著者
菅 文彦 古川 拓也 舟橋 弘晃 間野 義之
出版者
Japan Society of Sports Industry
雑誌
スポーツ産業学研究 (ISSN:13430688)
巻号頁・発行日
vol.28, no.4, pp.4_321-4_335, 2018 (Released:2018-10-12)
参考文献数
30

Although a causal relationship has been suggested between Team Identification and Place Attachment, it may be necessary to verify the existence of the parameters between them. In this research, "The rise of Team Identification is accompanied by the rise in the evaluation of the social environment of the community, and leads to the rise of Place Attachment," was aimed at the hypothesis to be verified.    As a result of the two-way analysis of variance based on data from three longitudinal surveys, we determined that Team Identification ascending group significantly increased both Place Attachment and the bonds of the community as compared to the non-ascending group, and it was suggested that the evaluation of the social environment of the community rose in the ascending group. It can be said that the hypothesis was supported, considering the fact that "regional attachment influence structure" was confirmed in Imabari-City, the area of survey on this study.
著者
斎藤 幸雄 柴 光年 山川 久美 馬場 雅行 木村 秀樹 藤沢 武彦 山口 豊 大和田 英美
出版者
The Japanese Respiratory Society
雑誌
日本胸部疾患学会雑誌 (ISSN:03011542)
巻号頁・発行日
vol.29, no.1, pp.95-100, 1991-01-25 (Released:2010-02-23)
参考文献数
12
被引用文献数
2

症例は60歳男性, 主訴は乾性咳嗽, 胸部X線写真にて右上肺野に腫瘤影が認められ, 気管支鏡検査で気管浸潤を伴う右S1原発の肺癌と診断された. 化学療法 (CDDP+VDS) 1クール, 続いて放射線療法 (50Gy) が施行されたがいずれの療法も奏効せず腫瘍の増大による気管圧迫のため呼吸困難が出現し, また上肢および体幹部に皮膚転移巣が多発した. 救命的にNd-YAGレーザーで気道の開大を行い呼吸困難および全身状態の改善が得られたため, 皮膚転移巣に対してはエタノールの局所注入あるいは摘出を行い退院となった. 外来での経過観察中 (退院時より約2ヵ月間) に残存する全ての皮膚転移巣が消失し, 続いて原発巣も退縮を示した. 現在, 発見から5年経過したが臨床的には腫瘍の再増殖は認められず健在である. 退縮の機転に関しては明らかではないが, 本症例は極めて稀な肺癌の自然退縮例であると考え報告した.
著者
西丸 良一
出版者
同志社大学
雑誌
評論・社会科学 (ISSN:02862840)
巻号頁・発行日
vol.111, pp.141-155, 2014-11

本稿は,X大学Y学部を対象に,入試選抜方法と学業成績・能力向上感の関連を検討した.分析の結果,基本的に各選抜方法のなかで,「一般・センター」で入学した学生のGPAにくらべ,「指定校・公募・AO」「内部推薦」「留学生・社会人・編入」で入学した学生のGPAが低いということはなかった.また,選抜方法によって能力向上感に大きな差もみられないようだ.ただし,GPAと能力向上感にほぼ関連がない.大学教育において,学生の勉学に対する評価がGPAなら,能力向上感と正の関連を示す方が望ましい.なぜGPAと能力向上感が関連しないのかに関しては,今後の大きな検討課題といえよう.
著者
鈴木 信孝
出版者
日本補完代替医療学会
雑誌
日本補完代替医療学会誌 (ISSN:13487922)
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.141-151, 2018-09-30 (Released:2018-10-12)
参考文献数
20

妊娠中のハトムギ使用について解説した.市販のハトムギ茶を妊娠中に摂取して流産や早産になるという証拠はなく,産後に市販のハトムギ茶摂取を禁ずる科学的根拠もない.したがって,妊婦が常識の範囲内でハトムギ茶を飲用もしくはハトムギ調理品を食することは,問題ないと考えた.ただし,ハトムギ摂取に過敏になっている妊婦は,無理にハトムギ飲食を行う必要はない.また,妊娠中のハトムギ摂取に関しては医師に相談することが肝要である.妊娠中のハトムギの製薬であるヨクイニンの内服については,必ず産婦人科医師の管理のもとに行うべきである.また,ハトムギの栄養補助食品も,妊娠中は中止するか,もしくは医師と相談の上で使用するのが望ましい.ただし,妊娠中にこれらの医薬品や食品を飲み続け,流産,早産,児の奇形等が発症したとする報告はない.妊娠中はハトムギ摂取を控えるべきであるという伝承については,ハトムギに麦角菌が感染し,産生された麦角アルカロイドによる子宮収縮が深く関与していたという仮説を立てた.また,小麦・大麦・ライ麦,トウモロコシなど麦角菌に感染する可能性のあるイネ科植物の麦角アルカロイド汚染の有無を知ることは,妊婦の流産・早産予防上,重要であることも指摘した.
著者
菅野 礼司
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
日本物理学会誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.20, no.12, pp.799-801, 1965-12-05 (Released:2008-04-14)
参考文献数
23
著者
野村 駿
出版者
東海社会学会
雑誌
東海社会学会年報 (ISSN:18839452)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.122-132, 2018-07

本稿の目的は,「音楽で成功する」といった夢を掲げ,その実現に向けて活動するロック系バンドのミュージシャン(以下,バンドマン)を事例に,夢を追う若者がフリーターを積極的に選択・維持するプロセスとその背景を,若者文化の側面に着目して明らかにすることである. 若者の学校から職業への移行を扱ったこれまでの研究が,フリーターを積極的に選択・維持する若者の移行過程を看過してきたという問題意識から,バンドマンを対象とした聞き取り調査のデータを分析し,次の3つの知見を導出した.第1に,バンドマンはバンド活動を「やりたいこと」だと見なしながら,それと同時にバンドメンバー同士の相互作用の中でフリーターを選択していた.第2に,バンドマンはライブ出演に向けてメンバー間で場所と時間を共有する必要があることからフリーターを選択・維持していた.第3に,フリーターであることによって生起する金銭的困難が,バンドという活動形態の集団性とバンド単位で支払いを求める音楽業界の料金システムによって緩和されていた. 以上の知見を踏まえ,バンドという活動形態の集団性と音楽業界の料金システムが若者文化の内部構造として存在するために,それに適応しなければ夢が追えないバンドマンは合理的な進路としてフリーターを積極的に選択・維持していると結論付けた.
著者
国際日本文化研究センター 資料課資料利用係
出版者
国際日本文化研究センター
巻号頁・発行日
2018-10-01

日本には27000以上の泉源と3000を超える温泉地があります。 古来より人々は温泉を求め旅をしました。 そのため、地図・旅行案内・絵葉書が多く作られてきました。 今回は有名な3つの温泉を取り上げました。豊臣秀吉に愛された有馬温泉(兵庫)。 『古事記』において、軽太子の流刑先として日本の文献で初めて記された道後温泉(愛媛)。 家康によって幕府直轄領となり、その後も文豪や著名人に愛される熱海温泉(静岡)。 普段はなかなか目に触れない資料なのでぜひご覧ください。
著者
浜田 信行 ロイ E. ショア ローレンス T. ダウアー
出版者
日本保健物理学会
雑誌
保健物理 (ISSN:03676110)
巻号頁・発行日
vol.53, no.2, pp.47-64, 2018 (Released:2018-09-13)
参考文献数
60

For over four decades, a linear nonthreshold (LNT) model has been used for radiation protection purposes. In the United States of America, the National Council on Radiation Protection and Measurements (NCRP) established Scientific Committee 1-25 in 2015 to prepare a commentary to review recent epidemiologic data from studies with low doses or low dose rates and from the Life Span Study of atomic-bomb survivors to determine whether these epidemiologic studies broadly support the LNT model. In May 2018, NCRP published Commentary No. 27 “Implications of recent epidemiologic studies for the linear nonthreshold model and radiation protection”, noting that the ongoing development of science requires a constant reassessment of prior and emerging evidence to assure that the approach to radiation protection is optimal, even if not necessarily perfect. Based on the current epidemiological data, NCRP concluded that the LNT model (perhaps with excess risk estimates reduced by a dose and dose rate effectiveness factor) should continue to be utilized for radiation protection purposes. The Commentary will be used to support the work of NCRP Council Committee 1 who are charged to develop current radiation protection guidance for the United States, ultimately updating and expanding the basic radiation protection recommendations of NCRP Report No. 116 published in 1993. This review provides an outline and summary of the key points of NCRP Commentary No. 27.

10 10 10 0 OA 無銭修学

著者
池田錦水 著
出版者
大学館
巻号頁・発行日
1902