著者
有田 武美 中川 正雄 笹瀬 巌
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SST, スペクトル拡散 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.28, pp.7-12, 2001-04-20
被引用文献数
2

家庭内ネットワークが注目を集めてきており,映像を主としたエンターテイメント系の高速・リアルタイム情報の伝送に適したIEEE 1394インターフェース(i.LINK/FireWire)が,PCやビデオ機器を中心に普及し始めた.本稿は,それを無線化してさらに便利なものとすることをねらい,MMAC(マルチメディア移動アクセス推進協議会)で検討を進めて,この3月に標準規格(ARIB STD-T72)として制定したワイヤレス1394システムの考え方,具体的な仕様内容とホームネットワーク構築技術について述べる.
著者
土屋 智将
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ITS (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.318, pp.41-44, 2012-11-19

EV車が低速走行時に発生させる音が一般的なエンジン車に比べて最大で20dB程小さく,車の接近に気がつかない歩行者との接触事故が多数報告されている.そこで,EV車から発生する音を歩行者がどう観測しているか調べるために,FDTD法を用いて移動音源や移動観測点を数値的に実現し,十字路や丁字路内で音響解析を行い,観測点で観測される音圧レベルを数値的に評価する.
著者
高取 祐介 武尾 英哉
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ITS (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.113, no.163, pp.1-6, 2013-07-19

本稿では,側方車両検出用センサを利用して対向交通車両の情報を取得し,車車間通信ネットワークでその情報を共有する出会い頭衝突防止システムについて性能を解析する.丁字路流入路から交差点入口に到着した車両が優先道路を走行する車両情報を完全に把握できる確率(車両情報完全把握確率)を評価指標とし,丁字路交差点用のミクロスコピック交通流シミュレータによってシミュレーション解析する.解析結果よりセンサの検出距離,検出範囲,交通量が普及率特性に与える影響が定量的に明らかにされ,提案システムが従来システムよりも低い普及率から高い車両情報完全把握確率を達成することが示されている.
著者
和久井 祐太 大野 光平 伊丹 誠
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ITS (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.219, pp.43-48, 2011-09-21

本稿では交通シミュレータを用いて丁字路での交通流の円滑化を目的とし,車車間・路車間通信を用いた交通モデルの評価を行った.交通状況を交通渋滞や事故が発生しやすい交差点に着目し,交差点の角にビルを想定した遮蔽物がある見通しの悪い丁字路を想定した.提案方式では交差点における車両の状況を車車間・路車間通信により各車両に送信することで,効率のよい交通流をつくり渋滞の軽減を目指す.交差点では右左折車両の減速や,右左折可能かどうかの判断のための一時停止などが原因により渋滞が生じやすい.そこで提案方式では運転手の目視による右左折判断を車車間・路車間通信により,車両の位置情報,速度情報,右左折直進情報を交差点周辺の車両に送信することで右左折の判断を行う.その結果,右左折にかかる無駄な時間を軽減し,無駄な加減速,一時停止が軽減されるため交通流が円滑化する.構築したシミュレータより,車両密度,右左折完了台数,交差点手前における平均待ち時間などの指標から既存の交通環境と比較し評価および検討を行った.シミュレーションの結果,提案方式の方が既存の交通環境と比べ渋滞が緩和されているのが示された.
著者
片山 順一 馬渕 慶子 川島 永嗣 諸冨 隆
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. HCS, ヒューマンコミュニケーション基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.612, pp.61-68, 2001-01-26

顔に特異的なERP成分としてVPP(P170)とN170が知られている.このERPを詳細に検討するため, 12名の被験者から, 視覚呈示された顔, 眼, 物, 動物の顔, 単語に対するERPを記録した.写真および線画オッドボール条件, 課題を課さない線画反復条件を設けた.全条件で全ての刺激は後側頭部でN170を惹起し, 顔, 眼, 単語刺激に対してその振幅が増大した.耳を基準としたとき, 頭蓋頂でのP170は増大し明確な頂点を示した.頭皮上分布の分析から, これは顔に特異的な成分と考えるより, 処理の初期段階において注意が配分される程度を反映すると考えられる.
著者
神宮 愼司 永山 義行 中林 寛暁 小園 茂
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.210, pp.109-114, 1999-07-22

低基地局アンテナ高であるPHS基地局からの受信レベルデータを用いて、伝搬損失距離特性を携帯電話等で用いられている基地局からの直距離と損失の関係で表わす方法(マクロセルモード)と基地局のある通りと交差道路に分けてその道のりの距離と損失の関係で表わす方法(ストリートマイクロセルモード)について、その表現法め精度を検討した。精度の評価尺度には実験式に対する実測データの標準偏差を、伝搬パラメータはビル街、住宅地、開放地の地物パラメータを用い検討した。ビル街及び住宅地の標準偏差は、マクロセルモードでは約12dBでストリートマイクロセルモードの2倍となりストリートマイクロセルモードによる表現が適するが、開放地においては両モードの差は小さくなった。
著者
瀬之口 敦 福島 幸子 福田 豊
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.97, pp.71-76, 2004-05-21
被引用文献数
2

垂直方向の管制感覚を従来の2,000ftから1,000ftに短縮する新たな管制方式RVSM(Reduced Vertical Separation Minima)の導入により、空域容量の増加、航空機の燃料節約や遅延防止が期待される。その一方、RVSM適合機の中にRVSM非適合機が混入した場合には、航空管制への負荷が増加すると考えられる。本論文ではRVSM空域はRVSM非適合機に対して排他的でないと仮定し、交通量の多い新潟上空の定点GTCにおけるコンフリクトに注目して、RVSMが導入された場合におけるRVSM適合機の割合とコンフリクト数の関係を検討した。その結果、定点における通過機の高度分布からRVSM導入後のコンフリクト数を現状よりも減少させるRVSM適合機の割合の〓値を計算する方法を得た。GTCにおける日平均のコンフリクト数をRVSM導入後に現状よりも減少させるRVSM適合機の割合は67%以上であった。
著者
田向 権 有泉 政博 ベルグシュタイン ナダヴ ロブリア ジョナタン 関根 優年
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. DC, ディペンダブルコンピューティング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.229, pp.1-6, 2010-10-07

本論文では,hardware object modelに基づくnetworked hw/sw complex systemのデザイン例を述べる.提案するデザインフローでは,ハードウェア部はオブジェクトとして扱われる.ソフトウェアのオブジェクトと同様に,ネットワーク上の任意のアプリケーションから,動的な生成・実行・削除が可能である.ハードウェアオブジェクトはFPGA内の仮想回路空間にロードされ,アプリケーションの演算速度を加速する.この実現のために,ハードウェアオブジェクトの遠隔動的再構成,遠隔操作,仮想化技術を提案する.さらに,networked hw/sw complex systemのプラットフォームとして,hwModule FPGA Board series及びSystem Develoment Kitを開発した.動画像コーデックを用いたWEBアプリケーションの実装例を通して本手法の有効性を述べる.hw/sw複合体
著者
武井 康浩 張山 昌論 亀山 充隆
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. RECONF, リコンフィギャラブルシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.114, no.75, pp.79-83, 2014-06-04

ノード数,エッジ数が非常に大きいグラフにおける最短経路問題は,様々な分野で応用されている.しかしながら,ダイクストラ法などの最短経路検索アルゴリズムは,複雑な処理が含まれているため,GPUなどのアクセラレータを用いた高速化が難しい.本稿では,FPGAを用いた最短経路検索アルゴリズムのための専用アクセラレータを提案している.大規模グラフを効率的に処理するアーキテクチャを設計するために,タスク並列スケジューリング法,メモリ上のグラフデータ構造について考察している.性能評価の結果から,Altera StratixVに約80万ノードを有するグラフを処理するアーキテクチャを実装することが可能であり,Intel Core i7と比べてサイクル数あたりの効率が良い処理を実現することを確認した.
著者
十鳥 弘泰 大津 金光 横田 隆史 馬場 敬信
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CPSY, コンピュータシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.319, pp.19-24, 2009-11-26
被引用文献数
7

我々は,ループ中の実行頻度上位2位の経路(パス)を抽出し投機的に並列実行することでプログラムを高速化する2パス限定投機方式を提案している.本稿では,広範なプログラムに対する本方式の詳細な評価を行うため,現実的なハードウェア構成を想定したマルチコアプロセッサシステムPALSを提案するとともに,その評価環境について述べる.PALSでは,パス予測を行うハードウェア機構により,投機的なスレッドの制御にかかるオーバヘッドを低減する.また,プロセッサおよびプロセッサの持つメモリをそれぞれリング状に接続し,レジスタ間およびメモリ間での通信を実現することで,スレッド間での同期待ち時間を低減する。
著者
松田 昌史 松原 繁夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. AI, 人工知能と知識処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.727, pp.31-36, 2005-03-08

複数の売手が, 複数同一財を出品するオークションメカニズムを考案する.インターネットオークションにおいては多くの場合, 相手の素性が不明であり, 相手が優良な取引相手かどうかを知ることが困難である.社会的に効率の良い財の割当てを達成するためには, 望ましくない取引相手をオークションから排除することが必要である.そのための方法として, 本稿では買手が得た情報を他者と共有することで, 望ましくない売手を特定し, 取引から排除するオークションプロトコルを提案する.本プロトコルの特徴は, 売手の素性がわからない状態の時に, 一部の買手が売手と取引を行うことでその売手の情報を獲得し, それを他の買手や主催者と共有する誘因を, 価格を優遇することで与える点にある.解析では, 買手が正直に情報を共有することが均衡になることを証明する.また, 計算機実験を行い, 提案プロトコルでは社会的に望ましい割当てに近い状態が実現されることを実証する.
著者
吉川 薫平 松本 大 佐々木 悠太 永田 真
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ICD, 集積回路 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.315, pp.1-6, 2010-11-22

近年のVLSIの大規模化・高集積化・低動作電圧化によりチップ内部の電流密度上昇や雑音マージンの低下がおこり,電源雑音が顕在化している.製造するLSIの動作保証や性能保証のため,設計段階での電源雑音対策が求められている.本稿ではプロセッサ搭載チップを対象とした電源雑音の周波数成分評価について報告する.回路動作時に発生する電源雑音をオンチップモニタ回路を用いて時間領域で取得し,フーリエ変換を行うことで周波数成分評価を行った.さらに,磁界プローブを用いてプリント基板上での電源雑音測定を行い,チップから外部漏洩する雑音の周波数成分評価を行った.また,容量充電モデルを用いた電源雑音解析を行い,比較評価することで解析モデルが設計段階において,チップ内部における電源電圧変動およびプリント基板上に漏洩する電源雑音把握に有効であることを示した.
著者
古川 久夫 宮口 庄司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.261, pp.75-80, 2007-10-11
被引用文献数
3

固定IP網、移動IP網を将来統合可能としておくために現時点で何をすべきかを検討しており、本報告では、統合IP網の基本的構造及び統合IP網内に設置する終端装置の機能を論ずる。終端装置の機能は、IPカプセル化及び逆IPカプセル化、IPフロー分離機能、優先制御及びポートフィルタルタを含む。
著者
西田 亮介 川村 貞夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.168, pp.43-46, 2012-07-23

本論文では多関節構造体の新しい制御手法を提案する.提案制御法は,ロボット運動学情報のキャリブレーションやカメラのキャリブレーションを必要としない.3自由度ロボットアームとステレオカメラを用いた実験によって提案手法の有効性を確認した.加えて,人間に近いモデルとして3自由度8筋モデルを用いて,筋骨格構造を有するロボットに提案した運動制御法を適用する.
著者
三浦 聡一郎 塚田 隆裕 野村 英之 鎌倉 友男 谷嵜 徹也 上田 浩次 宇佐見 順二
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. US, 超音波 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.387, pp.53-57, 2013-01-17

降雪や路面凍結によるスリップ事故は絶えることがない.これを防ぐために冬タイヤ規制が各路面で展開されているが,人員による目視判断によって行われているため,作業員の肉体的負担に伴う誤判定,車両の一時停車による渋滞等が発生している.そこで,我々は車両走行時にタイヤ/路面の接触に伴って発生する路面振動を収集し,周波数解析などから夏/冬タイヤの判別を行った.この結果,両タイヤの識別が可能という指針を得た.
著者
川上 玲 筧 康明 苗村 健 原島 博
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. HIP, ヒューマン情報処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.165, pp.1-6, 2003-06-26
被引用文献数
1

本研究では,新たな映像情報環境を構築する試みとして,方向依存透明ディスプレイLumisightを提案・開発した.本ディスプレイは視界制御フィルムという特殊なフィルムをスクリーンとして使用することにより,方向依存性を実現させている.このフィルムに映像を提示させ詳細な観察実験を行った結果,視線方向による映像の切り替えが可能であること,多方向から映像が観察できること,透明性を維持できることなどが明らかとなった.この結果に基づき, Lumisightのアプリケーションとして,窓タイプ,ショウウィンドウタイプ,パーティションタイプの3種を試作し,実装・評価した.
著者
佐藤 暢明 丸林 元
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SST, スペクトル拡散 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.144, pp.27-30, 2002-06-20

周波数ホッピングスペクトル拡散変調による加入者線伝送方式の可能性について検討を行った.前回行われた並列FH/M-ary Multilevel FSK方式(以後MMFSK方式と略称する)の検討^[1]では,線路減衰量が127dBという非常に高い数値となり,それを補償する高利得増幅器が必要であった.今回提案する多周波組合せMMFSK方式では,多周波の組合せでレベルを表すことにより周波数利用効率の大幅な向上が図られており,その結果容易に実現可能な利得で高速な通信が可能となった.本論文では本方式を加入者線に使用した場合に達成できる伝送速度と線路長,送信電力の関係についての検討結果が示されている.
著者
西岡 泰弘 稲沢 良夫 高田 久 遠藤 純 斎藤 雅之 林 圭 米田 尚史 小西 善彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.231, pp.7-12, 2011-10-06

電気的・物理的に大型な被測定物のレーダ断面積(RCS)を精度良く測定できる計測技術を確立するために、筆者らは、屋外で地面反射波を利用して被測定物の近傍界RCSを測定し、それを遠方界に変換する計測方式の研究開発を行ってきた。しかしながら、これまでの検討における被測定物は平板などの単純な形状に限られていた。本稿では、複雑な形状を有する飛行機簡易モデルを被測定物に選定し、実環境下でのグランドプレーンレンジRCS計測精度検証およびRCS近傍界/遠方界(NF)変換技術の有効性検証結果を報告している。まず、アスファルト舗装道路上においてフレネル領域で測定した飛行機簡易モデルの近傍界RCS測定値とモーメント法による計算値とを比較し、両者が良く対応することを示している。次に、測定した近傍界RCS測定値をNF変換した結果とモーメント法による遠方界RCS計算値とを比較し、両者が良く対応することを示している。本検討により、複雑形状散乱体に対するグランドプレーンレンジRCS計測およびNF変換技術の有効性が実証された。
著者
下村 将 杉本 雅樹 原口 卓 松下 春奈 西尾 芳文
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.83, pp.157-160, 2010-06-11

本研究では新しいアントコロニー最適化(Ant Colony Optimization:ACO)として、敏感なアリと鈍いアリによるアントコロニー最適化(ACO with Intelligent and Dull Ants:IDACO)を提案する。IDACOアルゴリズムには、敏感なアリと鈍いアリ2種類のアリが存在することから、標準ACOアルゴリズムよりも現実のアリのコロニーに近い性質を持つと言える。IDACOを巡回セールスマン問題(Traveling Salesman Problem:TSP)に適用し、敏感なアリだけが存在する標準ACOより、IDACOの方が効果的な結果を得ることを確認する。