著者
細川 敦之 宮本 勉 松野 慎介 川崎 幸子 玉井 豊理 田辺 正忠
出版者
岡山医学会
雑誌
岡山医学会雑誌 (ISSN:00301558)
巻号頁・発行日
vol.100, no.9, pp.921-926, 1988

Ga-67-scintigraphy was performed on 3 patients with malignant lymphoma of the thyroid. Ga-67-accumulation was noted in the primary lesions of two patients. Ga-67-accumulation was seen in an inflammatory lesion, which was not the primary lesion, in the other patient. One of the patients, who was a 48 year-old woman with primary malignant lymphoma of the thyroid, had metastases in the mediastinum, neck and axillar region. The metastases were clearly detected by T1-201 imaging, but Ga-67 did not accumulate in the metastatic foci. It seems that T1-201 is superior to Ga-67 in defining a primary malignant lymphoma of the thyroid.甲状腺原発の悪性リンパ腫は比較的稀な疾患であるが,甲状腺に腫瘤を触知する時には常に鑑別を要する疾患である.私共は3例の甲状腺原発の悪性リンパ腫を経験し,治療前の3例すべてに(67)Ga-citrate似下(67)Gaと略す)シンチグラフィーを施行し,そのうち1例には(201)Tl-chloride(以下(201)Tlと略す)シンチグラフィーを合せ行ない,病巣の進展の描出に(201)Tlが(67)Gaに比べて優れていたので若干の文献的考察を加えて報告する.
著者
澤村 明彦 二文字 俊哉 小林 寛道 佐藤 孝 大河 正志 丸山 武男 吉野 泰造 國森 裕生 細川 瑞彦 伊東 宏之 李 瑛 長野 重夫 川村 静児
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. LQE, レーザ・量子エレクトロニクス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.526, pp.17-20, 2003-12-11

これまで我々はRb原子の吸収線に磁気光学効果を用いる安定化法に,我々が考案したPEAK方式を採用することで基準信号を得て,半導体レーザの発振周波数安定化を行ってきた.また近年,フェムト秒パルスモード同期レーザによる光周波数コムが光周波数の新たな基準として注目されている.そこで本研究ではPEAK方式を用いて安定化したレーザの周波数安定度を,光コムジェネレータを用いて測定した.さらに安定度の改善と発振スペクトル幅の狭窄化を目的として,1つの半導体レーザに2つの光フィードバック(ダブル光フィードバック)を施した状態で発振周波数を安定化することについて検討した.
著者
相澤 一美 山崎 朝子 野呂 忠司 望月 正道 細川 博文 河内山 晶子 杉森 直樹 飯野 厚 清水 真紀 藤井 哲郎 磯 達夫
出版者
東京電機大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

テキストのカバー率を95%にするための語彙レベルと,読解テストで十分な得点を取るための語彙サイズの間にはギャップがあることが明らかになった。例えば,大学入試センター試験の読解問題で,約3000語を学習することになっており,テキストも3000語の語彙知識があれば,95%をほぼカバーできるが,実際に理解度を試す問題に正答するには,5000語の語彙知識が必要であった。同様に,アカデミックテキストは,約5000語でほぼ95%をカバーできるが,十分な得点を取るためには,6500語が必要なことがわかった。
著者
稲垣 洋輔 香川 美仁 森川 広一 岩附 信行 林 巖 細川 俊之
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
Dynamics and Design Conference : 機械力学・計測制御講演論文集 : D & D (ISSN:13480235)
巻号頁・発行日
vol.2000, 2000-09-01

This paper describes the optimization of the case cover of small hard disk drive (HDD) used for personal computers. Small Hard disk drives are one of the main causes of noise radiated from personal computers or workstations. Nowadays the rotational speed of spindle motor used to rotate disks is increased year by year in order to increase the transfer speed. It is afraid that the noise radiated from small HDD is increasing more and more accordingly. Optimization of the shape of ribs which are attached on the case cover are hence tried in order to reduce the noise radiated from small HDD used for personal computers. Firstly, the natural modes of flexural vibration of the case covers of small HDD, which were made of aluminum, steel, and brass, were experimentally determined, and the natural frequencies, mode shapes, and damping coefficients were determined. Secondly, the sound power radiated from the case covers was theoretically estimated dy using the results of FEM modal analysis, was made sure to coincide with the measured values. Finally, the sound powers radiated when the thickness of the case cover was uniformly thickened, and when radial ribs, lattics ribs, or circular ribs were attached on the case cover, were compared. As the results, it has been revealed that the sound power is more reduced as the thickness is increased, the increase of thickness is effective especially to the low modes. For attaching ribs, radial ribs were most effective, and the sound power was more reduced as the number of ribs and/or the height was increased.
著者
原田 淳 宇佐美 繁 野見山 敏雄 谷口 吉光 久野 秀二 中島 紀一 大木 茂 細川 允史 原田 淳
出版者
宇都宮大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2001

本研究では対象とした事例はいずれもWTO体制下にあっても確実な成長を実現してきた産直産地組織と総称される農家グループである。その特徴は、新政策がサブ戦略として打ち出した環境保全型農業を早い時期から経営の基本戦略に位置づけ、主として生協との産直という形で、卸売市場への無条件委託販売ではなく、産地組織自身の手で消費をつかみ、継続的な事業システムを構築してきたという点にあった。産直産地組織は環境と安全性重視の農業生産体制の確立と戦略的マーケティングによる農産物販売を機軸とした農家の連合組織であり、法人形態としては農事組合法人、有限会社、株式会社、系統農協、法人格のない任意組織などさまざまである。既存の農業組織のなかでは組織形態や活動内容は農協に類似している。本来ならば系統農協が果たすことを期待された諸機能を、現実には多くの農協が果たし得ていないなかで、意志のある生産者たちが自ら農協類似の組織を作り上げ、時代を生き抜く道を拓いてきたと理解できる。マーケティングを軸とした戦略的経営についてのこれまでの議論は個別経営に視点をあてたものが多かったが、本報告の事例は意志のある農家によるグループとしての組織的な経営展開である。環境・安全など新時代農業のポリシーが確立されているという点、先端的マーケティングを展開する活力ある集団的経営構造が構築されているという点、地域における幅広い農家の結集などの諸点に際だった特色があり、個別経営主義に傾斜しがちだった戦略的経営論と農業を面として集団として捉えようとする地域農業論・産地形成論との断絶を埋める方向としても注目すべき取り組みである。
著者
市川 直樹 細川 和生 前田 龍太郎 三澤 雅樹
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
年次大会講演論文集 : JSME annual meeting
巻号頁・発行日
no.1, pp.183-184, 2001-08-22

In this paper, we describe experimental results of PIV (Particle Imaging Velocimetry) technique applied to visualize flow in microchannels. 100μm width×60μm height channels were fabricated with PDMS transparent silicone rubber, and 1μm diameter fluorescent particles were used for tracers. Flow visualization was successfully carried out, and large disturbance of flow velocities caused by interaction of gas-liquid interface and a trapped liquid droplet at corners were observed. Relatively large focal length and Brownian motion of the tracer particles are found to be serious problems on micro-PIV techniques.
著者
細川 江利子
出版者
埼玉大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

本研究は、日本の現代舞踊家であるケイ・タケイ(1939-)と山田せつ子(1950-)を対象とし、文献研究、インタビュー調査、トレーニングおよび作品創作過程を収録したビデオ分析を行い、2氏の舞踊観、トレーニング方法、舞踊作品創作方法の特徴を明らかにした。また、2氏の方法論は、学校教育における表現・創作ダンスの指導においても有効であり、特に即興表現と作品創作の指導法について多くの知見を得ることができた。
著者
細川 友秀 衣笠 尚子
出版者
京都教育大学
雑誌
京都教育大学環境教育研究年報 (ISSN:09193766)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.61-70, 2003-03-31
被引用文献数
1

我々の研究室は,地域社会に向けて開かれた大学をめざして教育大学としての特色ある取り組みを模索してきている。その取り組みのひとつとして,1997年の大学祭(藤陵祭)において,研究室の研究内容を地域の人々にプレゼンテーションするという企画をはじめて実施した。以降,この企画を毎年充実させる努力をしつつ6年継続してきた。2002年の企画では,例年のように「卒業研究生は専門分野の研究を理解し,その内容について一般向けのプレゼンテーションと教材化のトレーニングをすること」を主要な目的の一つとして卒業研究に関連した展示を行った。さらにそれに加えて,教材開発を卒論のテーマとする4回生が試作中のアニメーションと様々な食材に繁殖したカビを使って模擬授業を数回実施し,試作のアニメーションと模擬授業に対する実験的評価を得るためにこの機会を利用した。模擬授業は「免疫ことはじめ」というタイトルで小学校高学年から中学生を村象として,高等動物の体を微生物の感染などから守る生体防御機構についてやさしく説明するというテーマで実施された。模擬授業受講者のアンケート回収合計は54名であり,小学1〜3年生8名,小学4〜6年生14名,中学生5名,大学生11名,社会人16名であった。小学高学年から大学生の対象者うち,「理科が大好き」あるいは「理科が好き」と答えた人は,小学高学年57%,中学生40%,大学生82%であり,また,免疫のしくみについて「よく知っている」と答えた人はなく,全員が「知らない」あるいは「少しは知っている」と答えた。このような対象者が模擬授業を受けた後,小学高学年の64%,中学生の80%,大学生の82%がそれぞれ「免疫について興味をもった」と回答した。また,模擬授業の説明について,小学高学年の86%,中学生の全員,大学生の91%が「とても分かりやすい」あるいは「分かりやすい」と回答した。アンケート調査の対象が,マウスを見たりさわったりしようとする人で理科系の研究展示を見ようという人に限定された集団であることや集団が小さいことなどの理由により,アンケートの結果から明確な結論を引き出すことはできないと考える。しかし,模擬授業受講者の反応とアンケート結果は試作教材の内容と授業構成の修正点や改善の方向を考える上で大いに参考になった。2002年度の「マウスといっしょ」全体の企画には,これまでと同様に地域の小中学生とその保護者を中心として多数の人々が参加した。これまでどおり参加者には簡単なアンケートに答えてもらい,展示の感想,評価,研究室への要望を聞いた。アンケート回収分の人数は127人であった。アンケートの回収数が例年の60%程度にとどまったことが注意すべき点である。大学生・社会人の数は昨年とほぼ同じであるのに対し,小学生〜高校生の回答者が減少していることが特徴であった。ただし,今年の小中学生の参加者は過年度からのリピーターや期間中のリピーターが目立った。このことは展示そのものは参加者にとってもう一度行ってみたいと考えさせる魅力があることを示している。新規の参加者を呼び込む努力が足りなかったと考え,この点を来年の課題とする。今後もこの企画を継続することで経験を積むとともに,大学を地域に開放し大学と地域社会との結びつきを強めるための特色ある活動としていくことをめざす。
著者
冨山 明男 細川 茂雄 宋 明良
出版者
神戸大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2006

沸騰水型原子炉燃料集合体設計における実規模試験依存度低減に資する流動評価手法として, (a)ロッドバンドル及びロッド支持体(スペーサ)構造を適正に考慮し, かつ目的に応じた適正な空間分解能で気泡流動を評価できるハイブリッド計算技術、及び(b)ロッド間隙部形状及びスペーサ構造が気泡挙動と液相速度場に及ぼす影響を正確に測定し, ハイブリッド計算遂行に必要な実験相関式を構築するための複雑流路内気泡・液相流動実験技術を開発するとともに, (c)この2種の技術を融合統合化したロッドバンドル内スペーサ近傍気泡流動評価技術を開発した.
著者
土井 元章 林 孝洋 細川 宗孝 水田 洋一
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010-04-01

花卉の香り育種に有用な知見を得るため,バラを用いて以下の実験を行った.芳香性品種の花弁からは,モノテルペノイド,セスキテルペノイド,芳香族アルコール,酢酸エステル,ジメトキシトルエンが検出された.また,これらのバラ切り花の香りには鎮静効果と精神的疲労低減効果が認められた.モノテルペノイド合成酵素遺伝子として2遺伝子がクローニングされた.このうちRhMTS2は被子植物の非環式モノテルペノイド合成酵素遺伝子群に分類され,芳香性品種のかたい蕾で高発現していた.ゲラニル二リン酸合成酵素としては,RhGPPS-LSU1,RhGPPS1が単離でき,前者は芳香性品種すべてと非芳香性の1品種で高発現していた.
著者
永田 和宏 細川 暢子
出版者
京都大学
雑誌
特定領域研究
巻号頁・発行日
2002

小胞体関連分解の分子機構について、多くの新しい知見を得た。まずEDEMという新規因子を発見し、これがカルネキシンの下流にあって、ミスフォールドしたタンパク質の糖鎖を認識して分解へまわす機構を提唱した。EDEMは小胞体ストレスで発現誘導され、IRE1-XBP1経路で誘導される初めての因子であることも明らかになった。EDEMの分子機構をさらに研究する過程で、 EDEM結合因子として新規小胞体還元因子をも同定し、研究はさらに発展することになった。サイトゾルにおけるポリグルタミン(polyQ)タンパク質の凝集は神経変性疾患などにおいて重要な関わりを持つが、その凝集阻止にサイトゾルシャペロニンCCTが関与していることを示した。CCTはβシートを持つタンパク質のフォールディングを助けるが、その認識部位を明らかにし、さらにβシートに富むpolyQタンパク質の凝集を直接結合することによって阻害できることを示した。特に、FCSなどの比較的新しい方法を用いて、CCTがpolyQタンパク質のオリゴマー形成を阻止しているらしいことも明らかにし、凝集阻止機構を考える上で大切な知見となった。永田らが発見したコラーゲン特異的分子シャペロンHsp47についても、ノックアウト細胞を用いた解析から、Hsp47がコラーゲンの三本らせん構造形成に必須であることを明らかにしたほか、分泌されたコラーゲンが線維形成をできないことを示し、繊維化疾患の治療ターゲットとしてHsp47が有望であるという確証を得た。
著者
細川 淳一 田神 一美
出版者
筑波大学
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1990

競技スポーツ選手として、思春期から成人に至るまで激しい運動を続けてきたことが、その後の健康状態にどのような影響を及ぼすかを衛生学的観点より研究した。競技スポーツ選手は、現役引退に際して永続的な運動量減少を体験する。この時期の一般人は、成人病リスクが高まり運動を推奨されるが、この時期に運動量を低下させる競技スポーツ選手の場合、その後の健康にマイナスの要因となっているか否かを動物実験モデルにより細胞性免疫機能の一つであるナチュラル・キラー細胞の活性を指標として検討した。水泳運動中止13週間後では、対照群との間に細胞性免疫能に明かな違いは認められなかった。つまり、運動の有無にかかわらず、健康な状況下では細胞性免疫機能に検出可能な差異は現れないと考えられる。そこで、免疫抑制剤(シクロスポリン)を投与し、この負荷に対する耐性をナチュラルキラー細胞の活性を指標として測定することにした。運動トレーニングとして、ラットに穏やかな流水遊泳(30分/日、4回/週)を17週間(7週齢から24週齢まで)負荷した。負荷中止後9日目に50mg/kgのシクロスポリンを腹腔投与し、10日目にネンブタール麻酔下に開腹して無菌的に脾臓を摘出、ホモジナイズした後、これをコンレー・フィコル液に重層して比重遠心分離する方法で白血球を得た。この白血球と^<51>CrでラベルしたK562細胞とを混ぜ合わせて4時間培養し、この間に破壊された標的細胞から培地中に流出した^<51>Crをガンマー線カウントする方法で測定した。比較は運動負荷を行なっていない対照群との間で行なった。この結果、運動はナチュラル・キラー細胞に対する免疫抑制剤の作用を緩和することが分かった。この作用を通じて運動は、腫瘍などの成人病から防護していることを示唆するものと考えられる。
著者
川村 静児 中村 卓史 安東 正樹 坪野 公夫 沼田 健司 瀕戸 直樹 高橋 龍一 長野 重夫 石川 毅彦 植田 憲一 武者 満 細川 瑞彦 佐藤 孝 佐藤 修一 苔山 圭以子 我妻 一博 青柳 巧介 阿久津 智忠 浅田 秀樹 麻生 洋一 新井 宏二 新谷 昌人 井岡 邦仁 池上 健 石徹白 晃治 市耒 淨興 伊藤 洋介 井上 開輝 戎崎 俊一 江里口 良治 大石 奈緒子 大河 正志 大橋 正健 大原 謙一 奥冨 聡 鎌ヶ迫 将悟 河島 信樹 神田 展行 雁津 克彦 木内 建太 桐原 裕之 工藤 秀明 國森 裕生 黒田 和明 郡和 範 古在 由秀 小嶌 康史 小林 史歩 西條 統之 阪上 雅昭 阪田 紫帆里 佐合 紀親 佐々木 節 柴田 大 真貝 寿明 杉山 直 宗宮 健太郎 祖谷 元 高野 忠 高橋 忠幸 高橋 弘毅 高橋 竜太郎 田越 秀行 田代 寛之 田中 貴浩 谷口 敬介 樽家 篤史 千葉 剛 辻川 信二 常定 芳基 徳成 正雄 内藤 勲夫 中尾 憲一 中川 憲保 中野 寛之 中村 康二 西澤 篤志 丹羽 佳人 野沢 超越 橋本 樹明 端山 和大 原田 知広 疋田 渉 姫本 宣朗 平林 久 平松 尚志 福崎 美津広 藤本 眞克 二間瀬 敏史 前田 恵一 松原 英雄 水澤 広美 蓑 泰志 宮川 治 三代木 伸二 向山 信治 森澤 理之 森脇 成典 柳 哲文 山崎 利孝 山元 一広 横山 順一 吉田 至順 吉野 泰造
出版者
一般社団法人日本物理学会
雑誌
日本物理学会講演概要集 (ISSN:13428349)
巻号頁・発行日
vol.61, no.1, 2006-03-04
著者
高橋 庸哉 新保 元康 土田 幹憲 佐藤 裕三 小笠原 啓之 割石 隆浩 神林 裕子 佐野 浩志 坂田 一則 細川 健裕 土門 啓二 松田 聡 本間 寛太 伊藤 健太郎 杉原 正樹 中島 繁登 吉野 貴宏
出版者
北海道教育大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

開発してきた雪に関するWebコンテンツの授業での普及を図るために、コンテンツの拡充と共に児童向けワークシート及び教員向け学習プラン集、教員研修プログラムの開発を行った。ワークシートを授業で利用した教員は5段階で平均4.8と高く評価した。教員研修プログラム後に参加小学校教員の45%はこのコンテンツを利用しており、プログラムが有効に機能した。また、コンテンツが授業に役立ったかについて5段階で4.5と答えており、Webコンテンツの内容妥当性も示された。