著者
椋本 彦之 中村 芳平
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.288, pp.32-35, 2000-07

グルメ杵屋の主力業態の一つであるそば居酒屋の「そじ坊」は,社内ベンチャー事業制度のモデルとなった成功事例である。 「そじ坊」は現在,東京・大阪地区を中心に99店舗を数え,年商80億円に迫る。グルメ杵屋の柱である「実演手打ちうどん・杵屋」と並ぶ主力業態に成長してきた。
著者
芳野 恭士 中村 好志 池谷 拓速 清 友美 井上 亜矢 佐野 満昭 富田 勲
出版者
公益社団法人 日本食品衛生学会
雑誌
食品衛生学雑誌 (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.37, no.2, pp.104-108_1, 1996-04-05 (Released:2009-12-11)
参考文献数
14
被引用文献数
7 14

加工方法の違う茶葉の熱水抽出物及びその溶媒分画について, う蝕性レンサ球菌 Streptococcus mutans に対する抗菌作用を検討した. 緑茶及び紅茶の熱水抽出物は, S. mutans に対し, ウーロン茶やプーアル茶のそれより強い抗菌作用を示した. 緑茶及び紅茶の酢酸エチル分画とn-ブタノール分画, 更に紅茶の水溶性非透析性分画で, S. mutans に対する強い抗菌作用がみられた. 緑茶の酢酸エチル分画及びn-ブタノール分画にはカテキン類が, 紅茶の同分画にはカテキン類の他にテアフラビン類や没食子酸が検出された. 紅茶の水溶性非透析性分画には, ポリフェノール類とエステル型の没食子酸が検出された.
著者
山登庸次 中野 雄介 宮城 安敏 中村 義和 大西 浩行
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.51, no.3, pp.1019-1030, 2010-03-15

ユーザカスタマイズサービスを容易に開発するため,BPELの拡張を用いたサービス合成機能を提案し,その有効性を示す.近年,Web2.0やSOAのキーワードが普及し,コンポーネントを組み合わせてサービスを実現することが増えている.このような連携サービスには,ユーザに応じてコンポーネントを変更するカスタマイズが必要と考えるが,BPELはユーザに応じたカスタマイズはできず,既存技術であるサービス合成技術は独自言語であるため普及が困難である.そこで,本研究では,ユーザカスタマイズサービスを容易に開発するため,標準技術であるBPELの拡張による手法を提案する.本論文は,①BPELを一部拡張し,ユーザに応じたカスタマイズ可能な拡張BPEL仕様を検討し, ②拡張BPELを処理する拡張BPEL実行エンジンを,市中BPELエンジンを改変して実装し, ③拡張BPELがBPELエディタを用いて容易に作成でき,拡張BPEL実行が性能上問題ないことを確認し,提案方式の有効性を示す.We propose the Service Composition Function based on BPEL extension for user customize services, and show the effectiveness of the proposal. Today, Web 2.0 and SOA become famous keywords, and many composition services are developed. We think user customizations are needed for these composition services. BPEL is a standard of Web Service orchestration, but BPEL cannot customize composition services for each user. The service composition technology which is our previous work needs original description, so developers cannot develope the description easily. Therefore in this paper, we propose the BPEL extension for developing user customize services easily. We study the BPEL extension, and implement a new BPEL engine which processes a BPEL extension. We evaluated descriptiveness of BPEL extension using common BPEL editors, and also measured the performance of executing BPEL extensions. The evaluation results show our method effectiveness.
著者
友松 雄一郎 芳野 純治 乾 和郎 若林 貴夫 奥嶋 一武 小林 隆 三好 広尚 中村 雄太 神谷 直樹 三浦 正剛
出版者
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
雑誌
日本消化器内視鏡学会雑誌 (ISSN:03871207)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, pp.178-184, 2007-02-20 (Released:2011-05-09)
参考文献数
39
被引用文献数
4

大腸憩室出血の特徴を,特に抗血栓薬に着目して検討した.2002年7月~2005年11月までに下部消化管出血にて大腸内視鏡検査を実施した332例のうち,大腸憩室出血と診断されたのは32例(9.6%)であった.大腸憩室出血は65歳以上の高齢者が90.6%と大部分を占めた.出血部位は左側結腸78.1%,右側結腸21.9%,出血形態は凝血塊付着81.3%,湧出性出血15.6%,噴出性出血3.1%であった.憩室は多発93.8%,単発6.2%であった.輸血を必要としない軽症は81.3%,内視鏡治療の必要がなかったものが81.3%と大部分を占めた.抗血栓薬の内服率は50%(16/32)と他の下部消化管出血をきたした疾患に比べて高値であった.大腸憩室出血例の半数は抗血栓薬を内服しており,高齢者が大部分を占めることから,大腸憩室を有する高齢者への抗血栓薬投与は出血の主な誘因の一つと考えられた.
著者
芦原 正紀 斉藤 照夫 中村 光男 井野場 静代
出版者
湘南工科大学
雑誌
湘南工科大学紀要 (ISSN:09192549)
巻号頁・発行日
vol.29, no.1, pp.71-76, 1995-03-25

本学の全国大学女子サッカー大会優勝チームの選手の中から11名選出し, 1年時と4年時の形態及び体力, 運動能力を比較した結果は, 以下のごとくまとめることができた。1.形態は, すべての項目においても1年時と4年時の両者の間には有意な差は認められなかった。2.背筋力は, 1年時よりも4年時のほうが約20kg増大しており, 有意な差が認められた。3. 50m走は, 1年時よりも4年時のほうが約0.5秒速くなり, 有意な差が認められた。4. 100m走は, 1年時よりも4年時のほうが約0.7秒速くなり, 有意な差が認められた。5.動作開始時間は, 1年時よりも4年時のほうが約0.03秒速くなり, 有意な差が認められた。6.筋収縮時間は, 1年時よりも4年時のほうが約0.03秒速くなり, 有意な差が認められた。7.全身反応時間には, 1年時よりも4年時のほうが約0.05秒速くなり, 有意な差が認められた。8.したがって, 女性の場合においても4年間のサッカーにより, 筋力や敏捷性を助長させる可能性が示唆された。
著者
西本 勝夫 中村 昌司 今井 智弘 田中 繁宏 藤本 繁夫
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.14, no.4, pp.181-187, 1999 (Released:2007-03-29)
参考文献数
23
被引用文献数
1 1

この研究の目的は,老人保健施設に入所中の虚弱な高齢女性20例(非訓練群10例・82.6±4.7歳,訓練群10例・81.3±4.8歳)を対象に,この内,訓練群に対して2ヵ月間の「椅子からの立ち上がり動作」の訓練を行い,その効果を検討することである。非訓練群には有意な変化はなかったが,訓練群では,訓練動作の最大持続時間(314±190→710±326秒),大腿四頭筋の平均トルク値(0.46±0.27→0.78±0.37Nm/Kg)と筋電図積分値(100→146±32%),膝関節伸展のMotorTime(159±30→121±29msec)および6分間歩行距離(159±48→238±59m)が有意に改善した。訓練による変化量であるΔ平均トルク値とΔ筋電図積分値,Δ最大持続時間ならびにΔMotor Timeとの問にそれぞれ有意な相関を示した。また,6分間歩行距離と最大持続時間ならびに平均トルク値との問にも有意な相関を示した。今回の訓練によって,主に大腿四頭筋の神経・筋系の興奮性の改善が筋力や筋持久力を増大し,さらに,筋力の増大が筋の反応性を改善し,これらが歩行能力を増大させたと考えられる。
著者
丸田 要 永井 秀利 中村 貞吾
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成24年度電気関係学会九州支部連合大会(第65回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.357, 2012-09-14 (Released:2014-12-17)

Non-negative Matrix Factorization(NMF)は,索引語文書行列を二つの行列の積に分解することで文書分類を行う.従来のNMFにおける局所最適解では必ずしも文書同士の類似性を反映した結果は得られない.そこで,本論文では,単語を要素とする文書ベクトル同士の類似度とクラスタの関連度を要素とする文書ベクトル同士の類似度の差のノルムを追加した新たな目的関数を定義する.新たな目的関数により,NMFの局所最適解において類似度の高い文書同士が同一のクラスタに分類されるように改良する.定義した目的関数を最小にする新たな更新式を適用した改良NMFにおいて評価実験を行う.
著者
松田 知子 原田 忠夫 中村 薫
出版者
社団法人 有機合成化学協会
雑誌
有機合成化学協会誌 (ISSN:00379980)
巻号頁・発行日
vol.59, no.7, pp.659-669, 2001-07-01 (Released:2010-01-22)
参考文献数
17
被引用文献数
3 4

Biocatalyst has been attracted increasing attention for asymmetric synthesis due to the high enantioselectivities and environmentally friendliness. We have been developing methods using a fungus, Geotrichum candidum, which has many enzymes catalyzing the enantioselective oxidation and reduction reactions of non-natural substrates. These enzymes in the resting or dried cells were used in an organic solvent, supercritical carbon dioxide, or aqueous media for oxidation, reduction or deracemization reactions. The usefulness of these methods was also demonstrated in the preparation, on a multi-gram scale, of optically pure alcohols.The effect of fluorine substituents on the enantioselectivity of the reduction using the dried cell was also investigated thoroughly, and it was found that the reduction of trifluoromethyl ketones affords (S) -trifluoromethyl carbinols in excellent ee, whereas the reduction of methyl ketones gives the corresponding alcohols of the opposite configuration in excellent ee. The enzymes in the cells were separated to investigate the origin of different enantioselectivities between the methyl and trifluoromethyl ketones.
著者
吉末 竜也 中村 一男 劉 暁龍 長谷川 真 徳永 和俊 御手洗 修 図子 秀樹 花田 和明 藤澤 彰英 出射 浩
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.1-2, 2011

核融合発電では、プラズマの位置・形状制御が重要である。九州大学のプラズマ実験装置QUESTで扱うプラズマは上下方向に引っ張られるため縦長となる。そのため、垂直方向にプラズマが不安定である。これを安定化するために、高速で応答する電源が必要となる。本研究では、逆電圧を考慮して、IGBTとフリーホイールダイオードを組み合わせたものを逆直列に繋ぎ、1つのスイッチとする。それらを合計6個用いて、3相‐単相変換を行うマトリクスコンバータとする。それを、FPGAと組み合わせて入力側力率を1にし、出力電圧を任意波形に変換する実験等を行う。高速・高効率で動作し、高調波の少ない電源をQUESTに適用するために検討していく予定である。
著者
中村 宙正
出版者
尚美学園大学
雑誌
尚美学園大学総合政策研究紀要 (ISSN:13463802)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.1-11, 2016-09-30

公債市場補完制度は、指定アドバイザー制度と市場関係者地域通貨を組み合わせて実用化するが、通貨発行益(シニョレッジ)の導出により、政府の予算制約を緩和する効果を確認できる。ゆえに「市場関係者地域通貨の口座におけるマイナス(赤字)を、政府に認めてはならない」とする、財政学においての新しい原則を定める。
著者
中村 三春
出版者
中村三春
巻号頁・発行日
2008-03-01

平成17-19年度科学研究費補助金(基盤研究(C))研究成果報告書 研究課題番号: 17520105; 研究代表者: 中村三春
著者
高橋 翼 中村 寛子 木村 啓志
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.83, no.850, pp.16-00560-16-00560, 2017 (Released:2017-06-25)
参考文献数
16

Nowadays, in vitro fertilization (IVF) of mammalian embryos is an essential technique in the reproductive technology and other related life science fields. However, the fertility rate by this technique is still less than 25%. Therefore, a novel in vitro fertilization method which obtains high fertility rate has been highly desired to the reproductive technology. In this study, we proposed and developed an in vitro embryo production device which allows three steps of sperm selection, fertilization and culture on a microdevice. To realize this concept, we integrated the sperm sorting function combining with swim-up and swim-down methods onto the device. To evaluate the device functions, sperm sorting experiment, in vitro fertilization experiment, and embryo culture experiment have been carried out. As results, we concluded that the device has ability to produce high quality embryos by integrating the sperm sorting function. This concept will open and enhance the management of in vitro fertilized embryos for assisted reproductive technology, livestock breeding, and fundamental stage research by further development.
著者
飯塚 浩昭 坂本 秀樹 中村 納 南 敏
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.45, pp.365-366, 1992-09-28

マルチメディア時代の到化を前に各種情報の標準化が進んでいる.なかでも静止画像の符号化方は,JPEG方式が標準となった.しかし,このJPEG方式は比軟的に緩やかな濃度変化をもつ写真画像を対象としたもので,エッジの強い文字画像を対象とした場合,再生画像に鈍りやブロック歪みなどを生じ良好な結果を得ることが困難である.この問題点を解決するために各種のパラメータ設定法をはじめとする軽減手法が提案されているが,多くのものは写真部と文字部が分離できることを前提としており本報告で対象とするような分離困難な画像について触れられていない.本報告では,文字と写真の混在する画像に対して双三次関数による近似と,可変サイズのブロックを導入することで,写真部と同等以上の符号化効率を得ることができる符号化方式について報告する.
著者
山田 泰之 吉浜 舜 岩崎 祥大 芦垣 恭太 松本 幸太郎 羽生 宏人 中村 太郎
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.83, no.850, pp.16-00576-16-00576, 2017 (Released:2017-06-25)
参考文献数
13
被引用文献数
1

In recent years, the demand for rocket launching has increased due to the development of space technology. However, using inexpensive rockets is not always possible. Although the cost of solid-propellant rockets is relatively reasonable, safely manufacturing a large amount of solid propellant is difficult, and the manufacturing process is disjointed. Therefore, safe and continues manufacturing of solid propellant is necessary. On the basis of the movements of the intestinal tract, we proposed that the movements required for transport and mixing of solid propellants are possible to achieve without the application of a large shear force. The peristaltic motion enables not only the mixing but also conveying even high viscosity slurry. By mimicking these intestinal movements, we have considered and developed the peristaltic pumping by driven artificial muscle as one of the candidates for the continuous and safety mixer. In this research, the mixing completeness of the composite solid propellant slurry by the peristaltic pumping mixer was estimated. The result showed that the mixer we proposed could mix the propellant slurry. In the propellant samples, these variances were sufficiently small. An appropriate combustion state as a solid propellant was confirmed.
著者
上谷弘平 田中成典 北川悦司 吉田博哉 中村健二
雑誌
第74回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.1, pp.921-922, 2012-03-06

今日,SNSやアミューズメント分野において,デフォルメ顔画像が幅広く利用されている.しかし,既存のデフォルメ顔画像生成技術は,顔のパーツ作成や顔の特徴点を取得するのに手間とコストがかかる問題などがあるため,簡単にデフォルメ顔画像を生成することができない.そこで,本研究では,顔領域内の特徴点を自動取得することで,誰もが簡単にデフォルメ顔画像を生成できるアプリケーションの開発を目指す.さらに,デコメや名刺といった様々な用途での利用を想定し,デフォルメ顔画像に表情変化やアニメーションなどの効果を追加する機能も作成する.なお,開発には,手軽に素早くゲーム感覚で利用できるWindowsPhoneを用いた.