1 0 0 0 OA 打聞集

著者
古典保存会 編
出版者
古典保存会
巻号頁・発行日
1927
著者
李 強 田中 良晴 朝田 良子 三羽 信比古
出版者
大阪物療大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

水素水(HW)を用い、損傷を与えたヒト培養細胞の移動能などを検証し、主に次の成果が得られた。1)スクラッチした皮膚線維芽細胞にHWと白金ナノコロイド(Pt-nc)を投与すると、HW群は48時間後糸状仮足を示し始め、また、HW+Pt-ncはBax/Bcl-2比を調節する可能性が示唆された。2)低濃度の固形シリカ吸蔵水素(H2-silica)がスクラッチした正常食道上皮細胞(HEEpiC)には微絨毛形成や移動能の活性化がみられ、アポトーシスの誘導効果も確認された。3)H2-silicaが食道扁平上皮癌細胞の移動を阻害し、高濃度のH2-silicaがHEEpiCに毒性効果をもたらすことが確認された。
著者
古川 政樹 湯山 誠一郎 金子 まどか 古川 滋 柊 光一 久保田 彰 大石 公直 澤木 修二 猪狩 秀則
出版者
The Japan Broncho-esophagological Society
雑誌
日本気管食道科学会会報 (ISSN:00290645)
巻号頁・発行日
vol.39, no.1, pp.29-39, 1988-02-10 (Released:2010-06-11)
参考文献数
19
被引用文献数
2 1

The vocal cord paralysis may be caused by the occult type malignancies. The tumor occupies along the route of the vagus nerve or recurrent laryngeal nerve. To detect such a malignant tumor, it is advocated that the diagnosis should be performed with various kind of figures, such as X-ray picture, CT and ultrasonography. Consequently 13 cases were diagnosed to the malignant tumors among 31 vocal cord paralysis cases. They were thyroid cancer, lung cancer, esophageal cancer and others. CT and ultrasonography were very useful for the evaluation of the mass lesions in the head and neck area. Additionally, the fine needle aspiration biopsy under the ultrasonographic imaging was available to diagnose whether the mass lesions were benign or malignant. Consequently 13 cases were diagnosed to the malignant tumors among 31 vocal cord paralysis cases. They were thyroid cancer, lung cancer, esophageal cancer and others.CT and ultrasonography were very useful for the evaluation of the mass lesions in the head and neck area. Additionally, the fine needle aspiration biopsy under the ultrasonographic imaging was available to diagnose whether the mass lesions were benign or malignant.
著者
天野 宏敏 原澤 彩貴 眞野 容子 細井 淳裕 古谷 信彦 藤谷 克己
出版者
一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会
雑誌
医学検査 (ISSN:09158669)
巻号頁・発行日
vol.68, no.2, pp.339-346, 2019-04-25 (Released:2019-04-25)
参考文献数
16

尋常性痤瘡(ニキビ)は,90%以上の人が経験する一般的な疾患であり,角化異常および皮脂分泌の亢進などにより,Cutibacterium acnes(C. acnes)が増殖した結果,引き起こされる慢性炎症性疾患である。外見へ影響があるため,感情面での生活の質(QOL)への影響が大きい。本研究では,健常人におけるニキビ治療の実態把握やC. acnesの年代別保有状況を疫学的に調査,分析を行うことを目的とした。10代19名,20代20名,30代20名,40代20名の計79名を対象に,検体採取を行った後に,質問表式調査法による調査を行った。両頬におけるC. acnesの検出率は全体で82.3%であった。また検出率における年代および性別間では差が認められず,年代・性別を問わずC. acnesを保有していた。ニキビに対する対処法として,全体では洗顔をするが50.0%と最も多かったが,何もしないが16.4%であった。発症時期(自覚した時)は10代に最も多く認められた。治療を始めた理由として全体では,ニキビ痕が残ることが心配になった,人からの目が気になった,の2つが多く半分以上を占めていた。ニキビに関して,全体ではとくに関心をもっていないが最も多く,特に30代と40代で顕著であった。
著者
大石 隆文 古田 一雄 近藤 駿介
出版者
The Society of Instrument and Control Engineers
雑誌
計測自動制御学会論文集 (ISSN:04534654)
巻号頁・発行日
vol.33, no.3, pp.203-208, 1997-03-31 (Released:2009-03-27)
参考文献数
5
被引用文献数
2 3

This paper is to propose a new architecture of a self-creating and organizing neural network for workspace recognition and navigation of an autonomous mobile robot. The robot assumed in this study learns its workspace with sonar sensors but without dead reckoning. The network proposed is organized into a graph structure rather than a tree with forgetting old links so that few dead nodes and dead links are created; the space of input signal can be covered efficiently by unsupervised learning. Methods of path planning and navigation based on a topological map created by learning has been proposed as well. The proposed architecture was tested by simulation of an autonomous mobile robot with eight sonar sensors, and it was demonstrated that the architecture is useful for the purpose.
著者
中曽根 悦子 山沢 英明 瀧上 理子 中山 雅之 間藤 尚子 中屋 孝清 坂東 政司 杉山 幸比古
出版者
特定非営利活動法人 日本呼吸器内視鏡学会
雑誌
気管支学 (ISSN:02872137)
巻号頁・発行日
vol.35, no.2, pp.205-209, 2013-03-25 (Released:2016-10-29)
参考文献数
14

背景.インフルエンザA (H1N1)2009では,鼻咽腔拭い液の迅速検査の感度は低いことが知られており,確定診断を得るのが時に困難な場合もある.症例. 33歳,男性. 2011年2月,発熱,咳嗽が出現し近医にて鼻腔拭い液のインフルエンザ迅速検査を施行したが陰性であった.その後呼吸困難が悪化,胸部X線で両側のすりガラス陰影を認め,当科を紹介受診した.鼻咽腔拭い液の迅速検査は計4回陰性,鼻腔拭い液のインフルエンザA (H1N1) RT-PCR検査も陰性であったが,気管支肺胞洗浄液のRT-PCR検査が陽性であり,インフルエンザA (H1N1)肺炎と診断した. ARDSに至る重症肺炎であったが,ペラミビルの連日反復投与を中心とした治療で改善した.結語.重症インフルエンザA (H1N1)肺炎では,下気道検体を積極的に採取しRT-PCRを施行することは,確定診断を得る上で有用である.ペラミビルの反復投与の有効性について,さらなる症例の蓄積が望まれる.
著者
古川 直裕
出版者
日本比較生理生化学会
雑誌
比較生理生化学 (ISSN:09163786)
巻号頁・発行日
vol.16, no.3, pp.171-179, 1999-09-30 (Released:2011-03-14)
参考文献数
37
被引用文献数
1
著者
古川 賢信
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.39, no.3, 1998-03-15
著者
古木 明美
出版者
日本コミュニケーション障害学会
雑誌
聴能言語学研究 (ISSN:09128204)
巻号頁・発行日
vol.18, no.2, pp.106-110, 2001-08-30
参考文献数
3
被引用文献数
3

聴覚障害児にとって,圧倒的に多い聴覚障害をもたない子どもたちの中で共に育っていくことは,さまざまな困難に出会うことを予測させる.本稿では,初めに幼児期のインテグレーションにおける支援を筆者の所属する施設に併設のルーテル愛児幼稚園でのインクラス指導の実践を中心に報告した.学齢期は,本人を取りまく環境への支援が大きく,学校,学級担任への情報提供や問題解決のための協力など言語聴覚士としての役割について述べ,本人や本人を取りまく環境へのさまざまな支援をまとめた.聴覚障害児が自分を認めて聴覚障害をもたない者ともかかわっていくような気持ちを育てるための幼児期・学齢期のインテグレーション支援のあり方を考察した.
著者
鈴木 隆雄 杉浦 美穂 古名 丈人 西澤 哲 吉田 英世 石崎 達郎 金 憲経 湯川 晴美 柴田 博
出版者
一般社団法人 日本老年医学会
雑誌
日本老年医学会雑誌 (ISSN:03009173)
巻号頁・発行日
vol.36, no.7, pp.472-478, 1999-07-25 (Released:2009-11-24)
参考文献数
27
被引用文献数
54 44

比較的健康な地域在宅高齢者527名を対象として, 面接聞き取り調査, 身体属性の測定, 腰椎骨密度および歩行能力などの運動能力を1992年の初回調査時に測定し, その後5年間追跡調査を行ない, その間での2回以上の複数回転倒者について, その関連要因の分析を行なった.その結果, 2回以上の複数回転倒者では非転倒者あるいは1回だけの転倒者に比較して初回調査時において, 自由歩行速度, 最大歩行速度, 握力などの運動能力や, 皮下脂肪厚, および老研式活動能力指標総得点などで有意な差が認められた. さらに, 5年間での追跡期間中の複数回転倒の有 (1), 無 (0) を目的変数とする多重ロジスティック回帰モデルによる分析を行なった結果,「過去1年間の転倒経験」が最も強い正の, そして自由歩行速度および皮下厚が負の有な関連として抽出された.このような地域高齢者を対象とする縦断的追跡研究の結果から, 転倒や転倒に基因する多くの骨折に対して,「過去の転倒経験」を問診で詳細に聞き取ることや, 簡便な「自由歩行速度」を測定することにより, 転倒ハイリスク者をスクリーニングすることが可能であり, ひいては転倒・骨折予防に極めて有効な指標となることが考えられた.
著者
山下 寿 矢野 和美 古賀 仁士 爲廣 一仁
出版者
一般社団法人 日本臨床救急医学会
雑誌
日本臨床救急医学会雑誌 (ISSN:13450581)
巻号頁・発行日
vol.21, no.3, pp.471-477, 2018-06-30 (Released:2018-06-30)
参考文献数
34

総務省の発表では,2015年の国勢調査で日本は世界最高の高齢化率である26.7%を示し,さらに進行することが予測されている。当院の2010〜2014年の高齢者救急の実態調査を行い,これからの方向性を検討した。高齢者の搬入時重症度は,調査期間を通じて外来帰宅・ICU入院・一般病棟入院・外来死亡の順であった。特徴は,ICU入院が高率であったことであり(28.6〜32.7%),その平均年齢は80±8歳であった。また病院到着時心肺停止例に関しては,救命率・社会復帰率・神経学的予後は非高齢者に比して有意に劣っており,一方では医療費には有意差は認めなかった。今後はフレイルに関する臨床データが蓄積され,高齢者各自に応じた適正医療の指針が示されれば,すべての高齢者に一律に最新の高度な救急集中治療を行う医療から,過剰医療・過少医療など不適切な医療が減少し,結果的に医療費削減につながる。
著者
湯浅 徹也 朝日 国比古 高橋 真智子 橋本 健治 谷口 芳記 清水 正之
出版者
Meeting of Osaka Dermatological Association
雑誌
皮膚 (ISSN:00181390)
巻号頁・発行日
vol.37, no.3, pp.341-345, 1995 (Released:2010-08-25)
参考文献数
13

35%水酸化ナトリウムにより, 顔面, 頚部, 四肢, 躯幹を受傷した19歳, 女性例を報告した。流水洗浄, 生食洗浄後, 保存的に経過をみたところ, 洗浄の遅れた胸腹部のみに瘢痕を残し治癒した。アルカリによる化学熱傷は受傷直後の洗浄が, 予後を決定する重要な因子と考えられた。
著者
古市 賢吾 和田 隆志
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.107, no.5, pp.841-847, 2018-05-10 (Released:2019-05-10)
参考文献数
15

糖尿病性腎症は,腎不全の主要な原疾患であり,腎臓への保護作用が期待できる薬剤の開発が求められる.これまでレニン・アンジオテンシン系阻害薬やスタチン系薬剤が腎保護作用を有することが示されてきた.近年,DPP-4(dipeptidyl peptidase-4)阻害薬,インクレチン作動薬あるいはSGLT2(sodium glucose cotransporter 2)阻害薬が腎障害進展を軽減するうえでも有用であることが注目されてきている.
著者
古林 太郎
出版者
大阪大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2017-04-26

本研究の目的は、生命の起源で想定されるような単純な自己複製系においても避けがたく発生してしまう寄生性分子(ウイルスのようなもの)が宿主との生存競争を通じて複製系に及ぼす進化的影響を、実験と理論の両面から追求することであった。理論では、区画化された単純な宿主・寄生体複製系の数理モデルの構築と解析を行った。広いパラメータ空間上での網羅的な計算機シミュレーションの結果、原始地球でも実現可能であろう単純な区画ダイナミクスのみによって複製系が安定に持続可能な条件を見出した。また、複製系が安定に持続可能となるためには区画が多数あること、区画の融合分裂頻度が大きいこと、栄養量が適度な範囲にあることなどが重要な要件であることが明らかになった。これらの知見を用いれば、宿主と寄生体の相互作用の程度を段階的に変化させた新しい進化実験の条件設定を行うことができると考えられる。この成果は、平成29年度内に論文化した。実験では、自己複製能力を持つ宿主RNAと寄生体RNAの長期的な実験進化を実施し、その進化ダイナミクスを次世代シーケンサと生化学的なアッセイにより解析した。配列解析の結果、宿主RNAは多系統に分岐進化を起こしていたこと、寄生体の側では新たな分子種が進化途中で発生していたことが判明した。生化学アッセイにより宿主と寄生体の関係がいかに発展したかを解析した結果、宿主RNA側での寄生体RNAの複製を防ぐ適応進化と、寄生体RNA側での進化後宿主への新たな寄生能力の適応進化が繰り返し起こっており、寄生体が宿主の継続進化と多様化に貢献していることを示唆していた。これらの結果は、単純な複製子集団がダーウィン進化を通じて自発的に宿主・寄生体の関係がダイナミックに変動する複雑な生態系へと発展したことを示しており、生命の初期進化について重要な知見が得られたと言える。この成果は、平成31年度に出版予定である。
著者
古川 容子 佐野 友紀 土屋 伸一 藤井 皓介 佐藤 泰 畠山 雄豪 長谷見 雄二
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会環境系論文集 (ISSN:13480685)
巻号頁・発行日
vol.81, no.728, pp.845-853, 2016 (Released:2016-10-30)
参考文献数
7
被引用文献数
3

Recently, enrollments in nursery schools have become higher and higher. This is largely due to the social progress of women, with the increasing number of working mothers. Additionally, the number of three-generation households is decreasing. Nursery schools are traditionally low-rise structures, with a playground, but deregulation of the law now allows for the placement of nursery schools in middle floors of high-rise buildings. In Japan, the ages of nursery school students are generally from infancy to five-years old, which means that they can't evacuate the premises by themselves during a fire, so we must research ways to evacuate them safely. And the scheme of planning safe evacuations from buildings has not been sufficiently researched, so we have investigated the practice of fire drills and have interviewed teachers and students of nursery schools. The following is what we have learned: (1)Characteristics of evacuation ;drills of nursery schools: Students evacuate in class groups, lead by their teachers, who provide the indications. Time is needed for evacuation preparation (setting up strollers, gathering infants and preparing to carry them out, and giving instructions regarding exiting, etc., ) and before starting evacuation, and time for confirming the numbers of students, and waiting time is needed when they are evacuating, so these times must be considered in the calculation of evacuation time. (2)The characteristics of evacuation abilities of nursery school students : Infants (up to one-year old), and students who can't easily walk by themselves must be carried by a nurse or other adults, which makes evacuation movements and management after evacuation more manageable. Two-year-old students are able to walk alright on their own but cannot sufficiently grasp the situation. It's difficult to follow the teachers' instructions, so a lot of assistances are need. Children aged three and over can, of course, walk even better, and can grasp the severity of a fire. But they tend to walk more slowly as they feel frightened in cases when they are at earlier age, or they have to take an escape route that they are not familiar with. In order to shorten evacuation time, older students should evacuate first, as they can walk faster than younger students, thus their escape time won't be hindered by slower evacuees. (3)Notes of buildings that include a nursery school: Regarding the situation of using stairways for evacuation, there are many points of concern regarding the safety of children. Because there are many dangerous points related to stairways, such as the fact that stairways often arouse fear in younger students during emergency evacuation, and as a result they walk more slowly. Consequently, older students try to pass the younger, slower students. Especially in cases when a nursery school is on a middle floor of a multi-use building, there is a possibility that confusion is caused among the evacuating children who walk slowly, along with their teachers, as evacuating people from other facilities mix with people evacuating from the nursery school. Thus, having a dedicated set of stairs for children is better. In addition, nursery schools that are in existing buildings that were not designed to accommodate nursery schools, have higher handles and the height of steps rise. (4)Decreasing evacuation route length: Due to the fact that nursery school students' bodies and minds are not fully developed, their circumstances during a fire are more severe than those for adults. Thus, nursery schools should be on lower floors of buildings or should have their own buildings. Also the distance from the rooms to the temporary evacuation place should be as short as possible
著者
古賀 広志
出版者
日本情報経営学会
雑誌
日本情報経営学会誌 (ISSN:18822614)
巻号頁・発行日
vol.39, no.3, pp.66-79, 2019 (Released:2020-07-20)

In this essay, the author will consider the effectiveness of the perspective of sociomateriality. Therefore, this paper is organized as follows; (1) An overview of the concept of sociomateriality is introduced. (2) The reasons why social materiality is attracting attention are discussed from the following three viewpoints - (a) genealogy of debate on method, (b) organization and strategy, (c) a crisis of management studies. (3) The author will pays attention to the question “What should be studied in information and management research” as an awareness of problem based on three viewpoints. Thus, in order to answer this question, the author will return to the field of office automation and examine the research topic. (4) Finally, the author will confirm that the perspective of social materiality is the same as the foundation of information and management research.

1 0 0 0 OA 古事類苑

著者
神宮司庁古事類苑出版事務所 編
出版者
神宮司庁
巻号頁・発行日
vol.政治部2, 1914