著者
島野 卓爾
出版者
学習院大学
雑誌
學習院大學經濟論集 (ISSN:00163953)
巻号頁・発行日
vol.31, no.3, 1994-10
著者
佐藤 至 鈴木 忠彦 小林 晴男
出版者
Japanese Society of Veterinary Science
巻号頁・発行日
vol.67, no.7, pp.731-734, 2005 (Released:2011-03-05)
著者
天野 宏司
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
日本地理学会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2013, 2013

飯能市では,飯能アニメツーリズム実行委員会を組織し,アニメ「ヤマノススメ」を活用した誘客事業を展開しつつある。このような流れは,団体型・発地型観光の凋落傾向のなか,個人型・着地型観光に対する関心の高まりのなか,S.I.T.が浸透してきたと捉えることができよう。<br><br>アニメ・ツーリズムとは,作品のファンが,作品世界に我が身を浸潤させようとする,いわゆる「聖地巡礼」が自発的かつ同時多発的に発生する事を指す。あるいは,観光地域の側で,その様なファンの来訪行為を体系化し,コントロールしようとすることも概念的には含まれよう。<br><br>飯能市の場合,隣接する秩父市がアニメツーリズムで成功を収めたことをロールモデルとして,これに追隨しようとの意図も有している。<br><br>報告者は,飯能アニメツーリズム実行委員会の一員として誘客イベントの企画から効果分析までを関わってきた。同時に,秩父市での取組にも関与してきたことから,報告ではこのの両者の取組を比較しつつ誘客効果について分析を行う。<br>

2 0 0 0 OA 武田三代軍記

著者
著者不詳
出版者
文事堂
巻号頁・発行日
1886
著者
三好 隆行 石原 克之 中村 和哉 古賀 秀徳
出版者
一般社団法人 日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会誌 (ISSN:13411535)
巻号頁・発行日
vol.39, no.5, pp.277-282, 2006-10-20 (Released:2013-04-26)
参考文献数
16

A study was conducted to determine how frying slices of potato would enhance the antioxidative activity. The content per unit weight of such antioxidants as L-ascorbic acid and chlorogenic acid in raw potato was nearly doubled when the slices were fried. Ultrafiltration of the water-soluble extract taken from the potato chips revealed the medium moleculare weight fraction of 3,000 to 20,000 to have high anti-oxidative activity, although the amount was small. This medium moleculare weight fraction had a strong brown color, due to melanoidin. There was a large amount of the fraction with a molecular weight of less than 3,000, and this fraction contributed 91% of the total antioxidative activity. It appears that chlorogenic acid and melanoidin were responsible for the antioxidative activity of this low molecular weight fraction.The DPPH radical scavenging activity of 19 kinds of potato snack foods was compared. There was higher activity in the potato chips made from raw potato than in those that had been more highly processed.
著者
水野 紀子 河上 正二 早川 眞一郎 渡辺 達徳 小粥 太郎 久保野 恵美子 米村 滋人 中原 太郎
出版者
東北大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2006

本研究は、先端的医療・医学研究の実施に際して、患者・被験者等の利益を保護し、生命倫理の観点から逸脱した行動を規制しつつ、適正な範囲での先端的医療・医学研究の発展を可能にすべく、その法的規律を明確化することを目指した。アドホックな個別の利益衡量ではなく、民法の一般法理論との関連において、生殖補助医療やヒト生体試料の法的地位などの具体的問題について分析・検討して,解決に向けた具体的指針を提供した。
著者
森山 徹
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.306, pp.50-55, 2018-10

デジタル化へのニーズが高まり、ITエンジニアに求められるスキルやノウハウも変わりつつある。実務知識や保有スキルの証明手段の1つであるIT関連の資格も、こうしたトレンドと無縁ではない。日経 xTECH会員へのアンケート調査から、IT資格の浮き沈みを分析。「いる資格」「いらない資格」を探った。
著者
渡邊 浩幸
出版者
高知県立大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2012-04-01

懸念される震災等に対する保存食を過剰に収穫された時期の野菜類を使用して、栄養成分の損出を伴うことなく、室温保存が可能な保存野菜を可能にする画期的な技術の確立を行う。これは、これまで不可能とされてきた野菜類の酵素や生理活性物質の安定化を室温で長期間可能とする。この機構を解明し、食品開発への応用展開を目指すことを目的として研究を進める。これらの応用は、過剰収穫時の野菜を緊急時の保存食として利用し、災害食として食素材から見直して、災害時栄養の重要性をより具体的に見直すきっかけとなる。さらに、これまでに利用されていなかった植物の食品への応用と伝統的な食品の保存食と機能性保存食品への応用も検討した。
著者
竹田 信子 加藤 博一 西田 正吾
出版者
特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会
雑誌
日本バーチャルリアリティ学会論文誌 (ISSN:1344011X)
巻号頁・発行日
vol.12, no.4, pp.595-601, 2007
参考文献数
13

In this paper, we introduce a virtual pop-up book system using Augmented Reality technology. This system displays 3D virtual objects on the real book based on pose and position estimation of the camera. Although many marker-based methods have been proposed, a picture book with markers looks unattractive. Our system does not use any markers. We describe four advantages for the virtual pop-up book. Firstly, 3D rendering helps readers understand scenes. Secondly, characters look lively by using motions. Thirdly, author of the picture book can use the new representation which mixes 2D and 3D rendering. Lastly, it can express time changes using animation.
著者
岡部 信彦
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.105, no.11, pp.2120-2125, 2016-11-10 (Released:2017-11-10)
参考文献数
11

1980年地球上からの痘そう(天然痘)の根絶が宣言され,これが感染症に対する人類の勝利のように思われたが,その前後から新しい病原体による新しい感染症が次々と発見され,病原体の逆襲ともいえる状況が続いている.それまで未知であった新しい病原体による新しい感染症あるいは新たに感染症であることが解明された疾患は新興感染症,既知の病原体による疾患が改めて問題になる場合には再興感染症と呼ばれ,警戒されている.本稿では,近年問題となったこれらの感染症について概説する.
著者
深津 容伸
出版者
山梨英和学院 山梨英和大学
雑誌
山梨英和大学紀要 (ISSN:1348575X)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.A17-A25, 2010 (Released:2020-07-20)

日本にキリスト教プロテスタントによる宣教が開始されてから、150年以上になるが、その特徴の一つとしていえることは、学校、すなわちミッションスクールの設立に力を注いできたことである。現在ミッションスクールは、(沖縄から北海道に至るまで)定着し、根付いている。日本のキリスト教人口が1%に満たない現状を考えると、日本人はキリスト教信仰は退けたが、(そこで行われているキリスト教教育を含めて)教育機関としてのミッションスクールは受け入れたといえるであろう。 山梨英和学院(以下山梨英和)の場合、当時交通の便の悪い内陸の地という悪条件にもかかわらず、山梨の青年キリスト者たちの熱心な働きかけが、カナダメソジスト教会の宣教団体を動かし、設立されるに至った。本稿では、この時の日本の社会状況、日本人側、カナダメソジスト教会の宣教団体側双方の思いを掘り起こすとともに、どのように山梨英和は地域社会に受け入れられてきたか、また、山梨の諸教会との繋がりはいかなるものであったかを探り、ミッションスクールの教育のあり方、とらえ方を論じる。
著者
花田経子
雑誌
第76回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, no.1, pp.549-550, 2014-03-11

情報セキュリティ人材の育成に関しては、それぞれの人材におけるキャリア形成がどのように行われてきたのかを、キャリアにおける職業選択時の意思決定過程を中心に検討することが重要である。過去に、IT人材やシステム監査スキル保有者などで当該研究を行っており、それが情報セキュリティ人材に大きな影響を与えていることがわかった。今回は、情報セキュリティ人材の中でも特に他の世代とは異質なキャリア形成過程となっている第2世代に焦点を絞り、第1世代、第1.5世代との差異とそれに伴う保有スキルなどを事例を元に類型化している。
著者
蘇 徳昌
出版者
奈良大学
雑誌
奈良大学紀要 (ISSN:03892204)
巻号頁・発行日
no.29, pp.1-25, 2001-03

郭沫若は果たして百獣の王である獅子なのか、それとも寺院の塔の上の風見鶏なのか。毀誉褒貶、賛否両論、未だに決着が付かない。とりわけ彼の中国プロ文革中の豹変ぶり、始めは四人組万歳、最後は四人組打倒は、国民は言うに及ばず、知識人でさえこのような振る舞いはしないのにというのが万人の認めるところである。彼の人々に与えた印象は最悪である。本稿では中国の近代化に貢献したのか、それとも妨害したのかを基準に彼の功罪を分析した。五四運動時期・北伐・日中戦争から中華人民共和国の成立・農地改革までは、彼は基本的に手柄を建てたと言えるけれども、それ以降、亡くなるまでは完全にナンセンス或いは逆効果であった。全体から言うと、魯迅の言う通り、彼は才子プラスごろつきであった。然し、彼の中国の文化界・学界に与えた影響は看過できないし、特に、中国共産党の知識人政策・対日政策の制定及び実施に、彼の果たした策士・代弁者的な役割は小さくない。彼は2回日本に渡っているが、1回は留学、1回は亡命で、合わせて20年も滞在した。彼の人間形成は日本で完成した。彼は日本の有利な条件をフルに利用し、又アンナ夫人の献身的な努力と支持もあって、創造社前後のロマンチシズムの詩作、革命と戦争の一側面を描いた自叙伝、歴史・考古学・文字学の研究等の仕事が出来た訳である。郭沫若は、日本は中国より経済的な土台から政治・文化・社会の上部構造に至るまで、全面的に中国の文化を導入し、原始社会から奴隷制社会を飛び越えて直接封建制社会に突入した。又ヨーロッパ文明に倣って、所謂東洋の奇跡たるものを実現し、資本主義社会に進み、列強の仲間入りをすることが出来た。その原因はと言うと、日本の植民地的な価値は中国よりはるかに低く、中国は帝国主義各列強の目を逸らすという言わば盾の役割を果たした。そして、中国は又日本にとって、最高の原料供給地と最大の市場であった。ところが、日本は恩知らずで、恩を仇で以て返した。何十年この方中国を侵犯し、最後は全面的な侵略戦争まで起こした。というのが、彼の日本観である。戦争という時代背景並びに彼と日本人の付き合いはそれほど広くも深くもないということがあって、彼の日本人に対する見方は、全体から言うと、消極的、批判的で、冷たく、時には偏見もあった。
出版者
国立国会図書館
巻号頁・発行日
vol.2013年, no.(628/629), 2013-07-20
著者
林 真愉美 遠藤 陽子 市川 和子 河原 和枝
出版者
日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会大会研究発表要旨集 平成18年度日本調理科学会大会
巻号頁・発行日
pp.88, 2006 (Released:2006-09-07)

【目的】凍結全卵の調理特性については、我々のこれまでの研究で卵豆腐や茶碗蒸しなどの蒸し料理において普通卵と同様の結果が得られ、コスト面では普通卵に劣るものの、ごみや保管スペース、作業効率、衛生管理の面で利用価値が高いと考えられた。しかし、かきたま汁や中華スープなどの汁物では卵が散ってしまい外見が悪いという点から実用化には至っておらず、凍結全卵の汁物への適応が課題として残されていた。今回は液卵の粘度に着目し、汁物における凍結全卵の利用について検討を行った。【方法】凍結全卵はキューピータマゴ(株)の凍結全卵No.3およびNo.12、ツインパックを使用した。常温(15℃)に解凍した各種凍結全卵および普通卵を用いてかきたま汁を作成し官能評価を行った。さらにツインパックを47℃に加温し同様の官能評価を行った。官能評価は普通卵を基準とし、評価項目は散在状態、色、味・食感、総合の4項目とした。さらに凍結全卵No.3、ツインパック、普通卵の各温度帯における粘度についてB形粘度計(東京計器)を用いて測定した。【結果】官能評価の結果、常温で使用した凍結全卵のかきたま汁はいずれも普通卵に劣っており実用化できるものではなかった。しかし、47℃に加温したツインパックは散在状態以外の全ての項目で普通卵よりも良好な結果が得られ、従来汁物以外で使用している凍結全卵No.3でも40℃以上に加温することで普通卵に近い状態が確認され、加温することで汁物にも利用できる可能性が示唆された。液卵の粘度については、ツインパックは普通卵と同様に温度による変化が小さく安定していたが、凍結全卵No.3は温度による影響を受けやすく、不安定であることが明らかとなった。