著者
近藤 康生
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.91, no.2, pp.121-140, 1985-02-15
被引用文献数
5 7
著者
田辺 誠一 山口 雄三 横山 俊昭 高木 武夫
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
日本機械学會論文集. B編 (ISSN:03875016)
巻号頁・発行日
vol.51, no.464, pp.1147-1156, 1985-04-25

高比速度フランシス水車ランナの出口流れを非定常流れ計測用のピトー管を使って測定し,ランナ出口部におけるベーン間の流れのようすを明らかにした.特に,油膜流跡実験結果と対比させて検討することにより,ランナベーンの後流部やベーン負圧面に逆流が発生した時の流れのようすを明らかにした.
著者
宮村 攝三 秋間 哲夫
出版者
東京大学地震研究所
雑誌
東京大學地震研究所彙報 (ISSN:00408972)
巻号頁・発行日
vol.28, no.3/4, pp.421-433, 1951-03-25

Nach dem letzten starken Lokalbeben vom 27. Dezember 1919 bei der Stadt Imaichi(139°42′E, 36°42′N) wurde wie gewohnlich eine Expedition unseres Institutes fur die Nachbebenbeobachtungen nach dem epizentralen Gebiet gesandt, und eine Zweigstation derseben am Dorfe Hunyu(139°47′E, 36°45′N)(s. Fig.2) wurde den Verfassern aufgetragen. Die dabei verwendeten neuen Verbesserungen in Ausrustung und Methode fur Nachbebenbeobachtung im Felde waren wie folgt: 1) Gebrauch von Dreikomponentenseismographen mit gleichen Konstanten, T0=0.08, V≒200, fur jede Komponente. 2) Konstantenbestimmung an der Messtelle durch dynamische Prufung.(s. Fig.1) 3) Verwendung von einem Prazisions-registrierapparat, die eine grosse Trommel(d=195.5mm, l=740mm) fur drei-komponenten Registrierung hat und durch einen von Bifilarpendel regulierten Gleichstrommotor betrieben wird. 4) Vergrosserung von Papiergeschwindigkeit der Registrierung.(d. h. ca. 2.5mm/sec) 5) Sekundenzeitmarkierung durch einen mit Radiosignal verglichenen Chronometer. u.s.w. Folglich wurden die exakten Einsatzzeiten von P bis auf 1/10 Sekunde beinah zum ersten Mal in Feldbeobachtung der Nachbeben bestimmt. In Tabelle I ist ein Teil der Daten von 27 Beben zusammengestellt, deren Herdlagen durch P-S.Zeiten an 3 oder 4 Stationen bestimmt werden konnten. Einige Reproduktionen der Seismogrammen sind in Fig.3~8 gezeigt. Zwar man die naheren seismometrischen Studien nicht aus der Beobachtung von dieser einzigen Station(da andere Zweigstationen keine Zeitmarkierung und genugend schnelle Papiergeschwindigkeit batten) durchfuhren kann, konnen wir doch fur jetzt nur sagen, dass 1) P, S, und andere Einsatze aus einer einzigen Komponente nicht sicher bestimmt werden konnen, 2) bei gewissen Beben viele Phasen zwischen P und S bald in eine bald in andere Komponente klar festgestellt werden konnen, wahrend bei anderen Beben keine solchen Einsatzen klar gefunnden werden, 3) in gewissen Beben kurz vor dem scharfen P in Vertikalkomponente eine leichte Bewegung getroffen wird.(s. Fig.9) Leider finden diese Tatsachen 1)~3) fur jetzt noch keine genugende Erklarung. Ubrigens zeigten hier die Seismogrammen merkwurdige Bodenunruhe bei Tage besonders in O-W-Komponente. Zwar die Ursache dieser Bodenschwingung die umliegende Sagemuhle(1-9 in Fig.13) ist, gibt es keine direkte Relation zwischen der Periode der Bodenschwingungen und der der Motoren. Die Uberwiegung in O-W-Komponente wurde auch von in N-S betriebenen Muhlen klar erzeugt, und daher mussen wir es zu einer Bodenanisotropie zuschreiben.(s. Fig.14) Freier Fall einer 12 Pfund Kugel von 1m Hohe wurde auf den Boden in der Nahe 2~6m von Seismographen versucht.(s. Fig.15) Amplitudenverkleinerung mit der Herddistanz ist in Fig.16 gezeigt und dort kann man keine obengenannte Anisotropie des Bodens finden. Wenn man die Amplitude y mit Herddistanz x in der Gleichung y=Ax-n e-kx darstellen kann, kann man die Konstanten n und k aus diesem Experiment rechnen.(s. Tabelle II) Z. B. bei Vertikalbewegung sind n zwischen 1 und 1/2, und dies zeigt, dass die Wellenausbreitung wenigstens in diesem Fall sozusagen zwischen die der Oberfiachenwellen und die der Raumwellen ist.
著者
橋元 春男
出版者
帝京短期大学
雑誌
帝京短期大学紀要 (ISSN:02871076)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.107-120, 1980-11-20
著者
牧口 祐也
出版者
北海道大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2007

魚類の心拍変動は、代謝を最適化するために外部刺激や内的変化に対応し自律神経系により高度に制御されている。数種の動物において振動や視覚刺激により、一時的に徐脈が引き起こされ心停止が起こることが報告されている。Makiguchiら(2009)によってシロザケ(Oncorhynchus keta)が産卵の瞬間、雌で7秒、雄で5秒間心停止し、これに副交感神経が関与していることが報告された。しかし、産卵の瞬間に心停止が起こる機構に関してはほとんど明らかとなっていない。本研究ではECG(Electrocardiogram)およびDT(Depth Temperature)ロガーを用いた行動観察および自律神経系アンタゴニストを用いた薬理学的実験により、シロザケの産卵の瞬間における心停止機構を明らかにする目的で実験を行った。標津川河口で捕獲されたシロザケ雌10尾の背部にECGロガー(W400-ECG:リトルレオナルド社)、腹腔内の圧力変化を調べるためにDTロガー(M190-DT:リトルレオナルド社)を挿入し、交感神経および副交感神経の薬理的遮断効果のあるソタロール(2.7mg/kg:N=3)およびアトロピン(1.2mg/kg:N=2)、さらにコントロールとしてサーモンリンガー(N=5)を投与し、産卵行動をビデオカメラで記録し観察した。産卵行動観察終了後に、産卵床を掘り起こし、放卵された卵の数を計数した。アトロピンを投与した個体以外のすべての個体で産卵の瞬間に心停止が観察され、この結果は従来の報告と同様であった。産卵の瞬間に腹腔内の圧力は産卵前後に比べて上昇していたが、投与した薬によって腹腔内の圧力は変化しなかった。また、放卵数も投与した薬によって変化しなかった。つまり、心停止は産卵の瞬間における放卵に伴った圧力変化とは関係がない可能性が示された。
著者
中井 克樹
出版者
日本陸水学会
雑誌
陸水学雑誌 (ISSN:00215104)
巻号頁・発行日
vol.70, no.3, pp.277-280, 2009 (Released:2011-02-16)
参考文献数
12
被引用文献数
3 2
著者
小林 達明
出版者
日本緑化工学会
雑誌
日本緑化工学会誌 (ISSN:09167439)
巻号頁・発行日
vol.30, no.2, pp.396-398, 2004 (Released:2005-11-22)
被引用文献数
5 3
著者
辰巳 健一 中埜渡 丈嘉 成田 隆広 眞柄 泰基 橘 治国
出版者
Japan Society on Water Environment
雑誌
水環境学会誌 = Journal of Japan Society on Water Environment (ISSN:09168958)
巻号頁・発行日
vol.25, no.5, pp.289-296, 2002-05-10
被引用文献数
1 3

Mine wastewater and hot spring water flow into the Toyohira River, a source of water for Sapporo City. Since the concentrations of components contained in such water change with the flow regime of the river, water quality management is considered a difficult challenge. The authors focused on the dynamic state of arsenic compounds, and found that hot spring water contains these arsenic compounds in dissolved state at high concentrations and that the characteristics of pulled runoff change from point source pollution (dilution pollution) to non point source pollution (runoff load increase pollution) in the flow process of the river. This change seems to closely involve water storage in dams, and we gathered that arsenic as a component of hot spring water entering the Toyohira River accumulates in dam sediment by absorption in silt and clay and that the runoff and re-dissolution of silt and clay at times of high flow rate causes the runoff and return of arsenic to the river. It was revealed that sediment in dams is a potential source of arsenic pollution.
著者
小林 茂樹 矢島 経雄
出版者
日本家畜管理学会
雑誌
家畜の管理 (ISSN:03888207)
巻号頁・発行日
vol.12, no.3, pp.69-79, 1977-03-10

近年国内における牛肉は供給不足の傾向にある。このため乳廃牛の食肉としての利用性を高めることが、需給関係からも酪農家の立場からも重要である。ところが乳廃牛を積極的に肥育する方法については、報告が少ない^<1)>。そこで筆者は、i)乳廃牛の年令と肥育効率の関係、ii)廃用処分に際しての妊娠による増体の活用、iii)飼料の切替による肉質の変化、iv)廃用時肥育の経済性の4点につき、東京大学付属農場の飼養牛を用いて試験・検討した。その結果、i)については、若令牛に比べ高令牛(おおむね生後8年以上)では増体量が小さく、肉質の改善も進行しがたく、これはとりわけ生後10年以上の乳牛で顕著と考えられた。ii)については、受胎の4〜5ヶ月後に廃用処分することにより、増体量が明らかに大きくなり、その肉質も低下することはないと考えられた。しかし、本法は妊娠牛または受胎可能牛を廃用とするため、実用には抵抗が感じられた。iii)については給与飼料を粗飼料主体から濃厚飼料主体に切替えて以後の肥育期間を2.5ヶ月および5ヶ月としたときの肉質の変化を対比したところ、後者の方が改善の度合が大きかったが、その枝肉格付は「並」に留まった。iv)については、まず乳廃牛の廃用時期について検討したところ、一般的技術水準と価格水準の下では泌乳量が9〜10kg/日に下落した時点で廃用とするのが有利であるが、厳密には飼料の利用効率、飼料の単価および肉の販売単価が相互に関連し、1日当り増体量の換価が1日当り飼育費(生産費)を越えるときのみ肥育の継続が有利であり、1日平均収益を最大化するには1日当り増体量の換価が減少し始める時点で廃用とすべきことが、判明した。
著者
吉尾 重治 趙 奇方 島村 徹也 鈴木 誠史
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.84, no.3, pp.436-440, 2001-03-01
被引用文献数
4

本論文では, 音声信号のピッチ周期/基本周波数の新しい推定法を提案する.スペクトルを波形とみなし, その周期を求めることにより基本周波数を算出する立場をとる.ケプストラム法及びその拡張法であるACLOS法がパワースペクトルの対数値を基本とするのに対し, 提案法はパワースペクトルの平方根及び4乗根を基本とする.実験結果は, 提案する方法が優れた耐雑音性を有することを示す.
著者
橋本 諭 中村 正孝
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EA, 応用音響 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.482, pp.19-25, 2005-12-09

筆者らは, 雑音耐性の強い音声基本周波数抽出法として, 分析窓長を検索によって的確に与えての自己相関による方法を提案している[15], [16].しかし, 本提案方法においてもきわめて背景雑音が大きく, 音声信号が低S/Nの場合には抽出誤りを生ずる.本文では, はじめに白色背景雑音とピンク背景雑音それぞれによって生ずる抽出誤りの様相を明確にする.次に, FFTによって得られた音声信号の周波数スペクトルのベースクリッピングによって, 雑音成分を除去する方法を示し, それを適用した場合の本方式での誤抽出低減の検討結果を示す.
著者
小川 啓太 深林 太計志
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EA, 応用音響 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.497, pp.65-70, 2004-12-03
被引用文献数
1

音声のピッチ抽出は,雑音の影響を受けることにより困難になることが知られている.そこで,耐雑音性向上アルゴリズムについて提案する.シングルマイクロホンを用いたシステムを想定して,アルゴリズムを構築している.まず,周波数領域において,低域の減算量を考慮したスペクトル減算と,ブラインド分離による雑音低減を行った.ここで用いられる雑音スペクトルはフレーム毎に,観測信号スペクトルから推定している.この2つの雑音低減処理を行った信号スペクトルの振幅の2乗の逆フーリエ変換から自己相関係数列を得た.次に,このようにして得られた自己相関係数列にコサイン変調を施し,ピッチ周期情報を強調した.コサイン変調周波数成分にはスペクトルの調波から得られるピッチ候補周波数を用いた.実験で,提案法でのピッチ抽出率が良くなることを示す.
著者
小川 啓太 Hamid M. E. 深林 太計志
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.572, pp.25-30, 2006-01-20

本稿において, 雑音を含む音声のピッチ抽出法を提案する. これは, シングルマイクロホンを用いる方法である. 初めにただ一つの観測信号, すなわち雑音を含む音声から1次雑音を推定し, その1次雑音と観測信号を用いて, スペクトル領域でのブラインド信号分離(BSS)により2次雑音を推定する. 次に, 雑音と音声は無相関であると仮定して, 2次雑音の自己相関関数(ACF)の振幅を調整して, 観測信号のACFから引くことにより, 雑音の低減された目的のACFを求める. 2次雑音のACFの減算時の振幅調整には推定した雑音の程度を用いる. この雑音の程度はあらかじめ用意し観測信号のACFから求まるパラメータの関数から得ている. そして, スペクトルの調波から求めたピッチ候補周波数を用いて雑音の低減されたACFにコサイン変調を施し, 低域を強調する. このようにして得られたACFを用いたピッチ抽出法とその評価実験結果について述べる.
著者
北村 京子
出版者
三重県立盲学校
雑誌
奨励研究
巻号頁・発行日
2011

今回は、前回の奨励研究「重度の知的障がいを併せ持つ肢体不自由児のためのワンクリック教材開発と授業実践」の次の段階として、対象児を5名に増やしカスタマイズの有効性を明らかにすると共に、ワンクリック教材の研修会を実施し教員のICT機器の活用を広げることを目的とした。対象児は、知的障がいを併せもつ肢体不自由の子どもたちである。ワンクリック教材のカスタマイズは、以下のように行い授業実践を行った。小学部4年生のKさんは、触る位置を定位置から異なる位置に変化させ、集中力を養う。中学部3年生のRさんは、扱う言葉を身近な人の名前から行動を表す言葉や色の名前などに広げ、語彙を増す。小学部5年生のCさんは、触る部分の面積を徐々に小さくし、ランダムに位置を変化させ注視力を高める。小学部4年生のMさんは、利き手の操作から反対側の手の操作や左右ランダムな手の操作へと難易度を高め、操作力を高める。小学部5年生のIさんは、新たに開発した教材「九九マスター☆」を活用し九九を暗唱できるようにする。夏期休業中に研修会を実施した。電子黒板等の機器の紹介や作成した「カスタマイズマニュアル」を使用し、カスタマイズの仕方の講義とワンクリック教材の作成演習を行った。本研究の成果は、以下の通りである。(1)対象児全員がワンクリック教材を意欲的に集中して取り組み、各自の目標を達成することができ、カスタマイズの有効性が得られた。(2)「ICT機器は敬遠されている」と予想していたが、参加人数や「機器を使ってみたかったが、使い方がわからず使えなかった」という声の多かったアンケート結果から、研修会の意義を感じた。今後の課題は、研修会を増やすことである。自分自身も学校業務を抱えているため、時間を上手く活用し、研修会を設定できるようにする。ICT機器の活用を広げ、一人でも多くの子どもたちに合わせたワンクリック教材を提供してきたい。
著者
山岸 俊男 坂上 雅道 清成 透子 高橋 伸幸 高岸 治人 品田 瑞穂
出版者
一橋大学
雑誌
基盤研究(S)
巻号頁・発行日
2011-05-31

本研究は、人類に特有とされている高度な向社会性を、向社会行動をとることが自らの適応性の上昇をもたらす社会のしくみを作り出すことで形成され維持されているとする社会的ニッチ構築理論に基づき、一連の経済ゲーム実験、脳撮像実験、遺伝子多型分析を通して,一方では現代の人々がもつ心の文化差が、人々が集合的に作り出している社会的ニッチの違いを反映していることを示す証拠を提出すると同時に、もう一方では、現代社会に暮らす人々の向社会性のあり方の違いが、そうした違いを適応的にしている社会的ニッチの違いを反映していることを示す証拠を提供している。
著者
吉行 瑞子
出版者
国立科学博物館
雑誌
自然教育園報告 (ISSN:0385759X)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.157-162, 2002-06
被引用文献数
1

The tunnel of Mogera wogura wogura (Temminck, 1843) was investigated at a cold temperature forest zone in Tsukuba Botanical Gardens, Ibaraki Prefecture. Japan, on 27-28 April, 1988. The research area was 24m^2 (6x4m). A cast of tunnel was made with plaster mixed with water; the diameter of the tunnel was measured in crosssection of the cast. The result revealed that the species makes the larger tunnel (average 56mm in diameter), difference from the other species so far known, e.g. Talpa europaea Linnaeus, 1758. The depth of the tunnel was also measured from the surface of the ground to the bottom of the tunnel. Three types of depth of tunnel were detected I.e., shallow (40-90 mm), medium (100-210mm), and deep tunnels (280-420mm). Among them, the medium type was found to be more dominant than the shallow and deep tunnels. The fortress with a nest charnber recorded in Talpa europaea were noto observed.