著者
増井 壮太 福本 悠人 中村 元彦
出版者
奈良教育大学次世代教員養成センター
雑誌
次世代教員養成センター研究紀要 = Bulletin of Teacher Education Center for the Future Generation (ISSN:21893039)
巻号頁・発行日
no.6, pp.223-226, 2020-03

一条高等学校の数理科学科では、2年生を対象に課題研究を行っている。その訪問先の研究室一つとして、著者らの研究室も指名を受け、今回は分光光度計を使用した実験を行った。具体的には、様々な色の可視光部分の透過率を測定する実験、日焼け止めクリームの紫外線部分の透過率を測定する実験、ブルーライトカットの製品の可視光部分の透過率を測定する実験などを約1時間かけて行なった。その中で生徒たちは予想から測定、考察まで、活発に議論を行いながら、時に自問自答しながら主体的に実験に取り組んでおり、さらに実験の結果から新たな疑問を持ち、検証しようとする姿勢が見られた。まさに今回の取り組みにおいて、平成30年3月に告示された高等学校の学習指導要領で重視されている「主体的・対話的で深い学び」が実現されていたと考えられる。また、授業の実施後、今回の実験についての感想を述べてもらったところ、「普段見ている物の色についての考え方が変わった」、「もっと様々な色の組成について調べてみたい」という意見が多くみられた。
著者
中村 雅子
出版者
日本家族社会学会
雑誌
家族社会学研究 (ISSN:0916328X)
巻号頁・発行日
vol.9, no.9, pp.39-56,136, 1997-07-25 (Released:2010-02-04)
参考文献数
16
被引用文献数
1

To what extent do the Japanese recognize the transmission of value consciousness which occurs within the family? Do they recognize the influence of parents' to a greater extent than Americans do? This issue is explored through survey data from a sample of 1764 Japanese and 1500 Americans chosen by a random sampling method in both countries. Factor analysis was used to identify four commonly shared dimensions of value consciousness. The structure of transmission from parents was resulted in one dimension in both countries.Results suggest that the Japanese respondents have a low level of transmission of value consciousness, if any at all, with the main route of transmission being covert (acquired through observation) rather than overt (verbally taught). The American respondents tended to put higher importance on parental influence than did their Japanese counterparts, and showed a higher inclination to influence their children during their educational years.Japanese respondents felt less responsible for transmitting social values to younger generations than did the American respondents. This low level of transmission of value consciousness among the Japanese may have allowed for the difference in the perception of value consciousness between generations, and could also have widened it.
著者
中村 美知夫
出版者
日本霊長類学会
雑誌
霊長類研究 Supplement
巻号頁・発行日
vol.35, pp.35, 2019

<p>チンパンジーのメス同士の挨拶交渉について,タンザニア,マハレのデータを元に概観する。一般に,野生チンパンジーのメス同士は没交渉的で「非社会的」とすら言われてきた。こうしたステレオタイプなイメージはこの10年ほどの間に変わりつつあるが,それでもメス同士の社会交渉についてはオス同士やオスメス間の交渉に比べて圧倒的に情報が少ない。チンパンジーの「挨拶」と呼ばれるものの典型例はパント・グラントという音声である。パント・グラントは,劣位者が優位者に発すると考えられており,実際,オス間ではパント・グラントを用いて線形的な優劣序列が決められることが多い。メス間でもパント・グラントはおこなわれるものの,その頻度が低いため,パント・グラントだけでオス間のような線形的な優劣序列が確認できることは稀である。マハレで1994年から2018年にかけて断続的に収集したメス同士の挨拶データを分析した。出会ったりすれ違ったりする際に,明示的な交渉(音声を発する,触れる等)が生じたものを広く「挨拶」と捉えた。これらの挨拶には,挨拶をする者とされる者の方向性が明確なものに加えて,双方向的なものも含まれる。3700時間あまりの観察で405回の挨拶が観察され,うち242回ではパント・グラント等の音声が発せられた。ざっと計算すると100時間あたり10.9回の挨拶,6.5回のパント・グラントということになる。実際にはメス同士が出会っても「何も挨拶しない」ことがほとんどなのである。挨拶が生じる場合は,大まかには年少のメスから年長のメスに向けられることが多かったが,中年以上のメス同士で一定の方向性があるかどうかは微妙である。チンパンジーの「挨拶」と「優劣」はしばしば同義のものとして扱われるが,メス間の挨拶データからその妥当性について検討する。</p>
著者
中村 直行 Nakamura Naoyuki
出版者
金沢大学
雑誌
博士論文本文Full
巻号頁・発行日
2006-03-25

金沢大学社会環境科学研究科博士論文, 72p.
著者
川本 真一 足立 吉広 大谷 大和 四倉 達夫 森島 繁生 中村 哲
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.51, no.2, pp.250-264, 2010-02-15
被引用文献数
2

視聴者の顔をCGで再現し,CGキャラクタとして映画に登場させるFuture Cast System(FCS)を改良し,視聴者から収録した少量の音声サンプルを用いて,視聴者に似た台詞音声を生成するため複数手法を統合し,生成された台詞音声をシーンに合わせて同期再生することで,視聴者の声の特徴をキャラクタに反映させるシステムを提案する.話者データベースから視聴者と声が似た話者を選択する手法(類似話者選択技術)と,複数話者音声を混合することで視聴者の声に似た音声を生成する手法(音声モーフィング技術)を組み合わせたシステムを構築し,複数処理を並列化することで,上映準備時間の要求条件を満たした.実環境を想定してBGM/SEを重畳した音声によって,従来手法である類似話者選択技術より得られる音声と,提案法で導入した音声モーフィング技術より得られる音声を主観評価実験により評価した結果,Preference Scoreで56.5%のモーフィング音声が目標話者の音声に似ていると判断され,音声モーフィングを組み合わせることでシステムが出力する台詞音声の話者類似性を改善できることを示した.In this paper, we propose an improved Future Cast System (FCS) that enables anyone to be a movie star while retaining their individuality in terms of how they look and how they sound. The proposed system produces voices that are significantly matched to their targets by integrating the results of multiple methods: similar speaker selection and voice morphing. After assigning one CG character to the audience, the system produces voices in synchronization with the CG character's movement. We constructed the speech synchronization system using a voice actor database with 60 different kinds of voices. Our system achieved higher voice similarity than conventional systems; the preference score of our system was 56.5% over other conventional systems.
著者
堀 輝 杉田 篤子 香月 あすか 吉村 玲児 中村 純
出版者
日本生物学的精神医学会
雑誌
日本生物学的精神医学会誌 (ISSN:21866619)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.64-68, 2015 (Released:2017-02-16)
参考文献数
17

我が国の病院を受診するうつ病患者数が増加している。うつ病治療においては精神療法,薬物療法,環境調整などが行われるが,寛解率は決して高いわけではない。さらに,たとえ寛解に至り職場復帰したとしても,再休職率も高いことが知られている。つまり現在の治療に加えて非薬物療法の役割が期待されている。その中で運動療法における役割は大きい。うつ病治療における運動療法はノルアドレナリン神経系を介して精神症状の改善,活動性の維持によって就労の継続に寄与する可能性がある。またうつ病予防という観点から運動療法の役割も大きいとされ,抑うつ状態の軽減,睡眠リズムの改善効果が期待されている。
著者
中村 俊郎
出版者
日本義肢装具学会
雑誌
日本義肢装具学会誌 (ISSN:09104720)
巻号頁・発行日
vol.30, no.4, pp.240-247, 2014

2020年に東京オリンピック·パラリンピックの開催が決まり,義肢装具のことが話題に上ることが多くなっています.夏·冬の大会を問わず,あらゆるスポーツの分野で義足の選手,障がいを克服した若者の大活躍の姿が人々に勇気と感動を与えているのです.国内外の義肢装具の進歩を高く評価されることも多くなり,これまで,義肢装具の製作·販売に携わってきた業者の立場の者としてもありがたく感謝しているところです.筆者がこの50年近くにわたり,義肢装具製作者として直接·間接に多くの先駆者·リーダーから学んだチャレンジ精神も交え,物づくりとしての義肢装具の魅力の大きさ,深さを述べながら,未来への展望,在り方を模索してみたいと思います.
著者
中村 和正 鹿間 直人 栂尾 理 佐々木 茂 篠田 充功 國武 直信 木村 正彦 渡辺 哲雄 佐々木 智成 寺嶋 廣美 増田 康治
出版者
Japanese Society for Therapeutic Radiology and Oncology
雑誌
The Journal of JASTRO (ISSN:10409564)
巻号頁・発行日
vol.13, no.2, pp.79-82, 2001-06-25 (Released:2011-07-11)
参考文献数
15
被引用文献数
1

放射線治療後の味覚障害に対し亜鉛含有胃潰瘍治療薬ポラプレジンクを投与し, そあ効果を検討した. 舌を含む照射野にて放射線治療を施行した悪性腫瘍症例22例を対象とした. 舌の一部または全てに対する照射線量は25, 5Gyから46.0Gy (平均37.9Gy) であった. 放射線治療終了後0-1,561日 (平均305.3日) に, ポラプレジンクー回75mg, 一日2回の投与を行い, 投与期間ば25日から353日 (平均96.9日) であった. 20例 (90, 9%) に自覚的味覚障害の改善を認めだ放射線治療後の味覚障害の回復に亜錐製剤は有効と考えられた.
著者
中村 文 今泉 敏
出版者
一般社団法人 日本摂食嚥下リハビリテーション学会
雑誌
日本摂食嚥下リハビリテーション学会雑誌 (ISSN:13438441)
巻号頁・発行日
vol.15, no.3, pp.264-273, 2011-12-31 (Released:2020-06-25)
参考文献数
32

【目的】あらかじめ提示される音声情報の有無による飲料の種類の予測の成否に,嚥下運動がどう影響されるか,影響に年齢差があるかどうかを検討した.【対象】 摂食・嚥下障害のない健常若年成人(11 名,平均21.7 歳)と健常高齢成人(8 名,平均68.4 歳)を対象とした.【方法】実験刺激として,5 ml の飲料(りんごジュース,水,青汁)および音声情報(ringo,omizu,aojiru)を使用した.3 種類の飲料と3 種類の音声情報の組み合わせによって,音声情報と実際に投入される飲料が一致する場合と一致しない場合が生じるようにした.音声情報を提示した1 秒後に,対象者の口腔に飲料をシリンジで注入した.対象者は5 ~ 7 秒間口腔内に飲料を保持した後,純音を合図に,一気に飲み込んだ.その間の嚥下運動を,嚥下音と表面筋電図(舌骨上筋群および舌骨下筋群の筋活動を測定)を介して計測した.従属変数を各嚥下運動パラメーターとした2 種類の分散分析を行った.分析1 では,音声情報無条件および音声情報有条件の結果を分析対象とし,独立変数を飲料と,音声情報の有無,年齢とした.分析2 では,音声情報有条件の結果のみを分析対象とし,独立変数を飲料と,音声情報の種類,年齢とした.【結果】年齢にかかわらず,音声情報を提示しない場合に,舌骨上筋群最大値が減少した(p<.05).高齢者では,音声情報を提示した場合には,飲料と一致しない音声情報を提示した場合に,嚥下音潜時‐舌骨下筋群潜時が有意に短縮した(p<.05).【考察】口腔内投入の事前合図がない場合に,嚥下運動時の筋収縮が不十分となり,高齢者では,予測と異なる飲料を飲み込む場合に,嚥下反射が弱化することが示唆された.高齢者では,音声による事前情報に基づく予測と知覚情報が異なる場合に,摂取物認知の情報処理過程が混乱し,結果として嚥下運動も変化するものと考えられた.
著者
中村,健二
出版者
日本色彩学会
雑誌
日本色彩学会誌
巻号頁・発行日
vol.26(supplement), 2002-05-01
著者
坂下 聖加子 岩沢 篤郎 中村 良子
出版者
一般社団法人 日本感染症学会
雑誌
感染症学雑誌 (ISSN:03875911)
巻号頁・発行日
vol.76, no.5, pp.373-377, 2002-05-20 (Released:2011-02-07)
参考文献数
7
被引用文献数
5 5

集中治療センターにおいて, 日常的手洗い法 (石鹸流水法), 衛生学的手洗い法 (擦式アルコール製剤を用いたラビング法) と強酸性電解水 (流水下15秒) を日常業務中に常用使用し, 着菌数は, 強酸性電解水, ラビング法, 石鹸流水法でそれぞれ54±63, 89±190, 128±194CFU/agar plate (n=81) であり, 強酸性電解水が最も低値を示した. また, ラビング法においてBacillus属の検出される割合が他法と比べ有為 (P<0.05) に高かった.全身清拭, の手洗いで, 手洗い前の菌数が100CFU以下の場合石鹸流水法の除菌率が悪かった.以上の結果より, 奨励される方法は,(1) 手が明らかに汚れている場合は, 石鹸や消毒薬を使用したスクラブ法で手付着菌数を確実に少なくする.(2) 菌数を減少させた後は, 強酸性電解水の常用(3) 高度の清浄度を必要とするケア前および手洗い設備のない場所ではラビング法を使用する.強酸性電解水を常用し, 場合によりラビング法, 石鹸流水法を使い分けることにより, 手荒れ等の障害の少ない手付着菌数の少ない状態を維持できると考えられた.
著者
中村 崇志
出版者
東北大学国史談話会
雑誌
国史談話会雑誌 (ISSN:02886723)
巻号頁・発行日
no.52, pp.1-24, 2012-02-20
著者
中村 景月 田路 貴浩
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
no.777, pp.2455-2465, 2020-11
被引用文献数
2

<p> This paper focuses on the early modern urbanization process in the Higashi-Kujo area, the periphery of Kyoto, from the viewpoint of land ownership and land use. Shortly after World War II, extremely densely built up district and illegally occupied district formed in the area, so that the problem of a harsh living environment occurred. In addition, the area was subject to regional discrimination that originated in ethnic discrimination. The purpose of this study is to consider the factors that caused these urban problems through clarifying the urbanization process before the war.</p><p> First, the rural structure before urbanization can be broadly divided into three areas: a village formed around the Takeda Street, and farmland spread east and west of the village. Comparing the farmland in the east and west, the east side of the village are relatively infertile, probably because the east side was the floodplain of the Kamogawa River. Lands in the village was owned by local owners, including small-scale landowners, while farmland in the east and west was owned by large-scale landowners, including absent landowners. In particular, Lands on the north side of the area near the old urban area tended to be owned by absent landowners. It shows that potential urbanization was proceeding ahead of urbanization. In the early Taisho era, factories were located around the villages, and Housing construction mainly in houses tenement houses rapidly progressed around these factories from the end of the Taisho era. However, some farmland and vacant land remained. Also, affected by the rural structure before urbanization, there was a difference in the development of the urban area between the east and west of Takeda Street. Because the southwestern part was more fertile than the east side, it was maintained as farmland. In other words, the east side, which was inferior as farmland, took the initiative in urbanization. In addition, in the margins of the formed urban area, small-scale defective housing districts are scattered, and they were also settlements of Koreans. Especially in the northeastern part of the area, which was close to pre-modern discrimination areas, the concentration of poor people led to the construction of public housing, social welfare facilities, and flophouse.</p><p> Local landowners developed residential land following industrialization while securing the agricultural land in the southwestern part of the area to respond to the shift of the regional industrial structure from agriculture to industry. In addition, as poverty has increased, some have provided lands for the construction of social welfare facilities and public housing. However, each landowner had lands scattered throughout the area, so each landowner developed residential land individually. This is one of the factors that caused the poor residential area to remain small and scattered. On the other hand, some absent landowners were reluctant to convert to residential lands. Many lands continued to be held and remaining farmland was scattered. Especially in the northeastern part of the area, the remaining farmland and vacant land owned by absent landowners became all residential land after land readjustment beginning in the late 1930s and became a sink for extreme population inflow after the war.</p>
著者
磯崎 行雄 谷本 俊郎 平田 岳史 圦本 尚義 丸山 茂徳 中村 保夫
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
1996

現在の環太平洋地域では、いずれも海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込んでおり、典型的なプレート沈み込み帯型の造山帯をなしている。本研究計画の前半では、その造山帯成長を司る二つの主要なプロセス、すなわち付加体の形成と花崗岩帯の形成についての地質学的研究がなされ、日本列島に分布する顕生代の付加型造山帯の基本構造と形成過程が解明された。また、そこで開発された研究手法は、日本列島からみると太平洋の対岸にあたる北米西岸のカリフォルニア州のコルディレラ造山帯においても適用され、新たな成果をあげた。この一般的な造山帯形成過程に対して、都城型造山運動と命名した。これは超海洋の誕生から消滅に及ぶ一つのウイルソンサイクルの中での一般的プロセスと理解される。一方、これらのプレート沈み込み型造山帯の基本的体制が何時成立したのかについては従来不明であったが、本研究後半では、本邦における最古期岩石群の特徴に着目し、それらの起源が約7-6億年前に超大陸ロディニアが分裂した時に出現したリフト帯にあったことを明らかにした。すなわち、日本列島の成長核になる揚子地塊の海洋側に産する5億8千万年前のオフィオライト(西九州および北上山地)が太平洋の最古断片を代表することをつきとめた。この事実は、先に解明した付加型造山帯の成長極性と調和的で、揚子地塊の太平洋側大陸縁が、もともとの受動的なものから、約4.5億年前に活動的大陸縁に転換したことを示す。一つの超大陸の分裂から大海洋が生まれ、同時にそれをとりまく新しい大陸縁辺のグループが生じる。その海洋が面積を拡大していゆくと、やがて地球の反対側で別の海洋が開き始める頃には、もとの大陸縁はプレート収束帯に進化してゆくという大陸縁造山帯の一般的成長プロセスが、日本列島の研究から導かれたことになる。
著者
片岡 裕雄 中村 明生 井上 中順 前田 英作
出版者
国立研究開発法人産業技術総合研究所
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2019-04-01

2010年代になり画像認識の精度が飛躍的に向上したことで「自然画像とは何だろうか?」そして「その画像カテゴリとは?」という問いがより重要になっている。本研究課題では自然の形成原理に即し能動的に生成した画像パターンとその画像カテゴリを教師ラベルとした機械学習方法を網羅的に探索することで両者の問いに迫る。さらに、従来の画像認識で問題とされていた人手による膨大な画像ダウンロードや画像カテゴリ付与が不要であるだけでなく、個人情報保護法や著作権法などに依らず大規模画像データベースを構築可能である。