著者
山根 克 中村 仁彦
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集
巻号頁・発行日
vol.2000, 2000

ヒューマノイドなど多自由度の複雑なリンク機構の動力学シミュレーションには非常に長い時間がかかる。一方制御や運動生成では, リアルタイム性・インタラクティブ性が求められることが多い。本論文では, MPIを用いたネットワーク分散計算環境を構築し, 既に提案したヒューマンフィギュアの動力学計算法を並列化したアルゴリズムによる動力学シミュレーションの高速化をめざす。
著者
中村 楠雄
出版者
日本幼稚園協會
雑誌
幼兒の教育
巻号頁・発行日
vol.25, no.7, pp.22-26, 1925-10
著者
阪井 誠 中道 上 島 和之 中村 匡秀 松本 健一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.44, no.11, pp.2575-2586, 2003-11-15
被引用文献数
11

WebTracerはWebサイトをブラウズするユーザの視線と操作の記録,再生,分析を支援するユーザビリティ評価環境である.WebTracerは,ユーザがどこを注視しつつ操作を行ったかをコンパクトに記録することが可能である.評価実験の結果,WebTracerは既存のビデオ圧縮方式であるMPEG-2やMPEG-4に比べ1/10から1/20のデータサイズで,Web操作画面を記録し再生することができた.また,Webページのメニューが2カ所に分かれている場合は注視点の移動速度が速かったなど,視線とユーザビリティが関連している可能性が示された.WebTracerを用いれば,ユーザビリティの共同研究や,ユーザビリティ評価者と開発者の間でデータ交換することが可能になる.また,視線データを利用して問題のあるページを容易に探せるなど,ユーザビリティ評価を効率的に支援できる可能性がある.WebTracer is a new usability evaluation environment which supports record, reproduction,and analysis of a gazing point and operation while a user is browsing a website.WebTracer can record a user's gazing point and operation compactly.Results of an experimental evaluation showed that the size of the operation history taken by WebTracer was from 1/10 to 1/20 of the size of data recorded by an MPEG-2 and MPEG-4 format.Thus, with its compact form,the result of usability testing with the gazing point can be efficiently shared.It is expected that we can easily share empirical data between researchers.Also,evaluators can easily send the testing results as a feedback to the developers.Moreover, the results shows that a possibility that gazing points related to usability.For example, if the menu of a Web page is divided into two panes,gazing points moved quickly.It seems that WebTracer improves usability evaluation efficiently,since gazing point data helps to find out problems from Web page.
著者
中村 聡史 山本 岳洋 田中 克己
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告音楽情報科学(MUS)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.50, pp.111-116, 2008-05-21

近年,人々の情報検索を支援する研究が盛んに行われている.我々は膨大な検索結果を効率的に閲覧し,目的とする情報にたどり着くための手法として強調・削除操作に基づく検索結果の閲覧手法を提案している.しかし,これまでのシステムでは検索のランキングのためのインタラクションを引き出すには不十分であった.そこで本稿では,検索結果に対するインタラクションを引き出すため,検索結果のページ中に含まれる味覚や嗅覚,視覚や聴覚など各種の感覚情報に注目し,感覚情報の抽出方法や感覚の可視化手法,感覚情報に基づくリランキング手法について提案および実装する.また,本提案をベースとした応用について議論を行う.Recently, there are many works to support user's information finding. In our previous work, we proposed and implemented the reranking method of Web search results by using emphasis and delete operations. However, our previous work is not safficient to encourage users to rerank search results. In order to solve this problem, we pay attention to senses (taste, smell, sight, hearing and touch) on the Web. In this paper, we propose the extracting method of information about senses from the Web and the reranking method based on senses. Then, we demonstrate our system and explain about the potential applications.
著者
南 雅代 中村 俊夫
出版者
名古屋大学
雑誌
名古屋大学加速器質量分析計業績報告書
巻号頁・発行日
vol.9, pp.46-54, 1998-03

第10回名古屋大学タンデトロン加速器質量分析計シンポジウム(平成9 (1997)年度)報告 「最新型タンデトロン加速器質量分析計(加速器年代測定システム)による高精度・高分解能14C年代測定の利用分野・方法の開拓(II)」
著者
宮本 剛 広渕崇宏 市川 本浩 中村 豊 藤川 和利 砂原 秀樹
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告インターネットと運用技術(IOT) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.31, pp.49-54, 2005-03-18

インターネットの普及や高機能な計算機の低価格化を背景として,利用者の手による利用サービスの共同運用が増加しつつある.これらの運用形態では,各利用者が限られた時間の中で自発的に管理作業に携わる反面,その参加は流動的なものになりがちである.参加者の離脱により運用によって培われた運用技術や経験が損失すると,管理作業に支障をきたす恐れが生じる.よって,運用ノウハウを管理者間で持続的に共有できる環境が望まれている.本研究では,運用ノウハウの損失を防ぐために,利用者参加型運用のメーリングリストから運用技術に関する情報を容易に取りまとめられる環境の構築をを目的とする.そこで,MLの中のメールのやりとりをモデル化することで,一連の話題である''出来事''を抽出する手法を提案する.Through the spread of broadband network and high performance computers, an increasing number of advanced users cooperate network management by themselves. Though users participate to operation voluntarily, they often leave off irregularly. Therefore, the management knowledge should be shared continuously between operators to avoid the lost of it. In this paper, we aim to help operators to summarize the management techniques from archive of mailing lists easily, in order to keep the shared knowledge in the community. We propose an extraction method of series of emails in the same event from the archives. This scheme is based on the modeling of the email exchanges and the role of operators.
著者
中村 祐司
出版者
宇都宮大学
雑誌
宇都宮大学国際学部研究論集 (ISSN:13420364)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.1-10, 2007-10

This paper is to clarify the measures against homeless in Japan. Central government and local governments took measures to support homeless in 2002. There are important actors which are engaging with supporting homeless, such as the Ministry of Welfare, Tokyo Metropolitan Government, Sumida Ward Office and voluntary organizations. Since "the homeless' independent support law" was enacted, homeless policy is changing because of uncertain situations. While the homeless policy which was taken by the metropolitan government and the Sumida Ward Office, were rewarded with good results (a big decrease of homeless population), the result fell short of our expectations in terms of substantial improvement of living conditions of homeless.
著者
中村 智幸 片野 修 山本 祥一郎
出版者
公益社団法人 日本水産学会
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.70, no.5, pp.745-749, 2004 (Released:2005-07-08)
参考文献数
27
被引用文献数
4 2

コクチバスとオオクチバスの成長に対する流水と水温の影響を実験的に検討した。給餌下では, 両種ともに流水池と止水池との間で成長率に有意差は認められなかった。しかし, オオクチバスに対するコクチバスの成長比は, 水温の低い時期に大きかった。無給餌下では, オオクチバスの体重の減少率は止水池に比べて流水池において大きかったが, コクチバスでは両池の間で体重の減少率に有意差は認められなかった。以上の結果は, コクチバスのほうがオオクチバスに比べて, 流水と低水温に対する適応能力において優れていることを示している。
著者
中村 信人 新宮 哲郎
出版者
社団法人日本経営工学会
雑誌
日本経営工学会誌 (ISSN:03864812)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.31-37, 1983-04-15

本研究では, MRPの数理計画モデルの構築とその解法のためのアルゴリズムを提案する.まずMRP全体に関する概念的数学モデルを構築し, これをマスター・プロダクション・スケジューリングとロット・サイズ・スケジューリングの2レベル意志決定システムに分割する.そして, 二つの意志決定システムのそれぞれに対して具体的に数学モデルを定式化し, そのアルゴリズムを展開し, 最後に簡単な例解によってアルゴリズムの実行可能性を示す.
著者
望月 理香 中村 竜也 趙 晋輝
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. HIP, ヒューマン情報処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.610, pp.1-6, 2007-03-16
被引用文献数
4

式弱者が知覚する色は推定できないため,今まで,色弱補正は客観的な基準が無く原理的に難しいものと考えられてきた.また,色弱の度合いは個人そして色刺激により変化するため,個人差や自然画像への対応が難しく,有効な補正法は見当たらない.本研究では,まず「式弱者の色弁別閾値が,すべての色について健常者と同様となること」という新しい補正基準を提案する.そして,「色弱度」というパラメータで式弱者の色覚域を表現し,それに基き工学的に実現しやすい補正法を示している.さらに,心理学実験による色弁別閾値と色弱度の測定を行い補正効果を確認している.
著者
中村 浩介 砂山 渡
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第20回全国大会(2006)
巻号頁・発行日
pp.123, 2006 (Released:2006-12-07)

Webページデザインにおいて、情報の配置や表記によって変化する「わかりやすさ」や「見やすさ」等の心理的な評価を客観的に行った。Webページを閲覧する際の脳波の変化とWebページデザインの関係について仮説を構築し、実験により検証した。
著者
山家 雄介 中村 聡史 ヤトフト アダム 田中 克己
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. DE, データ工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.131, pp.259-264, 2007-06-25

ソーシャルブックマークは,Web利用者がブラウジング中に興味や関心を持ったページを記録,共有,分類そして発見することを支援するWebサービスである.本論文では,ソーシャルブックマークから各Webページのメタデータを抽出し,これを利用することによるWeb検索結果の対話的再ランキング法を提案する.我々はこの手法を実現するプロトタイプを実装し,そのインタフェースを中心に試験的な評価を行った.
著者
根本 英明 三浦 健司 村岡 裕明 中村 慶久
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.26, no.15, pp.29-34, 2002-02-15

垂直二層膜媒体をMRヘッドで読み出した際に得られるステップ状の再生波形のヒルベルトイコライザによる等化について、微分器との比較を通して調べた。その結果孤立再生波形についてシミュレーション、実測ともにほぼ完全な単峰化が実現可能なことが分かった。また、孤立再生波形の等化波で、パルス幅が最小になるようにパラメータを最適化して測定を行った結果、低記録密度では微分等化器に比べて良好なSN比が得られた。高記録密度では微分器に比べてSN比が低下したが、BERは同程度の特性を得た。
著者
中村 有作 舞田 哲哉 坂本 比呂志
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会論文誌 (ISSN:13460714)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.191-199, 2007 (Released:2007-01-25)
参考文献数
29

We propose an efficient algorithm for deciding the reachability between any nodes on XML data represented by connected directed graphs. We develop a technique to reduce the size of the reference table for the reachability test. Using the small table and the standard range labeling method for rooted ordered trees, we show that our algorithm answers almost queries in a constant time preserving the space efficiency and a reasonable preprocessing time.