著者
栗山 昭子 山田 理恵子 山岡 テイ 栗山 直子 吉田 隆夫 乾 清可
出版者
芦屋大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

「世代間交流による患児への遊び・学び支援プログラム」の実践的研究では「病院の子ども憲章」に基き入院中の子どもたちの保有する「遊び・学び」を支援した。5つの病院の協力のもとに、12人の高齢者ボランティアを養成し三年間、月2-3回「遊び・学び」の支援を行ってきた。徐々に子どもからのニーズが高まり、教材や遊び道具をベッドサイド用に開発してきた。手乗り紙芝居や発達に応じて使用できるドリルなどである。ボランティアはこれらの開発道具を携え定期的に病院の子どもたちに「遊びと学び」の支援を行った。医療関係者とも相互理解が深まりモデルプログラムとして定着した。このプログラムはカプラン氏からも注目されている。

1 0 0 0 OA 英語学独案内

著者
内村達三郎 編
出版者
警醒社[ほか]
巻号頁・発行日
vol.上, 1898
著者
内村達三郎 編
出版者
警醒社
巻号頁・発行日
1894
著者
田中 茂穂
出版者
一般社団法人日本体力医学会
雑誌
体力科学 (ISSN:0039906X)
巻号頁・発行日
vol.55, no.5, pp.527-532, 2006-10-01 (Released:2007-05-15)
参考文献数
22
被引用文献数
1 3
著者
梅宮 弘道
出版者
独立行政法人防災科学技術研究所
雑誌
雪氷防災研究発表会報文集
巻号頁・発行日
vol.13, pp.19-25, 2001-12-07

雪国の雪の始末は手ごわい。雪を融かすことができれば一番良い方法ではあるが、その熱量は膨大である。他方、雪国の夏は、格別に暑い。夏の暑さを冬に回し、冬の雪を夏に使うことはできないか?地下水実験を重ねている間に偶然、発見したのが地下に熱を蓄える「帯水層蓄熱法」である。夏、注入した熱のうち、どれだけ冬に利用することができるか実験を繰り返した結果、熱回収率60%を実証した。以来、20年。産・学・官の力を合わせ、融雪熱源として実用化する努力を続けて来た。その間、社会情勢も環境問題からクリーンエネルギーの活用と、老齢化現象から、冬期交通網のバリアフリーが要求される時代へと変わりつつある。「帯水層蓄熱式融雪システム」の特徴をまとめると次のようになる。1.冬でも自由に歩き回れる街を作ることができる。2.自然エネルギーを活用することにより、環境を損なわないシステムである。3.地下水を汚さず、消費しない融雪システムである。4.暖房・冷房・融雪と、多段階利用を導入する事により設備の稼働率を上げ、運転経費を削減する事ができる。
著者
竹内 郁雄
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.53, no.10, pp.1102-1103, 2012-09-15
著者
守山 栄松
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. B-II, 通信II-無線通信・無線応用 (ISSN:09151885)
巻号頁・発行日
vol.78, no.12, pp.767-771, 1995-12-25

DS-SS受信機として,伝搬路の遅延プロファイルの瞬時S/Nの一番大きいパスのみを逆拡散する受信方式の特性解析を行った.本方式を,理想RAKE受信機と従来までの固定パス方式と比較した.相関器出力信号の累積分布から,S/N劣化量,実効枝数および誤り率特性の理論値およびシミュレーション値を求めた.
著者
木内 淳子 安部 剛志 松村 陽子 野坂 修一 前田 正一
出版者
日本臨床麻酔学会
雑誌
日本臨床麻酔学会誌 (ISSN:02854945)
巻号頁・発行日
vol.25, no.7, pp.702-706, 2005 (Released:2005-11-29)
参考文献数
6
被引用文献数
2 2

2003年末までに, 判例時報などの法律雑誌に掲載された麻酔科関連領域の判例について検討した. 全身麻酔および硬膜外麻酔に関しては, 麻酔専門医による麻酔管理も訴訟の対象となっていた. 病院開設者とともに, 麻酔担当医も被告となっている症例が半数を占めた. 救急医療の領域では, 過失と結果の因果関係に関して, 医療側に厳しい判例が平成12年に最高裁判所から出された. この判断の影響でその後の救急医療領域で, 同じような判断が3判例みられた. 説明義務については, 過失がない場合においても, 十分な説明に基づく同意がない場合は下級審判決が覆り, 最高裁で医療側有責とされた. 今後麻酔科医には, 医療水準に合致した医療と十分な説明が求められると考える.
著者
伊藤 亮 村瀬 聡美 吉住 隆弘 村上 隆
出版者
日本パーソナリティ心理学会
雑誌
パーソナリティ研究 (ISSN:13488406)
巻号頁・発行日
vol.16, no.3, pp.396-405, 2008-03-31
被引用文献数
1

本研究の目的は現代青年のふれ合い恐怖的心性の精神的健康度について,抑うつと自我同一性の側面から検討することであった。大学生292名(男性125名,女性167名)を対象に質問紙調査を実施し,対人退却傾向,対人恐怖的心性,抑うつ,自我同一性の感覚を測定した。対人退却傾向と対人恐怖的心性の高低の組み合わせによって対象者をふれ合い恐怖的心性群,対人恐怖的心性群,退却・恐怖低群の3群に分類した。一元配置分散分析の結果,ふれ合い恐怖的心性群は対人恐怖的心性群より抑うつは低く,自我同一性の感覚は高いことが示された。一方,退却・恐怖低群と比較した場合,自己斉一性・連続性,対他的同一性の感覚は低いことが示された。これらの結果から,ふれ合い恐怖的心性群は対人恐怖的心性群よりも精神的には健康的な群ではあるが,個として他者と向き合う対人関係においては自我同一性の危機が生じやすい一群であることが示唆された。
著者
朝倉 隆司
出版者
公益社団法人 日本産業衛生学会
雑誌
産業衛生学雑誌 (ISSN:13410725)
巻号頁・発行日
vol.44, no.4, pp.117-124, 2002
参考文献数
22
被引用文献数
5 2

本論では,これまでの研究のレビューをもとに,ソフトウェア技術者の代表的なストレッサーを10点とりあげ,概説した.同時に,それらの軽減対策を講じるために考慮すべきソフトウェア技術者固有の仕事や組織的な背景要因についても説明した.取りあげたストレッサーは,1)仕事の量的負担,2)時間的切迫,3)仕事の質的負担,4)技術革新の速さと広がり,技術の細分化,5)仕事の自由裁量の低さ,6)キャリア・将来像の未確立,7)仕事から得られる報酬の不足,8)プロジェクト.チームの管理・運営とサポート体制整備の難しさ,9)ユーザーとの関係の難しさ,10)パーソナリティ特性である.最後に,これらを踏まえてストレス対策案を3点に絞り提示した.
著者
Ken Naito Akito Kaga Norihiko Tomooka Makoto Kawase
出版者
日本育種学会
雑誌
Breeding Science (ISSN:13447610)
巻号頁・発行日
vol.63, no.2, pp.176-182, 2013 (Released:2013-07-12)
参考文献数
11
被引用文献数
9 33

Since chloroplasts and mitochondria are maternally inherited and have unique features in evolution, DNA sequences of those organelle genomes have been broadly used in phylogenetic studies. Thanks to recent progress in next-generation sequencer (NGS) technology, whole-genome sequencing can be easily performed. Here, using NGS data generated by Roche GS Titanium and Illumina Hiseq 2000, we performed a hybrid assembly of organelle genome sequences of Vigna angularis (azuki bean). Both the mitochondrial genome (mtDNA) and the chloroplast genome (cpDNA) of V. angularis have very similar size and gene content to those of V. radiata (mungbean). However, in structure, mtDNA sequences have undergone many recombination events after divergence from the common ancestor of V. angularis and V. radiata, whereas cpDNAs are almost identical between the two. The stability of cpDNAs and the variability of mtDNAs was further confirmed by comparative analysis of Vigna organelles with model plants Lotus japonicus and Arabidopsis thaliana.
著者
西村 正三 原 健司 木本 啓介 松田 浩
出版者
一般社団法人 日本写真測量学会
雑誌
写真測量とリモートセンシング (ISSN:02855844)
巻号頁・発行日
vol.51, no.1, pp.46-53, 2012-03-09 (Released:2013-03-01)
参考文献数
13
被引用文献数
2 4

In this paper, we discussed about As build data measured with 3D laser scanner, and the application of it. We measured one of the industrial heritages “Gunkan-Island” which the collapse is advanced. We carried out a rendering of point clouds as a sphere. That picture has the texture information such as pictures to add the shading in the pillars, beams and damaged part. So we can support to make damaged plans by using the rendered pictures. We solved that the width of cracks below resolving power of the photograph taken with the digital camera, has a correlation between the numerical data of features and the distribution width of colors. We created the index which Crack Index is “the numerical data of features and the distribution width of colors” and made a system for assisting in drawing the cracks. We could reduce the cost and term for tracing cracks.
著者
サンプソン S.D.
出版者
日経サイエンス
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.42, no.6, pp.54-62, 2012-06

恐竜がのし歩いていた9000万年前から7000万年前の中世代白亜紀後期,北米大陸はロッキー山脈の東側を境に,海によって東側のアパラチア大陸と西側のララミディア大陸に分かれていた。約30年前,「ララミディアの北部と南部では異なる種類の恐竜集団が数百万年にわたって生息していた」とする説が発表されたが,ララミディアは北米大陸の1/5しかない小さな大陸であり,それほど多くの恐…