著者
TSYPYLMA DARIEVA
巻号頁・発行日
2012

科学研究費助成事業(科学研究費補助金)研究成果報告書:研究活動スタート支援2010-2011
著者
藤 桂
巻号頁・発行日
2012

科学研究費助成事業(科学研究費補助金)研究成果報告書:研究活動スタート支援2010-2011
著者
林 温
出版者
学術雑誌目次速報データベース由来
雑誌
国華 (ISSN:00232785)
巻号頁・発行日
no.1176, pp.p12-26, 1993-11
著者
小峯 敦
出版者
新潟産業大学
雑誌
新潟産業大学経済学部紀要 (ISSN:13411551)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.105-128, 1999

本稿の目的は,「政策におけるケインズ革命の意義」に1つの解釈・解答を与えることにある。そのために,まずケインズの理論・政策・実際へのインパクトの三者の関係が整理される。考慮される期間は1910年代中盤から1932年頃である。結論として,政策におけるケインズ革命は確かに存在したと主張する。ただしここでの「革命」は,特に大蔵省などの政策担当者が,ケインズの理論と思考を意識(対抗)せざるを得なかった,という意味である。イギリスでは1920年代初頭から20年の年月を経て管理経済が徐々に浸透した。ケインズは管理経済の理論的基盤を整備し,しかも政策提言という形でその理論の説得を行い,政策の実現に腐心した。理論と実践の相乗効果で,経済の管理化は1920年代以降,無視し得なくなった。ケインズの影響力は(政策提言が実現しなかったとしても)極めて大きかった。この意味で,政策と思考におけるケインズ革命は20年余の歳月をかけて完成したと言うことができる。第1部は『インドの通貨と金融』から金本位制の復帰問題までを扱う。ケインズは危機意識(イギリスの衰退)と使命感(経済の制御で厚生増大)を終生持続した。第2部は失業対策からケインズ革命までを扱う。ケインズの管理経済という新しい学説に批判されて,大蔵省の「財政正統説」やイングランド銀行の「金融正統説」が妥当性を失っていった。
著者
石井 一美
出版者
The Japanese Society of Fisheries Science
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.19, no.4, pp.205-209, 1953

We had the experiments on after effect of 250 D 2/6 (Upper twist: 63 and lower twist: 115 for lenght 20cm), 2/4 (Upper twist: 76, lower twist: 121) and 3/6 (Upper twist: 62, lower twist 113) amilan cords heated up to various temperature.<br> From this experiments the results obtained are as follows;<br> (1) Elongation of 250 D 2/6 amilan cord under constant tention increases the temperature-rises for high temperature than 100°C (Fig. 1.1 and Fig. 2.1).<br> (2) As seen in Fig. 1.2 and Fig. 2.2 inflexional points of elongation of 250 D 2/6 amilan cord due change of tension has been found about 1.5 and 3.5kg respectively. The relation between of tension and variability of elongation, as shown in Fig. 3, these curves has a minimum of variability at about 2.0kg.<br> (3) Tensile strength and elongation of 250 D 2/6, 3/6 and 2/4 amilan cords decrease with the temperature-rises, and variability of tensile strength increases with the temperature, but variability of elongation decreases: the tensile strength of amilan cords fells in proportion as temperature increases, and then the tensile strength of its cords has somewhat unequal, while the deviation of elongation (at break) fades.
著者
吉井 訓史 中野 眞一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.88, no.8, pp.945-952, 2005-08-01
被引用文献数
9

グラフを, 各面が方形(長方形)であるように, かつ, 辺が交差することなく平面に描画したものを, 方形描画と呼ぶ. 内面の個数がたかだかn個であるすべての方形描画を, 重複も抜けもなく高速に列挙するアルゴリズムが知られている. 本論文では, この列挙アルゴリズムを改造することにより, 方形描画を列挙することなく, これらの個数のみを高速に数え上げるアルゴリズムを提案する. また, この数え上げアルゴリズムを実装することにより, 方形描画の個数の値をn&le;13について求めた. 更に, 従来の列挙アルゴリズムも実装し, 方形描画の個数の値を求めた. 方形描画の個数は, 上記二つの結果において一致することを確認した. これにより, これまで未解決であった方形描画の個数の値がn&le;13まで新たに確定した. 今回提案する数え上げアルゴリズムは, 従来の列挙アルゴリズムより約200倍高速であった.
著者
北見 幸一
出版者
北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院
雑誌
メディア・コミュニケーション研究 (ISSN:18825303)
巻号頁・発行日
vol.56, pp.135-179, 2009-07-31

This paper discusses Corporate Social Capital and Public Relations. This paper overviewed the Social Capital studies, especially early studies in sociology field, proposed the framework to evaluate Social Capital in a capital. Social Capital has the merit to reduce transaction costs, and should be clearly positioned as a component of capital of corporation. Using the concept of the Corporate Social Capital, to rethink the definition of Public Relations, this paper proposed the following definition of Public Relations: Public Relations are the effective action to create the foundation for effective management by gaining the trust to build up the relationship between the organization and its stakeholders, accumulating the Corporate Social Capital, and reducing transaction costs in society.

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1937年09月18日, 1937-09-18
著者
BREDWA-MENSAH Yaw
出版者
The Center for African Area Studies, Kyoto University
雑誌
African Study Monographs (ISSN:02851601)
巻号頁・発行日
vol.29, no.3, pp.133-145, 2008-09

From the turn of the 18th century to the mid-19th century AD, the Danes experimented with plantation agriculture in the foothills of the Akuapem Mountains on the southeastern coastland of the Gold Coast (Ghana). Enslaved Africans were used by the Danes to cultivate the plantations. The Danish planters imposed controls over the plantation landscape. The enslaved workers reacted to their entrapped situations by resisting the various forms of control imposed on the plantation set-up. In this paper, the socio-cultural relations that emanated from the interactions on the plantations are examined. The paper specifically investigates the dynamics of power manifested in diverse control mechanisms imposed by the planters and the corresponding reaction from the slaves to counteract these impositions.
著者
大津 雅之 Masayuki OTSU 花園大学社会福祉学部 THE FACULTY OF SOCIAL WELFARE HANAZONO UNIVERSITY
出版者
花園大学
雑誌
花園大学社会福祉学部研究紀要 (ISSN:09192042)
巻号頁・発行日
no.16, pp.97-109, 2008-03
被引用文献数
1

本稿では、拡大する自己覚知の定義の整理を試みた。また、合わせて今日の教育機関が教授する自己覚知の内容の整理も試みた。研究方法は、拡大する自己覚知の定義の整理にあたり、26冊の辞典・辞書・用語集から、一つの「基準となる自己覚知の定義」を設定し、そのうえで整理を試みた。整理方法として、(1)「自己覚知」以外での表記方法、(2)福祉援助者以外が行う自己覚知への言及、(3)自己覚知の必要性(意義)、(4)自己覚知の方法論、(5)その他の重要な言及という五つのカテゴリーを作成し分類している。また、今日の教育機関が教授する自己覚知の整理にあたり、社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士の養成機関が使用する3冊の最新版養成テキストから、それぞれが述べる自己覚知を比較し、そのうえで整理を試みた。整理の方法として、拡大する自己覚知の定義の整理と同じ五つのカテゴリーを作成し分類している。考察では、専門性を越えて普遍的に心理学や精神医学へと傾倒してしまう自己覚知に対する今日的解釈へ問題提起している。さらに、社会科学的分野からどのように自己覚知を考える必要があるかを言及している。
著者
大津 雅之 Masayuki OTSU 花園大学社会福祉学部 THE FACULTY OF SOCIAL WELFARE HANAZONO UNIVERSITY
出版者
花園大学
雑誌
花園大学社会福祉学部研究紀要 (ISSN:09192042)
巻号頁・発行日
no.19, pp.107-126, 2011-03

今日、福祉分野においては、「自己覚知」対するさまざまな解釈が拡散的に用いられているように見受けられる。その背景として、日本国内におけるケースワーク理論の歴史的変遷と「自己覚知」に対する解釈の歴史的変遷とを無視することはできないであろう。北本は、日本におけるケースワーク理論の歴史的変遷と「自己覚知」に対する解釈の歴史的変遷とを関連付けながら、「自己覚知」を分類している。ただし、北本の「自己覚知」に関する歴史分類は、「自己覚知」を理論的側面で整理するのみにとどまっていた。そこで、本稿では、まず、拡散する「自己覚知」に対する解釈を概観しながら、「自己覚知」の概念的性質について考察する。そのうえで、北本の「自己覚知」に対する歴史的分類に事例を交えながら、今日の「自己覚知」について考察してみたい。
著者
塩野 智樹 永瀬 宏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CPSY, コンピュータシステム
巻号頁・発行日
vol.96, no.342, pp.23-29, 1996-10-31
被引用文献数
1

データフローマシンは, ALUを物理的に並列個設けることにより, 低い並列度の複数のプログラムをカラーを変えて同時に実行することができるため, マルチタスク向きである. 一方, マルチCPUのデータフローマシンは高い並列度の問題にも対応できる. 但し, 個々のCPUでは, 逐次処理に近づく傾向がある. データフローマシンは逐次処理が遅いのでこれを改善するため, 新たに先行発火機能を提案する. これにより, シングルタスク/マルチタスク共に対応可能なデータフローマシンのアーキテクチャが得られる. また, 本方式はノイマン型のVLIWでマルチタスクを処理するときに生じるリソースの無駄が生じないという利点がある.
著者
金田 泰
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MVE, マルチメディア・仮想環境基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.352, pp.1-6, 2003-09-30
被引用文献数
4

電話にかわるべきコミュニケーション・メディアvoiscapeの概念を提案する.Voiscapeは,3次元オーディオ技術による仮想的な"音の部屋"をユーザ間で共有し,そのなかを自由に移動してさまざまなひとと会ったりわかれたりしながら多者間のコミュニケーションがおこなえるウェアラブルなメディアである.プレゼンスや周縁的情報の伝達を可能にし,電話におけるような1対1の会話から従来のメディアではできなかったさまざまなかたちのコミュニケーションまでをカバーすることによって,つながり感・安心感の共有や暗黙知の共有も実現されるだろう.この論文ではvoiscapeの使用場面や手順についてのべ,PC上に開発したvoiscapeのプロトタイプについてものべる.プロトタイプ上ではユーザは前方の様子を3次元グラフィクスによって確認しながらマウスをつかって部屋内を移動することができる.
著者
道田 泰司 Michita Yasushi
出版者
琉球大学教育学部
雑誌
琉球大学教育学部紀要 (ISSN:13453319)
巻号頁・発行日
vol.71, pp.105-117, 2007-08
被引用文献数
4

本稿では,問いのある教育がどのようにありうるのかについて,いくつかの教育実践や実践研究を取り上げ,主に思考力育成という観点から考察した。質問書方式の実践では,大学生の8割以上が疑問を持ち考えるようになったことが示されている。質問の質を高める方法としては,質問語幹リスト法が挙げられ,これを用いた実践研究が検討された。また,わからないときだけでなくわかったつもりでいるときに質問を出すことの必要性も論じられた。最後に,小学校における質問力育成教育をいくつか概観し,質問力を育成するための示唆を得た。最後にこれらをいくつかの観点から整理し,今後の課題を検討した。