著者
中西 洋子
出版者
目白大学
雑誌
目白大学人文学研究 (ISSN:13495186)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.A15-A24, 2011
著者
小西 洋平
出版者
社会政策学会
雑誌
社会政策 (ISSN:18831850)
巻号頁・発行日
vol.6, no.3, pp.110-121, 2015-03-30

本稿の目的は第二帝政期における共済組合の特徴を明らかにすることである。共済組合はル・シャプリエ法の成立以降,政府から認められた唯一の扶助組織であった。第二帝政期になるとこの共済組合に中央集権化,名望会員制の導入,キリスト教の採用という3つの要素が付与され,帝政共済として大きく発展していく。共済組合の管理運営に携わった社会カトリック主義者たちは宗教的規範と同時に合理的な生活態度を求めるプレヴォワヤンスという規範を労働者たちに根付かせていった。国家とキリスト教による管理を甘受しながら発展した共済組合であったが,女性に対しては改革者として現れた。第二帝政期までの共済組合が男性に独占されていたのに対して,帝政共済は女性がより参加しやすいという特徴を持っていた。本稿はこのような共済の多義性に注目しながら,その特徴を明らかにすることを試みる。
著者
大西 洋 山川 龍雄
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1658, pp.132-135, 2012-09-17

問 今夏、大西社長が始めたバーゲンの後ろ倒しが大きな話題になりました。改めて、狙いを聞かせてください。 答 ちょっとみなさんが騒ぎすぎかなと感じています。我々にとっては商売のやり方の1つなんですね。商売の仕方を各企業がどう考えるかなので、それを騒がれてもと思うんです。 我々百貨店は、衣料品のシェアが5割以上あります。
著者
鈴木 悟史 吉井 正広 中西 洋喜 山隅 允裕 小田 光茂 上田 敦史 渡邊 恵佑 加藤 裕基 星 亜友美 西田 信一郎
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.81, no.824, pp.14-00298-14-00298, 2015 (Released:2015-04-25)
参考文献数
15
被引用文献数
2

Image processing is one of the methods used to measure position/attitude for robot control and there are hopes that it can be applied to space robot missions, including REX-J (Robot EXperiment on ISS/JEM). The REX-J mission involves space robot locomotive function experiments using tethers by JAXA. Measuring the robot's motion accurately is crucial to establishing the new locomotive technology using tethers. With conventional methods, a suitable illumination environment is configured for high-precision image processing and a characteristic marker is attached to the measurement object. However, the two challenges posed for image processing during the REX-J mission are: (1) the illumination of space changes significantly with orbital motion and (2) the robot lacks a characteristic marker. Accordingly, our purpose is to develop a marker less image processing method for the illumination environment of space and measure the robot's position/attitude of the REX-J mission by image processing. The proposed new image processing method involves creating virtual points are created at the intersection of the robot's edge in the image, which are then used as markers for image processing. This method is robust for changes in the illumination environment because it allows the creation of a virtual point, even if the edge is incomplete. The method is applied to the REX-J mission and the measurement accuracy of the robot's position/attitude in the illumination environment of space was confirmed as on the sub-pixel level. Subsequently, the position/attitude of the robot during movement by tethers was measured by image processing. In addition, the error in the robot's position/attitude, as estimated from the length of the tethers, was clarified by the image processing result. Based on these results, the robot's locomotive function by the REX-J mission was verified.
著者
中西 洋喜 小笠原 克久 沼田 亜紀子 野口 新 吉田 和哉
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.637, pp.9-15, 2001-02-16
被引用文献数
1

軌道環境保全という観点から, 故障衛星がスペースデブリとなって漂いつづけるという問題は今後ますます深刻になっていくと考えられ, これらを回収する技術が求められている.ロボットアームを搭載した無人衛星によって、故障した衛星を回収・軌道外投薬することが議論されている。この場合, ターゲットが協力的(姿勢安定, グラプルフィクスチャー装備)であることが要求されるが, 故障衛星にそのようなことを望むことはできない。本論文では, 非協力衛星を協力化させる衛星回収システム"The TAKO-Flyer"を提案する.The TAKO-Flyerはターゲットに多関節グリッパー"TAKO-Gripper"を用いてソフトに抱きつき, その姿勢を安定化させ, ロボット衛星により回収が可能となるような機能を提供する.
著者
森西 洋平 小林 敏雄
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.43, no.1, pp.4-11, 1991-01-01

特集 乱流の数値シミュレーション(NST) その7
著者
村田 絵美 志方 万莉奈 岡田 真実 佐橋 磨衣子 横山 実香 小西 洋太郎
出版者
日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会大会研究発表要旨集 平成26年度(一社)日本調理科学会大会
巻号頁・発行日
pp.14, 2014 (Released:2014-08-29)

【目的】本研究は,玄米の発芽過程で生じる内因性酵素や機能性成分を利用し,製パン性(品質と機能性)を向上させる最適条件について検討した.【方法】強力粉100%パン(コントロール)および10%発芽玄米粉(2012年産コシヒカリを0,1,2,5日間発芽)を添加した計5種類のパンを,Panasonic SD-BMS104ホームベーカリー(約2時間のShort Course, SCおよび4時間のLong Course, LC)で焼成した.パン材料,発酵生地,焼成後のパンについて,還元糖量(BCA法),総遊離アミノ酸量(TNBS法),フィチン酸量(Wade法),GABA量(酵素法)を測定した.またパンのクラムについては卓上型物性測定機TPU-2CLを用いて硬さと凝集性を測定した.【結果】(1)発芽玄米の還元糖量は発芽2日目までは減少し,3日目以降は増加した.総遊離アミノ酸量とGABA量は,発芽日数を長いほど増加する傾向にあった.フィチン酸量は発芽3日目までは増加したが,その後減少した.(2)製パン工程において,還元糖量,総遊離アミノ酸量,GABA量はいずれも,発酵生地の段階で有意に増加し,パン焼成により減少した(しかし材料中の含量よりは高い).フィチン酸量は材料,発酵生地,パンの順に減少した.(3)SC, LCにかかわらず,焼成後のパンの比容積はコントロールと差はなかった(4~5 ml/g).SC, LCにかかわらず,発芽日数の長い発芽玄米を使ったパンほど,柔らかくなる傾向にあり,5日発芽パンが最も柔らかかった.発芽玄米パンの凝集性はいずれもコントロールよりも低かったが,発芽玄米パン同士で比較すると1,2日発芽玄米パンにおいて高かった.
著者
山西 洋平 新美 秀和
出版者
聖泉大学
雑誌
聖泉論叢 (ISSN:13434365)
巻号頁・発行日
no.19, pp.91-103, 2011

本研究は,青年期の「こころの居場所」をテーマとして取り上げ,青年期にある大学生42名に対して「こころの居場所」に関する自由記述形式の質問紙と室内画を用いて調査を行った。その結果,「こころの居場所」として大きく「一人の世界」「他とのかかわり」「場所や状況」というありかたがみられ,さらに下位に11分類し,それらの特徴を見出した。室内画では,描画の大きさ,部屋が描かれる際の視点,壁の有無において特徴がみられた。「こころの居場所」のありかたと室内画の特徴の関係を調べるためにχ2検定を行った結果,下位分類である「一人の場所」「動物とのふれあい」「社会的集団」を「こころの居場所」とする人においては室内画の視点に関して特徴が示され,「二者的なかかわり」を「こころの居場所」とする人においては壁の有無に関して特徴が示された。以上を青年期の特徴や対象化の観点から検討し,事例を2つ挙げて考察を行った。
著者
宮西 洋太郎 中村 俊一郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SWIM, ソフトウェアインタプライズモデリング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.366, pp.15-22, 2007-11-23
被引用文献数
2

近年,Tim O'Reilly氏によって名付けられた「Web2.0」というキーワードが様々な議論を集めている.Web2.0を一時的な流行語であるといった用語自体への様々な批判的意見はあるが,最新のWeb利用形態はWeb2.0と呼称するに相応しい新たな様相となっている.本格的なWeb2.0時代では,情報は双方向に広く伝播するものとされている.すなわち,広範な情報も低コストで入手できるはずである.ところが現実には,先般の参議院選挙結果に見られたように,事後にならないと結果がわからないという事象はまだまだ多い.本考察では,このような現象の対策例として,(1)立法・行政の政策策定のために,民衆の政治的要望を調査する仕組み,(2)製品開発における,製品ニーズ調査の仕組み,の2つを例に,Webによる解決策を考察する.まず,どの程度の標本数のアンケートにより,どの程度の正確さで調査が可能であるかのシミュレーション実験を行った.本稿の中心的内容として,その実験結果を報告する.次に,Web2.0的な双方向型要望調査システムの構想について考察する.
著者
福元 重太郎 猪島 一郎 藤田 昌樹 桑野 和善 中西 洋一
出版者
JAPANESE SOCIETY FOR TUBERCULOSIS
雑誌
結核 (ISSN:00229776)
巻号頁・発行日
vol.80, no.8, pp.571-575, 2005-08-15
被引用文献数
10

症例は74歳女性。平成15年3月から10月まで当院総合診療部にて非結核性抗酸菌症(以下NTM症と略す。分離菌は<I>Mycobacteriumintreceltulare</I>)の加療が行われた。平成16年5月より喀痰・咳嗽が増悪し,NTM症の再燃と診断され6月14日に呼吸器科入院となった。胸部CTではぴまん性粒状影の増加と右肺に空洞・気胸・胸水の出現を認めた。喀痰にてガフキー陽性(集菌法にて3+),PCR法にて<I>M.intracellulare</I>陽性,また,胸水ADAが147IU/Lと高値であった。胸水から<I>M.intracellulare</I>は検出されなかったが,喀痰や胸水の検査から他の感染症を示唆する結果が得られなかったのでNTM症に対する加療を開始した。気胸,胸水は治療に伴い消失したことより気胸と胸膜炎はNTM症に合併したものと考えた。NTM症に胸膜炎が合併するのは稀であり, さらに気胸が合併したという報告はきわめて稀であり貴重な症例と考えられた。
著者
臼井 キミカ 上西 洋子 辻下 守弘 佐瀬 美恵子 白井 みどり 佐々木 八千代 兼田 美代 津村 智恵子 後藤 由美子 山本 美輪 山本 裕子 川井 太加子 鷹居 樹八子 柴田 幸子 杉山 百代 中村 里江 北沢 啓子 南部 純子 浅田 さゆり 才木 千恵 正田 美紀
出版者
大阪市立大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2006

研究目的は、重度認知症高齢者の基本的な生活支援技術を明らかにして、その研修プログラムを開発し、重度認知症高齢者のQOLの向上を図ることであり、目的達成のために重度認知症高齢者を対象とした2カ月間の小集団回想法、6カ月間の手織りプログラム、5週間の生活支援技術に関する介入、及び国内外の看護職等への面接調査を通じて重度認知症高齢者への日常生活支援技術研修プログラムを作成し、複数回の研修を実施しそのプログラムが有効であることを評価した。
著者
米谷 淳 棚橋 美代子 大野 雅樹 猪崎 弥生 西 洋子
出版者
神戸大学
雑誌
萌芽研究
巻号頁・発行日
2006

平成19年度も昨年度に続き国内外の調査研究と実践的研究の2本柱で、子どもの情緒と社会性の発達支援に関する予備的研究を進めた。小児病棟における子どもの発達支援に取り組む保育士や英国チャイルドプレイスペシャリストやチャイルドライフスペシャリストについて、その現状と教育システムについて、兵庫県立こども病院、浜松大学付属病院、英国キングフォード病院の担当者にインタビューをした。また、日本初のチャイルドプレイスペシャリスト養成コースを立ち上げた静岡県立大学短期大学部のコース責任者や、英国マンチェスター市ボルトンコミュニティカレッジの養成コース責任者と会い、プログラムの詳細と今後の展開について意見交換した。これらの作業を通して、日本の病院に適した保育専門職の養成のためには、さまざまな資格や背景をもって日本の病院の小児病棟に務めている保育者が互いに交流しながら、研究者とともに教育プログラムの研究開発を進め、独自なものをつくりあげていくべきことが示唆された。保育者養成プログラムに関する実践的研究としては、京都女子大学発達教育学部の「保育技能実習」における専門家による人形劇指導と、棚橋ゼミ生を中心とした人形劇団「たんぽぽ」の巡回公演等を観察し、指導者と学生へのインタビューを行った。また、子どもの情緒と社会性の発達支援としての人形劇の意義と可能性を検証するために、専門家(人形劇人)が幼稚園・保育園で公演した人形劇を鑑賞している園児をビデオ撮影して分析した。こうした作業の結果、専門性の高い保育者としての資質を高める上で人形劇の実習と実践が非常に有効であるだけでなく、保育に人形劇を活用することは子どもとのコミュニケーションや子どもの情緒や社会性の発達を促進する上でも有効であることが確かめられた。また、子育てサークルづくりの観察を通して子育て支援の方法、とくに、ファシリテーターの役割を検討した。
著者
宮西 洋太郎 高橋 修
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告マルチメディア通信と分散処理(DPS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.58, pp.87-91, 2005-06-03
参考文献数
9

地震などの大規模災害発生時には,通常の固定電話などにおいて非被災地から被災地へのトラフィックが急増し,交換機の輻輳状態を最悪状態から保護するため,通信規制が行われる.またさらに大規模災害の場合には,電話局の崩壊や停電のために,通常の通信手段がすべて遮断される可能性も予想される.そのような場合にも,衛星回線やアマチュア無線をはじめ各種無線通信手段が残存していることが想定される.身近なところでは,各個人が所持している携帯電話それ自体単体としては正常であることが想定される.本稿では,そのような状況において,携帯電話を用いて,特に高速道路や一般国道上を走行または停止している自動車に乗車する人の所持する携帯電話を用いて,非常時の通信手段を確保することの実現可能性や解決すべき問題点などについて検討する.When a huge disaster such as a huge earthquake happens, normal communication methods can not be available because of communication traffic congestions or facility corruptions. And it will happen that there are no communications between the stricken area and other areas. However the highway could be assumed as communication channels if we could utilize the mobile nodes in cars running on highways. We propose such an idea and consider the problems that should be solved.
著者
青木 徹 中村 篤志 浅野 浩司 ニラウラ マダン 中西 洋一郎 畑中 義式
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.26, no.40, pp.1-6, 2002-06-18

M-π-n type Multi-pixel CdTe high-energy radiation detectors were fabricated by excimer laser processing technique combined excimer laser pattern doping with laser ablation method. The strip detectors showed high-energy resolution and uniform peak levels. The color high-energy radiation images colored by peak energy were obtained with high-energy resolution by 128pixel CdTe detector with ASIC chips.