6 0 0 0 OA 日本紳士録

出版者
交詢社
巻号頁・発行日
vol.第7版, 1901
著者
風間 辰夫 土田 崇重
出版者
日本鳥類標識協会
雑誌
日本鳥類標識協会誌 (ISSN:09144307)
巻号頁・発行日
vol.30, no.2, pp.80-106, 2018-12-31 (Released:2021-03-31)
参考文献数
26

本稿では,日本産鳥類308種,外国産鳥類201種について調べたので,ここに報告する.尾羽枚数は生体および剥製,入手した死体から数えた.
著者
松田 晋哉
出版者
学校法人 産業医科大学
雑誌
Journal of UOEH (ISSN:0387821X)
巻号頁・発行日
vol.35, no.Special_Issue, pp.67-72, 2013-10-01 (Released:2013-10-10)
参考文献数
3
被引用文献数
3 3

フランスは日本と同様,産業医の資格と義務的配置を法律で定めている.フランスの産業医は専門医の一つであり,卒後4年間の研修の後,企業の産業保健サービス部門あるいは中小企業を対象とした企業間産業保健サービスで勤務する.日本と異なり,フランスでは事業所規模に関わらずすべての労働者が産業医による健康管理を受けることができる.フランスの産業医の職務は予防的な活動が中心であり,緊急時を除いて臨床行為を行うことはできない.その主な職務は健康診断の実施とその結果に基づく適正配置,そして職業病や労働災害防止のための職場環境改善である.かつては職務が予防的業務に限定されていたため十分な研修医が集まらない現状があったが,職域における健康管理の重要性が社会的に認知されるようになり,その専門医養成数及び志望者が増加している.また,職務内容もメンタルヘルスや生活習慣病を予防するための活動の重要性が大きくなっている.このように両国の産業保健の状況には多くの共通点があり,したがって今後比較制度研究が本学関係者を中心に行われることが期待される.
著者
乙部 實
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電氣學會雜誌 (ISSN:00202878)
巻号頁・発行日
vol.63, no.661, pp.533-535, 1943-08-10 (Released:2008-11-20)
参考文献数
1
著者
森本 あんな 薄井 まどか 泉山 塁威 宇於崎 勝也
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画論文集 (ISSN:09160647)
巻号頁・発行日
vol.57, no.3, pp.606-613, 2022-10-25 (Released:2022-10-25)
参考文献数
11
被引用文献数
1

日本では、働き手の多様化などを背景に、新たな価値の創造や地域課題の解決に向けたニーズが高まり国内53自治体が、国が定めた「ウォーカブル推進プログラム」に沿って事業を実施していく段階である。本稿では、これらの自治体に対し調査を実施し、プログラムの活用方策の一例を明らかにした。その結果、各自治体で事前に策定した計画や事業に基づいてウォーカブル区域を設定していること、徒歩圏内にウォーカブル区域を設定する方策が明らかになった。

6 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1946年03月26日, 1946-03-26
著者
江沢 洋
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
日本物理学会誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.49, no.12, pp.1009-1013, 1994-12-05 (Released:2008-04-14)
参考文献数
35

小谷先生は,朝永振一郎先生とともに"磁電管の発振機構と立体回路の理論的研究(共同研究)"に対して1948年度の学士院賞を受けておられる.その御業績が6月号の<小谷先生の物理学への貢献をふりかえって>特集にとりあげられていないとの御注意が牧二郎さん等から寄せられた.大野公男さんのおすすめにより拙い試みを敢てする.
著者
佐藤 純一
出版者
日本社会学会
雑誌
社会学評論 (ISSN:00215414)
巻号頁・発行日
vol.61, no.3, pp.321-337, 2010-12-31 (Released:2012-03-01)
参考文献数
12
被引用文献数
1

日本の社会学にとって,医学は,「周辺領域」であり続けている.なぜ,医学領域は社会学にとって周辺であり続けてきたのか.どのようにしたら,社会学は医学に関与できるのか.その周辺に社会学(社会学者)が進出できるのか.本稿は,医学部において,社会学教員として社会学を教えてきた経験をもつ筆者が,その経験から,これらの論点を議論することを目的とする.本稿の議論で指摘する第1点は,日本の医学部の医学の生物医学(biomedicine)偏重性である.疾病普遍概念を核にもつ生物医学パラダイムと,病気の社会的構築を論ずる社会学主義の対立は,非和解的なのか,社会学が屈服・妥協するのか,排除されるのか.指摘する第2点は医学教育の「特殊性」である.日本の医学教育は,システムから教育内容(カリキュラムから教授方法まで)も,国家によって制度化されている.生物医学ドミナントで制度化された「医学教育コア・カリキュラム」体制の中で,社会学,また社会学者は,どのように振る舞えるのか.第3点として指摘するのは,医学部に支配的な「医師至上主義(イデオロギー)」である.「医学部では,医師でなければ人でない」と他学部出身者にいわしめるほどの,「すべての行為における医師至上主義」に,社会学者はどのように対峙し,医学帝国に参入し,医学部で社会学(教育)できるのであろうか.
著者
St. Jacques Nicholas Tobin Samuel
出版者
日本RPG学研究会
雑誌
RPG学研究 = Japanese Journal of Analog Role-Playing Game Studies (ISSN:24349682)
巻号頁・発行日
no.1, pp.20-27, 2020-09-21

本稿では, テーブル・トーク・ロールプレイング・ゲーム(TRPG)におけるプレイヤーキャラクター(PC)の死を定義し, 様々なTRPGルールブックでPCの死がどのように扱われているかを調査することを考察する. また, PCの死をプレイヤーの行動力と結びつけ, ダウンタイムや, 自分のPCのコントロールが少ない, あるいはPCをコントロールできない他のプレイモードと結びつけている. PCの死が時間の中断, プレイの終了や開始, プレイヤーとPCのつながりの強化や切断によってゲームプレイにどのような影響を与えるかについても考察する. PCの死だけでなく, PCの人生とそれに関連するコントロール, エージェンシー(行為主体性), プレイについての理解を深めることが本稿の分析の目的である.
著者
西廣 淳 角谷 拓 横溝 裕行 小出 大
出版者
一般社団法人 日本生態学会
雑誌
保全生態学研究 (ISSN:13424327)
巻号頁・発行日
pp.2201, (Released:2022-10-20)
参考文献数
34

気候変動への適応策の推進は、国および地域レベルの重要な社会的・政策的課題である。気候変動適応策では、現在生じている問題への対処や、予測される将来の環境条件下において生態系や社会システムのパフォーマンス(農作物の収量や健康リスクの低さなどの成果)を維持するような方策が検討されることが普通である。しかし、このようなアプローチ(最適化型アプローチ)は予測通りにならなかった場合における脆弱性をもつ。本稿では、最適化型アプローチとは別の考え方による適応策として、「適応力向上型アプローチ」について解説する。適応力向上型アプローチは、突発的な環境変動や必ずしも予測通りの将来にはならないという不確実性への対応として有効なアプローチであり、システムの「変化力」「対応力」「回復力」を高めることによって実現する。これらの概念について解説するとともに、変化力・対応力・回復力を高める上で有効であると考えられる方策について、実例に則して論じる。
著者
宮本 毅 中川 光弘 長瀬 敏郎 菅野 均志 大場 司 北村 繁 谷口 宏充
出版者
東北大学東北アジア研究センター
雑誌
東北アジア研究 = Northeast Asian studies (ISSN:13439332)
巻号頁・発行日
no.7, pp.93-110, 2003-03-31

Baitoushan volcano (Changbaishan volcano in China), situated on the border between China and North Korea, is one of the most active volcanoes in mainland Asia. The volcanism is divided into three stages, firstly the shield volcano-forming stage effusing large amount of basaltic lava flow, secondly volcanic cone-building stage consisting of trachytic magma, and finally summit caldera (called Tianchi caldera)-forming stage erupting the vigorous alkali-rhyolitic pyroclastics. Tianchi caldera has been formed by some huge eruptions (10th century, 4000yBP eruption and more) since Pleistocene. In caldera-forming stage, the time sequence of such huge eruption progress from Plinian pyroclastic fall to following large pyroclastic flow (ignimbrite). Based on our geological and petrological studies and Radiocarbon dating about wood and charcoal samples in pyroclastics, we found that 9th century eruption, unknown until now, has occurred before 10th century eruption. From the relation of stratigraphy and radiocarbon age the dormancy between this episode and 10th century one is estimated about a hundred year. The time sequence and eruptive style of this new episode is similar to 10th century eruption, but the magma composition is different.

6 0 0 0 OA 歴史写真

出版者
歴史写真会
巻号頁・発行日
vol.大正10年3月號, 1921
著者
増田 豪 山内 利秋 上椙 英之
雑誌
九州保健福祉大学博物館学年報 (ISSN:21867712)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.23-38, 2021-03-31

We are working on documenting disaster stone monuments with Hikari Takuhon.In japan, there are many disaster monuments related to earthquakes and tsunamis in the Tohoku, Mie Prefecture and Shikoku regions. This time, we went to the Kyushu region to record them. In Nobeoka City, Miyazaki Prefecture, we documented stone monuments related to the Ansei Nankai Earthquake and flood damage in the late Edo period using Hikari Takuhon. In addition, an exhibition was held using the electronic information of these stone monuments.