著者
斉藤 寿
出版者
駒澤大学
雑誌
法学論集 (ISSN:04393287)
巻号頁・発行日
no.8, pp.76-99, 1971-12
著者
菅野 伸 斉藤 良訓 富永 哲欣 小林 隆一 多田 康彦 山根 宏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EMCJ, 環境電磁工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.81, pp.29-33, 2005-05-19
参考文献数
6
被引用文献数
7

従来の蛍光灯器具は、グローランプ等方式による点灯方式であって、発生する電磁妨害波も小さかった。最近はインバータ方式蛍光灯が主流になりつつあり、ここでは、これらの方式による妨害波特性を評価した結果についてもインバータ方式では、定常状態の放射妨害波レベルが従来方式より30dB程度、また, 定常状態の伝導妨害波レベルも20dB程度、さらに、スイッチ操作により発生する過渡妨害波電流についても40dB程度大きいことが分かった。また、通常、複数台で同時に使用される機器であることから、動作台数の増加による妨害波レベルの変化について測定結果例を示す。
著者
綾部 早穂 小早川 達 斉藤 幸子
出版者
日本感情心理学会
雑誌
感情心理学研究 (ISSN:18828817)
巻号頁・発行日
vol.10, no.1, pp.25-33, 2003-05-10 (Released:2009-04-07)
参考文献数
27
被引用文献数
2 3

To investigate the development of olfactory preferences, a forced-choice procedure embedded in a simple task was used to 2-year-olds' (n=29) hedonic responses to two odors with those of 9 to 12-years-olds' (n=56) and those of adults' (n=29). Verbal communication abilities of 2-year-old children are immature, so to test their preferences for odors is complicated. To overcome this challenge, two physically similar boxes were prepared. f3-phenylethyl alcohol (a rose-like odor) was filled in one box and skatole was placed in the other. Infants watched an animation video in one box and the same video in the other box, and then they were asked in which box they preferred to watch the video again. The 9 to 12-years-old group and the adult group expressed a preference for the box with a rose-like odor. However, the infant group showed no preference between the rose-like odor box and the skatole odor box.
著者
八木 伸行 福井 一夫 榎並 和雅 佐々木 信之 金野 雄二 斉藤 英貴 伊藤 泰雅 富田 龍一郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ICD, 集積回路
巻号頁・発行日
vol.93, no.288, pp.37-44, 1993-10-22

標準TV信号とハイビジョン信号に適用可能なビデオレート映像信号処理プロセッサLSI(HD-Picot)を開発した.本LSIは,演算器間の可変パイプライン構造,プログラム同期制御方式,プロセッサ間同期機構など映像信号処理に適したアーキテクチャを有し,映像信号処理指向の各種演算を,マイクロプログラム(最大32kワード,各48bit幅)により,37.125MHzの速度,24bit精度で行う.2個のALU,2個の乗算器に加え,アドレス演算回路を有しており,データメモリ(最大2Mbyte)の書き込み, 読み出しと同時にデータ処理を行うことができる.本LSIは,約123kゲートの回路規模でCMOSゲートアレイを用いて作られている.
著者
篠田 純雄 斉藤 泰和
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.31, no.2, pp.80-89, 1979-02-01

反応系に含まれる原子をその同位体で置換することによって生じる反応速度の変化(反応速度向位体効果)は,触媒反応機構を考察する上に有用な知見を与える.ここでは,その理論的背景について概説した後,最近の適用例の中で,反応速度向位体効果に基づいてどのような議論がなされているかを述べる.
著者
室伏 重信 斉藤 昌久 湯浅 景元
出版者
中京大学
雑誌
中京体育学研究 (ISSN:02870088)
巻号頁・発行日
vol.23, no.1, pp.38-43, 1982-04-01

The speed, height and angle at which the hammer was released were measured and phasic analysis was performed in this study. Two hammer throwers were selected as subjects. One of them (Subject Mur) had the Japan national record, 71.72 m, in 1981. In this experiment, the records were 70.84 and 52.82 m for subjects Mur and Hos, respectively. Higher values for speed and angle of release were observed in subject Mur. The height of hammer head at release, however, was lower in subject Mur. Duration of delivery phase was longer in this subject. Angular velocity of hammer head was higher in the one foot supporting phase than in two feet supporting phase in higher subject. On the contrary, angular velocity of left wrist was higher in two feet supporting phase in this subject. In subject Hos, however, no significant differences of both angular velocities of hammer head and left wrist were obtained in between one foot and two feet supporting phases.
著者
治部 眞里 松邑 勝治 斉藤 隆行
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.54, no.10, pp.639-651, 2012 (Released:2012-01-01)
参考文献数
12
被引用文献数
1 1

独立行政法人科学技術振興機構(以下,JST)はこれまで蓄積した情報資産等を他のさまざまなデータベース等と連結することによって,JST知識インフラの構築を推進している。構築されたJST知識インフラのデータは,独自仕様ではなく,世界標準的なデータフォーマットを目指している。同時にJST知識インフラを基盤として,計量書誌学的分析,特許分析等の結果や指標を導出し,企業,機関等に対して,今後の経営戦略立案に寄与可能なように,Google Mapsサービス等とデータをマッシュアップ,可視化するサイト「J-GLOBAL foresight」の構築を進めている。JST知識インフラ構築が米国で政府のデータを公開するDATA.GOVの科学技術情報版であるならば,J-GLOBAL foresightは政府のデータをGoogle Maps等とマッシュアップしてデモンストレーションを行っているData-gov Wikiをそれぞれ目指している。
著者
加藤 翔子 小出 明弘 伏見 卓恭 斉藤 和巳
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.26, 2012

新たなユーザー嗜好モデルの構築に向けた一歩として,TwitterのFavorite機能を多重有向グラフとして捉え,Favoriteする頻度がユーザー毎に異なる点に着目し,格差を評価するジニ係数を用いて分析した.具体的には,出・入次数のジニ係数をユーザー毎に求め,相関関係,出・入次数との関係,近接度・媒介度との関係をそれぞれ探究した.また,mention機能についても同様の分析し,結果を比較した.
著者
斉藤 了文
出版者
関西大学
雑誌
萌芽研究
巻号頁・発行日
2003

今年度は、公開講演会を4回行った。羽原敬二(関西大学教授)、中里公哉(九州大学非常勤講師)、藤本温(名古屋工大助教授)、井上能行(東京新聞)、佐藤健宗(弁護士)、山田健二(北見工大)、張明国(北京化工大学文化法律学院STS研究所)、岡田佳男(雪印)の諸氏の講演である。これによって、研究課題に関する議論を深めることができた。そして、成果としては長い論文が一つ、事例報告が4つある。なお、著書として単著が一つ、編著が一つ、また著書の中での論文として一つが公刊された。また、中国の東北大学で、工学倫理を含めた国際会議に出席して講演を行った。これらによって、制度を手がかりとした、人工物に関わる失敗知識の位置づけに関しては、成果の公表の点でもある程度の成果をあげることができた。去年と今年の研究会を通じて、「制度を手がかりとした、人工物に関わる失敗知識の位置づけ」には、工学内の分野の違いによって、様々な問題領域があることが見取られた。例えば、航空機の分野、船舶の分野、食品の分野、原子力の分野、化学工学の分野、情報システムの分野、等々において、問題とされるポイントも異なり、それに対処する方法も異なっている。従って、単純に「テクノロジー一般」について語る方法は見つからない。ただ、各分野の基本概念を抽出することによって、ある程度の鳥瞰的な見通しを得ることは必要とされる。それを通じて、科学技術の失敗そのものだけでなく、それと深い関連を持つ科学ジャーナリズム、法律、国際関係などの社会技術の寄与も重要になる。これらをどのように整理するかが今後の課題となる。
著者
斉藤 日出夫
出版者
三田社会学会
雑誌
三田社会学 (ISSN:13491458)
巻号頁・発行日
no.10, pp.112-126, 2005

論文1. 序2. 身体という問題3. 綜合的統一としての身体4. 実体と外部5. 結語
著者
吉川 厚 斉藤康己
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告知能と複雑系(ICS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.1993, no.103, pp.41-53, 1993-11-24
被引用文献数
1

人間がいかに状況を認識し,それを使って行動を決めるかのモデルをつくるために,囲碁を題材として認知実験を行い,いくつかの現象を見いだした。実験は被験者を非対峙状況において自手を決定するまでの一連の思考を内省しながら対局してもらうことにした。また,片方にはアイカメラを装着し視線データをとった.このような方法で様々な角度からのプロトコルを入手し,それを分析した結果,境界の認識,先読み時の注目点や深さなどにいくつかの知見を得たのでこれを報告する。加えて、今後解明すべき認知的な課題を列挙する。We present an experimental analysis of several phenomena when subjects are playing Go, in order to investigate how people recognize the situation of a game and decide what to do next. Subjects were asked to reflect by themselves while playing a game. One subject wore an eye camera, and we recorded the eye movement data. We analysed those protocols, such as verbal protocol, eye movement, the record of the game and so on. We found out some interesting phenomena and a lot of future research directions.
著者
武田 雅哉 東田 雅博 立川 健治 杉本 淑彦 竹中 亨 斉藤 大紀
出版者
北海道大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2004

本研究においては、画報や映画など、ビジュアルな資料を主たる研究対象としてとして検討を行なってきたが、ヨーロッパと中国および日本の、それぞれの資料に描かれた、それぞれにとっての「外国人」「外国文物」についての検証を、多角的に進めることができた。その過程で、当初の研究対象である「外国人イメージ」をさらに拡大させ、われわれの関心は、都市、政治、制度、物語、科学技術など、広く外国伝来のものに対するイメージを探る方向にも、展開していった。最終的な研究成果報告書においては、「日清・日露戦争時期におけるイギリスの画報に見るアジアイメージ」、「日本の馬匹改良に見る外国イメージ」、「エジプト遠征の記憶に見るアラブ・イスラームのイメージ」、「ドイツの画報に見るアジアイメージ」、「中国清末民初期の画報から文化大革命時期の刷り物に見る鉄道事故のイメージ」、「日本の流行歌に見いだされる上海のイメージ」、「近世ヨーロッパが見た日本の法制度」、「1930年代ハリウッド映画に見られる中国人イメージ」が、研究代表者・分担者および協力者による成果として文章化され、報告されている。3年にわたる研究会を通して、われわれは、互いに研究分野の異なる研究者が、ひとつの図像資料に目を向けて意見交換をしあうことの有効性を痛感した。それぞれが使用する言語の壁を越え、図像というオブジェの解読をめぐって知恵を出し合うという研究のスタイルは、今後の展開においても、そのまま継承されるであろう。今後はまた、英国と中国、日本と中国など、異なる地域において刊行された画報が、同一事件(戦争など)について、それぞれどのように報道されているかを、図像、テキストともに詳細に併読、検討することなども行なっていきたい。
著者
斉藤克英 三田村 史子 奥山 盛弥 長澤 田美子 千種 康民
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告情報システムと社会環境(IS)
巻号頁・発行日
vol.1998, no.25, pp.1-6, 1998-03-17

ヘアスタイルの種類は多種多様であり,また流行による変化も大きい.自分にはどのようなヘアスタイルが似合うのか,また他の人のヘアスタイルが気に入っているが自分に似合うかどうか心配である.そこで本研究では,複数のヘアスタイルの中から好みのものを選び,デジタルカメラを用いて撮影した自分の顔写真に選択したヘアスタイルをフィッティングさせることにより,その場で合成結果を表示し,手軽にヘアスタイルの疑似体験が可能となるシステムを構築した,また,合成した画像に対して,髪の毛については,脱色と色染めの効果,肌の色については,日焼け,ファンデーションによる効果,を付加することができる.本システムはJavaで作成しているため,一ヶ所のWEBサーバと,インターネットへの接続環境と顔画像の撮影環境があるクライアントがあればよく,構築の簡単化と低価格化が容易である.There is a wide variety in hair styles and there, are also many changes as fashion. A person is worried about cutting hair. She/he wants to know both if the desired hair-cut will go well with herself/himself and which hair style will be suitable for her/him. Our research has developed a system that easily allows virtual experience with desired hairstyle to whom can use internet and WEB browser. It is possible to add two functions to the composed image with a desired hair style. When a person select a hair style from many options, the selected hair is fitted onto the picture of her/him face that was taken with a digital camera, and then she/he can appreciate the composed picture. Talking about hair, it is possible to add two kind of effects to the picture: color removing and color painting. Talking about skin, two kinds of effects could be simulated: sunburn and make-up. It is easy and inexpensive to build our system. Due to software is written in Java language, our system only needs a web server and clients with connection to Internet and with the environment to take pictures.