著者
中西 智也 橘 香織 冨田 和秀 塩川 まなみ 水上 昌文 居村 茂幸
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.30, no.2, pp.203-206, 2015 (Released:2015-06-24)
参考文献数
14

〔目的〕腹横筋収縮能力向上のための練習方法として腹圧呼吸練習を考案し,その有効性を検討する.〔対象〕平均年齢20.7 ± 0.8歳の健常成人23名である.〔方法〕被験者を無作為に腹圧呼吸併用群,腹圧呼吸非併用群の2群に分類した.被験者ごとに,測定1,測定2,練習課題後の計3回腹横筋筋厚を測定し,経時的な筋厚の変化および課題間での差について分析した.〔結果〕腹圧呼吸併用群において練習課題実施後に有意な筋厚の増加が認められた.〔結語〕日常的に意識して活動させることが少ない腹横筋の収縮を学習するために,腹圧呼吸練習を用いることで,より強度な腹横筋の収縮が得られる可能性が示唆された.
著者
青葉 隼人 川島 龍太 松尾 啓志
雑誌
研究報告システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS) (ISSN:21888795)
巻号頁・発行日
vol.2023-OS-160, no.4, pp.1-7, 2023-07-27

インメモリ KVS はデータベースや Web アプリケーションで生成されたデータのキャッシュとして用いられている.しかし,インメモリ KVS は Linux カーネルのプロトコルスタックがボトルネックとなる.DPDK と F-Stack を用いてインメモリ KVS を再設計した手法では,Linux カーネルのパケット I/O 処理で生じたオーバーヘッドを解消し高速化を図ったが,依然としてプロトコルスタックがボトルネックとなる.また,XDP を用いてドライバ層でキャッシュを行う手法では,キャッシュヒット時にプロトコルスタックをバイパスしてボトルネックを解消したが,ドライバ層におけるカーネル由来のオーバーヘッドは未解消である.本研究では DPDK を用いた透過型 L2 プロキシで KVS のキャッシュを行う手法を提案する.DPDK によりコンテキスト切り替えのオーバーヘッドを解消し,OSI 参照モデルのデータリンク層でキャッシュ制御を行い,キャッシュヒット時にプロキシがレスポンスを送信してスループットを向上させる.インメモリ DB である Redis に適用して提案手法の性能を評価した結果,キャッシュヒット時においてレイテンシを 36% 削減した.また,READ リクエスト割合の増加に伴いスループット性能が向上し,公式の Redis と比較して最大 13.6 倍向上した.
著者
畑山 大地 山田 浩史
雑誌
研究報告システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS) (ISSN:21888795)
巻号頁・発行日
vol.2023-OS-159, no.5, pp.1-11, 2023-05-09

ECC-uncorrectable メモリエラーはコンピュータシステムの信頼性に大きく影響するが,近年では発生頻度が増加している.オペレーティングシステム(OS)がこうしたメモリエラーに遭遇すると,OS カーネル内のデータが破壊されることで OS は継続稼働が不可能となり,それまでに処理をしていたメモリ上のデータを損失してしまう.この ECC-uncorrectable メモリエラーによる影響を特に受けるのがファイルシステムである.なぜなら,ファイルシステムはバッキングストアへのアクセスによる性能劣化を避けるために,ダーティなデータをバッキングストアに逐次書き出さずに,メモリをキャッシュとして用いて,ある程度纏めてから書き出す手法を採用しているからである.ファイルシステムにはジャーナリング機能を有する場合もあるが,これはファイルシステムとしての整合性を保つことが目的である.アプリケーションからすると,ファイル内容の整合性が保たれていない.そのため,ECC-uncorrectable メモリエラーが検知されるタイミングによってはメモリ上のダーティなデータは同期される前に消失してしまう.本論文では,OS カーネル領域において ECC-uncorrectable メモリエラーが発生した場合でもダーティなデータを失わないファイルシステムを提案する.ECC-uncorrectable メモリエラーの発生箇所がファイルシステムが使用するオブジェクト内ならば修復処理を行い,メモリ上のダーティなデータを同期させる.提案手法を Linux 5.15.54 上に実装を行い,ECC-uncorrectable メモリエラーを模したフォールト下で実験を行った.実験結果として,低いオーバヘッドでダーティなデータを書き出すことを確認した.
著者
板口 典弘 森 真由子 内山 由美子 吉澤 浩志 小池 康晴 福澤 一吉
出版者
一般社団法人 日本高次脳機能障害学会
雑誌
高次脳機能研究 (旧 失語症研究) (ISSN:13484818)
巻号頁・発行日
vol.39, no.4, pp.436-443, 2019-12-31 (Released:2021-01-04)
参考文献数
16

本研究は, 日常的に利用できるタブレットから取得できる情報を用いて, 書字運動および書字障害を定量的に評価する手法を提案することを目的とした。頭頂葉を含む病変を有する症例 5 名 (以下, 患者群) と高齢健常者 5 名 (以下, 統制群) が参加した。提案手法によって, (1) 書字障害を呈する症例のみにおいて, 字画間にかかる時間が長かったこと, (2) 症状にかかわらず, 患者群の速度極小点の数が統制群の範囲を越えて大きかったこと, (3) 複数症例で, 字画間の時間と距離の関係が統制群と異なっていたこと, (4) 統制群の字画間の時間と距離の相関係数は, 比較的安定であったことが明らかとなった。この知見に基づき, タブレットによる書字運動評価の有用性について議論した。
著者
柴田 利明
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
日本物理学会誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.67, no.11, pp.738-745, 2012-11-05 (Released:2019-10-18)
参考文献数
52
被引用文献数
1

陽子のスピン1/2が,陽子を構成するクォークやグルーオンからどのようにつくられているか,は「陽子のスピンの問題」と呼ばれていて今日の物理学の基本的な問題の1つである.1980年代のEMC実験によって,陽子のスピン1/2に対するクォーク・スピンの寄与がたいへん小さい,ということが発見されたのが発端である.その後,世界の様々な粒子加速器を用いて荷電レプトン-核子偏極深非弾性散乱と偏極陽子-陽子衝突型実験によって研究が行われてきた.その結果,陽子スピンに対するクォーク・スピンの寄与は約1/3であることが明らかになった.陽子スピンに対するグルーオン・スピンの寄与の測定も行われており,理論研究も進展している.現在の研究がどこまで進んでいるかを解説する.
著者
今中 鏡子 加藤 集子 川野 純子 田方 真由美 畠山 敏慧
出版者
広島文化学園大学
雑誌
広島文化短期大学紀要 (ISSN:13483587)
巻号頁・発行日
vol.39, pp.7-25, 2006-08-07

M施設から「五升炊きガス炊飯器でおいしいご飯が炊けないので,調べて欲しい」という相談をを契機として次の三つの差について実験を行った.加熱過程の差による炊飯米組織形態の比較,品種の差による炊飯米組織形態の比較,釜の差および炊飯量の差による炊飯米組織形態の比較である.(1)実験1 加熱過程の差による炊飯米組織形態の比較では,(1)適正加熱過程(2)早い沸騰加熱過程(3)沸騰遅れ加熱過程(4)早い沸騰熱不足について観察した.その観察結果とM施設炊飯米組織(図3-a)とを照合すると「早い沸騰熱不足」の組織(図3-e)と類似した.M施設の炊飯器は1時間かかって炊きあがるが,実際は浸漬を兼ね低い温度から徐々に加温,その後急激に加熱して4〜7分の間に沸騰し,余熱が無いため98℃以上の適温が保てず温度が下がり,おいしいご飯は炊けない.この組織は膨潤しきれない多角形のデンプン粒(S)や間隙が多い芯状の形態が観察された.(2)実験2 品種の差による炊飯米組織形態の比較では,釜内部をガーゼで仕切り,次の四品種の米を同時炊飯し,実験1と同様に適正加熱過程,早い沸騰加熱過程,沸騰遅れ加熱過程について観察した.試料は(1)新潟県産コシヒカリ(2)岩手県産ひとめぼれ(3)岩手県産あきたこまち(4)広島県産中生新千本(なかてしんせんぼん).1)四品種の比較 比較しやすいので,やや早い加熱後7分沸騰98℃以上20分間経を過した炊飯米組織を900倍で観察した.コシヒカリの細胞内に手まり状のデンプングループ(SG)があり,この中に膨潤したデンプン粒(S)がある.大きなものでは直径8μm前後であるが(図8-a),加熱前の米デンプンでは2〜5μmと小さい.コシヒカリのデンプン粒は,多角形でありデンプン粒と粒との間隙がグループの周辺部まで鮮明であった.ひとめぼれの組織は,コシヒカリに最も似た形態を持っていた(図8-b).あきたこまちは,ややコシヒカリに似ているが,グループ周辺部のデンプンは境界の鮮明さを欠いていた(図8-c).中生新千本はデンプン粒はコシヒカリのように,はっきりした多角形ではなく,グループ周辺部のデンプン粒は密着して観察された(図8-d).同じ釜内部で同じ温度過程を経たにもかかわらず特にデンプン粒に形態の差が見られた.2)コシヒカリの澱粉粒配列コシヒカリでは,グループ内のデンプン粒が直線的に並び二段三段と重なり,あたかも石垣のように見える部分が多い(図3-c,図8-a,図9-a,c,e,図13-a,b,c,f,図,図14-b,c,e).他の品種では,グループの中心から弧または円を描くような粒の配列が観察され,直線的な配列があっても二段三段と重なる構造はみられない.3)単粒の可能性 図12の米デンプンの偏光顕微鏡像は,川上による「形成中心を中心とした黒い十字が認められる」ことや図8-a,図13-bコシヒカリのデンプン粒と粒との鮮明な間隙が,米デンプン粒を覆う膜または隔壁の存在を示唆し,単粒である可能性を示している.一方米デンプンはグループ単位で形成され,これを複粒と言えば複粒であり,残された課題である.4)加熱過程と炊飯米組織形態との関係一覧今回の観察結果をまとめると表1のようになる.炊飯加熱過程ごとに細胞壁,デンプングループ,デンプン粒,加熱が進むと現れる動向性,沸騰が遅れると大量に生じるねばについて整理した.炊飯米の組織形態は部分によって様々な形態があり個体差もある.すなわち本実験結果として掲載した図(写真)はその平均的な部分を選んでいるが,米粒中心部分の写真を得れば表1から炊飯過程の推察はほぼ可能である.また熱による組織形態変化の速度が米により微妙に異なるので,厳密な表を完成するにはさらに品種別の観察が必要である.例えば適正加熱過程コシヒカリ図9-cに動向性は見られないが,図9-dの中生新千本ではところどころに出現しているなど中生新千本の方が熱の影響を早く受けやすい.(3)実験3 炊飯量および釜の差による炊飯米組織 形態の比較 1)適正炊飯過程による各種炊飯組織形態の類似釜の種類や少量大量の炊飯量にかかわらず適正加熱した場合であれば,米粒の組織形態は類似しているのではないかと予測し,(1)家庭用R社五合炊きガス炊飯器により米420gを適正加熱した米粒(図13-a,b)(2)病院給食A社縦型炊飯器内釜で米3kgを適正加熱した米粒(図13-c)(3)工場給食ライスボイラーで大量の米28〜40kgを適正加熱した米粒(図13-e)(4)市販の適正加熱された包装米飯Sb社280g入り米飯を表示通り高周波出力500W電子レンジ3分加熱した米粒(図13-f)(5)冷凍保存米「実験3(1)420gを適正加熱」した試料の一部200gを冷凍保存後(6)電子レンジで高周波出力600W4分間解凍し内部温度80℃になった米粒を観察した.いずれの場合も適正加熱過程を経過しているので,米粒組織は崩壊が少なく,規則性のある好ましい状態の組織形態を維持していた.2)その他の米(1)適正炊飯米蒸らし過ぎ(図13-d)の組織(2)塩飯(3)バターライス(4)粥などの組織形態を観察した.(4)炊飯に必要な必須条件と沸騰時間の範囲 炊飯過程で最も重安な必須条件は「米デンプンの糊化に必要な沸騰後98℃以上蒸らしを含めた20分間の熱量」であり,次に大切な条件は「適正な沸騰時間の範囲」である.1970年代から組織学的に追求してきた局限は,この範囲を求める実験でもあった.今回早い沸騰熱不足を加えて沸騰時間の差,四品種の差,炊飯量の差の実験を通して加熱後8〜15分の沸騰が安全な範囲であることを再確認した.この間の組織はいずれも規則性を保ち細胞やデンプングループの崩壊が少なくデンプン粒は良く膨潤していた.反対に沸騰時間の範囲や米デンプン糊化の時間をおろそかにすると芯の組織が残ったり,デンプングループが崩壊するなど良い状態は得られない.適正な沸騰範囲であっても11分を過ぎる頃から,部分的に動向性が現れるなど微妙な変化が起こり,ご飯の味や食感などに影響する.米デンプン糊化の必須条件を満たす釜であれば,加熱始めの水温を加減することで,主体的に適正範囲で沸騰時間を選び,好みのご飯を得ることができる.以上のことは家庭の炊飯,病院や工場給食の大量炊飯さらに市販の包装米飯の炊飯など,大量少量にかかわらず共通した過程であり「一粒一粒の米が良く炊き上がるために受ける加熱条件」として大切にしたい基本である.本研究にあたり,長年にわたって,食品形態観察のご指導をいただきました理学・医学博士川上いつゑ先生,当時プレパラート作成についてお力添えいただきました田村咲江先生,故和泉公美子先生,また当初から長年にわたり試料と情報をご提供くださいました橋本萬亀雄様,および試料提供と専門的なご助言をくださいました食協株式会社井尻哲様,恵南悦明様,さらに炊飯米試料を提供くださいました穐山宏子様,工場の炊飯実験に熱心にご協力くださいました当時の国鉄広島工場の皆様,その実験過程を克明に記録された頼實由紀子様に心より深く感謝申し上げます.
著者
澤田 匡人 藤井 勉
出版者
公益社団法人 日本心理学会
雑誌
心理学研究 (ISSN:00215236)
巻号頁・発行日
pp.87.15316, (Released:2016-03-10)
参考文献数
25
被引用文献数
8 12

This study focused on the differences between two subtypes of envy known as “benign envy” and “malicious envy” as personality traits, and examined the effects of these traits on academic achievement. Two hundred fifty-one university students participated in the study. Both benign envy and malicious envy were found to be independent as also found in a previous study by Lange & Crusius (2015), and a high criterion-related validity was revealed by an association with characteristic variables such as dispositional envy and self-esteem. The students with higher levels of benign envy were found to set goals higher, and as a result, achieved higher levels of academic performance. In contrast, no such effect was found for malicious envy. The importance of focusing more attention on the positive aspects of the emotion of envy is discussed.

8 0 0 0 OA 大日本博士録

出版者
発展社
巻号頁・発行日
vol.VOLUME V, 1930
著者
佐々木 一郎
出版者
公益財団法人 損害保険事業総合研究所
雑誌
損害保険研究 (ISSN:02876337)
巻号頁・発行日
vol.78, no.1, pp.113-134, 2016 (Released:2019-04-05)
参考文献数
13
被引用文献数
1

家計が直面する様々な危険を処理するうえで,民間損害保険会社等の任意保険は重要なリスクマネジメント手段の1つである。だが,現在のわが国の学校教育現場では,リスクや損害保険について学ぶ機会はほぼ皆無である。損害保険の知識不足のために,損害保険商品の価値が過小評価され,本来であれば加入しておいたほうがよいと思われるケースにおいても未加入のまま,損害保険が有効活用されないことも考えられる。 本研究では,民間の任意自動車保険に焦点を当て,自動車保険の主観的知識量と未加入行動との関係をロジットモデルにもとづき分析をした。分析の結果,自動車保険の知識量が多いケースと比較して,保険知識量が少ない場合,未加入率が約2.5倍高くなることが示された。実証分析結果より知識不足のために未加入が誘発されている可能があることを踏まえると,中学・高校等における学校教育現場での保険教育のよりいっそうの充実が重要である。
著者
竹澤 正哲
出版者
心理学評論刊行会
雑誌
心理学評論 (ISSN:03861058)
巻号頁・発行日
vol.61, no.1, pp.42-54, 2018 (Released:2019-07-11)
参考文献数
35
被引用文献数
8

In the last decade, psychology faced a serious crisis, called the reproducibility problem. To solve the problem, several methodological and institutional changes have been proposed and implemented such as the promotion of replication studies and publication of negative results, the introduction of a preregistration system in academic journals, and the implementation of novel statistical methods for suppressing false-positive results. In this paper, based on a previously proposed formal model of population dynamics of scientific discovery, I first explain that these changes are insufficient for avoiding the reproducibility problem. Based on two examples in social psychology, I also discuss that what is necessary for fundamental reformulation of psychology is rigorous modeling, which has already been widely applied in many scientific fields outside psychology.
著者
石田 喜美 名城 邦孝 関 敦央 宮崎 雅幸 寺島 哲平
出版者
日本認知科学会
雑誌
認知科学 (ISSN:13417924)
巻号頁・発行日
vol.25, no.4, pp.375-391, 2018-12-01 (Released:2019-06-01)
参考文献数
38

In recent years, we have witnessed cases of “gamification” in various social fields,such as education, social welfare, and even ecological problem solving. Within the background of such cases, there seems to be a need for change in the reality of our daily lives. In fact, we can see some cases of gamification occurring in our actual lives. According to Suits (2005), to play game is to engage in “the voluntary attempt to overcome unnecessary obstacles.” In daily life, obstacles exist as things to avoid, but in a game context, such obstacles are necessary for our pleasure. Thus, using the method of gamification and introducing the game context, we can change the meaning of various obstacles, and construct alternative meaning to our reality. In this article, we focus on the process in which our reality is reconstructed through the conversation after playing a game-based educational program. Describing how they design their interactions and construct their realities, we aim at finding how games affect our realities. This field of research is RPG-based, and focuses on a user-education program implemented in an academic library, called “Libardry,” which is a combination of the word “library” and the title of a popular game, “Wizardry.” The program consists of two parts: an RPG-based education program and a group discussion (Flick, 2002). The participants were six university students, two females and four males. We focused on conversations in a group discussion and analyzed them to determine how the participants, staff members, and students, elicit meaning from difficulties when accessing library resources as artifacts. As a result, we determined how participants change their meaning collaboratively. In their conversations, they stated that difficulties are “unnecessary obstacles to overcome” for pleasure. Game context not only visualizes the existence of artifacts from the viewpoint of “pleasure,” it also opens up the field of meaning negotiation for people in various fields.
著者
徳島史学会編
出版者
山川出版社
巻号頁・発行日
1995