哲夫 窪田 市世 水谷 陽江 荒 牧元 大竹 守 北嶋 整 上田 範子 山口 宏也 牛嶋 達次郎 坊野 馨二 菊地 茂 佐橋 紀男 臼井 信郎 原 俊彰 宮川 晃一 田中 康夫 喜友名 朝盛 井上 庸夫 八木 聰明 大久保 公裕 服部 康夫 町野 満 大塚 博邦 稲葉 真 島田 早苗 添野 眞一 星 慎一 頼 徳成 大橋 和史 村山 貢司 飯塚 啓介 市川 朝也 冨田 寛 小山 明 山内 由紀 渡辺 健一 佐藤 かおる 山田 久美子 木田 亮紀 牧山 清 亀谷 隆一 藤田 洋祐 井上 鐵三 田村 悦代 野原 理 阿部 和也 水野 信一 岩崎 真一 小川 裕 加賀 達美
出版者
The Society of Practical Otolaryngology
雑誌
耳鼻咽喉科臨床 (ISSN:00326313)
巻号頁・発行日
vol.88, no.6, pp.797-816, 1995-06-01
被引用文献数
6 3

To evaluate the effectiveness, safety and utility of Emedastine difumarate (ED) in the treatment of Japanese cedar pollinosis, a multicentered, double-blind comparative study was performed in 290 patients in 1994.<br>Patients with Japanese cedar pollinosis were divided into two groups; the first group was treated with ED at a dose of 4mg/day starting two weeks before the season and continuing for the whole season. The second group was given an inactive placebo instead of ED during the pre-season and the early portion of the season and then replaced with ED during the later portion of the season.<br>As a result, the final improvement rate was significantly higher in the first group than that in the second group.<br>All subjective symptoms such as sneezing, nasal discharge, nasal obstruction and eye itching were suppressed due to ED treatment.<br>In conclusion, it was better to continuously administer ED to patients with pollinosis from the preseasonal period till the end of the season.<br>However, when the ED treatment was started in the midseason, the outcome was good, although less satisfactory than the outcome of continuous treatment given throughout the entire pollen season.
著者
小林 恵美子
出版者
金沢大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

本研究では、未成年大学生が飲酒、喫煙をするか否かを合理的に判断する背景について、次のことを実証した。飲酒に対する社会的制裁と非飲酒に対する社会的報酬の推定値は抑止要因として、そして、飲酒に対する社会的報酬と非喫煙に対する社会的制裁は促進要因として作用していることが明らかになった。さらに、飲酒、喫煙に対する「制裁>報酬」となった時にこれら違法行為を自重すること、また、非飲酒に対する「制裁<報酬」となった時に飲酒を自重することが示された。
著者
小林 恵美子 松原 斎樹 藏澄 美仁 飛田 国人
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会技術報告集 (ISSN:13419463)
巻号頁・発行日
no.24, pp.241-244, 2006-12-20
被引用文献数
4

In this paper, we introduce the importance of the use of supplementary air-conditioning behavior toward energy conservation. The questionnaire survey was done for the resident of housing complex in Kyoto city in the summer and winter. The results indicate the possibility that making good use of supplementary air-conditioning conserve behavior energy.
著者
西保 岳 林 恵嗣 本田 靖 近藤 徳彦 小川 剛司 前田 清司
出版者
筑波大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2013-04-01

体温上昇性の換気亢進による動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)低下が脳血流などの循環反応に及ぼす影響、さらに、意識的な呼吸調節によってPaCO2を増加させることで、脳血流量や血圧反応が改善されるかどうかについて検討した。暑熱下一定負荷運動時及び安静時体温上昇時において、深部体温上昇性の換気亢進反応を意識的な呼吸調節によって抑制できること、さらに,このように意識的に換気亢進を抑えることで、深部体温上昇に伴う脳血流量の低下が抑制されることが初めて示唆された。
著者
林 恵嗣
出版者
静岡県立大学短期大学部
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2013-04-01

2013年度は、食事摂取が呼吸化学受容器反射に及ぼす影響について検討し(実験1)、2014年度は、高糖質食の摂取がその後の運動時の呼吸循環反応に及ぼす影響について検討した(実験2)。実験1では、特にCO2に対する呼吸化学受容器反射について検討し、実験の結果、食事摂取は呼吸化学受容器反射を介して呼吸パターンに影響する可能性が示唆された。実験2については、高糖質食摂取と一般食摂取で比較した。その結果、高糖質食摂取によって食後の運動時には心拍数や換気量が低値を示し、体温上昇にともなう一回換気量の低下が小さくなった。このことから、食事内容の違いによっても呼吸パターンが変化する可能性が示唆された。
著者
西村 光博 林 恵介
出版者
九州大学農学部附属農場
雑誌
九州大学農学部農場研究報告 (ISSN:13465643)
巻号頁・発行日
no.11, pp.6-10, 2003-03

本報告では,荒廃した草地の植生回復を簡易的に図るための追播技術を確立することを目的として,追播翌年における一番草の刈取時期が追播オーチャードグラス(Dactylis glomerata L.)の茎数と全牧草収量に及ぼす影響について検討を行った. 実験では,短草型子種優占の放牧草地を長草型草種主体の採草地へ簡易更新する際,草地用条播機を用いて追播した翌年の刈取時期が追播草の茎数密度および全牧草収量に及ぼす影響について検討を行った.実験の結果,追播を行った場合,翌年一番草において早刈りを行うことは,梅雨明け7月の茎数密度において遅刈りの場合の5割増加を示したことや,追播を行わない場合の2割程度の増収が認められた.これらのことから,追立翌年の一番草の早期刈取りを行うことは追播オーチャードグラスの定着を促進し、全牧草の増収に寄与することなど,荒廃草地の植生回復あるいは草地の簡易更新に有効であることが示唆された.This study was designed to examine the stem density of Orchardgrass (Og) drilled in the previous year into the pasture and the dry matter yield of grasses of it. The objective was to examine a mechanism for the establishment Og on a directly drilled pasture sward and the grass yield with the intent of recovering degrading grassland. In this experiment, in the case of an early cutting of the grass in the next year, the stem density of Og sown the previous year showed a 50% increase than the late cutting, while the dry matter yield of the pasture grasses in that case showed a 20% increase over that of non-overseeding. Result from this study suggested that all early cutting of the grass the next year keeps the stem density of Og (sown the previous year) as high as possible, resulting in a higher dry matter yield of grasses than that of non-overseeding. The present method would be effective in improving direct drilling technology in terms of recovery of the vegetation in the degrading grassland. 10
著者
安田 かづ子 杉田 収 斎藤 智子 小林 恵子 関谷 伸一 佐々木 美佐子
出版者
新潟県立看護大学
雑誌
新潟県立看護短期大学紀要 (ISSN:13428454)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.35-46, 2000

高齢者には、冬でもバリアフリーの状態で、慣れ親しんだ環境で生活を続けたいという願望がある。その為には、次のような生活のレベルの視点:から雪対策が考えられなければならない。(1)除雪ライフサイクルを考える。(1)自分の家の除雪ライフサイクル:自分のライフサイクルから見た家族の除雪の労働力と、除雪の作業量(敷地面積、屋根の構造、玄関から門までの距離、車庫の有無などから試算)とを比較し、ライフサイクルの労働力が不足する時期の為に、必要な消雪・融雪設備や人手の確保など、経済状態も含めて考え、対策を立てる。そして高齢化による身体の変化により、冬期にどんな状態がバリアになるかを認識し、対策を考える。(2) 地域の除雪ライフサイクル:近隣に住む人々の状況の変化に沿った除雪・排雪作業の軽量化、効率化(雪捨て場や流雪溝の設置、無雪道路)を図る。(2)行政との情報交換、要望を積極的に行い、地域全体の除雪の質の向上(道路除雪後の堆雪問題の解決、アパートの車庫の不足解消など)を図る。
著者
林 恵子
出版者
福岡女子大学
雑誌
Kasumigaoka review (ISSN:13489240)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.1-14, 2008

コールリッジが「動機なき悪意が動機探しをしている」とIagoのOthelloへの復讐に関して言及して以来、多くの批評家は彼の動機に様々な関心を示してきた。"But partly led to diet my revenge, / For that I do suspect the lusty Moor / Hath leaped into my seat" (2.1.275-77)と打ち明けるIagoの台詞は、その信憑性には疑義が付きまとうが、少なくとも彼の悪意の動機を照らし出している。IagoはOthelloと自分の妻Emiliaとの不貞を疑い、「寝取られ夫」にされたと思い込み、それが彼の復讐への動機の一因となっているのだ。「寝取られ夫」の題材は、主として、喜劇に多く見られるものである。このことからして、Othelloは悲劇ではありながらも、バーレスク的様相に彩られていることは否めない。本稿では「寝取られ夫」という喜劇的題材と、ムーア人として表象されたOthelloへの人種差別的観点から生まれるシャリヴァリ的なOthelloとDesdemonaの結婚を分析し、その結婚が大衆祝祭的な価値の転覆関係として表象されていることを考察する。
著者
朴 在國 落合 俊郎 金 美点 金 英美 金 恵理 林 恵卿
出版者
広島大学大学院教育学研究科附属障害児教育実践センター
雑誌
広島大学大学院教育学研究科附属障害児教育実践センター研究紀要 (ISSN:13482645)
巻号頁・発行日
no.5, pp.1-11, 2008-03

本研究は、韓国における障害学生のための教育支援実態及びそのニーズを調査することによって、障害学生の大学生活の問題点を分析し、大学支援サービスの望ましい方向を示すことを目的とする。1995年以後に特殊教育対象者障害者特例入学制度を通じて入学した9大学に在学中の障害学生(n=63)を対象とし、質問紙法によって彼らの大学生活適応のための支援の実態、意識、ニーズ及び改善事項に関して調査し、分析した結果、次のような結論を得た。第1に、障害の程度等にかかわらず、学習活動においてはノートテイク支援、大学生活においては受講申請の事前配慮に対する支援が最も多く行われていることが明らかになった。便宜供与された試験方法.手話通訳、補装具の貸し出しなどの領域では、重度障害(1-3等級)学生が軽度障害(4-6等級)学生より多くの支援が供給されていた。しかし、受講申請など、学生生活全般に渡る支援対策の準備及び優先的受講申請制度導入の必要性を示唆する結果が明らかになった。第2に、学習及び生活に関する障害学生の意識調査では、障害カテゴリーの中では聴覚障害学生が最も困難を感じていた。また、次に視覚障害学生と脳性まひ・肢体不自由学生の順であり、障害の程度別にみると、重度障害学生は軽度障害学生より講義内容、図書館、補償機器など、全般的な領域でより強い困難を感じていた。このような結果は.障害学生の学習及び生活を支援するための積極的なサポート制度の整備、特に聴覚障害学生と重度障害学生のための支援の緊急性を示唆するものである。第3として、障害学生の支援ニーズ及び改善事項では.奨学金支援に対する要求が最も高く、学業に必要な情報交換及び授業上の困難さに対する要求が多く見受けられた。この他にも、聴覚障害学生と視覚障害学生は案内電光板の設置、点字案内標識などの要求が高かった。このような結果は脳性まひ・肢体不自由より聴覚障害学生と視覚障害学生のための施設・設備が相対的に不足していることを示唆する。大学内での聴覚障害学生と視覚障害学生のための施設・設備などの設置が優先的に必要とされていることが明らかになった。
著者
和井田 清司 高田 喜久司 小林 恵 藤田 武志 小林 毅夫 釜田 聡 尾島 卓
出版者
上越教育大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2003

2年間にわたる研究では,研究協力者を含めいくつかのワーキンググループを作り成果をあげた。1.理論研究班は,文献研究を通して,総合学習の理論と方法の基礎を探究した。特に,義務制と違う高校段階の特質を,学科制度や生徒の発達段階の違いから明らかにした。2.質問紙調査班は,行政機関調査と学校調査を実施し,学校段階における実践状況と行政の学校支援の状況を明らかにした。特に,学校における温度差の違いは,創立年次との関連があること,学科制度と実践の特質に連関があることが明らかになった。3.実践研究班は,先進的な事例を参照しつつ,実践構築の方向について検討した。ここでは,総合学習の実践と学校改革が連動することで効果を発揮すること,総合学習の実践にはカリキュラム開発とともに探究ツールの活用が有効であることが示唆された。4.小中高連携班は,連続セミナーや座談会を通して,新潟県上越地域における総合学習実践上の学校間連携を追究し,その糸口を開いた。だが,総合学習の実践状況は,各学校段階において温度差があり,連携の重要性にもかかわらずその困難さも明確になった。5.海外研究班は,東アジア各国での総合学習の文献調査や現地調査(中国・韓国・台湾)を実施した。その上で,中国における総合実践活動,韓国における裁量活動,台湾における統整課程の比較を行い,総合学習の共通性と差異を明らかにした。以上,1〜5の各分野に分けて研究実績を略述した。詳細については,各種学会での口頭報告やシンポジウム,また2冊の研究報告(中間報告書2004.3,最終報告書2005.3)および紀要論文等において公表している。