1 0 0 0 OA 日本開化小史

著者
田口卯吉 著
出版者
田口卯吉
巻号頁・発行日
vol.巻之1再版明治17, 1884
著者
神谷 俊之 原 雅樹 矢入(江口) 郁子 猪木 誠二
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.591, pp.23-28, 2004-01-16
被引用文献数
6

我々は,従来から多様な歩行者の身体状況に応じた経路案内を行う歩行者支援GISについて研究開発を行っている.本稿では,バリア・バリアフリー情報を蓄積した歩行者移動支援GISの利用場面として,観光地などでのナビゲーション用途を想定し,ナビゲーションに適したユーザインタフェースとして3次元景観映像を用いた案内方法について検討を行った.さらに検討結果に基づき,自宅での予習的な利用を想定したPC版と利用者が実際に持ち歩くことを想定したPDA版の2種類のシステムの試作を行った.
著者
坪井 善勝 田治 見宏
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築學會論文集 (ISSN:03871177)
巻号頁・発行日
no.38, pp.69-72, 1949-04-20
被引用文献数
1

木造重ね梁について既に後藤助教授の卓越した研究あるも,本論文は著者の一人の既往の研究に鑑み別の觀點に立つて展開してみたものである。計算上の假定として接合剛性が連續的に分布してゐるものとし,以て理論の展開を簡單化した。又接合剛性が塑性域にも亙る場合が現實に〓々問題となるがこれについて一計算法を提示した。
著者
辻 順行 辻 大志 辻 時夫
出版者
The Japan Society of Coloproctology
雑誌
日本大腸肛門病学会雑誌 (ISSN:00471801)
巻号頁・発行日
vol.56, no.3, pp.132-136, 2003-03-01
被引用文献数
3

平成11年8月から平成13年8月までに当院で手術を行った痔核298例の中で術後狭窄を来した23例を対象として分析を加え以下の結果を得た.1.結紮切除(LE)が1~4カ所の症例でそれぞれ0%,3.3%,7.0%,14.3%の頻度で術後の肛門狭窄が発生した.この症例をLE1~3カ所とLE4カ所の2群に分けて比較すると前者では6.2%,後者では14.3%で後者が有意に多かった.従ってLEは3カ所以下が適当であると思われた.2.嵌頓痔核の術後には肛門狭窄が非嵌頓痔核術後に比較し有意に多く発生した.従って術後狭窄から検討すると,嵌頓痔核は嵌頓状態の改善後に根治術を行うべきと考えられた.3.術前に狭窄を合併する症例では,術後も狭窄を来す可能性が高く,LEの数はより少なくそして術中広めの拡張術が必要であると判断された.4.術前の指診で肛門の緊張が高い症例では,術後も狭窄を来す可能性が高く,LEの数はより少なくし,拡張術も追加すべきと判断された.5.肛門狭窄は術後3カ月から6カ月の期間内に改善することが多く,全体の64.3%の症例が非観血的方法で改善した.
著者
谷川 桂子 福沢 尚司 大平 栄二 万中 哲夫 河村 英之 水野 洋一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.31, pp.7-12, 2004-03-18
被引用文献数
1

国内外において、IDタグを利用した商品流通制御システムの導入開始など,「ユビキタス社会」が現実のものとなりつつある。IDタグは、人間が生活する実世界と、情報通信手段などを通じて知覚・認識される仮想的な世界とを結びつけるための技術の一つである。一方、サーバを経由しないで端末同士が直接通信を行うP2Pネットワーク技術が実用化されつつある。P2Pネットワークは、サーバコンピュータへのトラフィック集中がボトルネックとなることがないため、流動性の高いユビキタス環境における通信手段としては効果的である。IDタグとP2Pネットワークを用いた分散情報共有技術を開発し、(株)豊島園殿のご協力を頂き、一般参加者による実証実験を行った。The introduction of the commercial distribution control system using ID tags is started, and "the ubiquitous society" is being realized. The ID tag is one of technology that connects the real world and the virtual space. At the same time, the P2P network technology that the terminals communicate directly is expected in the world where tens of millions of terminals move around and interact with each other. Combining the recognition of the real world environment using ID tags and the bi-directional communication among mobile devices using P2P network, we development the software that enables dynamic creation of context-aware virtual communities bound to the physical object in real world. We have developed prototype software running on wireless LAN capable PDAs and did the demonstration experiment of the system at the amusement park.
著者
坂本 憲司 村松 正吾 貴家 仁志 山田 昭彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. VLD, VLSI設計技術 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.108, pp.9-14, 1999-06-11

新たな動画像符号化規格であるMPEG4では,従来のMPEG1,2のマクロブロック(16×16画素)単位の動き補償(MC)に加えて8×8画素単位の動き補償モード,8×8ブロックモードが用意されている.そこで,本報告では,従来型のPEの内部構成を改良することにより,この8×8ブロックモードを含む動き検出器(ME)の新たな線形アレー構成を提案する。本提案は処理要素(PE)と比較器のみを改良し,入力は従来型と全く同じである.PEの内部構成に従来型の構成にマルチプレクサ,アキュムレータを加えることにより,MPEG4で必要とされる8×8ブロックモードでの差分絶対値和(SAD)の選択,アキュムレートを可能にしている.また,8×8ブロックモードのSAD出力タイミングは,16×16ブロックモードと異なるため,8×8ブロックモードのための2種類の比較器を提案する。さらに,提案するPEのVHDLモデルの論理合成結果より,VLSI実現への性能の見積もりを行う.
著者
牧田 克巳
出版者
日本作物学会
雑誌
日本作物学会中国支部研究集録
巻号頁・発行日
no.32, pp.20-21, 1991-08-01

稲作に取り組んで10年になるが、この間、稲との対話に明け暮れして楽しい人生の一時を過ごすことができたことを感謝している。天地人の恵によって、近年は安定して単収800kg内外の収穫を得ることができるようになった。この経験に基づいて、私が稲作りの基本とするところと、稲作診断の要点について述べてみたい。稲作りの基本は、あくまでも土作りで、よい粘土(客土)と有効腐植を多くし、深い耕土と、排水のよい田を創るならば、あまり手をかけなくとも米はよくとれる。前年の秋に、生ワラ全量を施し、これを早く腐熟させるため10a当り乾燥鶏ふん200kgと熔燐60kgを施用。秋耕はしないで、春耕時に過石20kg、塩加15kgを全層施肥する。これらは、土作りと基肥施用を兼ねた作業である。
著者
江口 洌
出版者
千葉商科大学
雑誌
千葉商大紀要 (ISSN:03854566)
巻号頁・発行日
vol.44, no.3, pp.104-79, 2006-12-31

「初期万葉」は、朝廷が、王権意識とその指導理念とを示そうとした勅選の歌集である。それは、同じ時代思潮の中で、王権が企画、監修した『古事記』、『日本書紀』そして『風土記』と全く同じ性格の編纂物であった、と見る。天皇思想は、王権を天の存在として主張した。もうひとつ、革命を恐れた王権は、和の世界を主張した。そこに用いたのが中国から学んだ天・地・人の合一の精神であった。そうして、天の示す暦数、そして天(9)・地(8)・人(6)和合の数字を聖数とした。小論の主題は、「初期万葉」が、その天・地・人の構成を採り、その人部が柿本人麻呂の作品から成っているということであり、その証明であった。そのことを言うために、「初期万葉」の構造面での発展経緯を説くと共に、そのそれぞれの段階に働いた政治的な思惑に触れ、天分暦数、天文地理、陰陽五行説などいくつもの視点から触れることになった。もう一点、副題の柿本人麻呂という名前について。天・地・人構成の人部に人麻呂の作品のみが宛てられていることを証明し、柿本人麻呂が初めから人麻呂という名であったか、人部に作品を宛てられたことで、その名を人麻呂としたのか、という謎の問題を提示した。
著者
齋藤 智子 佐藤 由美
出版者
北関東医学会
雑誌
北関東医学 (ISSN:13432826)
巻号頁・発行日
vol.56, no.4, pp.319-328, 2006 (Released:2006-12-26)
参考文献数
13
被引用文献数
4 2

【目 的】 介護支援専門員が認識する対応困難事例の特徴を明らかにすることを目的とした. 【対象と方法】 N県内の居宅介護支援事業所に所属し, ケアマネジメントを行っている介護支援専門員16名を対象に, グループインタビューを実施した. 今までのケアマネジメントの中で, 対応困難を感じた状況・場面と具体的な困難内容について聴取し, 質的帰納的に分析した. 【結 果】 介護支援専門員の対応困難は, ケアマネジメントプロセスの「計画立案」「実施」の段階で多く認識されており, 困難内容は, 家族内の調整, サービス利用の説得, 専門的対応を必要とする課題に対する対応等, ケアマネジメントに十分な時間をかけることを必要とし, また専門的知識や適切な支援者との連携を必要とする内容であった. 【結 論】 介護保険制度下におけるケアマネジメントの質の向上のために, 介護支援専門員が認識する対応困難の特徴をふまえた支援を行っていく必要がある.
著者
井関 智美 塚本 幸恵 三上 ゆみ 瀧 佐津紀 奥山 明香
出版者
新見公立短期大学
雑誌
新見公立短期大学紀要 (ISSN:13453599)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.141-149, 2002-12-25

高齢化に伴い,社会福祉法の改正や,介護保険法の新たな施行の中で,在宅介護の充実が進められてきた。介護福祉養成カリキュラムにおいても在宅介護に重点がおかれるように改定された。在宅介護は大きく分けて,利用者の身体介護と家事援助の2通りがある。実際の在宅介護実習では,家事援助に関わることが多いが,高齢利用者の家事ニーズを見出すに必要な家事の知識が学生に少ないように感じてきた。また,高齢者の家事と,学生の家事とは大きく異なっていると考えられる。そこで,今回は在宅介護教育の課題を得る目的で,地域の独居と夫婦世帯の高齢者と本学地域福祉学科学生を対象に,ご飯,味噌汁,おかず等の調理のやり方(調理行動)を調査し結果を検討した。その結果,高齢者はご飯や味噌汁を学生より頻回に調理しており,また,学生より多種類のおかずを調理し,調理方法にあった調理器具を選んで用いていた。高齢者は調理経験が豊富で調理技術があるが,学生は経験が少なく調理が未熟で,おかずの種類も少なかった。学生に高齢者の調理行動を理解させその認識を深めさせるという在宅介護教育の課題を得ることが出来た。
著者
井関 智美 塚本 幸恵 三上 ゆみ 瀧崎 佐津紀 奥山 明香 Satomi ISEKI Yukie TSUKAMOTO Yumi MIKAMI Satsuki TAKIZAKI Asuka OKUYAMA 介護福祉学
出版者
新見公立短期大学
雑誌
新見公立短期大学紀要 (ISSN:13453599)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.141-149, 2002

高齢化に伴い,社会福祉法の改正や,介護保険法の新たな施行の中で,在宅介護の充実が進められてきた。介護福祉養成カリキュラムにおいても在宅介護に重点がおかれるように改定された。在宅介護は大きく分けて,利用者の身体介護と家事援助の2通りがある。実際の在宅介護実習では,家事援助に関わることが多いが,高齢利用者の家事ニーズを見出すに必要な家事の知識が学生に少ないように感じてきた。また,高齢者の家事と,学生の家事とは大きく異なっていると考えられる。そこで,今回は在宅介護教育の課題を得る目的で,地域の独居と夫婦世帯の高齢者と本学地域福祉学科学生を対象に,ご飯,味噌汁,おかず等の調理のやり方(調理行動)を調査し結果を検討した。その結果,高齢者はご飯や味噌汁を学生より頻回に調理しており,また,学生より多種類のおかずを調理し,調理方法にあった調理器具を選んで用いていた。高齢者は調理経験が豊富で調理技術があるが,学生は経験が少なく調理が未熟で,おかずの種類も少なかった。学生に高齢者の調理行動を理解させその認識を深めさせるという在宅介護教育の課題を得ることが出来た。
著者
和田 淑子 阿部 廣子 杉山 久仁子
出版者
一般社団法人日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会誌 (ISSN:13411535)
巻号頁・発行日
vol.31, no.1, pp.37-45, 1998-02-20
被引用文献数
2

高齢化社会を迎えて, 健康な高齢者が充実した食生活を送ることはきはめて重要なことであり, 高齢夫婦にとって快適な食事作りのための環境を整えることは, この問題の出発点となる最も基本的なことである。しかし, 高齢夫婦のみの世帯を対象とした食事作りに関する調査はあまり行われていないため, その実態を調査し, 学生家族世帯(一般世帯)との比較検討を行った。調査は横浜市金沢区在住の高齢夫婦世帯274, 本学学生世帯475を対象とし, 自己記入法によりアンケート形式で行った。調査結果は次の通りである。食事の摂り方に関しては夫婦一緒に朝食, 夕食を食べることが多く, 90%以上であった。食事作りを楽しいと感じる人が42%いるが, 献立を考えることと後片付けには負担を感じている。高齢になるほど料理への負担感は増す一方, 後片付けの負担感は減少する。また, 食事は和風献立が多くなり, 食事内容を決める際には配偶者の意見が大きい。食料品の買い物は, スーパー以外に個人商店を利用する割合も高く, 買い物の頻度は約半数が毎日だあったが, 75才以上の高齢者では, 2〜3日おきが70%を占めていた。買い物では値段より自分の好みを考慮する割合が高く, 惣菜の購入が比較的多いのが特徴である。また, 買い物では荷物が重い, 少量買えない, 表示が見づらいなど不満点も見られた。高齢夫婦世帯の外食の頻度は学生家族世帯に比べて高いが, 75歳以上ではその割合が減少し, 学生家族世帯と同程度となる。食事サービスへの関心は, 弁当・寿司などの即喫食の可能な宅配サービスに高かった。調理器具については高齢者の方が所有器具をよく利用していたが, 器具の使用に際して, 力が入らない, 操作が複雑, 表示が見えにくい, 器具が重いなどの取り扱い上の問題点が多かった。以上の結果から, 高齢者の自立した食事作りを支援するために検討を要する問題として, (1)食料品の買い物時における不都合な条件が軽減されるような販売面での配慮やサービスが望まれる, (2)調理の場において加齢と共に低下する身体機能に対応できる使いやすい器具のあり方に多くの課題があげられる。
著者
松本 清 佐久間 春夫
出版者
日本バイオフィードバック学会
雑誌
バイオフィードバック研究 (ISSN:03861856)
巻号頁・発行日
vol.36, no.1, pp.47-53, 2009-04-25

本稿では,競争的状況におけるP300について,平均振幅の分析から得られた結果を確かめるために,主成分分析(PCA)を用いて分析された.P300は競争の結果を呈示することによって誘発され,その競争では競争心の高い被験者と低い被験者が見える相手または見えない相手とともに,予告刺激を伴う反応時間課題を行った.その結果,slow waveやPINVといった8つの主成分が抽出され,3番目の成分は競争結果の呈示後約300msでピークとなっていたためP300と同定された.P300の振幅を反映しているとされる成分得点について,被験者の競争心の高さ,相手の可視性,勝敗,頭皮上の分布の効果が調査された.競争心の高い人は,見えない相手との競争的状況の方が見える相手とよりもP300が増大した.競争心の低い人は,見える相手と競争した時の方が見えない相手とよりも,P300が増大し反応時間が短縮した.これらの結果は,競争心の高い人が競争的状況下では注意資源を分散させることによって活発に情報処理を行い,競争心の低い人の覚醒レベルが見える相手と競争する時に増加したことを示唆している.競争条件での負けた試行よりも勝った試行におけるP300の増大が全体的に観察され,このことは競争事態における課題が勝つことを目指して遂行されたことを示している.頭皮上の分布は,これまでに報告されているように,頭頂部よりも中心部に,左半球よりも正中部に優位であった.本研究の結果は先行研究の結果を支持し,競争的状況下の認知活動の新しい特徴を見出した.
著者
菊池 健太郎 宮川 浩 阿部 和裕 北澤 絵里子 藤川 博敏 川口 直美 永井 孝三 賀古 眞
出版者
The Japan Society of Hepatology
雑誌
肝臓 (ISSN:04514203)
巻号頁・発行日
vol.39, no.8, pp.533-538, 1998-08-25
被引用文献数
16 7

HBV genotype A初感染後キャリア化した夫より夫婦間感染した妻の急性B型肝炎の1例を経験した. 症例は43歳, 家婦で, 1994年4月にトランスアミナーゼの高値を指摘され入院となった. HBs抗原は陽性, IgM-HBc抗体cut off indexは8.1で, 急性B型肝炎と診断した. 一過性の経過で肝障害は改善し, HBs抗原は陰性化した. 感染源と考えられる夫は1991年1月, 急性B型肝炎に罹患し, 以降トランスアミナーゼは正常化しているが, HBs抗原, HBe抗原はともに消失せず, HBV-DNA ponymerase活性の高値が持続し, HBVキャリアとして経過観察していた. 夫婦のHBs抗原のsubtypeはともにadwで, HBV-DNAの解析でも完全に一致し, 日本人で報告のないHBV-genotype Aと最もhomologyが高く, さらに, ユニークな4つの点突然変異を認めた.
著者
柴田 博仁 大村 賢悟
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.23, 2009

コンピュータ上では、複数のドキュメントを参照したり、複数のアプリケーションを切り替えながらタスクを遂行するのが一般的である。本稿では、タスク間あるいはタスク内でのウィンドウ操作を容易にすることを狙いとして構築したウィンドウ環境 Docking Window Framework を紹介する。提案するシステムは、ウィンドウのドッキングと離脱を可能とし、複数ウィンドウに対する一括操作を可能とする。