著者
五十嵐 一弘 羽沢 健作 辛 振玉 藤原 大悟 野波 健蔵
出版者
The Japan Joint Automatic Control Conference
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.47, pp.259-259, 2004

小型無人ヘリコプタは、その優れた運動性能を生かし、様々な局面や分野に柔軟に適用することができる。例えば、エンジントラブルが起きても、風からエネルギーを取り出し、ローターを自転させることにより、安全に着陸することができる。この飛行法をオートローテーションと呼ぶ。本研究ではオートローテーションを自律化することを目標とし、制御器の設計と実験を行った。
著者
市川 寛子 川端 大貴 五十嵐 康彦 永田 賢二 永福 智志 田村 了以 岡田 真人
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

我々は識別問題に対して,N個の入力変数からK個選んだすべての変数の組み合わせに対して,クロスバリデーションエラー(CVE) を計算し,その分布を求めるK-スパース全状態探索をもちいた変数選択法を提案した.本研究では,この手法の数理的な性質を研究するために,実データ解析だけでなく,仮想計測実験(VMA)を用いて,この手法の数理的な性質を調べた結果を報告する.
著者
五十嵐 庸 長岡 功
出版者
順天堂大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

骨芽細胞に対するグルコサミン(GlcN)の効果を検討したところ、石灰化が亢進した。また、その効果は、骨芽細胞の中期以降の分化を亢進することで、石灰化を亢進するものと考えられた。また、軟骨細胞におけるGlcNの標的遺伝子を探索したところ、サーチュイン(SIRT)1遺伝子が同定された。また、他の細胞では発現が変化しないことから、軟骨細胞特異的な標的遺伝子であることが示唆された。さらに、GlcN添加によりいくつかの下流遺伝子において発現の変化が認められ、これはSIRT1の発現上昇を介していることが示唆された。
著者
木根 啓太 砂川 直輝 石田 卓也 五十嵐 圭日子 鮫島 正浩 金子 哲
出版者
一般社団法人 日本エネルギー学会
雑誌
バイオマス科学会議発表論文集 (ISSN:24238333)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.157-158, 2017

<p>Two α-L-arabinofuranosidase genes classified in Glycoside Hydrolase (GH) family 51 from the basidiomycetes Phanerochaete chrysosporium and Flammulina velutipes were cloned, and the recombinant enzymes expressed in the yeast Pichia pastoris were characterized. When p-nitrophenyl-α-L-arabinofuranoside was used as a substrate, two enzymes showed acidic pH optima at pH 3. The two enzymes released L-arabinose from rye arabinoxylan, wheat arabinoxylan, sugar beet arabinan and debranched arabinan, but not from arabinogalactan.</p>
著者
五十嵐 裕美 伊藤 博 一林 亮 坪田 貴也 吉原 克則 小泉 雅之 佐藤 秀之 山崎 純一 池田 隆徳
出版者
Japan Heart Foundation
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.44, no.2, pp.S2_5-S2_10, 2012

症例は60歳代の男性, 未治療の高血圧の既往があり, 国内線の飛行機内で心肺停止となった.客室乗務員が自動体外式除細動器(AED)を装着し1回作動後に心拍が再開し, 羽田着陸後, 当センターに緊急搬送された.AEDの記録では心室細動(VF)を呈していた.JCSII-10, GCS E4V2M4, 瞳孔3mm大で左右差なく, 血圧212/mmHg, 脈拍111/分であった.心電図は洞調律で, V<sub>4~6</sub>誘導でstrain T波が認められた.脳保護目的で低体温療法が3日間施行された.復温後に意識状態は回復し, 神経学的後遺症は認められなかった.ACh負荷冠動脈造影で4-AVが完全閉塞となり, 冠攣縮性狭心症と診断された.心臓電気生理学的検査(EPS)でVFが誘発されたこともあり, 植込み型除細動器(ICD)が植え込まれ退院となった.2010年1月より当センターは羽田空港の航空会社と救急医療連絡会を行っている.同年10月に新国際線旅客ターミナルが開設し, 旅客数の増加が見込まれる.迅速な応急処置と救急処置で救急の輪が成立し, 社会復帰が可能となった症例であったので報告する.
著者
白木 優馬 五十嵐 祐
出版者
公益社団法人 日本心理学会
雑誌
心理学研究 (ISSN:00215236)
巻号頁・発行日
vol.87, no.5, pp.474-484, 2016
被引用文献数
3

<p>We examined two psychological processes of prosocial behavior: feeling gratitude and indebtedness. First, we asked if the value of the behavior for the receiver promotes gratitude; and second if the cost of the behavior for the giver promotes indebtedness. Gratitude and indebtedness were measured as behavioral indices of a <i>quid pro quo</i> (indirect reciprocity and direct reciprocity) to avoid social desirability effects in self-report measures. In Study 1, 119 undergraduates recalled a past experience in which they had been the recipients of prosocial behavior while emphasizing the value, cost, or situation (control) of the event. The level of gratitude was higher, and indirect reciprocity was observed more frequently, in the value condition than in the cost and control conditions. Indebtedness, however, did not differ across the conditions. In Study 2, 59 participants received a gift (the value and cost of which were manipulated) from an imaginary confederate. The value manipulation promoted indirect reciprocity, and both value and cost manipulations encouraged direct reciprocity. Implications for adaptive functions of gratitude in social selection processes are discussed.</p>
著者
五十嵐 芳暢 中津 則之 青枝 大貴 石井 健 山田 弘
出版者
日本毒性学会
雑誌
日本毒性学会学術年会 第42回日本毒性学会学術年会
巻号頁・発行日
pp.P-197, 2015 (Released:2015-08-03)

アジュバントデータベースプロジェクトでは、各種アジュバントを投与した動物の網羅的遺伝子発現情報を取得解析したデータベースを構築している。アジュバントとは抗原とともに投与することで、抗原に対する免疫原性を増強、加速、延長する免疫増強製剤の呼称である。しかし、これまでアジュバント自体の作用メカニズムについては、明らかではない部分が大きかった。そこで、アジュバント単体を投与したラットの脾臓、肝臓等の網羅的遺伝子発現情報を取得することによって、アジュバントの副作用や毒性および作用メカニズムを探索、評価することを目指している。一方、これまでトキシコゲノミクスプロジェクトでは、薬剤を投与したラット肝臓や腎臓の遺伝子発現情報を用いた毒性予測モデルを構築してきた。これら毒性予測モデルにアジュバント投与の遺伝子発現情報を適用することによって、アジュバント単体の安全性や毒性、作用メカニズムを評価できる可能性がある。本報告では上記毒性予測モデルに改良を加え、外部データによって再評価したモデルと、その予測モデルにアジュバント投与の遺伝子発現情報を適用した例について紹介する。
著者
五十嵐 敏文 上田 貴宏 洞 秀幸 城 まゆみ 加藤 欣也 三代 雅崇 工藤 元
出版者
一般社団法人 資源・素材学会
雑誌
Journal of MMIJ (ISSN:18816118)
巻号頁・発行日
vol.130, no.2_3, pp.60-64, 2014-02-01 (Released:2015-02-01)
参考文献数
11

Horonobe Underground Research Center, located in northern Hokkaido, Japan, has been excavating shafts of underground research laboratory for R&D of radioactive waste disposal. In this site, the groundwater seepage from the shafts and leachate from the waste rock storage site contain high concentrations of total nitrogen. Ammoniumnitrogen, the major chemical species of nitrogen in the seepage and leachate, has been treated by the effluent treatment facility. However, the ammonium-nitrogen is transformed to nitrite- and nitrate-nitrogen (nitrification products) by nitrification. As a result, the concentrations of total nitrogen increase to the effluent guideline due to nitrification. Therefore, column experiments were carried out to understand the phenomena and the factors affecting the leaching behavior of nitrification products. The result showed that the nitrification was inhibited when the column layer was almost saturated, and that the nitrification occurred near the surface of waste rocks, in particular, at 25℃. These results indicate that nitrification can be mitigated by controlling the hydrological conditions in the waste rock storage site.
著者
原 悠一 五十嵐 治一 森岡 祐一 山本 一将
雑誌
ゲームプログラミングワークショップ2016論文集
巻号頁・発行日
vol.2016, pp.108-111, 2016-10-28

ソフトマックス戦略に基づくシンプルな探索方式を提案し,コンピュータ将棋へ適用した実験結果を報告する.本探索方式では探索木中のノードの評価値は子ノードの評価値を選択確率で重み付けした期待値であり,再帰的に定義される.選択確率は選択先のノードの評価値を目的関数とするボルツマン分布を用いる.探索は実現確率を良さの度合いとする最良優先探索であり,深さの制御には実現確率の閾値を用いた反復深化を用いる.各ノードへの実現確率はルートノードからの選択確率の積で定義する.したがって,将棋の有効な指し手に関するヒューリスティクスは使用せず,最終的には局面評価関数だけに依存する.本発表ではこの探索方式の詳細と評価実験の結果を報告する.
著者
五十嵐 悠紀
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.10, pp.1022-1022, 2016-09-15