1 0 0 0 ユリイカ

著者
青土社
出版者
青土社
巻号頁・発行日
vol.2, no.13, 1970-12
著者
原田 禎夫
出版者
水資源・環境学会
雑誌
水資源・環境研究 (ISSN:09138277)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.1-7, 2017 (Released:2017-06-29)
参考文献数
37

近年、急速に深刻化する海洋ごみ問題への関心の高まりとともに、世界各国でプラスチック類の海洋への流出を防ぐための積極的な対策も講じられつつある。本研究では、オオミズナギドリの繁殖地として天然記念物の指定を受けている京都府舞鶴市の冠島とその対岸の野原地区で実施した飲料用ペットボトルを指標とした流出地の推定について報告する。2つの調査地点におけるペットボトルは、冠島では76.5%、野原地区では87.6%を日本製のものが占めていた。また、特に日本製ペットボトルの特徴として、小型ペットボトルが占める割合が極めて高く、これは全国的な傾向と同じであった。小型ペットボトルが市場シェアの大半を占める国内での有効な発生抑制対策として、早急なペットボトルのデポジット制度の導入が望まれる。
著者
八代田 千鶴 森元 萌弥 中須 真史 岡本 宏之 鈴木 正嗣
出版者
日本森林学会
雑誌
日本森林学会大会発表データベース
巻号頁・発行日
vol.127, 2016

森林におけるシカによる被害防止のためには、捕獲による個体数管理も重要である。そこで本研究では、植栽地での捕獲実施によるシカの出没状況への影響を検討した。三重県多気郡大台町内のパッチディフェンスを設置した広葉樹植栽地(3.2ha)において調査を実施した。2012年度(以下、12年)および2013年度(以下、13年)の2年間実施し、両年とも調査期間は11月~4月とした。植栽地内に設置した自動撮影カメラを用いてシカの出没状況を記録し、12月および2月に2週間ずつ給餌を行った。捕獲は12年のみ実施し、給餌期間中に誘引狙撃法により3回実施した。また、植栽地内および周辺の林内に固定コドラートを設置し、1カ月あたりの平均糞粒数(個/m<sup>2</sup>)を測定した。シカの出没頻度は、給餌期間中に増加したことから、給餌によりシカの出没を誘導できることが確認できた。12年の捕獲では、合計8頭のシカを捕獲した。実施前の平均糞粒数は、林内では0.5個以下であったが、植栽地内では約7.5個と多かった。実施後における植栽地内の平均糞粒数は実施前の半分に減少し13年も同水準であったことから、捕獲により植栽地内へのシカの出没頻度を減少させる一定の効果があると考えられた。
著者
唐李白撰
巻号頁・発行日
vol.[2], 1759
著者
安川 人央 中野 智彦 黒瀬 真 信岡 尚 井上 雅央
出版者
奈良県農業総合センター
雑誌
奈良県農業総合センター研究報告 (ISSN:18821944)
巻号頁・発行日
no.41, pp.29-33, 2010-03

シカ出没圃場におけるキャベツ栽培で、農地を効率的に活用するために、柵の設置の有無が耕起や移植にかかる作業時間と定植苗数に及ぼす影響並びに、肥料制限苗の定植直後のシカ被害軽減効果を調査した。キャベツの定植苗数は柵設置圃場に比べて柵未設置圃場で多く、耕起と定植に要した作業時間は、柵設置圃場に比べて柵未設置圃場で短かった。キャベツのシカによる被害には、食害と踏害があった。また、肥料制限苗の草丈および最大葉長は、慣行苗に比べて小さく、定植直後の食害株率は、春植えと秋植えの両作型ともに、慣行苗に比べて明らかに小さかった。さらに定植直後の踏害株率は、春植えと秋植えの両作型ともに、慣行苗に比べて小さい傾向が見られた。肥料制限苗のみを定植した場合、定植直後の食害株率はいずれの定植時期でも1%未満と小さかった。しかし、シカの出没が多い場合、少ない時期に比べて踏害株率が大きかった。これらから、シカ出没圃場において、キャベツ肥料制限苗を利用することで、慣行苗に比べてシカによる食害が軽減できることから、柵の設置を定植後に行うことが可能となり、柵設置圃場に比べ、耕起や定植時の作業性が良くなるとともに圃場全体を有効に活用できると考えられる。
著者
金井 政明
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.813, pp.40-43, 2012-07-19

1976年4月に西友ストアー長野(現・西友)に入社。93年9月に良品計画に入社。97年3月に無印良品事業本部商品事業部生活雑貨部長、99年9月に営業本部生活雑貨部長。2000年5月に取締役に就任。01年1月に常務取締役営業本部長。同年3月にMUJI(HONG KONG)CO., LTD.取締役、03年1月にMUJI(SINGAPORE)PRIVATE LTD.取締役。同年5月に代表取締役専務取締役(兼)執行役員に就任。
著者
八代田 千鶴 小泉 透
出版者
日本森林学会
雑誌
日本森林学会大会発表データベース
巻号頁・発行日
vol.128, 2017

<p>森林におけるシカによる被害は、林業への直接的な被害だけでなく森林生態系にも深刻な影響を及ぼしている。被害防止のために、個体数管理を目的とした様々な捕獲技術が開発されているが、これらの技術は給餌による誘引を利用したものが多い。そこで本研究では、給餌による誘引効果と下層植生との関連について検討した。静岡県伊豆半島中央部に位置する伊豆森林管理署管轄の国有林内において調査を行った。調査時期は、夏季(2014年9月)、秋季(2014年10-11月)、冬季(2015年1-2月)、春季(2015年5月)とした。調査開始前に、植生調査(階層毎の植被率)、植物現存量調査(下層植物の刈取)を行い、その後1カ月間誘引調査(給餌場へのシカ出没状況)を行った。草本層の植被率は、広葉樹林で低く人工林で高かった。同様に、植物現存量も人工林で多い傾向にあったが、シカの不嗜好性植物が優占していた。秋季から冬季にかけて全ての調査区で完食されており、不嗜好性植物の現存量は誘引効果に影響しないと考えられた。夏季および春季は調査区によって傾向が異なったことから、この時期は現存量だけでなく植物種構成など他の要因の影響も大きいと考えられた。</p>
著者
伊吹 勇亮
出版者
近畿大学商経学会
雑誌
商経学叢 = Shokei-gakuso: Journal of Business Studies (ISSN:04502825)
巻号頁・発行日
vol.64, no.2, pp.87-98, 2017-12-31

[概要]本稿は,広告会社を PSFs(専門サービス企業)として捉えた上で,それらが競争優位を確立するためにはどのようなことを行わなければならないかについて,概念的に考察したものである。PSFs に所属する専門家をマネジメントすることは,時に「猫の世話をする」と形容されることがあるが,広告においては「優れた広告をより効率的に創り上げるための組織的な環境づくり」である広告クリエイティブ・マネジメントを実施する必要があることを意味する。また,広告会社は短サイクルでイノベーションを起こし続ける必要があるため,個人レベルならびに組織レベルでダイナミック・ケイパビリティーを涵養する必要がある。 [Abstract]This paper investigates conceptually how to gain competitive advantage in advertising industry, with the perspective of professional service firms(PSFs). Often mentioned as"cat herding," advertising agencies must carry on the advertising creative management, which develops the favorable organizational environment to produce valuable advertising efficiently. To do so,advertising agencies nurture their dynamic capability, both individual level and organizational level.
著者
北本 康則 菅井 久子 門間 弘道 石崎 允 高橋 寿 関野 宏 藪下 安紀 岩渕 国人
出版者
JAPANESE SOCIETY FOR ARTIFICIAL ORGANS
雑誌
人工臓器 (ISSN:03000818)
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.767-769, 1987

ウロキナーゼ固定化フェモラールカテーテル(UKFC)をblood accessとして56例に61回留置した。留置期間は平均14日間で、4例で1ケ月以上(30日、36日、93日、113日)であった。留置中のカテーテル閉塞が1例、カテーテル熱が4例であった。UKFC抜去時の残存UK活性は使用前の平均2.1%であった。<br>UKFC使用時の透析前後でplasminogen、α<sub>2</sub>-plasmin inhibitorの血中濃度は余り変化せず、出血傾向の助長も認めなかった。<br>4頭の山羊頸静脈にポリウレタンフェモラールカテーテル(FC)、UKFC、APMSF-UKFC (plasminogcn activator活性なし)を2日間留置した。抜去後の走査電子顕微鏡による観察では、FC表面には血小板の粘着を認めたが、UKFC、APMSF-UKFCには血小板の粘着を認めなかった。以上より、固定化UKはplasminogcn activator活性に依存しない血小板粘着阻止作用も有すると結論された。

1 0 0 0 OA 本草図譜

著者
岩崎常正
出版者
巻号頁・発行日
vol.巻58,
著者
青山 正治 横井 時秀 小林 俊郎
出版者
公益社団法人 日本鋳造工学会
雑誌
鋳物 (ISSN:00214396)
巻号頁・発行日
vol.60, no.4, pp.240-245, 1988-04-25 (Released:2011-09-08)
参考文献数
11
被引用文献数
1

Spheroidal graphite cast irons containing four levels of Ni 0 to 3.5wt% and ones containing five levels of Mo 0 to 0.6wt% were prepared by the use of an induction furnace and cast. The iron into which Ni has been separately added has improved tensile strength and hardness because of solution hardening in the matrix. The impact transition temperature rises with condensation of Ni, while the upper shelf absorbed energy reduces. Separate addition of Mo has little effect on tensile strength and impact properties. Mechanical properties of spheroidal graphite cast iron can be improved by combined addition of Ni and Mo. The irons containing 1% Ni-0.1%Mo and 2.5%Ni-0.4%Mo show the lower impact transition temperature and have high toughness.
著者
原 元宣 木内 明男 福山 正文
出版者
麻布大学
雑誌
麻布大学雑誌 (ISSN:13465880)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.215-220, 2004

一般的に雄は仔猫に興味を示すことはなく,仔猫の世話をするのは専ら雌猫であるが,今回は,雄成猫が感染源となり,仔猫へ感染するという結果となった。

1 0 0 0 目のくま

著者
長島正治
雑誌
臨床と研究
巻号頁・発行日
vol.72, pp.136-139, 1995
被引用文献数
1
著者
小西 寿子 志賀 剛 瀬下 明良 木村 利美
出版者
一般社団法人 日本臨床薬理学会
雑誌
臨床薬理 (ISSN:03881601)
巻号頁・発行日
vol.49, no.4, pp.169-172, 2018-07-31 (Released:2018-08-22)
参考文献数
8
被引用文献数
1

症例は83 歳,男性.経皮的冠動脈形成術後に伴う心室期外収縮に対してフレカイニド 50 mg 1回 1錠 1日 2 回で服用していた.中部胆管癌を併発し,食事摂取量が減り,体重も減少した.他院でビタミン C 大量静注中に心肺停止を来し,心肺蘇生により心拍再開を得た.当院救急搬送後,心電図にてQT 間隔の延長 (0.76秒) を認め,フレカイニドを中止した (血中フレカイニド濃度は治療域であった) .さらに血清カリウム値が 2.0 mEq/L,血清アルブミン値が 2.7 g/dL と低値であったため,カリウム製剤による補正を行うとともにヒト血清アルブミン製剤 25 g/日の投与と中心静脈栄養を併用することで血清カリウム値も改善し QT 間隔が正常化した.本例では食事摂取不良による低栄養から低カリウム血症を来し,フレカイニドによる QT 延長作用が増強し心停止に至ったと考えられた.