著者
Xiangmei Yao Xuezhong Gu Song Jin Keqian Shi Xiaoli Gao Qi Wang Jie Zhao Haixi Zhang Xun Lai
出版者
Japan Oil Chemists' Society
雑誌
Journal of Oleo Science (ISSN:13458957)
巻号頁・発行日
vol.70, no.5, pp.665-673, 2021 (Released:2021-05-01)
参考文献数
36
被引用文献数
4

Cancer is the world’s biggest health problem and cancer-induced mortality happened all over the planet after the heart disease. The present study was to scrutinize the anti-leukemia effect of diosmin against Dalton Ascitic Lymphoma (DAL) induced leukemia in mice. DAL cell was used for induction the solid tumor. Body weight, life spans, tumor volume and mean survival time was estimated. Antioxidant, biochemical and pro-inflammatory cytokines were estimated. Diosmin showed the cell viability effect at dose dependent manner against the both cell lines. DAL induced solid tumor mice showed the decreased body weight, mean survival days, non viable cell count and increased the tumor volume, viable cell count and diosmin significantly (p < 0.001) reverse the effect of DAL. Diosmin significantly (p < 0.001) altered the hematological, differential leukocytes, antioxidant, biochemical, pro-inflammatory cytokines at dose dependently. Collectively, we can say that diosmin might alter the DAL induced abnormality via antioxidant and anti-inflammatory effects.

1 0 0 0 世界の艦船

出版者
海人社
巻号頁・発行日
no.3, 1957-10
著者
青木 純太郎 大谷 哲平 妹尾 拓司 山本 涼平 猪谷 富雄
出版者
近畿作物・育種研究会
雑誌
作物研究 (ISSN:1882885X)
巻号頁・発行日
vol.64, pp.47-51, 2019 (Released:2019-09-06)
参考文献数
14
被引用文献数
1

田んぼアートとは,田んぼを巨大なキャンパスと見立てて,その中に色の異なるイネ品種を用いて絵や文字を作り出す作品である.使用される観賞用品種(葉色,穂色の変異種)のイネは,葉や穂が黄,紫,白,赤などに発色し,レイアウトに応じた使い分けがなされる.本報告では,田んぼアートと観賞用イネ品種についての概要および滋賀県長浜市虎姫地区での取り組みの概要と葉色の推移に関する調査結果を述べる.使用された品種の葉色の変化は,色彩色差値,アントシアニン含量(ACI値),クロロフィル量(SPAD値)の観点から評価し,品種間差異や時期別の推移に関する情報を得た.
著者
河野 通治 石井 二三夫 羽田 いそ子 小山 康夫 菊地 幹雄
出版者
公益財団法人 日本感染症医薬品協会
雑誌
The Japanese Journal of Antibiotics (ISSN:03682781)
巻号頁・発行日
vol.27, no.6, pp.715-724, 1974
被引用文献数
1

Neocarzinostatin (以下NCSと略す) 水溶液は, 前報1)の基礎的研究によって, 熱に対する失活は見掛上1次反応にしたがうことが明らかになった. また, ARRHENIUSの式の成立する加温範囲 (45°-55℃) の失活速度定数から, 活性が10%低下する期間を推定したさい, 4℃および10℃におけるNCSの水溶液の有効保存期間は, それぞれ32カ月および13.6カ月となった。この計算上の推定有効期間を確かめるため, 製造ロット番号の異なる6ロットの精製NCS粉末を用い, 濃度3mg, 2mg, 1.3mgおよび1mg力価/mlの水溶液を1-2mlのアンプル製剤 (注射液) とし, 各温度に保存したさいの長期安定性試験をおこなった。この実験では, 0.015M酢酸緩衝液の代りに等張溶液にするため, 生理食塩液にNCSを溶解して安定試験を試みた。次いで, 制癌活性と抗菌活性の経時変化および室温付近における低濃度(400mcg力価/ml)のNCSのpHによる影響などについて検討するとともに, 臨床上NCS注射液の希釈液に使用されると考えられる無機塩, アミノ酸, 糖を含む補液およびその他の薬剤の存在下でのNCSの安定性について実験した。
著者
飯野 大輝
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2020, pp.379-380, 2020

<p>三次元フラッシュメモリは人類の生成する膨大な情報を記憶するデバイスとして大きな役割を果たしている。ドライエッチングプロセスは、三次元フラッシュメモリの製造におけるキープロセスであり、様々な技術分野でのイノベーションが求められる。本報告では、ドライエッチングプロセス開発の概要を述べるとともに、具体例として、On-site合成したC<sub>2</sub>F<sub>4</sub>ガスを適用したエッチングプロセスについても紹介する。</p>
著者
船橋 高志 金川 明弘 太田 宏
出版者
公益社団法人 日本経営工学会
雑誌
日本経営工学会誌 (ISSN:03864812)
巻号頁・発行日
vol.44, no.3, pp.209-216, 1993

チェーン・サンプリング検査方式とは, 同一生産条件のもとで連続生産されるロットの受け入れ検査において, 当該ロットの検査結果のみならず過去の検査結果の履歴をも考慮して, その合否を決定する方式である, そのため, 検査ロットからの検査情報のみで合否判定を行うその他の一般的な抜取検査と比べて, サンプルサイズは小さくすむ反面, "工程品質一定"の仮定のもとに検査が構築されていることから, 工程変化の早期発見という点においては余り期待できない.本論文では, チェーン・サンプリング検査方式が適応される従来の基本仮定を踏襲しつつも, 最新の検査情報に比重をおき, 工程変化を敏感に検出することを目的に, 対象ロットに対して二回抜取検査を実施する検査方式を提案する.あわせて, 工程変化に対する検出特性並びに検査における運用コストについて, 従来のチェーン・サンプリング検査方式との比較を行い, 提案検査方式の有効性を検証する.
著者
宮﨑 明世
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
日本体育学会大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.69, pp.268_2, 2018

<p> 2020東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、全国各地でオリンピック・パラリンピック教育が進められている。開催都市である東京都では、すべての学校で教育推進が求められており、ここ数年で具体的な教材も蓄積されてきた。2020東京大会の開催を前にオリンピック・パラリンピックムーブメントの全国への普及が望まれるが、地域による差が大きく、十分に浸透していないのが現状である。スポーツ庁が2015年度に調査研究事業として委託し、2016年度から「オリンピック・パラリンピックムーブメント全国展開事業」として継続されている事業では、拠点3大学が全国の道府県及び政令指定都市と連携して、オリンピック・パラリンピックムーブメントの普及を進めている。本研究では、本事業の対象となっている自治体の報告書から、学校におけるオリンピック・パラリンピック教育プログラムが行われている時間や形態、具体的な活動の内容について、2016年度と2017年度の実績を比較することで大会開催まで2年となった現在の実態を明らかにした。これをもとに、大会開催までの2年間で効果的に教育を推進し、大会後もレガシーとして存続するための課題を検討した。</p>

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1947年11月26日, 1947-11-26
著者
隅田 陽介
出版者
日本比較法研究所
雑誌
比較法雑誌 (ISSN:00104116)
巻号頁・発行日
vol.49, no.1, pp.171-201, 2015-06-30

近時のアメリカ合衆国では,インターネットの普及に合わせて,インターネットを通して児童ポルノがダウンロードされ,所持されるに至った場合にも,その児童ポルノの被写体となった被害者に対して必要的被害弁償(18 U.S.C.§2259参照)は認められるのかどうかということが注目を集めている。これは,§2259(b)(3)(F)のみに規定されている「犯罪の近接した結果として(as a proximate result of the offense)」という文言が,その前にある(A)から(E)にも適用されるのかどうかという近接原因の要件の解釈に起因するものである。そして,他にも重要であると思われるのが,被害弁償額の算出に関わる問題であり,さらには,児童ポルノ所持の被害者に対する救済の在り方に関する問題である。前者については,第一の壁である近接原因の要件は満たされると判断されても,当該被告人が引き起こした特定の被害を確定して,弁償額を算出することが困難であるという理由で,裁判所は被害弁償命令の発出に消極的になっているなどと指摘されることがあり,後者についても,児童ポルノ所持の被害者に対しては,被害弁償よりも別の仕組みによる救済・補償の方が効果的であるともいわれていることを考えると,これらの問題の重要性は改めて指摘することもないであろう。 本稿は,児童ポルノの所持と被害弁償の問題について,①どのような形で被害弁償額を算出するか,そして,②どのような形で救済を行うことが児童ポルノ所持の被害者にとっては効果的なのかといった観点から考えてみたものである。 本号では,まず,一において,現在の必要的被害弁償に関連して指摘されている問題を,制度の仕組み・手続に関連するものと,被害弁償額及びその算出に関連するものという二つの視点から整理した。次に,二において,被害弁償額の具体的な算出方法に触れ,ここでは,請求額全額の認定・定額制・比例分割制という三つを中心に検討した。 なお,本文の中では,2014年4月に合衆国最高裁判所から出されたParoline v. United Statesや,この判決を受けて,議会に提出された「2014年児童ポルノの被害者Amy及びVickyに対する被害者弁償改善法(Amy and Vicky Child Pornography Victim Restitution Improvement Act of 2014)」案についても,関連する範囲で触れている。
著者
望月 美也子 重村 隼人 長谷川 昇
出版者
一般社団法人 日本家政学会
雑誌
一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.59, pp.116, 2007

<B>目的</B> 炎症性腸疾患は、腸粘膜に慢性の炎症または潰瘍を引き起こす難治性特定疾患の総称であり、過剰な過酸化物の生成により発症することが明らかとなっている。一方、シクンシ科植物であるテルミナリアのその抽出物質であるセリコサイドは、<I>Terminalia sericea</I>の樹皮および根に由来し、アフリカや東南アジアでは、抗酸化作用を持つハーブとして民間療法に用いられている。そこで、本研究は、2,4,6-trinitrobenzene sulfonic acid(TNBS)によって誘発される、炎症性腸疾患動物モデルに対するセリコサイドの炎症性腸疾患保護効果を確かめるために行われた。<BR><B>方法</B> 雄SDラット(165±10g)を用い、セリコサイド(30mg/kg)を10日間連続的に経口投与した。その後、炎症性腸疾患を誘発させるためTNBS50%エタノール水溶液(120mg/Kg)を直腸内投与した。12時間後、大腸を採取し、炎症部位のダメージスコア、好中球浸潤の指標であるmyeloperoxidase(MPO)活性、superoxide dismutase(SOD)活性を測定した。<BR><B>結果・考察</B> 本研究の結果、TNBSによる潰瘍、出血を伴う炎症性大腸炎の症状と、MPO活性の有意な増加が見られた。この際、あらかじめセリコサイドを投与しておくと、粘膜肥厚と出血が抑えられ、白血球の浸潤も抑制された。以上の結果を総合すると、セリコサイドはTNBSによって惹起された炎症性腸疾患の粘膜保護に有効であることが明らかとなった。
著者
武田 昂樹 中川 朋 山田 晃正 小西 健 奥山 正樹 西嶌 準一
出版者
日本臨床外科学会
雑誌
日本臨床外科学会雑誌 (ISSN:13452843)
巻号頁・発行日
vol.76, no.6, pp.1314-1319, 2015 (Released:2015-12-28)
参考文献数
16
被引用文献数
1 3

症例は40歳台,男性.201X年2月,1週間来の腹痛と嘔吐の増悪を主訴に当院を受診.来院時,腹部全体の圧痛・反跳痛を認めた.腹部X線画像で上行結腸周囲に多数の点状石灰化像を認めた.小腸niveau像を認めたが,free airは認めなかった.腹部造影CT検査では,右結腸静脈の石灰化に加え,上行結腸の腸管壁の造影不良と壁肥厚を認めたため,腸管壊死と診断して,緊急開腹手術を行った.開腹時所見では,上行結腸から横行結腸の中央部に腸管壊死を認め,結腸部分切除を行った.病理検査では,粘膜面の潰瘍形成,静脈血管壁の石灰化と上行結腸粘膜下層の広範な線維化領域を認め,特発性腸間膜静脈硬化症による虚血性大腸炎と診断した.術後経過は良好で,術後16病日に退院となった.本症例は10年以上の漢方薬(梔子柏皮湯®)の服用歴があり,病因との関連性が示唆された.現在,漢方薬内服を中止して経過観察中である.
著者
望月 美也子 重村 隼人 長谷川 昇
出版者
一般社団法人 日本家政学会
雑誌
一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.58, pp.71, 2006

【目的】シクンシ科植物であるテルミナリアは、東アフリカなどの熱帯地方に約250種分布するといわれ、国内では沖縄県の海岸地帯に多く自生している。その抽出物質であるセリコサイドは、Terminalia sericeaの樹皮および根に由来し、アフリカや東南アジアではハーブとして民間療法に用いられている。そこで本研究では、抗肥満作用が報告されているセリコサイドに着目し、脂肪細胞の脂質代謝に及ぼす影響を確かめるために行われた。【方法】3T3-L1細胞を培養し、細胞がconfluenceに達した時点で、インスリンを培養液に加え、脂肪細胞へと分化させた。充分に脂肪を取り込んだ細胞に、セリコサイドを添加し、取り込まれた脂肪がどのように変化していくかを観察した。脂質動態の判定は、超音波処理細胞浸出液中の細胞質グリセロール量と細胞質中性脂肪量を測定した。【結果・考察】充分に脂肪を取り込んだ細胞に、セリコサイドを添加すると、コントロールに比べ蓄積脂肪が減少し、細胞質グリセロール量が増加する傾向がみられた。これらの結果は、セリコサイドの添加時間と濃度に依存的であった。