著者
中澤 潤 中道 圭人 朝比奈 美佳 中道 圭人 ナカミチ ケイト Nakamichi Keito 朝比奈 美佳 アサヒナ ミカ Asahina Mika 古賀 彩 コガ アヤ Koga Aya
出版者
千葉大学教育学部
雑誌
千葉大学教育学部研究紀要 (ISSN:13482084)
巻号頁・発行日
vol.56, pp.125-130, 2008-03

本研究では,音楽や造形の熟達者と非熟達者の幼少期の環境の違いを検討した。調査1(N =307)では音楽専攻の大学生と,調査2(N =216)では造形専攻の大学生と他の学問を専攻する大学生を比較した。その結果,音楽や造形に熟達している大学生は,そうでない大学生に比べ,幼少期の音楽や造形に関する物理的な環境や人的な環境が整っていたことが示された。さらに,物理的な環境より人的な環境が音楽や造形の熟達には影響している可能性が示された。This study examined differences between environments in young childhood of artistic expert and novice. Ex 1. (N=307) compared expert students in music with novice students, and Ex 2. (N=216) compared expert students in design art with novice students. These results showed that expert students had rich physical and human environments in young childhood more than novice students. In addition, human environments influenced expertise of music and design art more than physical environments.
著者
朝比奈 滉直 小笠原 正 朝比奈 伯明 石原 紀彰 山上 裕介 秋枝 俊江 望月 慎恭 朝比奈 義明 蓜島 弘之
出版者
一般社団法人 日本障害者歯科学会
雑誌
日本障害者歯科学会雑誌 (ISSN:09131663)
巻号頁・発行日
vol.40, no.2, pp.146-152, 2019-06-30 (Released:2019-10-31)
参考文献数
14

リドカインテープを表面麻酔として使用した浸潤麻酔の刺入時と注入時の痛みをアミノ安息香酸エチルと比較した.さらに知的障害者へのリドカインテープ使用による浸潤麻酔時の外部行動について評価したので,報告する.はじめに,健常成人9名に対してリドカインテープとアミノ安息香酸エチルの表面麻酔効果をVASとカテゴリカルスケールにて評価を行った.次に,知的障害者20名を対象に,浸潤麻酔時に外部行動として体動,発声,啼泣の有無,表情の変化を評価した.健常成人の調査では,リドカインテープ群が刺入時と薬液注入時に「違和感がある」と評価し,「少し痛い」とした者は存在しなかった.アミノ安息香酸エチル群は刺入時に55.6%,薬液注入時に77.8%の者が「少し痛い」と評価した.知的障害者への浸潤麻酔時は,リドカインテープ群は,体動,発声,啼泣の有無,表情の変化において全員が平静を維持したが,アミノ安息香酸エチルでは,平静を維持しなかった者が存在した.1つ以上の項目で不適応行動がみられた者を不適応と判定した場合,リドカインテープ群は不適応が0%,アミノ安息香酸エチル群で不適応が50%であった(p<0.05).したがって,リドカインテープは,浸潤麻酔時に痛みを与えず,知的障害者において浸潤麻酔時の不適応行動を引き起こさず,歯科治療時の適応行動を維持するのに有用であることが示唆された.
著者
吉田 豊彦 藤井 彰 高橋 秋廣 三枝 義孝 朝比奈 太郎
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.41, no.1, pp.60-74, 1987-01-20

放送局内の, よく知られているコンピュータシステムとしては, 番組送出業務に用いられている自動番組送出システムがある.近年, この種システムは, 信頼度向上のために二重化システムが採用されるなどして, ますます大規模になってきている.また, 放送施設, 機械の割当て調整, 要員の業務調整, 番組編成計画の策定にまで及ぶ機能を持った番組技術システムのようなものもある^<1)>.その一方, 最近, 番組制作部門では, 制作される番組の範囲に応じた各種コンピュータシステムが導入されつつある.この章で取りあげている制作支援システムとは, 文字どおり放送番組の制作現場で番組に密着して, その制作を支援するシステムである.近頃, この制作支援システムなる名称が各所で話題にのぼるようになってきたのは, (1)放送番組の編成の傾向が, 従来よりも情報主体のものとなり, リアルタイムで種々の大量のデータ, 番組素材を処理する機会が増してきた.(2)OA機器の普及によって, ワープロ機能, グラフィック機能, 通信制御機能のすぐれたワークステーション(パソコン)や, LAN, VAN等の各種コミュニケーションの手段を安価に利用できるようになった.(3)番組制作コストの低減, 制作時間の短縮を図るため, できるだけ番組素材, 番組関連データを整理, 保存し, 再利用する必要が生じてきた.などが主な理由である.さらに, 最近のパソコンにはソフトウェア開発用の種々のツールが完備していて, プログラム開発が容易になっていること, ハードウェアの安定度が向上し, これら機械を番組の制作現場に持ち込んでも, 専門の技術要員なしに充分, 機能を発揮できるようになってきたことも理由にあげられる.この章においては, 5-2節で, 時々刻々変化する気象情報に対応した大量の気象データを, リアルタイムで処理し, 分配, 映像信号化するシステムの例として気象情報分配システム, 5-3節で, ニュース番組の制作現場など, 即時性を要求される状況下で, 迅速な画像処理を行い, タイトル画面, 説明画面の制作を行う例として, コンピュータグラフィックスシステム, 5-4節で, 毎日毎日発生する放送済素材データ, ニュース素材データをデータベースに登録, 一元管理し, システムに加入している各社の端末からキーワードによって検索し, 再利用を行う番組ライブラリーシステム, 5-5節では, 国政レベルの選挙速報番組に用いられる速報システム, 5-6節で, スポーツ番組において, 試合の経過状況, 得点表示などに用いられる表示システム, について述べる.
著者
朝比奈 彩 稲葉 浩久 新谷 恒弘
出版者
南江堂
雑誌
胸部外科 (ISSN:00215252)
巻号頁・発行日
vol.62, no.12, pp.1032-1034, 2009-11
被引用文献数
1
著者
朝比奈 正人
出版者
三輪書店
雑誌
脊椎脊髄ジャーナル (ISSN:09144412)
巻号頁・発行日
vol.30, no.2, pp.133-138, 2017-02-25

はじめに 胸髄には交感神経節前神経,仙髄には副交感神経節前神経(脊髄中枢)が存在し,これらの神経に連絡する経路は頸髄を下行するため,頸髄病変によりこれら下行路が障害されると自律神経障害を呈する.自律神経症候が最も注目される脊髄疾患は脊髄損傷であろう.脊髄損傷の急性期には,血圧低下(脊髄神経原性ショック),尿閉などの排尿障害,便秘・便失禁などの直腸障害,発汗減少などを呈する.また,慢性期にみられるautonomic dysreflexia(膀胱刺激や内臓刺激,体性刺激により高血圧,頭痛,発汗,徐脈などが誘発される発作性の異常)は,脊髄損傷患者のリハビリテーションや介護を行ううえで大きな問題となる.一方,頸椎症は日常臨床で遭遇することの多い疾患であり,脊髄神経根あるいは脊髄の障害により多彩な症候を呈する.頸椎症性脊髄症は自律神経脊髄下行路の障害により自律神経症候を呈するが,関心は低く,研究も少ないのが現状である.本稿では,臨床において脊椎症性脊髄症における自律神経症候に焦点をあて概説する.
著者
阿部 敏紀 相川 達也 赤羽 賢浩 新井 雅裕 朝比奈 靖浩 新敷 吉成 茶山 一彰 原田 英治 橋本 直明 堀 亜希子 市田 隆文 池田 広記 石川 晶久 伊藤 敬義 姜 貞憲 狩野 吉康 加藤 秀章 加藤 将 川上 万里 北嶋 直人 北村 庸雄 正木 尚彦 松林 圭二 松田 裕之 松井 淳 道堯 浩二郎 三原 弘 宮地 克彦 宮川 浩 水尾 仁志 持田 智 森山 光彦 西口 修平 岡田 克夫 齋藤 英胤 佐久川 廣 柴田 実 鈴木 一幸 高橋 和明 山田 剛太郎 山本 和秀 山中 太郎 大和 弘明 矢野 公士 三代 俊治
出版者
The Japan Society of Hepatology
雑誌
肝臓 = ACTA HEPATOLOGICA JAPONICA (ISSN:04514203)
巻号頁・発行日
vol.47, no.8, pp.384-391, 2006-08-25
被引用文献数
18 56

極く最近まで殆んど不明状態にあった我国のE型肝炎の実態を明らかにする目的で,我々は全国から総数254例のE型肝炎ウイルス(HEV)感染例を集め,統計学的・疫学的・ウイルス学的特徴を求めてこれを解析した.その結果,[i]HEV感染は北海道から沖縄まで全国津々浦々に浸透していること;[ii]感染者の多くは中高年(平均年齢約50歳)で,且つ男性優位(男女比約3.5対1)であること;[iii]我国に土着しているHEVはgenotype 3とgenotype 4であるが,後者は主に北海道に偏在していること;[iv]年齢と肝炎重症度との間に相関があること;[v]Genotype 3よりはgenotype 4による感染の方が顕性化率も重症化率も高いこと;[vi]発生時期が無季節性であること;[vii]集積症例全体の約30%は動物由来食感染,8%は輸入感染,2%は輸血を介する感染に帰せしめ得たものの,過半の症例(約60%)に於いては感染経路が不明のままであること;等の知見を得た.<br>
著者
田中 真吾 朝比奈 泰子 佐藤 宏樹 三木 晶子 堀 里子 澤田 康文
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.134, no.6, pp.757-766, 2014-06-01 (Released:2014-06-01)
参考文献数
30
被引用文献数
1 1

It has been reported the use of nonsteroid anti-inflammatory drugs (NSAIDs) in late pregnancy was associated with potentially fetal toxicity (contraction of fetal ductus areteriosus). According to the package inserts in Japan, many oral NSAIDs are contraindicated to women in late pregnancy, but several oral and topical NSAIDs with case reports of fetal toxicity are not. In the present study, a web-based questionnaire survey was conducted in pharmacists/physicians to determine their awareness of fetal toxicity caused by NSAIDs, as well as their attitudes regarding the use of NSAIDs in late pregnancy. Responses were obtained from 427 pharmacists, 22 obstetricians, and 160 non-obstetric physicians. Of the non-obstetric respondents, more than 40% had no knowledge of fetal ductus arteriosus contraction caused by oral ibuprofen, and most of them were not aware of the relevant warning statement on the package insert. In contrast, these were familiar to nearly 100% of the obstetricians. As for ketoprofen tape, only 20-40% of the pharmacists/physicians were aware of the warning statement, and nearly all respondents did not confirm whether the patient was in late pregnancy. The majority of the respondents answered that oral ibuprofen, ketoprofen tape and NSAID-containing OTC drugs should not be used in late pregnancy after they knew the warning statements in late pregnancy. This survey suggests that the fetal toxicity of NSAIDs is not well recognized by pharmacists/physicians. It would be necessary to make it thoroughly known to them through such as enrichment of safety information on the package inserts, accompanying with the evidence.
著者
朝比奈 正二郎
出版者
日本衛生動物学会
雑誌
衛生動物 (ISSN:04247086)
巻号頁・発行日
vol.14, no.2, pp.69-75, 1963
被引用文献数
1 4

日本からゴキブリ類を分類学的に記録した最初の人は, De Haan(1842)かと思われるが, その種類("Blatta concinna")は実はマレー系の熱帯種で, 当時ジャワ産の標本を混じたらしく, この種類は日本の領土のどこからも発見されない.故に昆虫学者の手になる学名を付した邦産ゴキブリの記録としては, 松村松年(1898, 明治31年)がその著「日本昆虫学」p.56に3種類, "ゴキブリ(Periplaneta americana), チヤバネアブラムシ(Phyllodromia germanica), オオアブラムシ(Panesthia angustipennis)"を記載したのを以て最初としてよいかと思う.次に松村博士の千虫図解(1904)第1巻に4種類が図説され, つづいて素木博士の論文がいくつか(1905/06, 1906, 1907/08)でて, 新種や未記録種が記載され, 台湾産種にも及んだ.1913年の松村博士の新千虫図解第1巻には主とし台湾産18種が登載され, 当時Sauterの採集品をしらべたドイツのKarny (1915) も台湾産"32"種を記録した.Karnyはこれより先1908年にFilchnerの支那およびチベットの採集品を記載した際に本邦産のヤマトゴキブリを新種としてはなはだ不充分に記載した.爾来この類は積極的に採集も研究もされたことがないといつても過言でなく, その間1931年に一応素木博士の日本・台湾を含む"68種"の総まとめが行なわれ, 昭和の初期以来古川晴男博士(1930, 1938, 1941, 1948)も若干この類に手を染められただけにとどまる。したがつて最近までの邦産ゴキブリ類の分類学的知見は卒直に云つて, 全く"badly out of date"の状態であつて, 凡そ世界の水準から50年ないし100年位もおくれているといつても差支えない程であつた.一つにはこの類とまともに取組む人がいなかつたことにもよるが, 元来熱帯地を好むゴキブリ類は, 本邦ではその大部分の種類が九州以南特に琉球列島に棲息していて, 研究材料の不足, 観察の至らなかつた点が大きかつたためと考えられる.したがつて幼虫を成虫と誤つて名称を与えたもの"Cryptocercus spadicus Shiraki"(実はオオゴキブリの幼虫), "Opisthoplatia maculata Shiraki"(実はサツマゴキブリ幼虫)のごときものもあり, 素木博士(1931)の"Phyllodromia"(この属名は1903年以来用うべきでないことになつていた)属は今日から見れば5ないし6属を混じていたことになる.また旧い欧州の研究者の文献の入手も困難である上に, それらの中の記載も今日の水準から見れば, 極めて簡略不親切であつて, 生殖器などの図示を伴うものが少く, したがつてタイプ標本を見ることの不可能な場合には殆んど手のつけようがなかつたともいえる.今日でもこの状態は殆んど改善されていないが, 国内種の標本などの資料については, 今後のわれわれの努力によつて集積する外致し方がない.更に文献および国外種の標本の蒐集に関してはなお前途多難を思わせるものがある.今日世界のゴキブリの分類は, 新大陸所産のものについては比較的よく行なわれているが, 旧熱帯産のものは著しく混乱し模式標本を直接しらべ直さずには整理不可能であるかのごとき感がある.幸にしてここ20年以来, スエーデンLund大学のDr. K. Princisの努力によつて欧洲の博物館に保存されている多数の模式標本の再検討が進みつつあり, また基準となるような検索表や体系もできつつあるので前途には明るい見通しがあるように思う.幸か不幸か, 邦産のゴキブリ類は, 恐らく僅に30種以上50種はこえないものと思われるが, その殆んど全部は南方インド, マレー諸地域および中南部支那のものに関係のある属種であつて, 分類上の比較または位置の決定には可なり困難を感じさせるものがある.近年各地の研究者諸兄の御好意によつて, ゴキブリ類の標本は少しずつ手許に集りつつあるが, 本邦ではその成熟繁殖の時期が夏期, 特にその前半に集中し, 盛夏期または秋期には採集の能率が上らないように思われるし, 野外の樹上生活性のものは敏活に逸走し, 時に飛翔するために採集は必ずしも容易でない.わが国では特に戦後において, ゴキブリ類のあるものが屋内害虫として重要性を帯びてきており, 住家性の数種の学名の訂正などについては既に2・3整理を試みたが(朝比奈, 1955, 1960, 1961), これらの近似種あるいは野生種については, 今後一応整理のついたものから逐次覚え書きを作つてゆきたいと思う.本文に入るに先立ち, 今日まで標本その他について御援助を惜しまれなかつた同学諸先輩諸賢に深く謝意を表すると共に重ねて今後の御支援を願う次第である.
著者
朝比奈 正二郎
出版者
国立科学博物館
雑誌
国立科学博物館専報 (ISSN:00824755)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.145-"156-2", 1974

世界の熱帯および亜熱帯の洞窟から, 興味深いゴキブリ類が数多く知られている。わが国からは, このようなゴキブリ類は, 従前まったく見つかっていなかったのであるが, 1958年以降, 主として上野俊一博士の努力によって, 琉球列島の島じまの洞窟から, 真洞窟性ゴキブリであるホラアナゴキブリ科Nocticolidaeの種類と, モリゴキブリ属Symploceのうちおそらく好洞窟性と考えられる種類の標本が得られるにいたった。ここに, 成虫が確認されたものについて次のような名称を与え, 記載を行なった。I. ホラアナゴキブリ科Nocticolidae 1a. ホラアナゴキブリ(上野, 1964) Nocticola uenoi nov. (沖永良部島, 与論島, 沖繩本島) 1b. キカイホラアナゴキブリ(新称) Nocticola uenoi kikaiensis nov. (喜界島) 1c. ミヤコホラアナゴキブリ(新称) Nocticola uenoi miyakoensis nov. (宮古島) II. チャバネゴキブリ科Blattellidae 2. エラブモリゴキブリ(新称) Symploce okinoerabuensis nov. (沖永良部島) 3. ミヤコモリゴキブリ(新称) Symploce miyakoensis nov. (宮古島)なお, モリゴキブリ属Symploceのものと思われる幼虫が, 喜界島, 与論島, 沖繩本島, 久米島および石垣島より得られた。また, ツチゴキブリ属Margatteaと思われる1個の幼虫も, 沖永良部島の洞窟より得られている。
著者
小海 宏之 朝比奈 恭子 岡村 香織 石井 辰二 東 真一郎 吉田 祥 津田 清重
出版者
藍野大学
雑誌
藍野学院紀要 (ISSN:09186263)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.59-66, 2000

Folstein, M. F.(1975)らが開発した簡易な認知機能検査であるMini-Mental State Examination(MMSE)は,臨床的有用性が高く,様々な分野の認知機能検査として用いられてきている。しかし,原版及び既に訳出されている日本語版ともに,重症度の判別基準は,まだ示されていない。そこで,今回,われわれは,改変した日本語版MMSE-Aino(MMSE-A)を作成し標準化を行い,さらに,MMSE-Aに重症度判別基準を適用した。その結果,MMSE-Aの平均点±標準偏差は,重度認知障害群で4.6±4.1,中等度認知障害群で11.2±3.8,軽度認知障害群で16.9±3.5,境界域認知障害群で19.1±2.4となった。また,MMSE-Aは,HDS-R(Hasegawa Dementia Scale-Revised)及びNDS(Nishimura Dementia Scale)との併存的妥当性が非常に高いことが確認された。また,MMSE-Aの再検査信頼性もきわめて高く,高い内的整合性と高い信頼性をもっていることが確認された。
著者
朝比奈 岳彦
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.59, no.1, pp.82-86, 2017-12-15

全国高等学校情報教育研究会は,高等学校で教科「情報」を教えている教員の情報交換を目的とした団体である.略称は全高情研(ぜんこうじょうけん)と言う.本会では毎年,全国大会を開催しており,2017年で第10回大会を迎えた.2017年大会では「情報教育にかかわるすべての人へ」を大会テーマに,分科会やパネルディスカッションが実施された.その中で,大阪大学,東京大学,情報処理学会が取り組んでいる「情報学的アプローチによる『情報科』大学入試選抜における評価手法の研究開発」に注目が集まった.教科「情報」ならではの思考力・判断力・表現力を問う問題とはどのようなものか,また,その評価方法はどうすればよいのかが討論された.
著者
野田 泰三 肥留川 嘉子 朝比奈 英夫
出版者
京都光華女子大学
雑誌
京都光華女子大学研究紀要 (ISSN:13465988)
巻号頁・発行日
vol.51, pp.142-156, 2013-12

了以以前の角倉氏と嵯峨地域 / 野田泰三本学図書館所蔵の「角倉切」と「嵯峨本」 / 肥留川嘉子角倉素案の古典学 : 藤原惺窩と素庵 / 朝比奈英夫
著者
鈴木 啓子 朝比奈 完 米山 公造 亀岡 信悟
出版者
東京女子医科大学
雑誌
東京女子医科大学雑誌 (ISSN:00409022)
巻号頁・発行日
vol.68, no.5, pp.258-261, 1998-05-25
被引用文献数
3