著者
曽我部 真裕
出版者
日本弁護士連合会
雑誌
自由と正義 (ISSN:04477480)
巻号頁・発行日
vol.67, no.6, pp.13-19, 2016-06

【特集1】身近な憲法を考える --裁判における人権条項の活用--
著者
建部修見 森田 洋平 松岡 聡 関口 智嗣 曽田 哲之
雑誌
情報処理学会研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)
巻号頁・発行日
vol.2001, no.77(2001-HPC-087), pp.177-182, 2001-07-25

ペタバイトスケールデータインテンシブコンピューティングのためのGridDatafarmアーキテクチャの設計と実装を行っている.Grid Datafarmは,PCクラスタのローカルディスクを利用した広域データ並列ファイルシステムを提供し,オンラインでペタバイト規模の大容量と,ローカルI/Oバンド幅を利用したスケーラブルなI/Oバンド幅が特徴である.Gfarm並列I/O APIおよびGfarmコマンドにより,単一システムイメージの操作を可能とする.ファイルの複製,ヒストリによる再生成などにより,自動的な耐故障性,負荷分散も目指している.
著者
野本 豊和 八木 伸也 アーリップ クトゥルク 曽田 一雄 橋本 英二 谷口 雅樹
出版者
公益社団法人 日本表面科学会
雑誌
表面科学講演大会講演要旨集 第25回表面科学講演大会
巻号頁・発行日
pp.118, 2005 (Released:2005-11-14)

Ar+スパッタ後、分子を吸着させる前の金属基板加熱温度を制御し、表面粗さを変化させた。任意の加熱温度での表面粗さを原子間力顕微鏡 (AFM)で測定し、90 Kにおける(CH3)2Sの吸着反応及び構造をX線光電子分光(XPS)及び吸収端近傍X線吸収微細構造(NEXAFS)を用いて調べたところ、吸着種及び構造に基板表面粗さに依存した変化が得られた。
著者
丹 洋祐 山下 秀之 曽宇 泰子
出版者
長岡造形大学
雑誌
長岡造形大学研究紀要 (ISSN:13499033)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.68-81, 2009-03-31

The tri-structure is a structural framwork that is analogous to a tree. To restore the aboudant seashore environment destroyed during the development of harbors and bays, I propose a system of artificial seaweed forests. In addition, tri-structure is made in a intertwist and disentangling design. This intertwist and disentangling design concept is one I discovered while studying the space geometry of seashore environments.
著者
宇土沢 直哉 猪股 俊光 新井 義和 曽我 正和
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.456, pp.5-8, 2005-12-02
被引用文献数
1

乳幼児のための予防接種に関する情報は, 主に母子健康手帳や行政の広報などにより提供されているが, 情報が散在していたり, 情報が個人に対応していないなどの課題がある. そこで本研究では, 予防接種に必要な情報を, 保護者が持つ携帯電話に提供する予防接種支援システムを開発した. 支援システムで実装した機能は, 個人毎の接種計画作成, 接種予定日前後における案内メール通知, 接種未実施時の対応通知などである.
著者
香曽我部 琢
出版者
日本保育学会
雑誌
保育学研究 (ISSN:13409808)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.202-215, 2012-12-25

本研究では,少子化,過疎化が急激に進む地方小規模自治体における保育者の成長を,保育者アイデンティティ形成の視点から明らかにし,その特徴について検討する。そして,少子化,過疎化が急激に進む地方自治体の保育者の現職教育の在り方について新たな視座を示唆する。具体的には,熟達した保育者に対して半構造化インタビューを行い,GTAによって分析を行った。その結果,保育者アイデンティティの形成過程において,少子化によって施設の規模の差異が生じ,その差異や差異のある施設間を異動するによって,さまざまな問題や良い効果が生み出されていることが示された。そして,これらの問題に対して,保育者は,異動を繰り返し(異動サイクル),その度に新たな気づきを得て,理想とする保育実践を構想し,葛藤することを保育実践において繰り返す(実践サイクル)中で,保育所や研究会などの公的な組織ではない,保育者間の個人的なつながり(保育実践コミュニティ)を生み出し,問題に対応していることを明らかにした。そこで,本研究では,施設の規模に応じた,現職教育の研修内容や体制の在り方について例示を行った。
著者
曽我部 真裕
出版者
京都大学新聞社
雑誌
京都大学新聞
巻号頁・発行日
pp.1-1, 2015-12-01
著者
大曽 美恵子
出版者
名古屋大学
雑誌
言語文化論集 (ISSN:03886824)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.21-30, 2001
被引用文献数
9
著者
片岡 大輔 曽根 智史 谷畑 健生 谷口 栄作 牧野 由美子 中川 昭生
出版者
Japanese Society of Public Health
雑誌
日本公衆衛生雑誌 (ISSN:05461766)
巻号頁・発行日
vol.52, no.10, pp.898-905, 2005

<b>目的</b> 「健康ますだ21」は2001年度を初年度として,2004年・2007年に中間評価,計画の見直しを行い,2010年を目標年次とする10か年計画である。「健康ますだ21推進協議会」の下部組織として,「栄養・食生活と歯科保健部会」「たばこと酒部会」「運動とストレス部会」の 3 つの部会がある。市域15地区では,3 つのうち 1 つの部会の活動テーマを 3 年ずつ重点的に展開している。本研究の目的は,中間評価の一環として,過去 3 年間の活動が益田市民の健康行動の向上に有用であったか否かを検証することである。<br/><b>方法</b> 対象は,益田市15地区から無作為に抽出された20歳以上の男女4,000人である。「栄養・食生活」,「歯の健康」,「たばこ」,「アルコール」,「身体活動・運動」,「休養・こころの健康づくり」の 6 分野,合計29の指標について,市民の健康づくりに対する意識・行動等を調査した。まず市全体の集計結果を,行動目標値と照合した。つぎに2000年に行われた健康行動調査時のベースライン値と,2004年の指標値を市全体で比較した。さらに2000年と2004年の指標値を,延べ 6 つの性・年齢階層別に比較した。最後に過去 3 年間に重点的に展開した活動テーマにより,15地区を 3 つの地区群にまとめ,地区群別に比較した。<br/><b>結果</b> 回収数は2,946件(回収率73.7%)であった。益田市の行動目標を達成した指標は,「男性の喫煙率」であった。2000年と2004年の指標値を比較したところ,市全体において11指標が有意に改善し,5 指標で悪化を認めた。5 つの性・年齢階層では,改善した指標数が悪化した指標数を上回った。各地区群の重点分野で合計 7 指標が改善し,これら 7 指標の全ては,市全体においても有意に改善を示した。各地区群の重点分野で悪化した指標はなかった。<br/><b>結論</b> 15地区が部会の活動テーマを推進することにより,各地区で弱点分野を補強しながら,市全体の健康行動の向上に寄与している可能性が高いことが示唆された。今後これらの活動がさらに多くの市民に認知され,各年齢階層および各地区で生活習慣の改善に結びつくことが期待される。
著者
山下 万平 曽山 明彦 高槻 光寿 日髙 匡章 宮明 寿光 黒木 保 中尾 一彦 江口 晋
出版者
一般財団法人 日本消化器病学会
雑誌
日本消化器病学会雑誌 (ISSN:04466586)
巻号頁・発行日
vol.112, no.2, pp.325-331, 2015-02-05 (Released:2015-02-05)
参考文献数
30

症例は60代女性.C型肝硬変に対して生体肝移植,脾臓摘出術を施行.C型肝炎再発に対するインターフェロン療法中に発熱,下痢,嘔気が出現,ショックとなり脾摘後劇症型感染症と診断されたが,集中治療により救命した.脾摘後劇症型感染症は生命予後が不良であり,救命率の改善には予防の徹底,症状が軽度の段階から劇症化する可能性があることを念頭において,きわめて迅速に治療を開始することが必要である.
著者
山本 忠弘 阿曽 正登 清水 敏昭
出版者
日本火災学会
雑誌
日本火災学会論文集 (ISSN:05460794)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.17-23, 1984 (Released:2012-07-04)
参考文献数
7

It is well known that on addition of water onto a large amount of quick lime an exothermic reaction occurs and accumulated energy brings about a fire. However, even a small amount of desiccant for foods (about 110 g) brought about a fire in Himeji City of Hyogo Prefecture last year. Authors had interest in the fire caused by a desiccant and tried 47 ignition tests using desiccant (I) and quick lime in technical grades (II). The tests were carried out under conditions like the fire: Package of (I) or (II) was placed in sugar can (200 φ × 270 H) filled with a large volume of newspapers and tissue papers. Water was dropped into the opened package. 1) In 33 ignition tests for (II), ignition occurred 8 times and smoldering 10 times. The shortest time reached to ignition was 40 minutes and 34.6 ml of water was dropped for this period. The longest time was 90 minutes and 60 ml was dropped. When water was dropped at the rate of 0.5 - 0.9 ml/min in the range of these times and water amounts, the possibility reached to the ignition was high. 2) In 14 ignition tests for (I), smoldering occurred 4 times and smoke filled inner parts of the can. In the case of (I) having low calorific values such as less than 4 kcal/mol, smoke did not occur and the temperature did not rise to over than 200 °C. 3) Calorific values of (I) with water were 5 - 6 kcal/mol in average and less than 1/2 as compared to those of quick lime in 100% purity (determined value, 14.6) and in technical grades (11.9). The lowest one was 3.3 kcal/mol. 4) When the package included desiccant was immersed in water for 2 hours, about 70% of initial weight increased. The packing paper can pass fairly large amounts of water.
著者
曽和 治好
出版者
公益社団法人 日本造園学会
雑誌
ランドスケープ研究 (ISSN:13408984)
巻号頁・発行日
vol.62, no.5, pp.661-664, 1998-05-25 (Released:2011-07-19)
参考文献数
9

對龍山荘庭園を事例とし, 庭園の環境音, 特に水音に着目し, 騒音レベル計測と環境音聴取をとおして概況を調査・記録した。調査結果を騒音レベル等値線図に視覚化するなどの方法論により, 空間と音の関係を考察した。その結果,(1) 本庭園は交通音や外部の侵入音の影響を受けにくく, 音を聞き分けやすい静かな音環境の中にある。(2) 滝や水落の音が本庭園の内部音環境を特徴付けている。(3) 本庭園の音空間が3つのエリアに類別でき, そのエリアやエリア中の音空間が庭園の意味的空間構成と重なった。(4) 北池の滝音が平面距離によらず, 視点場の意味に沿うような聞こえ方をしている。このように従来認識が難しかった庭園音環境の空間的読みとりが出来た。
著者
早川 由紀夫 荒牧 重雄 白尾 元理 小林 哲夫 徳田 安伸 津久井 雅志 加藤 隆 高田 亮 小屋口 剛博 小山 真人 藤井 敏嗣 大島 治 曽屋 龍典 宇都 浩三
出版者
特定非営利活動法人日本火山学会
雑誌
火山. 第2集 (ISSN:04534360)
巻号頁・発行日
vol.29, pp.S208-S220, 1984-12-28

Stratigraphy and thickness distribution of the pyroclastic fall deposits formed during the eruption of Miyakejima volcano on October 3-4, 1983, were studied immediately after the deposition. Of the total mass of 20 million tons erupted, 8.5 million tons were ejected as basaltic scoria to form a complex set of air-fall deposits east of the fissure vents. One million tons of the latter were ejected from the upper fissures as fire-fountain products. The rest was the product of phreatomagmatic explosions which occurred in the lower fissures where ground water chilled the magma to form dense scoria blocks which devastated villages. Explosion craters and a tuff ring were formed along the N-S trending lower fissures. Account of the general distribution of the deposits, nature of the constituents, mutual stratigraphic correlation and correlation with observed sequence are given.
著者
曽原 国蔵
出版者
新建築社
雑誌
新建築 (ISSN:13425447)
巻号頁・発行日
vol.31, no.1, 1956-01
著者
播摩 敏雄 曽根 敏夫
出版者
The Institute of Noise Control Engineering of Japan
雑誌
騒音制御 (ISSN:03868761)
巻号頁・発行日
vol.27, no.5, pp.365-372, 2003-10-01

バイク用ヘルメットの装着が, バイク運転者による警笛音, 車輌の接近音などの到来方向に対する判断にどのような影響を及ぼすかを聴取実験によって調べた。ヘルメットは, 両耳を覆い, 音を遮断し, ヘルメット全体の振動を通して内部に音を伝えるため, 音源の認識や方向を誤らせる要因となる。聴取実験の結果は, 音源が被験者の前方にある場合に判定がやや良く, 側方や後方にある場合は判定が困難になる。また, ヘルメット装着時の方向判断は, 低い周波数帯域 (0.25, 0.5kHz) の音では, 遮音の影響よりもヘルメット内での反射や共振が方向定位に影響を与える。高い周波数帯域 (4, 8kHz) では, ヘルメット自体の遮音量が大きいことから, ラウドネスの低下が方向定位に強く関与していることが示された。

2 0 0 0 OA 成形圖説

著者
曽槃, 白尾國柱 [ほか編]
巻号頁・発行日
vol.巻25, 1800