著者
山本 荘毅
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.89, no.12, 1983-12-15
著者
酒井 一夫
出版者
日本保健物理学会
雑誌
保健物理 : hoken buturi (ISSN:03676110)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.133-134, 2007-06
著者
大川 三雄
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.64, no.526, pp.251-257, 1999
参考文献数
12
被引用文献数
1

The Fujita Residence at Amishima., Osaka built between 1886 and 1915 was an ideal example of the Kindai Wqfu Style in the Kansai region. However, A fire during the War destroyed the greater part of the house; only few part have been remained. The client, Denzaburou Fujita was the founder of fujita combines and a central figure in the Kansai economic world until the War, however, an adapt in the tea ceremony and a person of well cultivated tastes. As the result the Residence at Amishima admirably reflected both the Me style of the upper classes and his tastes. This study is an attempt to reconstruct above architectural outline of the Fujita Residence at Amishima.through using the drawing and the materials Preserved. The master carpenter, concerned the construction of the residence, Heisichi Imais careers and deed brought elucidate too.
著者
水田 一枝 阿部 薫 尾崎 保夫
出版者
日本作物學會
雑誌
日本作物學會紀事 (ISSN:00111848)
巻号頁・発行日
vol.67, no.4, pp.568-572, 1998-12-01
参考文献数
9
被引用文献数
3

パピルス, マリーゴールド, アシ, ペパーミント, ソルガム, インパチェンス, ケナフの7種類の有用植物を, 富栄養化した溜池を想定した人工汚水を流入させた水路で育て, 各植物による窒素, リンの浄化能力や, 日射量の変化が浄化に及ぼす影響をみた.これらの植物は窒素, リンの浄化能力があり, 特にパピルス, ケナフ, ソルガムは, 窒素濃度約2.5mgL^<-1>, リン濃度約0.5mgL^<-1>の人工汚水(1日, 1m^2当たり500L供給.滞留時間は12時間)中の窒素, リンを最高70〜90%除去した.パピルス, ケナフ, ソルガムの除去速度は窒素が1.17, 1.07, 0.80gm^<-2>d^<-1>, リンが0.21, 0.16, 0.12gm^<-2>d^<-1>であった.また浄化能力は日射量の影響を受け, 遮光処理によって浄化能力は顕著に低下したが, 7日程度の遮光期間では, 浄化能力は遮光解除の1〜3日後に元の80〜90%に回復した.
著者
桜井 光堂
出版者
駒澤大学
雑誌
法学論集 (ISSN:04393287)
巻号頁・発行日
vol.43, pp.203-213, 1991-03-31
著者
吉田 弘子 Johnston Scott Cornwell Steve
出版者
大阪経済大学
雑誌
大阪経大論集 (ISSN:04747909)
巻号頁・発行日
vol.61, pp.99-109, 2010-09-15

大学ライティングセンターは、大学内でライティングに関する様々なガイダンスを行うところであり、ライティング前のブレインストーミング、構成、草稿作成などライティングに関するあらゆる相談を受け付けている。日本において大学ライティングセンターはあまり周知されておらず、その実態や運営についての系統的な調査はほとんど存在しなかったが、筆者らは科学研究費を受けて日本における大学ライティングセンターについての調査を実施した。本稿では、その研究結果の一部として、日本の大学に設置されている多様な大学ライティングセンターを紹介し、大学教育におけるライティングセンターの役割を論じる。
著者
渡辺 幸雄 猿丸 仁美 嶋田 典司
出版者
千葉大学
雑誌
千葉大学園芸学部学術報告 (ISSN:00693227)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.37-43, 1983-12-25

134種の植物についてウレアーゼ活性を調べた結果,大部分の植物でその活性が検出された.活性がもっとも高かったものはナタマメであった.ウレアーゼ活性が検出されなかった植物でも,生育環境が異なると活性を発現するものもみられ,まったくウレアーゼが存在しない植物があったとはいいきれないと思われる.供試植物を草本と木本とに分けて比較すると,草本の方が高いウレアーゼ活性を示す傾向にあった.ウレアーゼ活性が検出されなかったシコロベンケイに尿素を与え,その同化を検討したところ, Niの存在下でのみウレアーゼ活性の上昇が認められた.
著者
嶽村 智子
出版者
奈良女子大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2009

昨年度に引き続き、多様なモデルに対応する確率過程の構築を目指し、その性質を研究することを目的とし、研究を行った。昨年度の成果をもとに、斜積拡散過程と調和変換に関して研究を行った。一次元拡散過程と球面上のブラウン運動によって構成される斜積拡散過程を考察し、コンパクト多様体の内部を運動し、境界ではジャンプや消滅が起こりうる過程に対する再帰性の判定法について結果を得る事ができた。これは、昨年度取り扱った極限定理で現れる極限過程に対応する過程についての再帰性の判定法である。斜積拡散過程に対する再帰性については、今までも議論はあったが、斜積拡散過程を構成する過程と斜積を構成する測度の性質から斜積拡散過程の再帰性を判定するものであり、斜積拡散過程の性質から斜積拡散過程を構成する過程についての性質を得るというものについては研究がなされていなかった。本研究では、一次元拡散過程と球面上のブラウン運動との斜積拡散過程を取り扱う事により、一次元拡散過程の再帰性と斜積拡散過程の再帰性が一対一に対応していることがわかった。この結果は、球面上のブラウン運動という非常に良い性質をもつ過程を取り扱ったことにより得る事ができるが、球面上のブラウン運動に限らず、コンパクト多様体に関しても同様の結果を得ることができる事が予想される。これらの研究により、多様なモデルを取り扱うことができ、力学モデルの分野において応用が期待される。また、調和変換と呼ばれる場に依存する確率過程の変換について研究を行った。
著者
千葉 恵
出版者
慶應義塾大学
雑誌
哲學 (ISSN:05632099)
巻号頁・発行日
vol.73, pp.1-24, 1981-12

In Post. Anal. A4, Aristotle enumerates four Kinds of "Per Se" which designate four kinds of necessity between subject and predicate. Many commentators exclude the last two "Per Se" from their concern as irrelevant to Aristotle's inquiry of the demonstrative theory. I think, however, that, as far as a necessary S-P relation, all four kinds of "Per Se" are, for Aristotle, indispensable to his theory of demonstration. In this paper, I try to investigate his true thought when he manifests four "Per Se" and to show the principal role of each of the last "neglected" two as follows. 1. implies tautological necessity which we acquire from the linguistical point of view. This must be relevant for positing a genus which each science has as its domain. 2. implies causal necessity such as is valid, in fields of nonmathematical sciences.
著者
Riichiro Kimura Dinh Thanh Nghia Junji Wakabayashi Shanmugam Palani Elangovan Masaru Ogura Tatsuya Okubo
出版者
The Chemical Society of Japan
雑誌
Bulletin of the Chemical Society of Japan (ISSN:00092673)
巻号頁・発行日
vol.85, no.4, pp.527-532, 2012-04-15 (Released:2012-04-15)
参考文献数
46
被引用文献数
5

In this study, phase changes, catalytic active species that appeared at the phase change, and the corresponding water tolerance of samples obtained upon thermal treatment from K2CO3-supported microsized and nanosized sodalite as diesel-soot combustion catalyst are examined. We have shown the successful preparation of nepheline with water tolerance from sodalite as starting material. It is confirmed that the interaction between alkali metal carbonate and crystalline aluminosilicate is prerequisite for enhancing water tolerance of the catalytically active component, Na/K carbonate, located on the nepheline.
著者
小栗 明彦
出版者
奈良県立橿原考古学研究所
雑誌
奨励研究(A)
巻号頁・発行日
1999

3〜6世紀の全羅南道地域産土器の日本列島での出土例を集成した。その結果、土器搬入状況の様相は、3〜4世紀代には、塔ノ首2号石棺墓例、西新町遺跡例など、対馬、北部九州のみに集中的に両耳付壺、鋸歯文土器が搬入されている。5世紀前葉〜中葉になると、北部九州の集落遺跡を中心に、夜臼・三代遺跡群例、井原上学遺跡例、吉武遺跡群例、在自小田遺跡例、冨地原川原田遺跡例など、鳥足文土器が出土し、継続して搬入が続けられている様相が見られる。それに加え、畿内においても、大庭寺遺跡例、伏尾遺跡例、小坂遺跡例など、土器生産関連遺跡から両耳付壺が、城山遺跡例、メノコ遺跡例、八尾南遺跡例、布留遺跡例など、集落遺跡から鳥足文土器が出土し、新たに搬入が始まったことが分かる。6世紀前半に入ると、北部九州では、在自下ノ原遺跡例、冨地原川原田遺跡例など、集落遺跡に鳥足文土器が搬入し続けられる他に、番塚古墳例、ハサコの宮2号墳例、梅林古墳例、相賀古墳例などのように、新たに古墳副葬品として鳥足文土器が搬入されるようになる。同時に、畿内においても、杣ノ内古墳群赤坂支群14号墳例、星塚1号墳例のように、鳥足文土器が古墳から出土するようになるが、集落遺跡には搬入されない。本研究の目的である、6世紀前半の継体朝の様相としては、北部九州と畿内中心部の古墳に、全羅南道地域産土器が搬入されている。それ以前には、古墳からの出土がほとんどないだけに注目できるが、継体擁立勢力の地域と重なるものではなかった。この様相は、上部支配層間の交流を示すものでない可能性が高いため、今後、全羅南道地域勢力、継体擁立勢力の上部支配層間の関係究明には、古墳墳形、埴輪、副葬品中の威信財など、政治性の高い属性の総合的な検討を進める必要がある。
著者
濱田 奈保子 中田 絵里子
出版者
東京海洋大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

鮮度指標K値と積算温度に基づく非破壊の鮮度評価および管理ツールとして、従来のMTT型に加え、WST-3型BTMを開発した。食品のトレーサビリティに導入するにあたり、MTT型BTMおよびWST-3型BTMの発色に伴い生成される色素成分についてin vivoマウス経口投与試験により安全性を確認した。BTMによる鮮度の可視化が可能な魚について,両BTMの発色度から生可食期限(消費期限)を求めたデータベースを作成した。
著者
Edurise Escuadra Gina M. 宇佐見 俊行 雨宮 良幹
出版者
千葉大学
雑誌
食と緑の科学 : HortResearch (ISSN:18808824)
巻号頁・発行日
vol.62, pp.21-29, 2008-03

種々の有機質素材からなる堆肥を用い、Fusarium oxysporum f. sp. spinaciaeによって引き起こされるホウレンソウ萎凋病の発病に及ばす影響を評価するとともに、土壌中の微生物と病原菌に対する影響について調査した。堆肥はコムギフスマ、コムギフスマ・オガクズ、コーヒー粕、鶏ふん、およびこれらの混合物に5%のカニ殻粉末を無添加または添加したものを供試した。各堆肥を病原菌汚染土壌に5%(w/w)添加し、その30日後からホウレンソウを約1ヶ月ずつ連続して栽培し、2作後には堆肥をさらに2.5%追加施用した。その結果、各堆肥施用区とも2作目以降から発病が顕著に抑制されるようになり、特に混合堆肥施用区でその効果が高かった。FDA(fluorescein diacetate)分解活性を指標に土壌中の微生物活性を調べたところ、これらの堆肥施用土壌ではいずれの栽培時においても無処理の土壌に比べてその値が高く、希釈平板法で検出される糸状菌、細菌、放線菌の密度もそれに対応して増加していた。これら微生物群の中では細菌の増加が特に顕著であった。さらに、細菌を対象としたプライマーを用いてPCR-DGGE (denaturing gradient gel electrophoresis)解析を行った結果、堆肥施用に伴って土壌中の細菌群集構造が多権化していることが伺えた。また、堆肥を施用した土壌ではいずれも無処理の土壌に比べて病原菌の胞子発芽が抑制れる傾向が見られた。以上の結果より、堆肥施用に伴う発病抑止機構の一つとして、多様化・活性化した土壌微生物の競合や拮抗など様々な機能の総合的作用によって土壌の静菌作用が強化され、病原菌の活動が抑制されることが考えられた。