著者
大塚 千春
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.476, pp.55-58, 2013-12

●宮城県仙台市青葉区一番町4-5-2 第二むさしビルB1FTEL022-266-2223●平均月商/500万円●店舗面積/30坪(99m2)●席数/40席●1日の平均来客数/35人●客単価/5000円●原価率/33%●営業時間/月〜木・日17:00〜23:00L.O.、金土祝前日 17:00〜24:00L.O.、無休●スタッフ…
著者
荒巻 卓見 中田 善久 大塚 秀三 宮田 敦典
出版者
一般社団法人 日本建築学会
雑誌
日本建築学会技術報告集 (ISSN:13419463)
巻号頁・発行日
vol.27, no.65, pp.58-63, 2021-02-20 (Released:2021-02-20)
参考文献数
11

The purpose of study was to clarify the quality of plywood for concrete formwork with reuse of forms and the finish of concrete surface using reused plywood. In this study, an experiment on influence of reuse (up to 4 times) of plywood for conventional formwork at building construction site was carried out. Regarding the influence of reuse on the quality of plywood, bending strength, bending Young’s modulus, and surface roughness were investigated. In addition, the influence of reused plywood on gloss, color unevenness, and water absorption of the concrete surface was investigated. Moreover, in order to confirm the influence of reuse of plywood at construction site, the results of this experiment at building construction site were compared with the results of laboratory experiment conducted so far.
著者
馬屋原 康高 関川 清一 河江 敏広 曽 智 大塚 彰 辻 敏夫
出版者
公益社団法人 広島県理学療法士会
雑誌
理学療法の臨床と研究 (ISSN:1880070X)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.9, 2019 (Released:2019-07-19)

高齢者の肺炎の約 80%が誤嚥性肺炎であり、誤嚥性肺炎リスクを早期に発見し対応すること が急務である。嚥下機能と咳嗽能力の関連があることが報告されており、咳嗽能力を評価する ことは重要である。その評価指標の一つとして、咳嗽時の最大呼気流量(CPF)が用いられてい る。CPF値が270 L/min以下となった場合、呼吸器感染症を発症すると、急性呼吸不全に陥る 可能性があるとされ、160 L/min以下では、気管内挿管も考慮される値と報告されている。そ の他 242 L/min 未満が誤嚥性肺炎のカットオフ値として報告されている。臨床的には、そのカッ トオフ値を参考に低下した CPF を種々の咳嗽介助法を用いてカットオフ値以上に引き上げるこ とが重要となる。さらに筆者らは、咳嗽音を用いてより簡便な咳嗽力の評価方法を提案している。 誤嚥性肺炎を予防する第 1 歩としてより幅広く咳嗽力評価が用いられることを期待する。
著者
吉田 充彦 当間 雄之 大塚 将之
出版者
日本腹部救急医学会
雑誌
日本腹部救急医学会雑誌 (ISSN:13402242)
巻号頁・発行日
vol.40, no.4, pp.593-596, 2020-05-31 (Released:2020-11-30)
参考文献数
16

症例は57歳男性。心房細動に対してワルファリン内服中であった。以前より自慰目的に肛門から直腸内へ約30cmの棒を挿入していた。翌日から下腹部痛を認めたが様子を見ていた。自慰行為2日後の未明に腹痛が増悪したため救急要請し当院救急搬送された。血圧40mmHgとショック状態であったが急速補液で循環の安定を得た。腹部CTを撮影したところ直腸間膜内に血管外漏出像を伴う巨大血腫と多量の血性腹水を認めた。明らかな腹腔内遊離ガスは認めなかったが,問診情報を踏まえ,異物による直腸・直腸間膜損傷および腹腔内出血と診断し,緊急手術を行った。開腹すると直腸間膜に形成された血腫から活動性の出血が確認された。縫合止血は断念し損傷部を含めて直腸・直腸間膜を切除し,人工肛門を造設した。直腸異物によりショックに至る腹腔内出血を起こしうるため,可能性がある場合は適切な問診により診断・治療を進めることが望ましいと考えられた。
著者
大塚 俊幸
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
日本地理学会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2003, pp.2, 2003

_I_ 研究目的中心商業地縁辺部は、商業地と住宅地の双方を背後に擁することにより、多様な都市機能が複合した生活空間として再生する可能性を秘めている。従来、都市地理学では都市の内部構造について都市機能の地域的分化の観点から論じられることが多く、商業機能と居住機能が複合した生活空間という観点から中心商業地縁辺部について論じた研究は少ない。そこで本研究では、中心商業地縁辺部に焦点をあて、マンションの持つ多様な機能に着目し、店舗併用マンションの立地要因と周辺地域へのインパクトを明らかにするとともに、いかなる地域的要因が絡み合って中心商業地縁辺部の再生に結びついていくのか、そのプロセスを明らかにした。_II_ 対象地区本研究で対象とする四日市市諏訪新道地区(L=716m、会員数107店舗)は、かつては商業の中心であり、現在でも祭りや「市」の舞台にもなっているが、環境変化に伴い住宅地としての色彩が強まっている中心商業地と住宅地との境界地域に位置する地区である。_III_ 研究方法 マンション居住世帯および地区内商業者へのアンケート調査、新規出店者およびマンション供給業者等への聞き取り調査を実施し、その結果をもとに考察した。_IV_ 結果と考察(1)マンション立地と居住世帯当地区では1991年以降、現在建設中のものも含めて6棟の分譲マンションが建設されている。当地区は、本来民間によるマンション建設がなされにくい地域であるにもかかわらずマンション建設が行われた背景には、行政の積極的な誘導による再開発事業の実施がある。6棟中4棟が再開発事業によるものであるが、これらは当初商業系再開発として計画されていたが、厳しい経済情勢のもと計画が変更され、店舗併用マンションという形態になった。マンション居住世帯の家族構成は、30歳代_から_40歳代の夫婦のみおよび夫婦と子ども世帯が全体の約半数を占め、前住地は市内が約3分の2を占めている。居住地選定に際しては、価格、公共交通への依存度、都市的利便性、親との近接性、都心としてのまちのイメージなどの諸要素が絡み合っている。(2)マンション立地が商店街に与える影響マンション立地は個店経営にはすぐには結びつくとは限らないが、街並みが一新されたことにより商店街のイメージアップにつながったこと、そして1階部分に店舗空間が供給されたことにより新規店舗の立地を促す引き金になり、かつての中心商業地であるという街のイメージも作用して、商店街全体の機能集積の拡大に寄与している。具体的には、マンション1階への入居以外にも、商店街の空き店舗へ10店舗の新規出店があった。それらは従来の物販店ではなく、こだわりの店、ショールーム機能を付加した店、実験的性格を有した店、飲食店、サービス業などである。新規店舗の立地要因は、アクセス性、周辺環境、場所性、出店コスト、建物の新しさ、路面店であること、家主との関係、地域コミュニティの存在、マンション居住者への期待などであり、経営主体や経営方針により重視する要因が異なる。(3)中心商業地縁辺部の再生過程中心商業地のコンパクト化により住宅地化を余儀なくされた中心商業地縁辺部は、商業の核心部が駅前に移る以前の中心であり、都市のシンボル的空間であった。そのため、行政もその活性化に向けて積極的に取り組むこととなり、再開発事業により店舗併用マンションの供給を可能にした。それにより商業空間の機能更新を果たすとともに、地区の居住世帯構造に大きな変化をもたらした。当地区は、再開発事業が実施されなければ、居住機能に侵食される地区である。しかし、かつての商業中心としてのポテンシャルが作用し、低層部への商業機能の立地を促すこととなった。このように、中心商業地縁辺部は商業機能と居住機能の双方の影響を受け、それらの機能が複合した生活空間としての再生が期待できる地域である。
著者
大塚 麻揚 天谷 真奈美 柴田 文江
出版者
埼玉県立大学
雑誌
埼玉県立大学紀要 (ISSN:13458582)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.181-187, 2002
被引用文献数
2

本稿では、地域リハビリテーションやエンパワーメントが重要視されるようになってきた精神保健福祉の領域で欠かすことのできない、障害を持つ人自身の主観的側面について述べる。主観的側面の中でも特に重要と思われる自己効力感を取り上げ、関連が深いとされる自尊感情とともに概説する。わが国の自己効力感に関する過去の文献から次のようなことが言えた。(1)自己効力感は、健康教育、患者教育を中心に幅広い分野で検討および活用され、その有用性が確認されている。(2)自己効力感の概念は、精神障害者支援においても取り入れられ、検討がなされており、有用性が示唆されている。今後の課題として、精神障害者の一般性自己効力感に関する検討、自己効力感の発達的側面に関する検討、すなわち自己効力感が育まれていく過程やその支援の検討、および精神障害者自身の言葉や体験に基づく自己効力感の検討があげられる。
著者
山口 倫 森田 道 山口 美樹 大塚 弘子 赤司 桃子 田中 眞紀 矢野 博久
出版者
特定非営利活動法人 日本乳癌検診学会
雑誌
日本乳癌検診学会誌 (ISSN:09180729)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.143-147, 2017 (Released:2018-06-27)
参考文献数
16

以前,乳癌検診は早期発見,早期治療を掲げていたため,病理医も早期癌あるいは将来癌になるであろう病変を見出すことに重きを置いていた。しかし昨今,過剰診断の問題が取り沙汰され,特に検診では予後改善が目的で,“命に関わらない”病変を如何に見出さないかという考えにシフトしているようだ。一方で,その対象が境界病変,低異型度(LG)―DCIS,LG 浸潤癌なのか,それら全部なのかは不確かである。 DCIS はluminal だけでなく,HER2陽性も存在するheterogenous なグループで,前者はLG,後者は高異型度の浸潤癌となる。従来の乳癌モダリティでは,triple negative DCIS はきわめて検出されづらく,残念ながら致死的癌の“芽”の早期発見は大部分ができていない。一方で,大半が予後良好と思われるLG-DCIS も一定の割合で浸潤し,低頻度ではあるが数年後死に至る例もある。 これらのことから私見であるが, ( i )今後の検診について, 1.多形線状石灰化≒コメド壊死≒HER2陽性癌の早期検出にフォーカスし,抗HER2療法の抑制に繋げる。 2.早期乳癌,境界病変の病理診断者間一致率は低いため,マンモグラフィ精査基準を上げ,LG-DCIS/LN/境界病変(luminal)の検出・採取率を減らす。結果的に取扱いに悩む機会が減る。 3.致死的TN の早期検出に関しては新しいモダリティを見出す。 (ii)病理診断(癌診断基準)について, LG 乳癌は低頻度だが死に至り,LN 転移など悪性のポテンシャルも有する。したがって,しばらくの間現状のクライテリアとし,“低リスク”病変の病態を明らかにする。 今後は,“命に関わらない”病変の臨床病理学的定義とその所見を明確にしていく必要がある。
著者
大塚 雅裕
出版者
日本熱帯生態学会
雑誌
Tropics (ISSN:0917415X)
巻号頁・発行日
vol.9, no.4, pp.309-322, 2000-05-20
参考文献数
19

熱帯地域では持続的な森林資源管理のために,多年生作物を用いた農民の土地利用の安定化が緊要な政策課題となっている。しかしながら,農民の行動様式はその地域の天然資源状態及び社会経済環境に左右される。本論文では,インドネシア・西スマトラ州の調査地での事例をもとに,森林周辺において商業主義化が進む地域住民の農業方式の特徴と土地利用集約化のための課題を考察する。<BR>ミナンカパウ農民は自活のために平坦地で長らく水田耕作を営んできたが,近年山間地で収入増加のための畑地耕作を拡大してきた。畑地には植民地時代以降導入されてきたゴム,コーヒー,シナモンなどの換金作物が広く栽培されている。しかし,農民の畑地耕作は,土壌劣化,苗木入手困難,有害動物など多くの技術的制約に妨げられており,一部農民は自らのアイデアで克服してはいるもののその効果はまだ限定的である。さらにより深刻なのは社会経済的制約であり,小農は十分な解決策を見い出せていない。土地問墾,作付け,作物保護及び収穫のために多量の資本と労働力が必要となるが,農民は米の自給自足のために狭小化・分散化する水間耕作にますます集中せざるを得なくなり,遠方の森林内にある畑地での労働が一層困難となっている。さらに市場価格の不安定もあり,生産手段のない小農は頻繁に換金作物栽培を中断し,畑地は放置されて休耕地となる。休耕地の生産資源は劣化し,十分な資本・労働力なしにはその後の再耕作も困難である。他方農民は栽培・市場取引失敗のリスクを恐れるあまり,果樹その他の樹木作物の本格導入には欝跨しがちで,依然として従来の不安定な森林開拓・換金作物栽培に依存したままである。<BR>こうした商業主義的な農業方式を地域の生態的・経済的な状況に適合させるため,他のスマトラ地域での様々な農業システムの事例をも検討しながら,適切な土地利用集約化の方策が模索されなければらない。
著者
新居田 亨 大塚 進一
出版者
公益社団法人 化学工学会
雑誌
化学工学論文集 (ISSN:0386216X)
巻号頁・発行日
vol.21, no.1, pp.173-180, 1995-01-15 (Released:2009-11-12)
参考文献数
12

規則形状を有する種々の凝集粒子の沈降速度を, シリコンオイルを満たした円筒容器内で測定した.沈降速度に対する壁効果は一次式で補正した.規則形状凝集粒子は, 中心球のまわりに, 中心球とは異なった直径の, 1個~14個の球を, 多面体の頂点になるように, あるいは他の方法で配置したものであり, 11種以上の形状を持っている.モデル凝集粒子の動力学的形状係数は, 周囲の粒子による中心粒子表面の被覆率, 中心粒径に対する周囲粒子径の比, 周囲粒子数および中心粒子に対する凝集粒子の投影面積比などを用い相関された.この中で被覆率による相関は, 種々の形式の凝集粒子に対して最も広い適用範囲を示し, 動力学的形状係数を4%以下の精度で相関できた.
著者
種子田 春彦 大條 弘貴 大塚 晃弘
出版者
一般社団法人 日本生態学会
雑誌
日本生態学会誌 (ISSN:00215007)
巻号頁・発行日
vol.66, no.2, pp.447-464, 2016 (Released:2016-08-24)
参考文献数
126
被引用文献数
3

植物体内の水輸送は、個体が適切な水分含量を保ちながら光合成生産を行うために重要な現象である。通水コンダクタンスはこうした水輸送の速度を決める要素のひとつであり、植物種間や環境によって大きく変化する。そこで、通水コンダクタンスを調べることは、植物の水利用戦略を考えるうえで重要な情報を与える。本稿は、根、茎、葉の3つの組織における通水コンダクタンスの測定手法について、それぞれの組織の水の流れ方と手法の利点と欠点を中心に解説した。
著者
我妻 則義 小野寺 恭一 星 豪 大塚 洋一 小高 信子 堀込 智之 佐藤 昌孝 志摩 茂郎 永井 哲 高橋 明 文屋 優 笹野 義則 奥田 光直 久保 素幸 進藤 典夫 野呂 茂樹 阪路 裕
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.46, no.2, pp.95-100, 1998

大雪の影響が残る大学入試センター試験初日の1月17日,宮城県工業高校を会場に東北支部座談会が行われました。急な呼び掛けにも関わらず,小中高大の関係者者3名,書面提出5名の参加によって,「中間まとめ」に対する活発な意見交換が行われました。午後2時より開始された座談会では3時間に亘り熱心な討議が展開されました。
著者
松田 敬一 大塚 浩通 一條 俊浩 川村 清市
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.68, no.1, pp.75-77, 2006-01-25
参考文献数
23
被引用文献数
3

バナナ給与が子牛の免疫細胞に及ぼす影響を調査した.バナナ(2g/kg BW)を5日間経口給与して0, 5, 10および15日目に白血球表面抗原の解析を行った.5日目において給与群のCD^<3+>, CD^<3+>CD45R^-およびCD^<3+>TcR^+細胞数は対照群に比較して有意に増加した(P<0.05).以上のように, 子牛へのバナナ給与はTリンパ球を増加させることから, 感染防御能を高める可能性が考えられた.
著者
大塚 隆生 中川内 章 下西 智徳 古賀 清和 岡崎 幸生 中房 祐司 宮崎 耕治
出版者
一般社団法人 日本消化器外科学会
雑誌
日本消化器外科学会雑誌 (ISSN:03869768)
巻号頁・発行日
vol.40, no.8, pp.1520-1524, 2007 (Released:2011-06-08)
参考文献数
9
被引用文献数
1

症例は69歳の男性で, 間歇性腹痛と新鮮血下血を来し, 近医で行った腹部CTで上腸間膜動脈閉塞症と診断され, 当科を紹介された. 心電図上心房細動を認めた. 血液検査で白血球とLDHの上昇, 血液ガス分析でアシドーシスを認め, 腸管壊死が疑われたため開腹手術を行った. 小腸は広範囲にわたり色調が変化し, 辺縁動脈の拍動も減弱していたが, 壊死所見はなかった. そこで, 術中血管造影検査を行ったところ, 上腸間膜動脈に空腸第1枝より末梢レベルでの閉塞を認めたため, 動脈壁を切開し, 血栓除去術を行った. その後, 小腸の色調は速やかに回復し, 辺縁動脈の拍動も良好となった. 造影CTでも上腸間膜動脈の血流は良好であった. 上腸間膜動脈閉塞症による腸管壊死の診断で開腹したが, 可逆的腸管虚血を疑い, 術中血管造影検査が部位診断と治療方針の決定に有用であった1例を経験したので, 文献的考察を含めて報告する.
著者
大塚 尚寛 小林 良二
出版者
一般社団法人 資源・素材学会
雑誌
日本鉱業会誌 (ISSN:03694194)
巻号頁・発行日
vol.98, no.1127, pp.1-6, 1982-01-25 (Released:2011-07-13)
参考文献数
10

In order to determine the fracture toughness of various rocks, the splitting tests under the stiff-load are undertaken on eight kinds of rocks, namely OGINO tuff, KIMACHI sandstone, IZUMI sandstone, EMOCHI andesite, INADA granite, fine grained AKIYOSHI marble, medium grained AKIYOSHI marble and TOHOKU marble.The rock specimens (200mm×150mm×20mm) in which have a slot are prepared in this test. The crack initiation and the process of crack propagation are studied by the measurement of splitting load, crack opening displacement and crack length. The values of fracture toughness KIC of various rock specimens are determined with the compliance method, and the relationships between fracture toughness and mechanical properties are investigated.The main results obtained in this studies are as follows;(1) As a result in this test, it is seen that the fracture behaviours of rock specimens are divided into two groups. That is, the fracture crack of rock specimens of one group initiates after the maximum load point in the splitting load-crack opening displacement curve and propagates in a straight line, as OGINO tuff, KIMACHI sandstone, IZUMI sandstone, EMOCHI andesite and INADA granite. The fracture crack of rock specimens of other group initiates at the boundary of grains in rock before the maximum load point and the fracture crack in rock specimens propagateslowly along the boundary, as medium grained AKIYOSHI marble and TOHOKU marble.(2) From the relationship between fracture toughness and mechanical properties of various rocks, it becomes clear that fracture toughness of rocks increases in proportion to compressive strength, tensile strength and shear strength, and that fracture toughness decreases with the porosity of rocks increas.
著者
大塚 悠里 五十田 博 平石 久廣
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会構造系論文集 (ISSN:13404202)
巻号頁・発行日
vol.86, no.790, pp.1664-1673, 2021-12-01 (Released:2021-12-01)
参考文献数
14

The response analysis was conducted considering the site amplification effect on Japanese conventional wooden houses in metropolitan area in this paper. Then, the general tendency of seismic response of the Japanese conventional wooden houses was investigated from the analytical results. Finally, the wooden houses damage estimation map in the metropolitan area was shown for a disaster prevention material. The major findings obtained in this paper were as follows. 1) If the base shear coefficient was 0.1, the first story's maximum drift angle exceeded the drift angle of 1/20, judged as collapse at all analytical sites in the metropolitan area. If the base shear coefficient was 0.4, response drift angles showed values below the safety drift angle (1/30(rad.)) judged as severe damage in most sites.2) Even if the base shear coefficient was 0.6, the maximum response drift angle was larger than the safety limit drift angles (1/30(rad.)) at some sites in Site class 2 and Site class 3.3) In the Site class 3, it might be possibly less than acceptable drift angle even for houses whose base shear coefficient is not so high, if the site acceleration response spectrum is small within the shorter period less than about 1 second.4) It was not easy for wooden houses to reduce their response at the sites in Site class 2, and the sites judged as Site class 3 closer to Site class 2. 5) The phenomenal above mentioned in items 1)~4) were possibly understood from the acceleration response spectrum considering the site amplification effect.6) From the damage estimation map presented in this paper, it may be understood that the maximum response drift angle was large near Tokyo Bay and Chiba's coast and that the sites where the maximum response drift angle was relatively small were the northern Kanto region, such as western Saitama, southern Ibaraki, Tochigi, and Gunma.