著者
市川 啓之 櫻木 悟 藤原 敬士 西原 大裕 辻 真弘 横濱 ふみ 谷本 匡史 大塚 寛昭 山本 和彦 川本 健治 田中屋 真智子 片山 祐介
出版者
公益財団法人 日本心臓財団
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.50, no.1, pp.60-65, 2018-01-15 (Released:2019-03-28)
参考文献数
11

背景:急性冠症候群(ACS)の急性期には,糖代謝異常を認めることが多い.本研究ではACSの急性期に糖負荷試験を行い,糖代謝異常の経時的変化とその機序について検討した. 方法:対象は,ACSで当院に入院した患者のうち,糖尿病既往がなく,心不全などの合併症のない26名.急性期と亜急性期に75 gOGTTを施行し,インスリン分泌能および抵抗性の経時的変化を調査した. 結果:急性期には糖尿病型の割合が46%と多く存在したが,亜急性期には15%に低下した.急性期から亜急性期にかけて,Insulinogenic indexは有意に上昇した(0.50±0.46 vs 0.91±0.78,p=0.003).一方,HOMA-IRには変化がみられなかった. 結論:ACS患者では糖代謝異常が多く存在し,その原因として,インスリン抵抗性よりもインスリン分泌能の低下が大きく関与していると考えられた.
著者
丹羽 宏介 間瀬 健二 東海 彰吾 川本 哲也 藤井 俊彰 梶田 将司 平野 靖
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.3C41, 2010

<p>ものづくり技術の過程の訓練映像や、スポーツ映像において、多視点映像技術は有力視されているが、視聴者は 自由な視点から興味深い映像を探す事が困難である。本稿では、多視点視聴が可能なツール(Peg-Scope Viewer)上での利用者の視聴ログから、重要映像を抽出する手法を提案し、抽出した重要映像を繋いでビデオを作成した。それを、他の方法で抽出したビデオと比較し、評価する方法を検討する。</p>
著者
川本 真一 足立 吉広 大谷 大和 四倉 達夫 森島 繁生 中村 哲
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.51, no.2, pp.250-264, 2010-02-15
被引用文献数
2

視聴者の顔をCGで再現し,CGキャラクタとして映画に登場させるFuture Cast System(FCS)を改良し,視聴者から収録した少量の音声サンプルを用いて,視聴者に似た台詞音声を生成するため複数手法を統合し,生成された台詞音声をシーンに合わせて同期再生することで,視聴者の声の特徴をキャラクタに反映させるシステムを提案する.話者データベースから視聴者と声が似た話者を選択する手法(類似話者選択技術)と,複数話者音声を混合することで視聴者の声に似た音声を生成する手法(音声モーフィング技術)を組み合わせたシステムを構築し,複数処理を並列化することで,上映準備時間の要求条件を満たした.実環境を想定してBGM/SEを重畳した音声によって,従来手法である類似話者選択技術より得られる音声と,提案法で導入した音声モーフィング技術より得られる音声を主観評価実験により評価した結果,Preference Scoreで56.5%のモーフィング音声が目標話者の音声に似ていると判断され,音声モーフィングを組み合わせることでシステムが出力する台詞音声の話者類似性を改善できることを示した.In this paper, we propose an improved Future Cast System (FCS) that enables anyone to be a movie star while retaining their individuality in terms of how they look and how they sound. The proposed system produces voices that are significantly matched to their targets by integrating the results of multiple methods: similar speaker selection and voice morphing. After assigning one CG character to the audience, the system produces voices in synchronization with the CG character's movement. We constructed the speech synchronization system using a voice actor database with 60 different kinds of voices. Our system achieved higher voice similarity than conventional systems; the preference score of our system was 56.5% over other conventional systems.
著者
志茂 新 大井 涼子 黒田 貴子 小島 聖子 永澤 慧 岩重 玲子 志茂 彩華 土屋 恭子 上島 知子 白 英 川本 久紀 津川 浩一郎
出版者
日本乳癌検診学会
雑誌
日本乳癌検診学会誌 = Journal of Japan Association of Breast Cancer Screening (ISSN:09180729)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.250-254, 2013-07-20

現在,乳癌検診はピンクリボン運動やメディアの影響もあり,検診の中でも普及しつつある分野ではあるが,実際カテゴリー3以上の要再検者の2次検診においては各病院が悲鳴を上げているのが現状である。精査や経過観察をしていても乳癌が否定的なカテゴリー3以上の要再検者が数多くいて,がん診療連携拠点病院においては癌患者とともに癌ではない要再検患者を診ていかなければならず,乳腺外科の外来時間はどこの病院でも長く,院内でも不評のもとになっているのが現状である。そこで当院は2009年に乳癌検診専門のブレストイメージングセンターを立ち上げ,1次検診のみならず,2次検診も大学病院と分けることや10年以上経過した乳癌術後の患者たちをブレストセンターでフォローすることで,大学病院の外来時間の短縮が可能になった。のみならず関連病院の検診システムを工夫することで,外来時間は短縮しつつも手術件数を全国3位になるまで増やすことを可能にした。今回は当院独自の検診システムおよび医局員が少なくとも手術件数を増加させるに至ったスタッフの勤務体制を報告する。
著者
川本 裕子 野村 裕知
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1166, pp.100-103, 2002-11-11

問 竹中平蔵経済財政・金融担当相は不良債権処理に関して3つの方針を掲げています。自己資本の充実とガバナンス(経営規律)の強化、資産査定の厳格化ですが、これは川本さんの以前からの主張と重なりますね。 答 竹中さんのおっしゃる方向そのものは正しいと思います。10年来、日本の金融界が解決し得なかった問題をきちんと3点に絞り込んでいらっしゃいますから。
著者
川本 勝
出版者
尚美学園大学総合政策学部
雑誌
尚美学園大学総合政策研究紀要 (ISSN:13463802)
巻号頁・発行日
no.27, pp.29-52, 2016-03

TOPIX Core30の2013年のデータを用いてNISAの初心者が株式投資するためのポートフォリオについて調査した。その結果、NISAの初心者でも、「局所的な極小値で買い、極大値で売る」手法のみで大きな利益が出せる事が解った。しかし、この結果が東京証券取引所に上場している全ての企業について同様に当てはまるかどうかは、別途、調査が必要である。この結果は、筆者が既に発表している2 本の論文(川本勝2014、2015)の結果とも矛盾しない。
著者
川本 晃平 金澤 浩 白川 泰山
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement
巻号頁・発行日
vol.2012, pp.48101846, 2013

【はじめに、目的】 スポーツ選手はスポーツ外傷および障害を予防するために、日々のコンディショニングが必要不可欠であり、その手段の一つとして物理療法が挙げられる。筆者らがコンディショニングに積極的に用いる機器の一つにINDIBA activ(インディバ・ジャパン)がある。この装置の特徴は0.5MHzの周波数を発し、コンデンサーの原理により温熱刺激を発生させるため、皮膚付近にハイパワーの集中照射をせずに、体内深部の組織まで生体刺激を生み出すことができる点である。また骨や腱など抵抗の高い部位に用いるレジスティブモードと軟部組織やレジスティブモードの前処置に用いるキャパシティブモードの2種類のモードがあり、治療目的によってこれらのモードを組み合わせて実施する。筆者らはこの装置を筋緊張の軽減や疼痛の緩和を目的に軟部組織に用いることで、良好な治療成績を得ている。 本研究では、INDIBA activと他の温熱療法とを比較し、軟部組織の筋硬度および筋伸張性への即時効果の有効性を検証することを目的とした。【方法】 対象は、下肢に整形外科疾患のない健常成人男性10名とした。対象の年齢は24.8±1.9歳、身長は170.5±8.7cm、体重は59.8±1.7kgであった。INDIBA activおよびホットパック(Cat-berry、山一株式会社)を用いた2種類の方法と、コントロールを比較した。方法は、ベッド上にて10分間安静腹臥位となり、大腿長の遠位50%部位の大腿二頭筋の筋硬度の評価を軟部組織硬度計 (伊藤超短波株式会社、OE-220)を用いて行った。また大腿二頭筋の伸張性評価として膝関節伸展位における股関節最大屈曲位での他動的股関節屈曲角度(以下SLR)を測定し、その際の大腿二頭筋の伸張痛をVisual Analog Scale(以下VAS)を用いて評価した。評価後、それぞれの方法を20分間実施し、終了後、評価前と同様に3項目の評価を行い、実施前後での各評価項目および各評価項目の変化率の比較を行った。それぞれの方法について、INDIBA activでは始めの10分間はキャパシティブモードを使用し、その後10分間はレジスティブモードを行った。ホットパックでは20分間バンドを用いて大腿部に固定して行い、コントロールは20分間安静腹臥位をとった。実施時の室温および測定時刻を統一し、各施行の間隔は3日以上あけ、順序は無作為にて決定し、1日に1回のみ実施した。また対象には測定2日前より過度な運動は避けさせるようにし、測定時に大腿二頭筋に疲労感がないことを確認した。 統計学的分析にはそれぞれの方法の実施前後の各評価項目の比較に対応のあるt検定を、各評価項目の変化率の比較に一元配置分散分析を用い、危険率5%未満を有意とした。【倫理的配慮、説明と同意】 対象にはあらかじめ本研究の趣旨、および測定時のリスクを十分に説明したうえで同意を得た。本研究は、医療法人エム・エム会マッターホルンリハビリテーション病院倫理委員会の承認を得て行った(承認番号MRH120015)。【結果】 それぞれの方法の実施前後での各評価項目について、ホットパックおよびINDIBA activでは3項目全てにおいて実施前後で有意に改善がみられた(p<0.01)。コントロールでは筋硬度およびVASにて有意に変化がみられ(p<0.05)、SLRは変化がみられなかった。変化率について、筋硬度ではINDIBA activがホットパックおよびコントロールに比べて有意な低下がみられた(p<0.01)。またホットパックがコントロールと比較して有意に低下した(p<0.05)。SLRでも同様にINDIBA activがホットパックおよびコントロールに比べて有意な改善がみられ(p<0.01)、ホットパックがコントロールと比較して改善がみられた(p<0.01)。VASについて、INDIBA activがコントロールと比較して有意に改善がみられたが(p<0.01)、INDIBA activとホットパックおよびホットパックとコントロールでは差はみられなかった。【考察】 本研究では、2種類の方法による筋硬度および筋伸張性の即時効果の比較を行った。温熱療法によって軟部組織の温度が上昇すると粘弾性が低下し、軟部組織の伸張性が増加することから(鳥野、2012)、今回の結果より大腿二頭筋に対して十分な温熱刺激を与えることができたと考える。特にINDIBA activでは筋硬度およびSLRがホットパックとコントロールと比較し、有意に改善した。このことからINDIBA activ は2種類のモードを組み合わせて温熱刺激を加えることで、ホットパックと比較して筋硬度および筋伸張性が改善したことが考えられた。【理学療法学研究としての意義】 臨床で各種物理療法を行う際は、即時的な効果が期待できることが重要である。今回の研究よりINDIBA activが一般的に温熱療法として多用されているホットパックに比べ、筋硬度およびSLRを有意に改善させることが示されたことから、特に筋緊張の軽減やストレッチの前処置などに有用な手段の一つになると考える。
著者
川本 勝
出版者
尚美学園大学
雑誌
尚美学園大学総合政策研究紀要 (ISSN:13463802)
巻号頁・発行日
no.28, pp.37-65, 2016-09

単純な「局所的な極小値で買い、極大値で売る」手法のみを用いてNISAの初心者が株式投資するための売買タイミングについて調査した。その結果、NISAの初心者でも、どのようなタイミングで売買をしても平均的には1~3%程度の成功率を得られる事が解った。また、この手法では、最大で25.5%の成功率を得ることが出来るが、最悪の場合は4.9%の損をすることが解った。しかし、この結果が東京証券取引所に上場している全ての企業について同様に当てはまるかどうかは、別途、調査が必要である。この結果は、筆者が既に発表している3本の論文(川本勝2014、2015、2016)の結果とも矛盾しない。
著者
川本 勉
出版者
千葉医学会
雑誌
千葉医学会雑誌 (ISSN:00093459)
巻号頁・発行日
vol.31, no.4, 1955-11

戦後寄生虫卵の保有率は,都市たると農村たると問わず蔓延増加の傾向にあり,その人体に及ぼす影響は図り知れざるものがある。従来寄生虫に対しては予防対策上の理論は相当准歩して来たが,独りその実施面に於て遙に立遅れの感があり,特に我々衛生行政に携わる者にとつて奮起一番何んとか打開しなければならない事を痛感する。著者は当管内に於て早くから当所外来患者に余りにも多く鉤虫の保有者がある事実に注目し,昭和22年来より管内農民を対象に調査を実施して来たが,此処に驚くべき事実を見出した。即ち,当管内を従貫する最大河川たる養老川の下岸流域地帯がその鉤虫保有率70%前後,姻虫保有率10%内外で,鉤虫の感染幼虫の成育に最も適していると言う事である。何故多いのか之の対策を如何にすべきかと言うことはその人体に及ぼす影響から見ても当地方にとつて最大問題たるを失わない。そこで著者は之の問題を千葉県知事並びに千葉県寄生虫対策委員会に提案したところ,県に於ては之の問題に対する措置を県全体の寄生虫予防対策上の一事業として認め,当地方を鉤虫浸淫地区に指定し,このため屎尿処理施設に対する多額の補助金を獲得した。
著者
山本 聡 牧野 雄一 清水 太一 川本 祥太郎 小野木 真哉 桝田 晃司
出版者
一般社団法人 日本コンピュータ外科学会
雑誌
日本コンピュータ外科学会誌 (ISSN:13449486)
巻号頁・発行日
vol.23, no.1, pp.15-22, 2021 (Released:2021-02-04)
参考文献数
22

The purpose of this study is to develop a support software to place ultrasound transducer, which produces local acoustic radiation force, for active induction of a micro object, representing a thin catheter, through blood vessel network. First, based on the image analysis of 3D blood vessel network, which was obtained using echography, the system calculates the possible area of the ultrasound transducer to be able to induce a micro object to desired path in blood vessel network. Meanwhile, due to the shape of body surface and the position of the ribs, which was obtained by an optical position sensor, the common area with the body surface was derived. Then, considering the position and the movable area of the robot, which grasps and moves the ultrasound transducer, the system indicates the candidate commands for the robot. To verify the system performance, we have conducted a simulation for active induction experiment of thin catheter through blood vessel network of a normal volunteer subject. As the result, we confirmed the variation of the thin catheter induction according to both body posture and breathing condition.
著者
饗場 直美 金田 雅代 中馬 和代 遠山 致得子 廣田 美佐子 村井 栄子 赤松 美雪 川本 輝子 西尾 佳代 亀ヶ谷 照子
出版者
神奈川工科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2016-04-01

栄養教諭制度の導入以降10年間の学校給食の変化と給食の食育展開や、学校での食育の連携について実態調査を実施した。 全国7県の研究チームで、平成17年、21年、26年の3年間の給食献立内容について解析した結果、主食+主菜+副菜が明確な献立の増加、野菜の提供の増加、和洋中の献立の区別の明確化、献立中の食塩量の減少などが明らかになった。一方、設備などの環境要因も献立作成に影響を与えていた。給食を活用した食指導状況をみると、食育の6つの観点の中で、「食事の重要性」の観点をもたせた献立が増加していた。 以上のことから、栄養教諭はより意図の明確な献立を作成し給食指導を行って来たことが明らかになった。
著者
岩野 吉宏 Zhou Yuqing 田仲 正明 和田 敦 吉川 勝治 川本 敦史 野村 壮史
出版者
公益社団法人 自動車技術会
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.52, no.1, pp.51-57, 2021 (Released:2020-12-24)
参考文献数
8

三次元的に配向を制御した連続繊維複合材料で自動車のフレーム構造の最適設計と試作を実施。最適設計には異方性トポロジー最適化を、試作にはTFP (Tailored Fiber Place) を用いた。従来は基布が平面であったが、これを三次元的構造に拡張し、最適化結果の試作検証を実施。
著者
川本 雄大 田内 萌絵 山地 一代 中坪 良平 板野 泰之 山本 勝彦 和田 匡司 林 美鶴
出版者
公益社団法人 大気環境学会
雑誌
大気環境学会誌 (ISSN:13414178)
巻号頁・発行日
vol.56, no.2, pp.35-42, 2021-02-07 (Released:2021-02-05)
参考文献数
13

瀬戸内海周辺地域は全国的に見て相対的に大気汚染物質濃度が高い状態にあり、この原因の一つが、船舶由来の排気ガスとの指摘がある。本研究では、瀬戸内海海上と周辺陸上局にてそれぞれ測定された大気中のSO2、NOx、PM2.5の時空間変動の特徴とその要因を考察した。垂水局と兵庫南部局にてConditional Bivariate Probability Function解析等を行った結果、SO2濃度は海風の進入とともに上昇し、高濃度時には船舶の往来が集中する明石海峡方向からの大気の流入が確認できた。これは、二山型の日内変動を示すNOxとは異なる傾向となった。PM2.5は、春から秋にかけて日中の濃度上昇が確認できたが、SO2やNOxと比較して日内変動幅は小さく、広域的な汚染であることが示唆された。海上のSO2濃度は、最大で陸上局濃度の約5倍となり、他方、NOxは陸上局と同程度あるいは低濃度、PM2.5は陸上局とほぼ同程度であった。大阪湾・播磨灘および周辺沿岸地域において、SO2とNOxの主要な発生源は、それぞれ海上と陸上に存在する可能性が示された。
著者
張 忠強 穴田 啓晃 川本 淳平 櫻井 幸一
雑誌
コンピュータセキュリティシンポジウム2014論文集 (ISSN:13440640)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.2, pp.228-235, 2014-10-15

オンラインゲームは最も人気のあるゲームの一つとなった. しかし,同時に,ボットやリアルマネートレードなどの不正行為も増加している.仮想世界におけるゲームバランスを維持するために,オンラインゲームの運営者は不正行為を行うプレーヤーに対して厳しい対応を取っている.本研究は,MMORPG を対象に不正なプレーヤー発見を支援するために,プレーヤーのゲームプレイ時間に基づくトピックモデルを生成し、潜在的な不正行動の分類を行うことを目的としている.本稿では,World of Warcraft Avatar History Dataset に対してk-means 法を主要なツールとするプレーヤーの分類を行い,特異な行動を持つプレーヤーグループを検出する.