著者
久保田高吉 編
出版者
博交館
巻号頁・発行日
vol.第3編, 1894
著者
久保 宏紀 金居 督之 北村 友花 古市 あさみ 山本 実穂 小林 実希 野添 匡史 間瀬 教史 島田 真一
出版者
日本理学療法士学会
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
pp.11130, (Released:2016-03-29)
参考文献数
37

【目的】脳内出血患者における急性期病院退院時の機能予後およびその要因を検討すること。【方法】2013年4月~2015年3月に入院となった脳内出血患者88例(男性76%,平均年齢65.2 ± 11.2 歳)を対象に,退院時modified Rankin Scale を用い予後良好群と予後不良群に群分けし,機能予後に影響を及ぼす因子およびそのカットオフ値を検討した。【結果】Cox 比例ハザード分析の結果,退院時機能予後に影響を与える因子として年齢(p = 0.008),入院時NIH Stroke Scale(p = 0.001)および離床開始日(p < 0.001)が抽出され,各カットオフ値はそれぞれ66 歳(感度:0.758,特異度:0.582),7 点(感度:0.970,特異度:0.818),2病日(感度:0.788,特異度:0.836)であった。【結論】脳内出血患者の急性期病院退院時の機能予後は年齢,重症度,離床開始日が関連している。
著者
上久保 靖彦 足立 壯一
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2017-04-01

本申請では下記A・Bプロジェクトを連動させて ○p53非依存性細胞死・細胞周期停止誘導を可能とする抗腫瘍コンセンサス配列の探索とそのターゲッティング法の提唱 ○MTp53難治性造血器悪性腫瘍及び固形腫瘍(膵臓癌・食道癌・トリプルネガティブ乳癌(TNBC)等制圧を目指す新規スーパーエンハンサー制御システムの確立を目的とした。A:人工転写因子ライブラリーを用いた抗腫瘍コンセンサスの同定 B:スーパーコンピュータシミュレーションによる創薬計算・スーパーエンハンサー制御低分子(FactorZ制御低分子)の同定とp53非依存性細胞増殖抑制メカニズムの解明A:ライブラリーより、MTp53難治性造血器悪性腫瘍(AML)と固形腫瘍(膵癌、大腸癌、MRT、Her2胃癌(Sci Rep. 2018)、悪性グリオブラストーマ、髄芽腫、神経芽細胞腫、CRPC-DNPC:外科的治療不応性AR-・NE-DN 前立腺癌)を効果的に抑制するいくつかのHIT-PI-Pを抽出し、そのバリデーションを行った。各種癌腫HIT-PI-P投与下でのアポトーシスアレイの施行し、各種癌腫で新規の腫瘍アキシスを同定した(Cancer Sci. 2018)。AMLのMRD(微少残存病変)を消失させるために、骨髄環境を制御可能なPI-Pを同定し、さらにそのメカニズムを解明した(Blood Adv. 2018)。B: 膵臓癌・大腸癌・トリプルネガティブ乳癌(TNBC)、Complex karyotype AML、骨肉腫、MRTにてスーパーエンハンサー制御低分子HITをそれぞれ複数個抽出した。またHIT低分子がターゲットする遺伝子を各々の癌腫より同定した。A,Bで対象とした癌腫におけるTCGC症例GSE解析を行い、悪性化のメカニズムに重要なOncogenic Profilingを完成した。
著者
久保田 義弘
出版者
札幌学院大学総合研究所 = Research Institute of Sapporo Gakuin University
雑誌
札幌学院大学経済論集 = Sapporo Gakuin University Review of Economics (ISSN:18848974)
巻号頁・発行日
no.15, pp.73-103, 2019-11-30

本稿では,プラトン(Πλάτων, Plátōn)(前427 年-前347 年)の『饗宴』を通して,個別のものの観察から始め,ことの本質(ものの本性)を見極める認識論について考察する。すなわち,彼は,個別・具体的な美しいものから美そのもの(すなわち,美の本性,あるいは美の本質)を認識する手順について考察している。この手順は,プラトンの『饗宴』において示された,愛することから認識することに到る手順として与えられる。本稿では,個別・具体的な美しい肉体から美そのものの認識に到るための手順が考察される。それは,個別・具体的な肉体的美しさを求める者(愛する者)は,(1)はじめに,この世(地上)の個々の美しいものに心を引かれる(愛する),つまり ある人の顔や手とかその他肉体(身体)に属するものの美しさにひかれ,(2)次に,最高美を目指し,梯子の階段を昇るように,絶えず高く昇っていく,すなわ ち, 一つ一つの美しい肉体的な美しさから二つへ,二つからあらゆる美しき肉体(身 体)へと進み,そして,あらゆる肉体(身体)の美が同一不二であると看取し,一人 に対する熱烈な情熱が取るに足らぬものと見て,その熱を冷まし,その愛をあらゆる 肉体(身体)に及ぼし,(3)そして,美しき肉体(身体)から美しき心霊に進み,肉体的美しさより心霊上の美 しさに高い価値を置き,(4)その上で,美しき職業活動へと進み,たとえば,最高で最美な国家と家の統制に関 することへと進み,(5)美しさ(エロス)を語るには,美しさの真実を究める必要があるので,美しき職業 活動から美しき学問に進み,その学問から美そのものの学問に到達し,(6)最終的には,美のそのもの(美の本質)を認識する。 ここに到って美そのものを觀得する(認識する)ことになる。プラトンは,肉体的な愛欲者から愛智者に到って,ものの本性・本質を見極めることができると言う。また,そこにおいて人生は生き甲斐があると言う。プラトンの『饗宴』において,肉体的な愛欲者が,愛智者となり,美そのものを(ものの本性)認識することに到ることを,本稿では考察する。論文
著者
神山 裕名 西森 秀太 飯田 崇 内田 貴之 下坂 典立 西村 均 久保 英之 小出 恭代 大久保 昌和 成田 紀之 和気 裕之 牧山 康秀 小見山 道
出版者
日本口腔顔面痛学会
雑誌
日本口腔顔面痛学会雑誌 (ISSN:1883308X)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.33-39, 2016-12-25 (Released:2017-04-12)
参考文献数
33

目的:本研究は口腔顔面領域の慢性疼痛疾患である顎関節症患者,舌痛症患者,三叉神経痛患者における病悩期間と質問票を基にした主観的な睡眠感との関連を検討した.方法:被験者は日本大学松戸歯学部付属病院口・顔・頭の痛み外来を受診した患者3,584名を対象とした.診断が確定した顎関節症患者1,838名,舌痛症患者396名,三叉神経痛患者108名の質問票における主観的な睡眠感を検討した.病悩期間は症状発現から3か月未満,3か月から6か月,6か月以上をそれぞれ急性期群,中期群,慢性期群に分類した.睡眠に関する自己申告の質問は入眠障害,中途覚醒,早朝覚醒とした.各病悩期間における入眠障害,中途覚醒,早朝覚醒の睡眠スコアをそれぞれ比較した.結果:顎関節症患者における慢性期群の入眠障害,中途覚醒,早朝覚醒の睡眠スコアおよび舌痛症患者における慢性期群の入眠障害,中途覚醒の睡眠スコアは急性期群,中期群と比較して有意に高い値を示した(p<0.05).三叉神経痛患者における各睡眠スコアは急性期群,中期群および慢性期群の間に有意差を認めなかった.結論:顎関節症患者および舌痛症患者における病悩期間の長期化と睡眠感との間に関連性を認めることが示唆された.
著者
相川 聖 高井 秀明 大久保 瞳 山崎 博和
出版者
日本体育大学
雑誌
日本体育大学紀要 (ISSN:02850613)
巻号頁・発行日
vol.49, pp.3041-3048, 2020

Self-regulation of learning theory is a theory related to high-quality practice for athletes. Self-regulation of learning theory is a process in which the forethought phase, the performance phase, and the self-reflection phase circulate (Zimmerman, 2014). In addition, since athletes with a high level of performance accomplish self-regulation (eg Anshel & Poter, 1996; Toering et al., 2009; Ikudome et al., 2016), self-regulation of learning is considered to contribute to the improvement of athlete performance and the quality of practice. The purpose of this study was to conduct a psychological seminar to promote self-regulation of learning for university student athletes. The subjects were 14 members belonging to the University A trampoline club. In this study, we conducted five psychological seminars based on the self-regulation of learning theory, and asked for answers to the self-regulation of learning in sports scale before and after intervention. As a result, “evaluation and reflection” improved before and after the intervention. In addition, we examined the contents entered by the subjects at each seminar, and obtained suggestions for future support. The support provided in this study increased the opportunities to reflect on the practice, indicating that the athlete was able to learn to reflect and evaluate they practice appropriately. Even in the case of seminar-type support, it is consider that support can be provided according to the athlete by grasping the individual characteristics of the athlete and the progress of the work.
著者
及川 真人 久保 晃
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.30, no.6, pp.843-846, 2015 (Released:2016-01-09)
参考文献数
14
被引用文献数
4 2

〔目的〕地域在住脳卒中片麻痺者の屋外活動可否を決定する要因を明らかにすることとした.〔対象〕発症後180日以上経過し,当院に通院している60歳以上の脳卒中片麻痺者65名とした.〔方法〕Life-space Assessment(LSA)から最大自立活動範囲が寝室・屋内の者を屋内活動群,それ以上の者を屋外活動群の2群に分類し,10 m歩行時間(10 m歩行),6分間歩行(6MD),30秒立ち上がりテスト(CS-30)の群間比較を行った.また,有意差が認められた変数について,カットオフ値を算出した.〔結果〕10 m歩行,6MD,CS-30について有意差が認められた.それぞれのカットオフ値は10 m歩行が22.9秒,6MDが112 m,CS-30が5.5回であった.〔結語〕10 m歩行,6MD,CS-30から屋外活動の可否が検討できることが示唆された.
著者
田村 毅 倉持 清美 及川 裕子 久保 恭子
出版者
The Japan Society of Home Economics
雑誌
一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
pp.135, 2006 (Released:2008-02-28)

目的 出産後、夫婦関係の親密性や満足度が低下することがBelskyらの研究で明らかになっており、国内でもその傾向は同様で、菅原(1998)によると夫のサポートが出産後の夫婦関係に関連する。演者らは妊娠・出産・子育て期における夫婦関係の変化を、質問紙による追跡調査によって明らかにしようとしている。妊娠中の夫婦に対する第一回調査から、第二回(出産後4ヶ月)、第三回(1歳時)、第四回(2歳時)までの結果は、昨年の大会にて発表した。今回は引き続き第五回調査(3歳時)を加え、全体の概要を報告する。方法 対象者は、首都圏の保健機関・医療機関での母親学級・両親学級に参加した夫婦4623組である。調査項目は、夫婦関係尺度として、QMI (Quality Marital Index)、MLS (Marital Love Scale)、およびDAS (Dyadic Adjustment Scale) を用いた。結果 経時的な夫婦関係の低下が見られ、Belskyらのデータを確認する結果となった。特に、男性と比較して女性の下げ幅が大きいことが特徴的である。 生活時間の配分、女性の就労状況、夫の家事・子育て参加、子どもの発達、親の社会的サポートなどを独立変数として重回帰分析を行った結果、夫婦のコミュニケーション、パートナーの収入、夫の出産時の協力および子育て参加などが夫婦関係を規定する主要な要因であることが明らかになった。 出産・子育て体験は夫婦に大きな喜びをもたらすと共に、家事・育児など日常生活での負担から、家族にストレスが加わり、夫婦関係が相対的に低下すると考えられる。特に育児による拘束感、妊娠期以前に担っていた社会的役割からの撤退などが問題となる。
著者
小久保 裕 川崎 富作
出版者
診断と治療社
雑誌
児科診療 (ISSN:03869970)
巻号頁・発行日
vol.13, no.7, pp.34-39, 1950-07
著者
植田 公雄 藤村 亮 中野 才治 平島 浩 久保田 雄 服部 禎男 伊藤 力生 平塚 法夫
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会誌 (ISSN:00047120)
巻号頁・発行日
vol.29, no.5, pp.428-435, 1987

A slab-type, large-scale fluidized bed reactor has been proposed as a means to obtain an adequate heat transfer area satisfying the limit of critical safe size, for use in the denitration reaction of highly enriched U. More specifically, with respect to the reactor, 120-mm wide, 1, 900-mm long, 4, 000-mm high, capable of 4% U enrichment, 3 t-U/d, examinations were conducted of its fundamental fluidization characteristics and the characteristics thus obtained showed that the reactor can be used with no ploblem and in a more stable manner than the conventional cylindrical reactor. The results are as follows:<BR>(1) It was found possible to approximate the reactor's fluidization initiation gas rate to the values obtainable by Babu's and Leva's formulas.<BR>(2) It was shown that the bed expansion can be approximated to 0.65 as calculated by Babu's formula.<BR>(3) Kato's formula can be applied, with some modifications, to the calculation of the bubble size in the fluidized bed.<BR>(4) An empirical formula was established for measuring the height of "jumping" particles, which is necessary in designing the reactor.<BR>(5) It was also found that the slab-type fluidized bed reactor operates with much less slugging and in a more stable manner than the cylindrical reactor.
著者
岩本(大久保) 慧悟 竹橋 洋毅 高 史明
出版者
公益社団法人 日本心理学会
雑誌
心理学研究 (ISSN:00215236)
巻号頁・発行日
vol.90, no.6, pp.592-602, 2020 (Released:2020-02-25)
参考文献数
23
被引用文献数
5

This study developed a Japanese version of the Stress Mindset Measure (SMM-J), which captures individual differences in beliefs on the nature of stress, and investigated its reliability and validity. Study 1 examined the reliability and factor structure of the SMM-J by analyzing survey data of 449 employed adults. The results revealed that the SMM-J was composed of two negatively and strongly correlated factors: harmfulness of stress and usefulness of stress. Study 2 (92 parents), Study 3 (349 undergraduates), and Study 4 (800 employed adults) examined the predictive validity of the SMM-J. The results showed that the SMM-J predicted subjective health and life satisfaction after controlling for the effects of traditional stress factors such as the amount of stress and the coping style. This result is consistent with previous studies. The importance of an appropriate stress mindset is discussed.
著者
服部 俊夫 仁木 敏朗 平島 光臣 HAORILE C.-Y. 久保 亨 児玉 栄一
出版者
東北大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2011-04-01

デングウイルス(DENV)感染者における新規バイオマーカーとしてのGalectin 9 (Gal-9)とOsteopontin (OPN)の臨床的な有用性を研究した。血漿Gal-9はDENV感染者では正常群と比べ有意に上昇し、ヒトでの報告された最高の値を示し、回復期では有意に減少した。Gal-9値はヘマトクリット値、血小板数、単球およびウイルスRNAのコピー数と相関していた。血漿OPNも9倍以上の増加を急性期で示し、回復期ではトロンビン切断型のOPNが上昇し、免疫と凝固のクロストークマーカーと思われた。故に、DENV感染における血漿Gal-9及びOPNが病態反映のマーカーである可能性を示した。
著者
竹井 健 錦織 直人 小山 文一 中村 信治 浅田 秀夫 畠山 金太 大林 千穂 西久保 敏也 藤井 久男 中島 祥介
出版者
一般社団法人 日本消化器外科学会
雑誌
日本消化器外科学会雑誌 (ISSN:03869768)
巻号頁・発行日
vol.49, no.4, pp.342-349, 2016-04-01 (Released:2016-04-19)
参考文献数
16

Muir-Torre症候群は脂腺腫瘍と内臓悪性腫瘍を併発する遺伝性疾患で,Lynch症候群の一亜型と考えられている.症例は61歳の男性で,既往歴は36歳,38歳,46歳,56歳時に大腸癌,50歳時に胃癌があり,家族歴は父と叔父に大腸癌と多数の発癌患者を認め,Lynch症候群を疑い経過観察していた.61歳時に背部に1 cm大の出血を伴う結節が出現し,局所切除術施行し,病理組織学的検査にて脂腺癌と診断した.内臓悪性腫瘍の既往と脂腺癌の併発よりMuir-Torre症候群と診断した.診断後にも計5回の脂腺腫瘍と計2回の大腸癌の発生を認めたが,早期に加療し現在無再発生存中である.また,遺伝学的検査を行いMLH1の病的変異を認めLynch症候群と診断した.Lynch症候群はMuir-Torre症候群を呈することがあり,内臓悪性腫瘍だけでなく皮膚腫瘍も念頭に体表観察を行うことも重要と考えた.
著者
不破 達 児玉 亨 本多 芳子 田中 豊人 久保 喜一 大橋 則雄 中江 大 小縣 昭夫
出版者
特定非営利活動法人 化学生物総合管理学会
雑誌
化学生物総合管理 (ISSN:13499041)
巻号頁・発行日
vol.5, no.1, pp.62-72, 2009 (Released:2009-09-16)
参考文献数
12
被引用文献数
1

脳内局所微量透析法(マイクロダイアリシス法)と高速液体クロマトグラフィーとの組み合わせによって、メチレンジオキシ・ピロバレロン(MDPV)投与によるマウス線条体内神経細胞外のドーパミン (DA) とセロトニン (5-HT) 量の経時的変化を調べた。それに加えて、行動量の測定実験と連続投与による中枢神経損傷の有無について、免疫組織化学による実験をおこなった。マイクロダイアリシスによる生体試料回収は10分間隔で行い、MDPV経口投与から2時間半後までおこなった。線条体内神経細胞外のDA量がMDPV投与から30分の間に210%、30分から60分の間に208%増加した。5-HT量の変化は観察されなかった。MDPVのDA作動性神経作用は類似薬物MDMA、METHと比較して緩やかで、短時間であった。なお、DA量と行動量の変化からマウス線条体内の神経細胞外DA量が200%以上増加すると行動量増加を引き起こすと考えられた。MDPVの神経毒性は今回の実験からは観察されなかった。
著者
木村 善行 久保 道徳 草加 君代 谿 忠人 東野 正行 有地 滋 奥田 拓道
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
Chemical & pharmaceutical bulletin (ISSN:00092363)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.219-222, 1982-01-25

The effects of oral administration of flavonoid components of Scutellariae Radix on serum and liver lipid levels of rats treated with ethanol were investigated. It was found that wogonin reduced serum triglyceride level, and that baicalein and baicalin, the major components of the drug, decreased total cholesterol, free cholesterol and triglyceride contents in the liver. Baicalein increased high density lipoprotein-cholesterol (HDL-ch) in the serum of the ethanol-treated rats. In addition to these in vivo experiments, the actions of wogonin, baicalein and baicalin on catecholamine-induced lipolysis in isolated fat cells were investigated. It was found that the three flavones inhibited noradrenaline-induced lipolysis in isolated fat cells. The relationship between these in vivo and in vitro experiments is discussed.