著者
中村 隆夫 中田 節也 岩田 吉左 小野 勤 濵﨑 史生
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会和文論文誌 (ISSN:13472879)
巻号頁・発行日
vol.13, no.3, pp.75-86, 2014 (Released:2014-08-15)
参考文献数
11
被引用文献数
2 4

Japan is one of the countries with abundant active volcanoes and has a long history of developing countermeasures to mitigate volcanic disasters. In the field of nuclear energy, it is also necessary to assess safety against volcanic hazards, and in 2009, a voluntary guideline was published as JEAG 4625 in order to set up requirements of site assessments and basic designs of nuclear power plants (NPPs). This guideline has been revised to satisfy the requirements for examining the necessity of considering volcanic phenomena and concrete countermeasures in detailed designs of NPPs. This paper focuses on the background and technical basis of this voluntary guideline and shows the basic policy to ensure the safety of NPPs and the requirements to prevent nuclear hazards due to volcanic phenomena based on the Defense in Depth Concept.
著者
中村 隆一
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.7, no.9, pp.848-849, 1978-09-18 (Released:2010-03-18)
被引用文献数
1 2
著者
三船 毅 中村 隆
出版者
日本選挙学会
雑誌
選挙研究 (ISSN:09123512)
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.83-106, 2010 (Released:2017-03-31)
参考文献数
32

衆議院選挙投票率が1996年以降に低水準で推移してきた一因を究明する。戦後日本の衆議院選挙投票率は1993年から急激に低下して1996年に最低投票率を記録した。その後の2000年,2003年の選挙でも投票率は低水準で推移しており,2005年の郵政選挙では有権者の関心も高く投票率は若干上昇したが,この間の投票率は1990年以前の水準とは大きく乖離している。投票率が1996年以降に低水準で推移した一因として,有権者のコウホート効果の存在が考えられ,コウホート効果の析出を行った。分析方法はコウホート分析における識別問題を克服したベイズ型コウホートモデルを用いた。使用したデータは,1969年から2005年までの総務省(自治省)による「衆議院選挙結果調」における年齢別投票率と,明るい選挙推進協会の「衆議院議員総選挙の世論調査」から集計した年齢別投票率である。分析結果から,およそ1961年以降の出生コウホートから投票率を低下させるコウホート効果の存在が確認された。
著者
中村 隆文
出版者
科学基礎論学会
雑誌
科学基礎論研究 (ISSN:00227668)
巻号頁・発行日
vol.35, no.2, pp.47-55, 2008-03-30 (Released:2010-02-03)
参考文献数
10

There are many problems about causality and identity in Humeanism. Especially, a problem that “Humean Supervenience” allowing many possibilities of various external laws encounters is concerned with the difficulty whether such laws can be coherent with the intrinsic properties of causation. This problem is related to another one whether “Humean Supervenience” is compatible with objectivism in accordance with Hume's original intention. Struggling with a disharmony between Hume's pragmatic epistemology and his realistic ontology, many philosophers have tried to dissolve such a complicated problem. But I think their efforts wouldn't be successful and the disharmony doesn't need to be settled, because the prospective collapses of their efforts wouldn't reduce the meaning of Humeanism. In this paper, I conclude that the seeming incoherence should be retained, because it suggests a moderate scientific attitude to be placed between dogmatism and skepticism. I demonstrate it by emphasizing the significance of some parts included in Hume's Treatise.
著者
輪違 弘樹 川上 榮一 黒飛 浩二 竹島 勝也 久保田 修 橋本 彩弥香 大林 櫻子(NUT) 丸山 二美子(MT) 吉田 信司(MD) 中村 隆
出版者
社団法人 日本理学療法士協会関東甲信越ブロック協議会
雑誌
関東甲信越ブロック理学療法士学会 第30回関東甲信越ブロック理学療法士学会 (ISSN:09169946)
巻号頁・発行日
pp.65, 2011 (Released:2011-08-03)

【目的】 近年, 栄養サポートチーム(以下NST)稼働施設は急増しており, それに伴いリハビリテーション(以下RH)栄養の先行研究報告は増加しているが, 十分なEBMは示せていない. 高齢者の栄養障害は, 日常生活活動 (以下ADL)や生活の質 (以下QOL)を低下させるだけでなく, 呼吸機能低下や創傷治癒の遅延, 生体の防御機構である免疫能を低下させ, 生命予後を大きく左右する. RHに適切な臨床栄養管理を並行することで, RH効果は高まると考える. 本研究の目的は,栄養状態とRH効果を後方視的に調査し, その関連を明らかにすることである. 当研究はヘルシンキ宣言に沿って, 対象者に研究の主旨を説明し, 同意を得た上で実施した. 【方法】 対象者は, 2010.6月~2010.10月に当院一般病棟を自宅退院した症例73名.栄養状態の指標は入院約3週間後の半減期血清アルブミン値(以下Alb値)を用い, 栄養状態正常群(Alb3.5以上,以下正常群), 栄養状態低値群(Alb値3.5未満,以下低値群)に分類し, RH介入前後のBarthel Index(以下BI),RH施行日数を比較検討した. 統計処理はt検定を用い, 有意水準は0.05以下とした. 【結果】 正常群は29名(男女比7:22 平均年齢は77.0±10.9歳), 低値群は44名(男女比15:29 平均年齢83.8±10.2歳)であった. RH開始時の平均BIは正常群87.9±13.8, 低値群34.0±24.1で, 正常群が有意に高かった. RH施行日数は正常群18.3±12.2日, 低値群28.3±18.3日で, 正常群が有意に短かった. 退院時のAlb値、BIは正常群、低値群ともに有意に上昇している. RH開始時のAlb値(入院約3週間後の半減期Alb値)とRH施行日数(開始から退院までの日数)には有意な相関があった. RH開始時のBIとRH施行日数には有意な相関はみられなかった. 【考察】 低値群では早期から積極的なRHはかえって生命維持のための栄養素の同化を阻害し, 異化を助長させてしまう可能性が高く, RHが逆効果になることが考えられるので, 今後の検討を要する. 低値群の症例では全身状態を理解し, 臨床栄養管理と早期から無理のない適切なRHや効率の良い動作指導することが重要になっていく可能性があり, 患者のADLやQOLの向上をより期待できると考えられる. そのためには, RHスタッフは栄養スクリーニングや評価を実施し, その患者の栄養状態に見合ったRHプログラムを立案することが望ましいと考えられる. 今後の検討課題として,低栄養症例へのRH効果を明らかにできる評価方法を模索し, RHにおいてPTが発揮できる専門性や, 低栄養症例のPTアプローチを考えていくことが重要である. 【まとめ】 今後, 高齢化社会が進む中, 栄養障害患者の増加が予想される. そのため栄養状態を考えたRHを実践することは運動機能・ADLの向上のために重要である.
著者
中村 隆志 楠田 哲也 市川 新 松井 三郎 盛岡 通
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木史研究 (ISSN:09167293)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.87-96, 1995-06-09 (Released:2010-06-15)
参考文献数
29

Mohenjo-Daro is widely known as one of the largest cities of Indus Civilization and with its numerous brick-made structures. In particular, its drainage system is unique among the other remains flourished at the same period of Mohenjo-Daro. As yet, this system has been interpreted as simple sewer based on the results of past archaeological researches, however few researches with the engineering point of view have been made. Therefore, the authors approached to its water supply-drainage system with the civil engineering view and tried to investigate the original purposes of the drainage system. This supply-drainage system includes some pieces of software such as water supply capacity, rainfall intensity, and water use form and also hardware such as sewer, well, and soak-pit. As a conclusion, this drainage system seems to have been made mainly for the removal of waste water from floor-paved rooms near wells.
著者
今井 雄太 肌勢 光芳 内橋 基樹 入江 大介 倉田 博之 中原 祥文 中村 隆志
出版者
公益財団法人 日本心臓財団
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.42, no.11, pp.1476-1482, 2010 (Released:2012-04-24)
参考文献数
14

症例は71歳, 男性. 左冠動脈前下行枝閉塞による急性心筋梗塞で入院し, 第6病日に右冠動脈の残存病変に対して待機的に経皮的冠動脈インターベンション(percutaneous coronary intervention; PCI)を施行した. 右冠動脈近位部へのステント留置直後より心電図上V1~2においてcoved型ST上昇をきたし, 造影ではステントでjailされた円錐枝の閉塞を認めた. そのほかの血管に造影遅延や閉塞はみられなかった. ST上昇は持続していたが, 胸痛がなく小血管であったため治療を終了した. 帰室約1時間後に突然, 心室細動(ventricular fibrillation; VF)を発症したが, 迅速な蘇生術により心拍は再開し, 第24病日に独歩退院した.近年, 右室流出路(right ventricular outflow tract; RVOT)を灌流する冠動脈円錐枝の単独虚血によりBrugada症候群に極めて類似した心電図変化が出現することが報告されている. 今回, われわれは冠動脈円錐枝の閉塞によりBrugada型心電図とそれに続く致死性不整脈を発症した症例を経験した. 右冠動脈近位部に対するPCI時には, 冠動脈円錐枝にも注意を払い, 右側胸部誘導のST上昇をきたした際には, 催不整脈性を示すRVOTの虚血が不整脈を誘発するリスクが高いことを念頭に置き, 心室性不整脈の発生にも十分注意すべきである.
著者
中村 隆志
出版者
情報文化学会
雑誌
情報文化学会誌 (ISSN:13406531)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.60-65, 2011-07-31

公共空間において「ケータイのディスプレイを見る行為」が目立ち始めた時期,ならびにその増加傾向を探るための調査を行った。今回の調査対象として,恋愛ドラマを活用することの意義を検討し,その上で恋愛ドラマ内に登場するエキストラに注目して調査を行った。1996年から2010年までに放映された恋愛ドラマを調査した結果,「ケータイのディスプレイを見る行為」を行うエキストラは,2000-2001年の間に目立って増え始めたことと,2008-2010年の間に顕著に増加することの2点の確認できた。この2つの増加傾向を引き起こすための条件として,当時の通信環境,ケータイ端末,サービスなどの変化があったことを考察した。
著者
中村 隆一
出版者
The Society of Physical Therapy Science
雑誌
理学療法のための運動生理 (ISSN:09127100)
巻号頁・発行日
vol.9, no.3, pp.149-156, 1994 (Released:2007-03-29)
参考文献数
5
被引用文献数
2 2

運動学習は各種の運動技能を獲得する過程である。筋運動の関与する技能の獲得でもあり,その過程においては知覚と運動との相互作用が運動制御の視点から重視されている。一方,リハビリテーション医療においては,機能回復,とくに中枢神経系障害後の運動機能回復と訓練との関連を運動学習によって説明する試みもある。そこで,本論では学習理論の諸相および神経生物学,運動学習の特徴,運動制御から見た運動学習,その臨床応用に必要な基礎知識などについて解説した。
著者
平松 和洋 関本 衛 長谷川 洋 中村 隆昭
出版者
Japan Surgical Association
雑誌
日本臨床外科医学会雑誌 (ISSN:03869776)
巻号頁・発行日
vol.54, no.8, pp.2125-2129, 1993-08-25 (Released:2009-01-22)
参考文献数
21
被引用文献数
1 5

症例は62歳女性,腹痛,嘔気,嘔吐を主訴として入院した.小腸造影では小腸に憩室を思わせる造影剤の貯留を認め, CTでは骨盤内に充実性の腫瘤を認めた.これらの検査所見より小腸憩室由来の腫瘍を疑ったが第4病日に穿孔性腹膜炎を併発したため手術を施行した.回盲部より約70cm口側,腸間膜対側にMeckel憩室が存在し,その先端に鶏卵大の腫瘍を認め,憩室中央には穿孔を認めた.明らかな他臓器転移は無かった. Meckel憩室を含めた小腸部分切除を施行した.腫瘍は病理組織学的には高分化~未分化腺癌よりなる多彩な像を呈していた.憩室内には異所性胃粘膜が存在し腫瘍はこれより発生したものと推察された.化学療法を施行したが術後9ヵ月で癌性腹膜炎により死亡した. Meckel憩室癌の本邦報告例14例の集計を行い若干の考察を加えた.
著者
三船 毅 中村 隆
出版者
日本選挙学会
雑誌
選挙研究 (ISSN:09123512)
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.83-106, 2010

衆議院選挙投票率が1996年以降に低水準で推移してきた一因を究明する。戦後日本の衆議院選挙投票率は1993年から急激に低下して1996年に最低投票率を記録した。その後の2000年,2003年の選挙でも投票率は低水準で推移しており,2005年の郵政選挙では有権者の関心も高く投票率は若干上昇したが,この間の投票率は1990年以前の水準とは大きく乖離している。投票率が1996年以降に低水準で推移した一因として,有権者のコウホート効果の存在が考えられ,コウホート効果の析出を行った。分析方法はコウホート分析における識別問題を克服したベイズ型コウホートモデルを用いた。使用したデータは,1969年から2005年までの総務省(自治省)による「衆議院選挙結果調」における年齢別投票率と,明るい選挙推進協会の「衆議院議員総選挙の世論調査」から集計した年齢別投票率である。分析結果から,およそ1961年以降の出生コウホートから投票率を低下させるコウホート効果の存在が確認された。
著者
中村 隆文
出版者
日本イギリス哲学会
雑誌
イギリス哲学研究 (ISSN:03877450)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.79-95, 2007-03-20 (Released:2018-03-30)

Epistemological status of moral judgment, or the question concerning the existence of moral values, has been and still is one of the biggest issues in metaethics. Some ( especially called ‘Humean’ ) insist that the values, including moral values, are really products of ’attitudes’ projected into the world, and others argue that they are independent of the activity of the subject’s mind. We find Hume’s phrases often referred to in this sort of disputes. But the fact that many philosophers are getting inspiration from Hume does not always mean that they, both Humeans and anti-Humeans, correctly understand what Hume intended to claim. This paper tries to reply some of the serious problems appearing in the controversy by showing that it is proper from Hume's standpoint to assume the morality located in the external world.
著者
中村 隆一 日笠 裕治 村口 美紀
出版者
一般社団法人日本土壌肥料学会
雑誌
日本土壌肥料學雜誌 (ISSN:00290610)
巻号頁・発行日
vol.74, no.3, pp.317-322, 2003-06-05
被引用文献数
1

1.ブロッコリーの花蕾腐敗病は、窒素施肥量の増加に対応して多発した。発病株率の高い区では低い区に比べて花蕾部の窒素濃度が高かった。カルシウム資材を花蕾部に葉面散布すると、花蕾部のカルシウム濃度が高まり、花蕾腐敗病の発病株率は低下した。2.花蕾腐敗病の発病には花蕾部の窒素濃度の他にカルシウム濃度が影響する。花蕾部のCa/N比が低いほど発病株率は高く、Ca/N比が0.2以上では発病株率は10%以下で、Ca/N比が0.3以上では発病が認められなかった。3.窒素を分施することで、地上部カルシウムの花蕾部への分配比率が高まる傾向が認められた。したがって、花蕾腐敗病が多発する作型では窒素の分施が発病抑制に有効である。4.低地土が主体の地区で花蕾腐敗病発病状況を調査した結果、花蕾腐敗病は有効土層が浅く、下層土のち密度が高いなど排水性が不良な圃場で多発した。5.以上からブロッコリーの花蕾腐敗病の発病には、花蕾部の窒素濃度とカルシウム濃度が関与し、発病の抑制には窒素の分施および土壌物理性の改善、カルシウム資材の葉面散布が有効である。
著者
岩崎 禎二 中村 隆 石井 克己
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会技術報告 (ISSN:03864227)
巻号頁・発行日
vol.5, no.2, pp.25-30, 1981-05

本カメラは, 従来のオートホワイト, ブラックバランスに加えて, 新開発のオートセンタリング回路を採用することにより, 特別なチャートを用意する事なく, 常に最高の性能を発揮する事ができる様になったのに加えて, メモリー保持も一層強化され, パワーSWを切ったままでも約3ヶ月間その内容を保持する。また, 従来の2/3"管で問題であった解像度をダイオードガンプランビコンを高圧動作で使用することと, 水平DTL周波数を高くすることにより向上させている。さらに, 半導体技術と回路技術を駆使してSN比を3dB向上し, 標準で57dBを実現したことにより, +9dBは無論, +18dB時でも十分実用に耐える映像を得る事が可能となった。このSN比は将来LOC管を使用する事により, さらに改善することができる。シンクジェネレータ部には新開発のC-MOS ICを使用してRS-170AのSC-H特性を満足しており, 特に内部同期時にはカラーフレーミング検出回路を持たないポータプルVTRの為にカラーフレーミングパルスを供給する事もできる。水平および垂直のプランキングの可変回路も標準で装備されている。また, 種々のカラー方式に即座に対応できるよう設計されており, 方式によって2〜3ユニットを交換することにより, ほとんど無調整でNTSC, PAL, PAL-MおよびSECAMカメラに変更することができる。このように, 種々の性能向上, 新機能の追加が成されているにもかかわらず, ユニットの互換性は最大限に考慮されており, またカメラのインターフェイス関係もBVP-300と同一の為, 小型カメラコントロールユニットCCV-300等の使用が可能である。
著者
村上 裕一 中村 隆 吉田 明正 家田 清一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. B-II, 通信II-無線通信・無線応用 (ISSN:09151885)
巻号頁・発行日
vol.78, no.7, pp.520-527, 1995-07-25
被引用文献数
7

本論文では,無装荷な構造で長方形の1波長ループアンテナが,円偏波用アンテナとして動作することを示し,その原理を明らかにしている.本アンテナは,長方形の長辺と短辺の比により,ループ上の電流分布が制御できることに着目したもので,最も簡単な構造をもつ単一給電アンテナであることが特徴である.本アンテナに対し,電流分布が前進波と後進波の進行波モード電流に分解できることを利用して,ループ各辺中央の電流値と実効長に関する円偏波条件式を導出している.この条件式の実現方法に対する考察に基づいて,ループの1角で偏給電された円偏波アンテナを具体的に設計し,その軸比や指向性などの諸特性を求めている.これより,反射板からのアンテナの高さが0.13λ前後のある範囲で良好な円偏波が得られることを明らかにしている.また,実験によって,これらの理論結果の妥当性も確認している.