出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.602, pp.124-128, 2004-06-14

カブドットコム証券は今年5月、顧客からの注文情報を管理するデータベース・サーバーを刷新した。処理性能を向上させるため、国内ではまだ導入事例の少ない64ビット版のWindowsとプロセサ「Itanium2」を採用した。慎重に移行を進めたが、既存システムとの接続の不具合でサーバー・ダウンに見舞われた。その経験を生かしながら本稼働に成功。旧マシンに比べ約3倍の性能向上を果たした。
著者
Yoshifumi ENDO Toshikazu SAKAI Sho FUKUI Ai HORI Ryosuke ECHIGO Satoru MATSUNAGA Tsuyoshi KADOSAWA
出版者
JAPANESE SOCIETY OF VETERINARY SCIENCE
雑誌
Journal of Veterinary Medical Science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
pp.21-0414, (Released:2021-12-13)

A 10-year-old spayed female Golden Retriever was referred for hindlimb lameness. A firm mass was palpated over the right caudal pelvis. Computed tomography revealed an osteolytic bone region and an associated periosteal reaction in the ischium, including the acetabulum. The histological diagnosis was sarcoma of unknown origin. A mid-to-caudal partial hemipelvectomy was performed to remove the mass. Femoral head and neck osteotomy was performed to allow hindlimb preservation. Following surgery, the dog regained satisfactory hindlimb use over time and was alive for 821 days with no recurrence or metastatic disease. This report indicates that mid-to-caudal partial hemipelvectomy with femoral head and neck osteotomy is technically feasible and allows for tumor control with preservation of the hindlimb and its function.
著者
斉藤 英俊 河合 幸一郎 長澤 和也
出版者
広島大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2015-04-01

本研究では、釣餌輸入にともなうヒッチハイカー種(非意図的輸入種)および寄生種の日本国内への侵入状況を調査した。1)ヒッチハイカー種および寄生種の出現リストの作成 小売店における調査の結果、スジエビ類にチョウセンブナを含む外来種や寄生性等脚類エビノコバンが混入していることを確認した。2)ヒッチハイカー種および寄生種の野外への侵入状況の解明 広島県瀬野川において、チュウゴクスジエビは3~7月に抱卵しており、繁殖していることが判明した。また、本種は、福岡県や神奈川県を含む7県で生息が確認された。さらに、東京都の河川においてスジエビ類に寄生するエビノコバンを確認し、その寄生生態を調べた。
著者
佐藤一郎
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.45, no.1, pp.58-62, 2004-01-15
著者
小倉 芳彦
出版者
学習院大学
雑誌
学習院史学 (ISSN:02861658)
巻号頁・発行日
vol.49, pp.91-92, 2011-03
著者
靏 浩二 兼田 健佑 湯浅 翔太
出版者
独立行政法人 国立高等専門学校機構 大分工業高等専門学校
雑誌
大分工業高等専門学校紀要 (ISSN:13460781)
巻号頁・発行日
vol.47, pp.19-24, 2010-11-15 (Released:2018-02-28)
参考文献数
14

RFIDは,RFタグとリーダライタ間でデータ転送を行うことにより、物流における商品の在庫管理や製造現場での工程管理などの業務効率化に利用されている.しかし,RFタグの位置情報を取得することはできない.そこで本研究では,パッシブ型RFタグと,アクティブ型RFタグの2種類のRFIDを用いて,それぞれの電磁界強度によるRFタグの位置推定技術の開発を行った.パッシブ型RFタグでは,円偏波と直線偏波の2種類のアンテナを用い,各アンテナの電波の出力レベルに対する最大通信距離を求め、アクティブ型RFタグでは,受信信号強度と通信距離の測定を行った.そして,三辺測量法を用いた位置推定を行い,パッシブ型で0.9m,アクティブ型で0.6mの誤差内でRFタグ位置を特定できることを明らかにした.

1 0 0 0 OA 大日本史料

著者
東京大学史料編纂所 編
出版者
東京大学
巻号頁・発行日
vol.第8編之6, 1920
著者
伊藤 孝紀 岩崎 翔太 山本 雄一 西田 智裕
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究作品集 (ISSN:13418475)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.1_90-1_93, 2021

<p>本作品は、愛知県岡崎市康生通りにおいて、株式会社まちづくり岡崎が道路空間再編に向けて実施した社会実験である。まず、岡崎のシンボルである岡崎城をモチーフとして白と黒を基調としたストライプのロゴマークを設定するとともに、市民の要望を把握するためのワークショップをおこなった。そこで得られた要望を反映させた社会実験をおこなった。<br>公共空地に白と黒の什器を設置し、キッチンカーを誘致することで、康生通りと一体的な空間を創出した。また、沿道店舗の軒先を活用することで、歩道上に多様な行為を誘発した。加えて、パークレットを設置することで、車道上に憩いのための場を創出した(図1)。<br>通過するだけの人が多かった康生通りに、多様な行為を含む滞留が生じた。康生通りにロゴマークを展開することで、通りのデザインを統一し、市民が誇りを持った街づくりを演出することができた。<br></p>
著者
後藤 晃平 岡部 貴雄 谷口 淳
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2019年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.568-569, 2019-03-01 (Released:2019-09-04)

ハスの葉やバラの花を例とした撥水構造は同一表面上にマイクロとナノスケールの構造を含んだ三次元構造となっている。このような三次元ハイブリッド構造の作製方法はいくつか報告されているが、本研究では新たな手法としてUV-NIL可能ポジ型EBレジストを用いた方法を提案する。この方法ではUV-NILで作製したマイクロサイズの構造上に直接ナノ構造をEBLで作製することが可能であり、143.6°の接触角を有する三次元構造の作製に成功した。
著者
長内 優樹 内間 望 オサナイ ユキ ウチマ ノゾミ
出版者
神奈川大学経営学部
雑誌
国際経営論集 = International Management Review (ISSN:09157611)
巻号頁・発行日
no.62, pp.167-172, 2021-10-31

現在、日本の心理学において質問紙調査法は、実験法よりも多く用いられている。質問紙調査法において、研究参加者の負担の軽減は、研究者が遵守すべき倫理的配慮の代表的な事項といえる。そこで本研究では、典型的な質問調査法の実施(N=403)の際に、「あなたが考える改善案」として、回答の負担に関する事項を間接的に把握するための質問項目を設けた。本研究で、この質問項目への回答を分析した。その結果、「質問項目数が多い」「意味的に重複する項目が多い」といった回答が多くみられた。これは、質問紙調査における心理尺度の構成においては、ある程度は必要条件とされるものであるが、心理学専攻の研究参加者においても同様の回答傾向がみられた。こうした結果は、学術上は正統とされる質問紙調査法についての論理と、研究参加者が回答時に容認可能な調査の形式(本研究では、質問紙調査に対するしろうと理論と呼ぶ)に隔たりがあることを示唆している。研究ノート