著者
金 善南 塩澤 崇博 緒方 智成 野中 敬正 栗原 清二
出版者
THE JAPANESE LIQUID CRYSTAL SOCIETY
雑誌
日本液晶学会討論会講演予稿集
巻号頁・発行日
vol.2007, pp.229-229, 2007

フォトニック結晶というのは誘電体の構造的な周期性によって特定の波長の光だけを反射する。つまり誘電定数を変えることで、光の制御ができる材料である。自然界では、例えば、虹色で輝く魚や蝶の羽などで見られる。一方、ブラッグ式によると反射波長は主に結晶の間隔と屈折率に依存する。フォトニック結晶に光応答性を導入することで、光によって屈折率変化が伴い、光-光制御機能を有するフォトニック結晶の開発が可能となると思われる。 本研究では、光応答分子であるpush-pull型アゾベンゼン分子を含む高分子液晶材料を合成し、silica逆オパール周期構造に充填することで可逆性のある光応答性のオパールフィルムを作製、照射によるブラック反射のスイッチングについて調べることを目的とした。
著者
緒方 正則
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
年次大会講演論文集 2010.5 (ISSN:24331325)
巻号頁・発行日
pp.253-254, 2010-09-04 (Released:2017-08-01)

Author already reported the field work results of waterwheel that has scooping plates and chains that was preserved in the Wu Institute of Wuxi in Jiangsu province of China. The waterwheel was called Longguo che (dragon waterwheel). By using the measurement values of the parts, the standard of the ruler was clarified. The author reported a field survey result of the length of the ruler about 4600 years before, called "Nippur cubit" which was named by the excavation place. Including these reports, the results that examined the concrete numerical value of the ruler in the East and West world based on literature and field survey is reported in this paper.
著者
緒方 妙子 宇野 亜紀
出版者
九州看護福祉大学
雑誌
九州看護福祉大学紀要 (ISSN:13447505)
巻号頁・発行日
vol.11, no.1, pp.3-9, 2011-03

月経痛に対する悩みを抱える女子大学生は少なくない。そこで、先行研究を基盤として、女子学生の「月経の捉え方」と「月経痛及びセルフケア行動(月経時・日常生活)」との関連を明らかにすることを目的に、A大学の女子学生169名を対象に調査した。結果:1)月経の捉え方の質問Q1「月経は生理的現象と受け止めている」・Q2「月経が定期的にくると安心」では、ポジティブな回答が95.3%、91.7%であった。またQ3「月経は女性としての誇り」・Q5「月経がくるとゆううつ」では、ネガティブな捉え方が54.4%、68.0%であった。2)月経痛の程度との関連では、月経痛重度のAB群に、Q3・Q5・Q6「月経は否定的イメージ」で、有意にネガティブな捉え方が多かった。3)女性性の質問Q7「女性に生まれてよかった」・Q8「女性だけが子どもを産むのは不平等」を共にポジティブに捉えた者は72.2%であった。4)初経を否定的感情で受け止めた者の割合は、全体で43.2%であり、肯定的感情の者38.5%より多かった。否定的感情の者のうち、心の準備が「なかった」者は64.4%であった。初経時のお祝いをした者は47.3%であった。現在の月経の捉え方(Q3・Q4「月経はけがらわしい」・Q6)は、初経時の受け止め方と有意な関連が見られた。5)月経をポジティブに捉える者と、日常からセルフケア行動をとる者とは関連していなかったが、「月経をポジティブに捉える」者や、「日常生活から自覚的な体調管理を行う」者は、「月経痛が軽度である」に関連性が示唆された。
著者
中村 美知子 緒方 順子 吉植 庄平
出版者
公益社団法人 日本栄養・食糧学会
雑誌
日本栄養・食糧学会誌 (ISSN:02873516)
巻号頁・発行日
vol.45, no.1, pp.78-81, 1992-02-10 (Released:2010-02-22)
参考文献数
14

MM, MLおよびCRF患者の血漿中NEAAは健常者の値に比べ高値である。しかし, MMおよびML患者のEAA値は健常者と類似し, CRF患者のEAAは著しく低値であるために, 3疾患患者のE/N比は健常者の値と比べ有意に低値である。健常者のFischcr比は高値, ついでCRF患者, ML患者, MM患者の順であり, MMおよびML患者のFischer比は低値で健常者の値と有意差を示している。栄養状態の改善策として, CRF患者は必須アミノ酸摂取量を増加してE/N比を, MMおよびML患者は分枝鎖アミノ酸の摂取量を増加してFischer比の改善をはかる必要が示唆された。
著者
緒方 雄一朗 薮田 ひかる 中嶋 悟 奥平 恭子 森脇 太郎 池本 夕佳 長谷川 直 田端 誠 横堀 伸一 今井 栄一 橋本 博文 三田 肇 小林 憲正 矢野 創 山下 雅道 山岸 明彦 たんぽぽ ワーキンググループ
出版者
日本地球化学会
雑誌
日本地球化学会年会要旨集
巻号頁・発行日
vol.58, pp.175-175, 2011

始原小天体有機物は、太陽系および生命原材料物質の起源と進化を理解するための重要な情報を記録している。「たんぽぽ計画」では、大気圏突入時の熱変成や地上での汚染を受けていない宇宙塵を、国際宇宙ステーション上に超低密度シリカエアロゲルを設置して回収を試みる予定である。しかし、この方法では、宇宙塵のエアロゲルへの衝突により変成する可能性を考慮する必要がある。そこで本研究では、宇宙科学研究所・スペースプラズマ実験施設の二段式高速ガス銃を用いて、隕石微粒子の高速衝突模擬実験を行い、マーチソン隕石微粒子をシリカエアロゲルに撃ち込んだものを取り出し、2枚のアルミ板にはさみハンドプレスして圧着された隕石微粒子を、片方のアルミ板に載せた状態で、赤外顕微分光装置と顕微ラマン分光装置で測定を行った。また、SPring-8, BL43IRの高輝度赤外顕微分光装置IFS120HRでイメージング測定を行い、衝突前後の隕石有機物の分子構造の変化を見出すことを目的とした。
著者
兵頭 正浩 石井 将幸 緒方 英彦 岸本 圭司 畑中 哲夫 奥田 忠弘
出版者
公益社団法人 農業農村工学会
雑誌
農業農村工学会論文集 (ISSN:18822789)
巻号頁・発行日
vol.85, no.2, pp.I_185-I_190, 2017 (Released:2017-09-05)
参考文献数
7

著者らは,埋設管の新たな耐力評価手法として内面載荷法を提案している.これまでの研究では,不とう性管であるRC管に内面載荷法を適用し,その有効性を確認してきた.しかし,その有効性はグラインダーによって溝を付与した供試管に対してであり,実際の荷重によるひび割れとは異なる.そこで本研究では,外圧試験機によって所定の荷重を与えた管に対して評価を実施した.また,製造業者の異なるRC管が採取データに与える影響についても併せて検討した.その結果,内面載荷法は,荷重-変形量の傾きでひび割れを検知でき,その断面内剛性は軸方向で異なることがわかった.一方,RC管は接合された状態で埋設されているが,接合による管口の拘束は,採取データへ影響しないことがわかった.最後に,RC管の製造業者によって,荷重-変形量の傾きは異なることを確認した.
著者
高木 正見 緒方 健
出版者
九州病害虫研究会
雑誌
九州病害虫研究会報 (ISSN:03856410)
巻号頁・発行日
vol.31, pp.199-201, 1985-10-30 (Released:2009-05-22)
参考文献数
1
被引用文献数
1 1

Saula japonica is a native predator of Unaspis yanonensis in Japan. The seasonal prevalence and spatial distribution of S. japonica on citrus trees were examined in 1984 in an orchard where Coccobius fulvus, an introduced parasitoid of U. yanonensis had been released. The seasonal prevalence of both larvae and adults showed two peaks. The peaks of larvae were well synchronized with those of U. yanonensis, but those of the adults were not synchronized. Abundance of both larvae and adults did not vary with the part of the tree. More larvae and adults were, however, found on the undersurface of leaves as compared with the uppersurface.
著者
緒方 巧 田中 静美 原田 ひとみ
出版者
藍野大学
雑誌
藍野学院紀要 (ISSN:09186263)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.53-62, 2002
被引用文献数
3

看護基礎教育において,背景の異なる学生集団を対象に基礎看護技術の習得レベルを一定の水準に向上させることを目的とした研究を行った。ジグソー学習法を用いた結果,「看護技術の習得度」が前年度のクラス平均よりも15.1点/100点満点と向上した。さらに,この学習法は,「責任感」,「主体的な学習行動」,「コミュニケーションによる人間関係の形成」など,看護師としての資質を高めることにも有効であることが認められた。
著者
阿佐 玲奈 武藤 美鈴 緒方 三華 西尾 康宏 口田 圭吾
出版者
公益社団法人 日本畜産学会
雑誌
日本畜産学会報 (ISSN:1346907X)
巻号頁・発行日
vol.86, no.3, pp.351-358, 2015-08-25 (Released:2015-09-30)
参考文献数
30
被引用文献数
1

交雑種一産取り肥育牛および交雑種未経産牛を用い,真空低温調理法によるローストビーフの消費者型官能評価を行い比較検討することを目的とした.交雑種一産肥育牛は妊娠期間を経て,約10ヵ月の肥育期間で,平均35ヵ月齢で屠畜した.交雑種未経産牛は受胎しなかったウシで,肥育期間9ヵ月以上,32ヵ月齢で屠畜した.官能評価は2点嗜好法で行い,肉質が同程度となるよう選抜した交雑種一産肥育牛および交雑種未経産牛を1セットとし,5セット実施した.枝肉格付形質および画像解析形質は,すべての形質で一産肥育牛および未経産牛間の有意差は認められなかった(P>0.05).評価項目は香り,軟らかさ,ジューシーさおよび好ましさで,項目ごとに4段階で評価した.交雑種未経産牛に比べて交雑種一産肥育牛で香り,軟らかさ,ジューシーさおよび好ましさの全形質において有意に高い値を示し(P<0.01),交雑種一産取り肥育牛が消費者からの高い評価を得た.
著者
金野 俊太郎 大河内 博 勝見 尚也 緒方 裕子 片岡 淳 岸本 彩 岩本 康弘 反町 篤行 床次 眞司
出版者
公益社団法人 日本分析化学会
雑誌
分析化学 (ISSN:05251931)
巻号頁・発行日
vol.66, no.3, pp.163-174, 2017-03-05 (Released:2017-04-07)
参考文献数
18
被引用文献数
2

2012年より積雪期を除き1か月もしくは2か月ごと(2015年以降)に,福島県浪江町南津島の山林でスギと落葉広葉樹の生葉,落葉,表層土壌,底砂の放射性Cs濃度を調査した.福島市─浪江町間の走行サーベイでは,除染により空間線量率は急速に減衰したが,未除染の山林では物理的減衰と同程度であった.2014年以降,落葉広葉樹林では林床(落葉と表層土壌)で放射性Csは物理的減衰以上に減少していないが,スギ林では生葉と落葉で減少し,表層土壌に蓄積した.2014年までスギ落葉中放射性Csは降水による溶脱が顕著であった.2013年春季には放射性Csはスギ林よりも広葉樹林で表層土壌から深層に移行していたが,2015年冬季にはスギ林で深層への移行率が上回った.小川では放射性Csは小粒径の底砂に蓄積しており,一部は浮遊砂として流出するが,表層土壌に対する比は広葉樹林で2013年: 0.54,2015年: 0.29,スギ林で2013年: 1.4,2016年: 0.31と下がっており,森林に保持されていることが分かった.しかし,春季にはスギ雄花の輸送による放射性Csの生活圏への流出が懸念された.
著者
安田 雅俊 栗原 智昭 緒方 俊輔
出版者
日本哺乳類学会
雑誌
哺乳類科学 (ISSN:0385437X)
巻号頁・発行日
vol.52, no.1, pp.41-45, 2012 (Released:2012-07-18)
参考文献数
11

九州において絶滅のおそれのある国の特別天然記念物カモシカCapricornis crispusの生息記録を宮崎県北部の高千穂町において収集し,1996–2011年にかけての目撃,自動撮影,死体,個体保護からなる生息記録13件を得た.それらの生息記録と地形との関係をみたところ,カモシカは標高400 m以上に分布し,最大傾斜角32度以上の急峻な地形を好むことが示唆された.カモシカ九州個体群の保全のためには,さらに広域に生息記録を収集するとともに,植生等のその他の重要な環境要素を加えた,九州における本種の潜在的なハビタットをより正確に判定するモデルを開発することが望まれる.
著者
金野 俊太郎 大河内 博 黒島 碩人 勝見 尚也 緒方 裕子 片岡 淳 岸本 彩 岩本 康弘 反町 篤行 床次 眞司
出版者
日本地球惑星科学連合
雑誌
JpGU-AGU Joint Meeting 2017
巻号頁・発行日
2017-03-10

2012 年より積雪期を除き 1 ヶ月もしくは 2 ヶ月毎(2015 年以降)に,浪江町南津島の山林でスギと落葉広葉樹の生葉,落葉,表層土壌,底砂の放射性Cs濃度を調査した.福島市-浪江町間の走行サーベイでは,除染により空間線量率は急速に減衰したが,未除染の山林では物理的減衰と同程度であった.2014 年以降,落葉広葉樹林では林床(落葉と表層土壌)で放射性Csは物理減衰以上に減少していないが,スギ林では生葉と落葉で減少し,表層土壌に蓄積した.2014 年までスギ落葉中放射性Csは降水による溶脱が顕著であった.2013 年春季には放射性Csはスギ林よりも広葉樹林で表層土壌から深層に移行していたが,2015 年冬季にはスギ林で深層への移行率が上回った.小川では放射性Csは小粒径の底砂に蓄積しており,一部は浮遊砂として流出するが,表層土壌に対する比は広葉樹林で2013 年:0.54,2015 年:0.29,スギ林で 2013 年:1.4,2016 年:0.31 と下がっており,森林に保持されていることが分かった.しかし,春季にはスギ雄花の輸送による放射性Csの生活圏への流出が懸念された.
著者
神渡 巧 瀬戸口 智子 上田 次郎 吉永 優 緒方 新一郎 瀬戸口 眞治 高峯 和則 鮫島 吉廣
出版者
日本醸造協会
巻号頁・発行日
vol.104, no.1, pp.49-56, 2009 (Released:2011-03-05)

原料サツマイモの成分と芋焼酎の特徴香成分の関連性を検討し、以下のような知見を得た。1.原料サツマイモのデンプン価は、南九州でもっとも多く栽培されているコガネセンガンの27.9に対し、ダイチノユメ、ジョイホワイト、アケムラサキは30を超え、高デンプンの性質を持っていた。しかし、橙系のデンプン価は最大でも22.4と総じて低いものであった。2.サツマイモのβ-カロテン含量と製品のβ-イオノン濃度には、高い正の相関があり良好な直線関係が認められた。しかし、β-カロテン含量と製品のβ-ダマセノン濃度には明確な関係を確認できなかった。3.サツマイモのアントシアニン含量と製品のジアセチル濃度には、高い正の相関があり、良好な直線関係を確認できた。4.リナロールを特徴香成分としさわやかな柑橘香を持つ製品が得られるジョイホワイト以外のサツマイモとして、ダイチノユメを見出すことができた。5.ハマコマチ製品は、今回試醸した製品の中でβ-ダマセノン、リナロールおよびβ-イオノンなどの特徴香成分の濃度が最も高く、また官能評価においても、従来の芋焼酎にない魅力的な香気を持つ製品であることがわかった。