著者
橋本 正治 川野 常夫 西田 修三
巻号頁・発行日
1994 (Released:1994-04-01)

以下に示す計画に従い研究を実施した。(1)3次元曲線の入力法の提案・入力装置の試作・評価実験(2)作業者の特性の検出法の提案・検出装置の試作・評価実験(3)個性や熟練度の検出法・評価法の提案と試作装置による評価実験(4)熟練度に応じて柔軟に対応するインタフェースの提案と評価実験CADシステムに用いるための3次元入力法を提案し、試作装置の精度と入力に要する時間について評価した。その結果、精度に関して300mmの曲線の長さに対して5mm程度の誤差が生じていることと、処理時間に関して作業者が違和感を覚えるとされている0.1sec以内に前ての処理が行われているとが明らかとなった。評価実験を行った結果、本入力装置のように作業者の表現内容を機械が判断し入力情報として用いる方式を用いることで未熟者であっても容易に熟練者と同じ入力処理が行えることが明らかとなった。作業者の熟練度は、作業結果や作業工程などに現れると考えられるが、作業の内容に応じて評価しなければならない。本研究では、未熟者と熟練者では作業の疲労度に差がでることから、疲労度を生理的情報を検出することで熟練度合いを評価する手法を提案した。作業の負担とならない生理情報の検出法の提案と測定装置の試作を行い、生理情報と精神的疲労度との関連を実験により明らかにした。熟練を要する作業のシミュレータを開発し、作業者の熟練度に応じてインタフェースのC/D値を作業中に変化させる実験を行った。被験者が熟練者の場合、作業成績を維持しながら作業時間が短くなった。これは、本手法を用いることによりさらに技能の習熟が進んだことを意味し、有効性が確認されたと考えられる。
著者
入江 政安 西田 修三 寺中 恭介 辻 陽平 平澤 充成 藤原 敏晴 中筋 みゆき
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木学会論文集B2(海岸工学) (ISSN:18842399)
巻号頁・発行日
vol.66, no.1, pp.1066-1070, 2010 (Released:2010-11-09)
参考文献数
17
被引用文献数
1

A field survey and laboratory analyses of sediment quality in the eastern part of Osaka Bay are carried out to clarify their characteristics and influence on the dynamics of hypoxia. Nitrogen, phosphorus and sulfur cycling in the coastal water and sediment are modeled with a focus on the formation of hydrogen sulfide in hypertrophic sediment and its release to the bottom water. In the calculated results the oxygen consumption in the bottom water by the release of sulfide is much larger than the direct oxygen consumption by the sediment in the northern port of the bay. Without the release of sulfide, the hypoxic water area would be estimated to be limited in and near the port area of the head of the bay. The wide spreading of hypoxia in the eastern part of the bay would be contributed largely by the sulfide release.
著者
西田 修三 中辻 啓二 宮本 豊尚 清水 隆夫 坂井 伸一 松山 昌史 坪野 考樹
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
海岸工学論文集
巻号頁・発行日
vol.52, pp.1441-1445, 2005

大阪湾奥部においてDBF海洋レーダーを用いた流況観測を実施し, 収集されたデータを基にレーダーの特性を明らかにするとともに, 沿岸域の表層流動構造に及ぼす出水や風の影響について解析を行った. また, 台風時の観測データを用いて, レーダーによる波浪情報の推定についても, その適用性を検討した. その結果, 日スケールの流況には出水や風の影響が現れるが, 15日間の残差流には, 吹送流の影響はほとんど見られなかった. また, 台風接近時のレーダーのスペクトルデータを用いて海上風や波高の推定を行ったところ良好な結果が得られた. しかし, 風速5m/s以下ではS/N比の低下により波浪情報の抽出は困難となり, 20m/s以上では計測レンジの低減が生じることが明らかとなった.
著者
細谷 泰久 西田 修 原田 秀樹 日下 輝年 波田 重英 坂 洋一 堀井 充 大野 辰治 杉山 建生 井上 文彦 中井 妙子 水本 孝 古川 裕夫
出版者
The Japanese Society of Internal Medicine
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.84, no.2, pp.298-300, 1995-02-10
被引用文献数
3

症例は生来健康な32歳男性.平成5年1月30日早朝より右上腹部痛を自覚し当院受診.血液,尿検査にて白血球11100/μl,逸脱膵酵素の上昇(血中アミラーゼ3128U,尿中アミラーゼ65000U)を認め,腹部USおよびCT検査で膵頭部の腫大,上腸間膜静脈から門脈本幹に拡がる血栓を認めた.急性膵炎及びそれに伴う門脈血栓症と診断し,膵炎の治療と並行してヘパリンの投与を行い門脈血栓の消失を確認した.急姓膵炎の経過観察において腹部USおよびCT検査が有用であるが,その実施に当たっては,門脈血栓の合併の可能性をも考慮する必要があると思われた.
著者
西田 修身 向原 誠也
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
日本機械学會論文集. B編 (ISSN:03875016)
巻号頁・発行日
vol.49, no.441, pp.1068-1077, 1983-05-25
被引用文献数
6

燃焼によって発生するすす(固体の微粒子)は大気汚染の大きな原因で,その低減が緊急課題である.そこですすの生成・分解および排出状況を把握することは重要である.本報ではプロパン・空気系の軸対称層流拡散火災について,レーザ光散乱・透過法を用いて,すす粒子径,数密度および体積濃度分布を測定し,同時にすす重量濃度,ガス温度および各種組成濃度をも測定した結果と対応させて,種々検討をした.
著者
VU Phong Hai 西田 修身 藤田 浩嗣 原野 亘 板倉 弘樹 福田 泰弘
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
関西支部講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2002, no.77, pp."5-1"-"5-2", 2002

Blending pyrolitic oil (or Waste Plastic Disposal, called WPD for short) produced from household and industrial plastic wastes with bitumen, which is 70% (v) of orimulsion, reduces the viscosity of the oil. The experimental results indicated that, the WPD mixing ratio of 20% (v) reduces the bitumen's viscosity from more than 500 cSt to 20 cSt at 50℃. The blended oil has been applied to a small size high-speed single-acting 4 stroke diesel engine (14 kW, 2200rpm) without preheating the oil. The engine test with non-preheated blended bitumen has proved the possibility of WPD-blended bitumen as a fuel for diesel engines. In order to improve the engine performance the far-infrared filter has been tested. The engine test result has shown the good effect of the filter on the engine performance.
著者
岩田 一明 小野里 雅彦 西田 修三 西中 大之
出版者
公益社団法人精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.57, no.8, pp.1399-1405, 1991-08-05

This paper describes a three-dimensional model of a human hand considering the softness of fingers and the revolving resistance of finger joints. They are expressed by nonlinear springs that can set limits to their possible displacements. To measure the elastic characteristics of nonlinear springs and the friction coefficients of finger ball skin, three measuring devices are developed. Based on the model with elasticity of fingers and joints, a simulation method is proposed which makes it possible to estimate torques by muscle, torques by elasticity, the distribution of acting forces between fingers and an object, and the stability of a grasped object. An example of the simulation in which a square object is grasped with a thumb and a middle finger is exlpained to evaluate the effectiveness of the simulation method proposed.