著者
渡辺 匠 岡田 真波 酒井 真帆 池谷 光司 唐沢 かおり
出版者
人間環境学研究会
雑誌
人間環境学研究 (ISSN:13485253)
巻号頁・発行日
vol.11, no.1, pp.59-65, 2013
被引用文献数
1

There were two primary purpose of this study. One major purpose was to test the effects of disbelief in free will on self-control and the other purpose was to examine whether free will beliefs affect causal attribution of success and failure. Although a great deal of effort has been made on the definition or existence of free will, only few attempts have so far been made at how people's belief in free will influences subsequent judgment and behavior. As an example of such attempts, Rigoni, Wilquin, Brass, and Burle (2013) found that induced disbelief in free will weakens people's motivation of self-control, which suggests dismissing free will leads people to rely on more automatic and impulsive actions. On the basis of this earlier research, the authors intended to confirm the phenomenon that disbelief in free will reduces motivation of self-control. Furthermore, we investigated the processes of causal attribution by belief in free will since they are thought to be associated with both free will beliefs and self-control. Fifty-two undergraduates participated in the study and they were randomly assigned to one of the three conditions (free will, determinism, or control). After free will manipulation, participants completed the Stroop task, whose performance reflects motivation to self-control. Finally, participants received false feedback of success or failure in the Stroop task and they answered attributional questionnaire. The results did not confirm our hypothesis regarding self-control: Participants who were induced to disbelieve in free will performed equally well in the Stroop task as other conditions. However, causal attribution was linked with manipulation of disbelief in free will: Participants who were induced to disbelieve in free will showed less self-effacing bias in task attribution. The findings are suggestive that free will beliefs alter causal attribution processes, which in turn affect a person's social judgment and behavior.
著者
酒井 中
出版者
金沢大学考古学研究室
雑誌
金大考古
巻号頁・発行日
vol.62, pp.6-12, 2008-09-30
著者
阿比留 睦美 酒井 浩 澤田 泰洋 山根 寛
出版者
日本作業療法士協会
巻号頁・発行日
pp.593-601, 2011-10-15

要旨:音楽刺激は,視覚刺激と比較し,より効率的に注意機能を促進するとされているが,その効果は十分明らかになっていない.そこで健常者を対象に,近赤外線分光法を用い音楽活動時の前頭葉の賦活状況を分析し,注意障害の訓練における音楽の効果を検証した.活動は,「注意課題」と「二重課題」を想定した活動を用いた.その結果,「注意課題」では有意な傾向はみられなかったが,「二重課題」で実行機能に関与するとされている左側前頭葉背外側の賦活が有意に確認できた(p<0.05).単独で用いるには課題の提示方法などに工夫が必要であるが,前頭葉背外側を用いるとされる注意機能の訓練に,音楽利用の可能性が示唆された.
著者
酒井 温子 岩本 頼子 伊藤 貴文 佐藤 敬之
出版者
公益社団法人 日本木材保存協会
雑誌
木材保存 (ISSN:02879255)
巻号頁・発行日
vol.34, no.2, pp.69-79, 2008 (Released:2011-08-01)
参考文献数
16
被引用文献数
6 4

窒素雰囲気下で熱処理されたスギ辺材およびアカマツ辺材の耐朽性, 耐蟻性および吸湿性を検討した。熱処理の温度は140~240℃で, 熱処理の時間は24時間とした。スギ辺材の熱処理木材から木口断面20mm×20mm, 繊維方向10mm の試験片を切り出して, オオウズラタケおよびカワラタケによる12週間の強制腐朽試験を実施したところ, 処理温度が高いほど腐朽による質量減少率は低下し, 220℃および240℃の処理で質量減少率は1%以下となった。また, ファンガスセラー試験においても, 12カ月経過時点で, 無処理試験体の腐朽度が5となっても, 220℃および240℃処理試験体の腐朽度は0のままであった。一方, 室内耐蟻性試験では, 240℃処理試験体のイエシロアリ食害による質量減少率は11%であり, 耐蟻性は十分ではなかった。JIS K 1571: 2004に準拠した野外試験の結果, 奈良県森林技術センター明日香実験林におけるスギ辺材熱処理材の腐朽とヤマトシロアリによる被害も, また鹿児島県日置市吹上浜におけるアカマツ辺材熱処理材のイエシロアリによる被害も, 処理温度が高いほど軽減されることが明らかになった。高い生物劣化抵抗性を示す熱処理木材は, 吸湿性も大きく低下しており, 両者に密接な関係があることが示唆された。
著者
佃 為成 酒井 要 橋本 信一 羽田 敏夫 小林 勝
出版者
東京大学地震研究所
雑誌
東京大学地震研究所彙報 (ISSN:00408972)
巻号頁・発行日
vol.63, no.3, pp.p237-272, 1988-12

北部フォッサマグナの中央隆起帯を横断する千曲川構造線の東端に位置する長野県小県郡丸子町付近で1986年8月24日,M4.9の地震が発生した.ここは2つの火山前線がぶつかる点のすぐ背後でもある.通常の地震活動レベルは低いが,過去には1912年の上田市付近の地震(M5.2)がある.丸子町の地震活動は前震・本震・余震系列と本震の10日後から始まった群発地震が重なったものであった.2回の主要な活動ピークをもつ例は,北部フォッサマグナ地域では少なくなく,ピーク間の間隔は1918年大町地震の13時間,1969年焼岳の地震の2日,1912年上田の地震の5日,今回の地震の12日,1963年燕岳の地震の20日,1897年上高井の地震の104日というように様々である.2回目が群発地震であったのは丸子の地震と,燕岳の地震,上田の地震である.現地における臨時観測によって精密な震源分布が得られた.震源域は時間とともに拡大したが群発地震後最終的には東西3km,南北2km,深さは6kmを中心に3kmの幅をもつ拡がりであった.定常観測網で求めた震源との比較を行い,観測網に依存する震源の系統的なずれやその値のバラツキから震源の絶対精度と相対精度を推定した.MO~4.5の間のM別頻度分布はGutenberg-Richterの関係から少しずれる.群発地震の回数の減衰(p~2)は本震直後の余震のそれ(p~1)と比べ大きい.燕岳の地震ではどちらもp~2であった.本震の震源断層は発震機構及び余震分布の特性から西上り東落ちの高角逆断層である.これは中央隆起帯東縁でのテクトニックな変動と調和する.1986年の千曲構造線の地震活動はそのピークが東南東から西北西へ約150km/yearの速度で伝播した.1912年~1918年にもこの構造線の両端付近で地震があった.約70年の間隔を置いて同じような活動を繰り返したことになる.The earthquake of M 4.9 which occurred at Maruko town, eastern part of Nagano prefecture, at 11 h 34 m on August 24, 1986, was accompanied by foreshocks, ordinary aftershocks just after the main shock and peculiar swarm-like aftershocks that began 10 days after the event. Seismic sequences with double high adtivity peaks have occurred frequently in and around the northern Fossa Magna region; the intervals between the two peaks ranege from 13 hours to 104 days.
著者
酒井 祐子 酒井 良 吉田 信之 宮崎 澄雄
出版者
一般社団法人 日本血液学会
雑誌
臨床血液 (ISSN:04851439)
巻号頁・発行日
vol.33, no.11, pp.1691-1696, 1992 (Released:2009-04-24)
参考文献数
13

いわゆる牛乳貧血は新鮮な牛乳の過剰摂取により著明な鉄欠乏性貧血と低蛋白血症を呈することで知られており,離乳期の食事指導の重要性が指摘されている。今回われわれは牛乳貧血と考えられる2症例を経験した。症例1は1歳11カ月の女児で,全身浮腫を主訴として来院。9カ月時より新鮮な牛乳を1日に800∼1,000 ml摂取していた。症例2は1歳2カ月の女児で,6カ月時より牛乳を摂取しはじめ,1歳2カ月時には1日に1,500 mlもの牛乳を摂取するようになっていた。近医で高度の貧血を指摘され当院紹介入院となった。2症例とも著明な鉄欠乏性貧血と低蛋白血症を呈しており,鉄剤の投与と食餌療法にて改善した。本症の成因として主に考えられるのは各栄養素の摂取不足,吸収障害,消化管からの漏出等であるがそれに加えて個体の素因の関与も無視できないものと思われる。
著者
酒井 秀夫 坂本 和彦 竹居 宏道
出版者
森林利用学会
雑誌
森林利用研究会誌 (ISSN:0912960X)
巻号頁・発行日
vol.10, no.3, pp.233-242, 1995-12-15

アーティキュレイト式ホイールトラクタの全木集材時の走行速度を分析した。空車登坂時は勾配の影響が大きく,勾配が急になるにつれて速度が低下し,6°〜13°では速度が6km/時前後であった。雨上がりに勾配11°の直線路ではスリップが大きくなっていた。最小旋回半径が小さいため曲線半径の影響は小さく,R=8mでも直線区間に対する速度の低下は1km/時ほどであった。積載量が4.6m^3以下の直線区間の実車降坂では,勾配が約-7°以下では2.6〜14km/時と大きくばらついていたが,-6°〜-13°になると,2.4〜4.6m^3の積載量では4〜7km/時であり,勾配に対して速度調節の影響があらわれていた。同じ積載量でも末口吊りの方が元口吊りよりも速度が低かった。実車走行では曲線半径の影響が大きく,勾配-11°前後において,直線区間では4.5〜7.4km/時であるが,R=30mでは3.5〜5.5km/時に,R=8mでは2.2〜3.6km/時に低下していた。勾配-5.5°,R=20mでも曲線半径の影響が見られた。以上の結果は,全木集材時の路線設計に資することができる。
著者
遠藤 宏樹 酒井 英嗣 日暮 琢磨 大久保 秀則 山田 英司 飯田 洋 野中 敬 古出 智子 稲森 正彦 高橋 宏和 中島 淳
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.457-463, 2013-04-25

要旨 カプセル内視鏡によって,NSAIDs起因性小腸粘膜傷害の現状が明らかになってきた.NSAIDsは,小腸にびらん,潰瘍,絨毛欠損や出血など多彩な病変を引き起こし,原因不明の消化管出血の一因となりうる.また,NSAIDs長期服用者においては,小腸に輪状潰瘍・膜様狭窄という特徴的な所見を来すことがあり,カプセル内視鏡検査に注意を要することがある.NSAIDs起因性小腸潰瘍に対しては休薬が確実な治療であるが,治療後の評価もカプセル内視鏡ならば,簡便かつ低侵襲で行うことが可能である.カプセル内視鏡はNSAIDs起因性小腸粘膜傷害の診断や治療評価に有用であると考えられる.
著者
小山 秀紀 鈴木 一弥 茂木 伸之 斉藤 進 酒井 一博
出版者
公益財団法人大原記念労働科学研究所
雑誌
労働科学 (ISSN:0022443X)
巻号頁・発行日
vol.95, no.2, pp.56-67, 2019

<p>本研究では昼寝を想定した椅子での短時間仮眠が睡眠の質,パフォーマンス,眠気に及ぼす影響を調べた。仮眠は昼食後の20分間とし,ベッドでの仮眠を比較対照とした。測定項目は睡眠ポリグラフ,パフォーマンス(選択反応課題,論理課題),精神的作業負担とした。分析対象は夜間睡眠統制に成功した6名(20.8 ± 1.6歳)であった。ベッド条件に比べ,椅子条件では中途覚醒数が有意に多く(p < 0.05),徐波睡眠が少ない傾向にあった。両条件で仮眠後に眠気スコアは有意に低下した(p < 0.001)。パフォーマンスは条件間で有意差はなかった。昼寝椅子における短時間仮眠は睡眠が深くなりにくく,ベッドとほぼ同様の眠気の軽減効果が得られることが示された。(図5,表8)</p>
著者
佃 為成 和田 博夫 酒井 要 伊藤 潔
出版者
東京大学
雑誌
東京大學地震研究所彙報 (ISSN:00408972)
巻号頁・発行日
vol.69, no.1, pp.1-18, 1994
被引用文献数
2

An M6.6 earthquake occurred on February 7,1993, around a sea rise extending southwest-northeast direction off the northeastern tip of Noto Peninsula. The hypocenters of the mainshock and aftershocks were located using telemetered data from university stations. The aftershocks during the first two days are concentrated in the narrow active fault zone along the northwest side of the rise. Other concentrations occurred along active faults on the southeast side of the rise. Most of the focal depths are 10-15km, consistent with the interpretation of T phases and pP phases recorded at some stations. Northwestward dipping 3-dimensional distributions for large aftershocks suggest two possible fault planes, which coincide well with the two fault planes of the CMT solution. The gross nature of the seismic fault is of a thrust type, which contradicts the strike slip solution estimated from the initial motions. The Noto region is part of the tectonic zone along the eastern margin of the Japan Sea, where zonal shortening due to compression is predominant as in the Japan Sea coast region in northern Honshu, Japan. The alignment of aftershocks along the topographic lineaments and submarine active faults may reflect this tectonism.1993年2月7日の能登半島沖地震は,禄剛崎沖の南西から北東へ伸びる海底の高まり付近で発生した.この余震の分布をできるだけ精密に求めるため京大防災研上宝観測所と東大地震研信越地震観測所の観測網のデータを統合して震源計算した.この地域の構造はきわめて不均質であり,その影響を極力さけるためもっとも震源域に近い観測点を用いて地震決定を行なった.
著者
酒井 弘憲
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア
巻号頁・発行日
vol.50, no.10, pp.1002-1003, 2014

少し暑さも納まり,過ごしやすい季節になってきた.サマージャンボに続き,オータムジャンボ宝くじが発売される.当たらないとは分かっていても先日のサマージャンボのように1等前後賞合わせて6億円などと言われると,ついつい買ってしまうのが人情である.銀座数寄屋橋の宝くじ売り場などは毎回,長蛇の列である.しかし宝くじは,言ってみれば某銀行や地方自治体が胴元の公認/公営ギャンブルみたいなものである.<br>皆さんはそのテラ銭,つまり胴元の取り分の割合をご存じだろうか? 競馬などの公営ギャンブルで25%くらい,パチンコでもせいぜい12%程度なのである.ところが,宝くじのテラ銭は何と54%にも上るのである.売り上げの半分以上が懐に入る仕組みで,胴元の某銀行は笑いが止まらないであろうと思われるかも知れないが,このお金はご存じのように公益事業に使われるので,公共団体などへの寄付のようなものとも考えられなくもない.4月に消費税が8%に上がって不平不満たらたらのはずだが,宝くじなら炎天下に2,3時間並んでも買おうというのであるから,著者も含め,まったくみんなおめでたくできている.<br>統計の連載なので少しそれらしい話に戻ると,皆さんは,宝くじの当選確率はいったいどのくらいになると思われるだろうか? 確率の世界では,「期待値」という考え方がある.取らぬ狸の何とやらで,宝くじ1枚あたりでいくら自分の手元に戻ってくるかという金額である.ジャンボ宝くじの場合,1ユニットあたり1,000万本が発行され,その中で1等はわずかに1本のみ.つまり1等を手にする確率は,1,000万分の1の確率なのである.当選金の期待値は,当選金額×当選確率で計算されるので,1等3億円の期待値はわずかに30円ということになる.この計算を1等から6等まですべてに当てはめて合算すると,ジャンボ宝くじ1枚の期待値は140~150円程度なのである.1枚300円なのでその半分以下しか期待できないというのが現実なのである.<br>その事実を知ったうえでも,なお,宝くじをお買いになるかどうかは皆さんの判断次第であるが,あまりにも分の悪い勝負というよりほかはない(と偉そうに講釈しながらも著者自身,まずは買わなければ当たらないと,毎回購入しているのだが…).<br>勝負というと,医薬品の開発も勝負には違いない.1つの医薬品を開発するのに,いまや1,000億円以上の経費を費やし10年もの歳月を重ねることになるが,最後の最後で安全性で問題が見つかり開発中止になるなどといった事例は枚挙に暇がない.製薬企業にとっては,まさに真剣勝負なのである.
著者
南 里佳子 玉浦 有紀 赤松 利恵 藤原 恵子 酒井 雅司 西村 一弘 角田 伸代 酒井 徹
出版者
特定非営利活動法人 日本栄養改善学会
雑誌
栄養学雑誌 (ISSN:00215147)
巻号頁・発行日
vol.78, no.5, pp.198-209, 2020-10-01 (Released:2020-11-09)
参考文献数
25

【目的】維持血液透析患者の食事・水分管理アドヒアランス改善に向けて,関連する信念を評価する尺度を作成し,その信頼性と基準関連妥当性を検討する。【方法】3都市4施設で外来維持血液透析を受療中の患者378人を対象に,質問紙調査を実施し,食事・水分管理の信念に関する40項目と,主観的指標による食事・水分管理アドヒアランス状況をたずねた。同時にカルテから,属性とドライウエイト,透析間体重増加率,生化学検査データを収集した。探索的・確証的因子分析により,信念尺度の因子構造を検討した後,抽出された下位尺度の信頼性(クロンバックα)と基準関連妥当性(客観的/主観的指標によるアドヒアランス状況との関連)を確認した。【結果】尺度作成の結果,食事・水分管理の実施に関する信念として「食事管理の障害」「食事に対する懸念」「環境からの影響」「楽観性」の4下位尺度17項目,動機に関する信念として「重要性」の1下位尺度8項目が得られた。クロンバックαは0.531~0.830と概ね良好な値だった。また,各下位尺度の得点は,客観的または主観的指標によるアドヒアランス状況(良好群・不良群)と妥当な結果がみられ,基準関連妥当性が確認された。【結論】維持血液透析患者の食事・水分管理に関する信念尺度として,実施と動機に関する信念の2つの尺度の信頼性と基準関連妥当性を確認した。
著者
三木 智宏 臺田 望 稲田 博史 酒井 拓宏 兼廣 春之
出版者
公益社団法人 日本水産学会
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.67, no.1, pp.49-57, 2001-01-15 (Released:2008-02-01)
参考文献数
8
被引用文献数
2 3

リップ付きハードルアーのボディ形状と潜行運動との関係を解明するために, 楕円形に設定したボディ側面の高さを変化させ, 他の形状要素を一定とした供試ルアーを製作して, 回流水槽とフィールドで実験を行った。その結果, ボディ側面の長短軸比κ=Lh/Lb(ボディの全長 : Lb=65mm, 高さ : Lh)をルアーボディの体高のパラメータとすると, κの増大に伴ってルアーの左右への振れ角が大きくなり潜行深度は浅くなるなどの一定の傾向が認められ, ボディの側面形状によってルアーの潜行中の振動, 深度を制御できることが示唆された。