著者
中村 真由美
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
2009-01

制度:新 ; 報告番号:甲2719号 ; 学位の種類:博士(スポーツ科学) ; 授与年月日:2009/3/15 ; 早大学位記番号:新4908
著者
竹原 孝一 三井 正朗 中村 〓治
出版者
日本ウイルス学会
雑誌
ウイルス (ISSN:00426857)
巻号頁・発行日
vol.25, no.4, pp.261-268, 1975-12-30 (Released:2010-03-16)
参考文献数
23

Stillbirth and abortion can be induced in hamsters at a high frequency by peripheral intracardiac inoculation with Japanese encephalitis virus. In the present experiment hamsters were conferred with immunity of varying degrees beforehand to examine the relationship between the degree of immunity and the frequency of occurrence of stillbirth and abortion. The results obtained are summarized as follows.1. Hamsters immunized with live virus. (1) When inoculated with live virus, all the animals produced such a high titer of hemagglutination-inhibition antibody as 1:160-1:320. (2) In the immunized group, no animals (0/9) were involved in stillbirth or abortion when challenged by virus inoculation. The average number of young per litter was 8.6 In the unimmunized control group, stillborn and aborted young were seen in all the animals (9/9). The average number of young, including stillborn and aborted ones, per litter was 2.8.2. Hamsters immunized with inactivated virus. (1) When three different concentrations of vaccine, high, moderate, and low, were used for immunization, antibody was produced positively in 12/12, 11/16, and 1/14 animals of the three groups, respectively. (2) The rate of occurrence of fetal infection by challenge inoculation was 0% (0/8), 55.6 (5/9), 100% (6/6), and 100% (6/6) in these three immunized groups and the control group, respectively.3. Relationship between antibody titer and obstetrical disorders. Throughout the present experiment the rate of occurrence of stillbirth and abortion or fetal infection was 0% (0/11) in animals in which the neutralizing antibody titer (the rate of reduction of plaques formed in 1:20 dilution of serum) before challenge inoculation was more than 77, 50% (1/2) in animals in which the titer was 55, and 100% (10/10) in animals in which the titer was less than 47.These results made it clear that no fetal infection could be established in an animal which had antibody in the blood to some extent.
著者
東 朋美 神林 康弘 藤村 政樹 大倉 徳幸 吉崎 智一 中西 清香 西條 清史 早川 和一 小林 史尚 道上 義正 人見 嘉哲 中村 裕之
出版者
日本エアロゾル学会
雑誌
エアロゾル研究 (ISSN:09122834)
巻号頁・発行日
vol.29, no.1, pp.s212-s217, 2014

The frequency and scale of Asian dust events have increased rapidly in East Asia since 2000. In connection with this, the effects of Asian dust (<i>kosa</i>) on human health, especially on allergic diseases, are major concern in Japan. We herein discuss the effects of <i>kosa</i> on allergic diseases, including asthma, chronic cough and Japanese cedar pollinosis. Epidemiological studies, as well as experimental studies, have demonstrated the association between <i>kosa</i> and the exacerbation of asthma and allergic diseases.The <i>kosa</i> particles increase airway inflammation as one of the major sources of atmospheric particulate matter. Furthermore the <i>kosa</i> particles absorb various atmospheric gases, including air pollution. Such environmental pollution enhances the response to allergens, including Japanese cedar pollen. Recently, some epidemiological studies used the <i>kosa</i> data obtained by the light detection and ranging (LIDAR) system, which distinguish between mineral dust and other spherical particles, by identifying differences in the shape of the particles. Further studies using the LIDAR system will help to identify the <i>kosa</i> aerosol components that have adverse health effects, leading to provide new strategies to prevent environmentally induced allergic diseases.
著者
田野崎 隆雄 田中 勝 ピエール モスコビッツ 築谷 淳志 中村 和史
出版者
SOCIETY OF ENVIRONMENTAL SCIENCE, JAPAN
雑誌
環境科学会誌 (ISSN:09150048)
巻号頁・発行日
vol.16, no.6, pp.465-473, 2003

現在欧州統合の一環として行われているEU各国の環境法規のハーモニゼーションは,CEN-ISOといったNGOの定める規格類をその試験方法として採択し,標準化を図ってきた。欧州においては廃棄物のキャラクタリゼーションが中心になり,特に暴露シナリオによる環境影響評価のハーモニゼーションを進めている。ここでは,汚染土壌及び廃棄物の評価方法の状況を紹介し,その背後にある環境影響評価の考え方を指摘した。
著者
中村 一博 一色 信彦 讃岐 徹治 三上 慎司
出版者
The Japan Broncho-esophagological Society
雑誌
日本気管食道科学会会報 (ISSN:00290645)
巻号頁・発行日
vol.58, no.3, pp.310-319, 2007-06-10
被引用文献数
10 15

Gender Identity Disorder (GID)は性同一性障害といわれ,生物学的性別と心理社会的性別が解離している病態である。<br>今回われわれはmale to femaleのGID (MTF/GID)症例に対し,話声位(SFF)の基本周波数を上昇させる目的でPitch Elevation Surgeryを施行した。その成績について報告する。<br>症例は1999~2006年に当院を受診し手術を施行したMTF/GIDの32例である。32例に対し甲状軟骨形成術4型(4型)を施行した。そのうち24例には喉頭隆起切除術を併せて施行した。<br>32例全例のSFFは上昇した。術前の平均SFFの基本周波数は133.8 Hz,術後は平均237.8 Hzであった。局所麻酔にて手術を施行しているため,全例ともに術中に患者の納得のいく基本周波数に調節することができ満足が得られた。<br>4型はMTF/GID症例におけるPitch Elevation Surgeryとして有用であると思われた。
著者
多田 十兵衛 江川 隆輔 後藤 源助 中村 維男
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SIP, 信号処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.350, pp.31-35, 2005-10-14
被引用文献数
4

本研究では, 回路の大規模化に伴うリーク電流による消費電力の増大を抑えることを目的として, 小規模な演算器で高速に演算を行なう手法を提案する.演算内のビットレベル並列性に着目し, 高ビット幅の演算を低ビット幅の演算器で行い, さらに回路をウェーブパイプライン化することで高速かつ小規模化な回路を実現する.また, シミュレーションにより提案手法の有効性を示す.
著者
中山 恵二 三神 寛 濱松 優 青木 雅子 西 原潔 中村 進一
出版者
The Japanese Skin Cancer Society
雑誌
Skin Cancer (ISSN:09153535)
巻号頁・発行日
vol.6, no.2, pp.297-299, 1991
被引用文献数
1

75歳女性の腹部に発生したエックリン汗管癌の1例を報告した。数年前より毎年暑くなると腹部に紅斑が出現。涼しくなると, 軽快することを繰返していた。初診時, 腹部に27×36mmの中心に潰瘍を形成する楕円形の結節を認めた。病理組織学的所見: 腫瘍細胞は表皮直下から一部脂肪織にかけて充実性に増殖しており, 細胞の大小不同, 核の異型性など悪性像を示し, 小管腔構造を伴って小胞巣を形成しながら増生していた。
著者
中村 宏 位守 弘充 中澤 喜三郎
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.34, no.4, pp.669-680, 1993-04-15
被引用文献数
2

レジスタウィンドウ方式を用いてベクトル計算を高速に処理する新しい擬似ベクトルプロセッサを提案する。提案するプロセッサは、スーパスカラ方式を前提としているが基本的にスカラアーキテクチャであり、ベクトル命令やベクトルレジスタを有するものではない。スカラプロセッサではキャッシュミス時の主記億アクセスペナルティによる実効性能の低下が問題となる。ここで提案するプロセッサでは、データキャッシュの代りにレジスタウィンドウ方式により拡張した浮動小数点レジスタを採用し、さらに主記憶アクセスをパイプライン化することでこれを解決する。1つのベクトル命令の処理内容は複数のスカラ命令を垂直マイクロプログラム的に便用することにより擬似的に処理される。これらの特徴により、提案するプロセッサは既存のスカラアーキテクチャとの上位互換性を保つことが可能である。本論文では、提案するプロセッサのアーキテクチャとその処理原理を説明し、ベンチマークを用いた性能評価結果を示す、評価した結果、提案するプロセッサは主記億アクセスペナルティが20CPU Cycleの時に、拡張を行わないスカラプロセッサに対して約10借の性能、キャッシュヘのプリフェッチを行うプロセッサに対しても約1.4倍の性能を達成することがわかった。また、30CPU Cycle程度までの主記億アクセスペナルティをほぽ完全に隠せることがわかった、また、レジスタウィンドウの構成方法の相違による性能への影響についても検討した。これらの評価結果より、提案するプロセッサは主記億アクセスペナルティによって実効性能が低下することなく、高速にベクトル計算を処理できると結論できた。
著者
中村 隆志
出版者
情報文化学会
雑誌
情報文化学会誌 (ISSN:13406531)
巻号頁・発行日
vol.14, no.1, pp.31-38, 2007-09-15
被引用文献数
4

本研究は「ケータイのディスプレイを見る」という日常の当たり前となった行為に注目し,その使用場面と役割について考察する。ケータイは,外出先に携帯して行く通信機という役割と同時に,個人専用の通信回線という役割を併せ持つことから,家庭内を含め,多くの場所で使用されている。人々は様々な場面において,着信がないにも関わらず,自発的にふとケータイのディスプレイを見たくなる場合がある。この行為を理解するため,大学生に2つのアンケート調査を行った。1つめはディスプレイを見たくなる場面を自由記述で,もう一つはいくつかの場面ごとに使用したくなる欲求の強さを量的に回答してもらった。前者のアンケートからは,多くの場面で様々な使用法がされていること,使用者は自らの心証や態度をケータイを通してアピールする場合があること,後者からは,使用者は居合わせた他人との距離・視線・性差などの要因に影響されてケータイを使用していることが示唆された。これらの結果は,現実空間において「ケータイのディスプレイを見る」という行為が,新しい非言語コミュニケーションとして浸透してきていることを推察させるものである。
著者
濱田 良樹 飯野 光喜 近藤 壽郎 石井 宏昭 高田 典彦 佐藤 淳一 中島 敏文 村上 夏帆 清水 一 渡邊 英継 黒田 祐子 中村 百々子 瀬戸 皖一
出版者
一般社団法人 日本口蓋裂学会
雑誌
日本口蓋裂学会雑誌 (ISSN:03865185)
巻号頁・発行日
vol.25, no.3, pp.286-291, 2000

1994年~1999年の6年間に,鶴見大学歯学部付属病院第一口腔外科ならびに関連施設で施行された顎裂部骨移植に関して臨床統計的観察を行った。その結果,以下のような結論が得られた。<BR>1)総患者数は86例で,11歳以下の症例が22例25.6%,12~17歳が32例37.2%,18歳以上の成人症例が32例37.2%を占めていた。<BR>2)生着率は97.7%で,早期経過不良の2例はいずれも成人症例であった。成人症例への対応として,骨移植後の感染源となり得る歯と歯周病の管理が重要と考えられた。<BR>3)受診の動機としては,顎裂に関する他科からの紹介が86例中80例93.0%で,そのうち矯正歯科からの紹介が最も多く72.5%であった。一方,当初他疾患を主訴に来院したものが6例あり,いずれも顎裂部骨移植に関する知識は皆無であった。今後,関連各科との連携強化と患者への積極的な情報提供が必要と考えられた。<BR>4)顎裂部骨移植に関連する併用手術としては,顎矯正手術のほか,デンタルインプラントの埋入,口唇外鼻修正術などが,主に成人症例に対して施行されており,成人症例における顎裂部骨移植の臨床的意義が示唆された。
著者
大坪 研一 中村 澄子 諸岡 宏 藤井 剛 布施 隆 川崎 信二
出版者
Japanese Society for Food Science and Technology
雑誌
日本食品科学工学会誌 : Nippon shokuhin kagaku kogaku kaishi = Journal of the Japanese Society for Food Science and Technology (ISSN:1341027X)
巻号頁・発行日
vol.46, no.4, pp.262-267, 1999-04-15
被引用文献数
10 12

最近需要が増加しつつある市販のおにぎりや弁当,調理済み米飯類の原料米の品種表示と内容の確認をするための客観的技術の開発を行った.<BR>国内作付け上位10品種の精米を簡易炊飯し,それぞれの米飯1粒を試料とし,α-アミラーゼおよびプロテイナーゼKによって処理した後に,DNAをフェノール抽出し,10量体5種類および12量体1種類のプライマーを用いたPCRによって増幅した後,電気泳動に供し,パターンの比較を行った.その結果,米飯1粒を試料として,国内産上位10品種の品種を識別することが可能となった.
著者
中村 完
出版者
早稲田大学国文学会
雑誌
国文学研究 (ISSN:03898636)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.219-226, 1962-03-25
著者
中村 哲 松本 裕治 戸田 智基 サクリアニ サクティ Neubig Graham Duh Kevin 小町 守 高道 慎之介
出版者
奈良先端科学技術大学院大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2012-05-31

同時通訳基本方式研究として、フレーズベース統計翻訳における右確率を用いた同時通訳方法により、翻訳単位を短くする方法、翻訳単位の長さを調整する手法を提案した。さらに、形態素情報を使って文を分割する方法、Tree-to-string翻訳での部分構文構造を考慮して分割する方法を提案して高精度化を実現。さらなる精度改善のため、訳文に単語順序の入れ替えが発生するかを予測するモデルを構築すると共に、ニューラル翻訳の実装、統計翻訳のリランキング、注意型ニューラル翻訳の研究を進めた。また、同時通訳コーパスとして日英合計約80時間、講義データの書き起こし約50時間、うち約22時間分の日英翻訳を完了した。