1 0 0 0 OA 花筐 5編

著者
松亭金水
出版者
大嶋屋伝右衛門
巻号頁・発行日
vol.十一, 1841
著者
金子 史弥
出版者
日本スポーツ社会学会
雑誌
スポーツ社会学研究 (ISSN:09192751)
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, pp.63-75, 2012-03-25 (Released:2016-09-06)
参考文献数
34

本稿の目的は、イギリスのニューレイバー政権の下で展開された地域スポーツ政策を批判的に読み解くことで、昨今のイギリスにおける国家政策としての地域スポーツ振興の背後に存在する政治的思想、すなわち「統治性」を理論的に明らかにすることである。 本稿は、ニューレイバー政権の地域スポーツ政策には「地域のクラブ、コミュニティやボランタリー組織を含めた『諸アクターとの協働』によるスポーツ振興」と「地域社会の再生やコミュニティの形成をはじめとした多様な役割を期待されてのスポーツ振興」という2つの特徴が見られることを、関連する政策文書の分析を通じて指摘した。その上で、ニューレイバー政権による地域スポーツ振興の背後にはミッチェル・ディーンやニコラス・ローズらが「アドヴァンスト・リベラリズム」と名付けた統治性が存在していたことを明らかにした。すなわち、ニューレイバー政権の下で、政府とスポーツイングランドは自らが直接地域スポーツを振興するのではなく、一方ではスポーツ競技団体や地方自治体などの「パートナー」に権限を与えながら、他方では政策目標の設定、助成金の分配、政策評価などの様々な「統治のテクノロジー」を駆使することによって各パートナーを「遠隔統治」することを目指していた。加えて、地域スポーツを含めた社会全体のアドヴァンスト・リベラルな統治を支える「個人」と「コミュニティ」を地域スポーツの振興を通じて構築しようとしていた。 以上のような作業を通じて本稿は、ニューレイバー政権の下での地域スポーツの統治と前保守党政権の統治との間に存在する差異と連続性を理論的に説明した。さらに、ニューレイバー政権の地域スポーツ政策の主眼はもはや「スポーツ・フォー・オール」にはなく、アドヴァンスト・リベラルな統治を支える「個人」と「コミュニティ」を構築する「統治のテクノロジー」としての地域スポーツ振興にあると指摘した。
著者
真栄田 裕行 又吉 宣 安慶名 信也 上里 迅 金城 秀俊 鈴木 幹男
出版者
日本頭頸部癌学会
雑誌
頭頸部癌 (ISSN:13495747)
巻号頁・発行日
vol.44, no.3, pp.280-284, 2018
被引用文献数
1

固有鼻腔に発生した平滑筋肉腫の一例を経験した。症例は60歳の女性である。初診時の主訴は右鼻閉および鼻出血であった。初診時所見では右鼻腔内に,固有鼻腔を占拠する表面平滑で赤白色の充実性腫瘤が認められた。腫瘤は易出血性であったため外来での生検は施行されなかったが,肉眼および画像所見より悪性腫瘍が予想されていたため,安全域を十分に確保できる拡大デンケル手術が施行された。術後の免疫組織学的検査により平滑筋肉腫と診断された。切除断端は陰性であった。また術後のアジュバント治療として放射線全量照射70GyおよびVAC療法(vincristine 1.5mg/m<sup>2</sup>,cyclophosphamide 1,200mg/m<sup>2</sup>,actinomycin-D 1.35mg/m<sup>2</sup>)を7クール施行された。現在治療後約5年が経過したが,再発転移は認められず,また整容的にも患者共々満足できる結果が得られた。
著者
田路 秀樹 金子 公宥
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
体育学研究 (ISSN:04846710)
巻号頁・発行日
vol.57, no.1, pp.1-8, 2012 (Released:2012-06-02)
参考文献数
29

The purpose of the present study was to examine the force-velocity-power relationships of the ankle plantar-flexors and dorsi-flexors to clarify details of muscle dynamics in elderly males. A total of 15 elderly males ranging in age from 65 to 73 years, and 15 male college students aged 18 to 22 years, were enrolled. In previous studies, force-velocity of the ankle joint muscle had been estimated without measuring higher velocities with an isokinetic machine. Therefore, a specially designed machine was used to determine the force-velocity relationships directly by measuring all of the velocity conditions from 0 to maximum. The force and velocity values including the maximum muscle force (Fmax), maximum velocity (Vmax), and maximum power (Pmax) were measured using the after-load method. The results showed that the force and velocity values were well fitted to the Hill characteristic equation: (F+a)(V+b)=(Fmax+a) b for both ankle plantar-flexors and dorsi-flexors in both the elderly and college groups. The elderly group showed significantly lower values for the primary parameters Fmax, Vmax, and Pmax than the college group for both the ankle plantar-flexors and dorsi-flexors. Because of the higher a/Fmax in the elderly group, the maximum power of plantar-flexion in this group appeared relatively higher than in the college group. Overall, it was concluded that the ankle joint muscles of elderly individuals showed a unique fit to the Hill characteristic equation.
著者
蘇 勲 金 基弘 岩宮 眞一郎
出版者
一般社団法人 日本音響学会
雑誌
日本音響学会誌 (ISSN:03694232)
巻号頁・発行日
vol.65, no.11, pp.555-562, 2009
参考文献数
13
被引用文献数
4

映像メディアにおいて,あるシーンが別のシーンに転換するとき,様々な切り替えパターンが用いられ,切り替えパターンを効果的にするために効果音が付加される。本研究では,映像の切り替えパターンと音高の変化パターンを組み合わせたときの調和感を,日本人・韓国人・中国人を対象とした印象評価実験によって検討した。上下方向の映像の切り替えに関しては,映像と音高の変化方向が一致している場合に高い調和感が得られる。拡大縮小パターンでは,拡大パターンには音高の上昇,縮小パターンには音高の下降が調和感を形成する。左右方向の映像の切り替えに関しては,右方向の移動と音高の上昇,左方向の移動と音高の下降の組み合わせが調和する。
著者
嶽 俊太郎 金子 知適
雑誌
ゲームプログラミングワークショップ2017論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, pp.250-257, 2017-11-03

ゲームAI分野において,自己対戦により強化学習を行って評価関数を作成する手法は,AlphaGoに代表されるように大きな成功を収めてきた. しかし,強化学習で学習した評価関数は,当然のことながら最適価値関数とは限らず,また最適価値関数からどの程度離れているかもわからない. この研究では、強化学習により学習した評価関数が、最適評価関数と比べてどの程度精度の面で離れているか一定の判断基準を与えることを目的とする. 実験は最適評価関数が解析されているどうぶつしょうぎを用いて行う. 完全解析データにノイズを加えて学習させた評価関数を強化学習による評価関数と見立て,これと最適評価関数との精度を比較をする. 実験から,評価関数のモデルの種類によっては40%のノイズを加えても精度があまり落ちず,想定していたよりもノイズに対して頑丈であることを示す結果が得られた. また,より高度なモデルの方がノイズの影響を受けやすいことを示唆する結果も得られた. この結果は,より高度で正確な評価関数を作成・学習させるには,学習データの精度もより正確でなければならないということ指し示していると考えることができる.
著者
金 哲彦 安原 ゆかり
出版者
日経BP社
雑誌
日経マネー (ISSN:09119361)
巻号頁・発行日
pp.112-114, 2012-03

今年の東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は東洋大学の柏原竜二選手らに注目が集まり、テレビ中継の平均視聴率は28%。正月番組の中で最高の数字となった。2月末の東京マラソンは定員3万6000人に34万人の応募が殺到するなど、今や空前のランニングブームだ。活動人口は800万人超ともいわれる。そのブームの中心人物のひとりがプロ・ランニングコーチの金哲彦さん。
著者
矢野 正 金谷 末子 市川 一夫
出版者
一般社団法人 照明学会
雑誌
照明学会誌 (ISSN:00192341)
巻号頁・発行日
vol.77, no.6, pp.296-303, 1993-06-01 (Released:2011-07-19)
参考文献数
15
被引用文献数
7 7

It is well known that older people are more sentitive to discomfort glare than young people. This sensitivity is one of the visual problems that go with aging. On the relationship between discomfort glare and an observer's age, Bennett has already reported that older people produce lower BCDs (Borderline between Comfort and Discomfort) than young people. It is also known that the discomfort glare is affected by the color temperature of the light sources used, but this effect has not been clarified quantitatively.In order to clarify the quantitative relationship between the discomfort glare and the color temperature of light sources, we conducted a series of experiments on the discomfort glare for light sources with different color temperatures. The results are as follows (1) Both old and young observers are more sensitive to discomfort glare for the light sources with high color temperatures than for those with low color temperatures.(2) The effects of the color temperatures on the discomfort glare are about the same for both old and young observers.(3) The spectral distribution of light sources has no effect on the discomfort glare, if these color temperatures are constant.
著者
大江 靖雄 佐々木 東一 金岡 正樹
出版者
北海道農業経済学会
雑誌
北海道農業経済研究 (ISSN:09189742)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.68-80, 1993-10-01

This study provides an economic analysis about risk aversion behavior, focusing on farmers' selection of varieties of wheat in upland farming areas in Tokachi, Hokkaido and clarified managerial factors that are considered to determine the aversion behavior. The main points mentioned in this paper are as follows; 1. The wheat acreage increased three times in recent two decades in Hokkaido. In every time, changes in variety are one of the major contributed factors. 2. Takune, a variety of wheat preferred by farmers in Tokachi, is preferred as a crop which enables farmers to take risk aversion behavior so that the higher the risk, the larger the ratio of Takune. Thus we can regard Takune as a crop which shows the degree of risk aversion. 3. In a logit regression analysis applied for Takune selection, the results show that it is correlated positively with farm size and negatively with age of the farmer. That means the larger the farm size and the younger the age, the more farms select Takune. Labor and productivity also have a positive correlation with Takune selection although farms without a successor and variance of yield of kidney beans show a negative sign. The results show that in general farmers who have better managerial condition tend to be risk averse. Consequently, it is reasonable to say that further increases in farm size would raise necessity of the risk spreading function in the upland farming management. This role of risk spreading function played by Takune would be one of the important managerial conditions for stable evolution of farm management in the future.
著者
永井 秀利 金井田 早紀 宮武 一志 中村 貞吾
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, pp.84, 2012

我々は,声を出さずに話した内容(いわゆる口パク)を表面筋電信号に基づいて認識する研究(黙声認識)を行っている.自然な連続黙声は口唇形状を絶えず変化させつつ行われるため,信号強度のような単純な特徴で変化を追うのは困難である.そこで我々は,発声変化を追うための道具として,表面筋電信号のウェーブレット係数の重心推移法を提案し,重心推移の特徴を活用して変化位置の検出を試みた.しかし従来手法は,活動中に口唇形状維持のために生じる揺らぎやゆっくりとした変化に対して弱いという傾向があった.そこで本稿では,そうした変化による悪影響を抑制しつつ,黙声発声の推移を捉えるための新たな手法を提案する.
著者
河合 正計 吉田 政雄 古山 公英 金子 芳洋
出版者
THE JAPANESE ASSOCIATION OF RURAL MEDICINE
雑誌
日本農村医学会雑誌 (ISSN:04682513)
巻号頁・発行日
vol.35, no.2, pp.101-110, 1986
被引用文献数
2

りんご園において動力噴霧機によりフェニトロチオン(MEP)水和剤1,000倍液を散布した時の散布者の被ぼく量とその影響について検討したo散布者は不織布性防除衣, スミトモ3Mマスク, ゴム手袋などを着用した。推定全身被ばく量は散布時のノズル竿の長さにより異なり, 短い方(平均217mg)が長い方(平均44mg)より多かった。散布時の推定皮膚接触量は1.2-23.9mgで, MEPのラットにおける急性経皮毒性より考えても, また,散布者の口元付近の気中MEP濃度から考えても今回の散布条件は安全であると考えられた。<BR>散布直後の血液中では全員にMEPが検出(0.0004-0.0222ppm)され, 1日後では9名中4名に0.0004-0.0009ppm検出されたが, 3目および7日後には全員検出されなかった。<BR>体内に吸収されたMEP量を知るために, 尿中MEP代謝物のすべてをNMCとして測定した結果, 散布後24時間内では全員に0.19-1.43mg排泄されたが, 3日後のスポット尿では9名中1名(0.19ppm)のみ, 7目後では全員に検出されなかった。これらのことからMEPは迅速に代謝, 排泄されるが,散布により体内にごく微量ではあるが吸収されるので, 連日散布はできるだけさけるべきである。<BR>今回の散布条件においては今回の防護装備で, 安全に散布しうると考えられるが, できるだけ吸収農薬量を少なくするため, 散布後できるだけ早く, うがいや身体の洗浄をすることが望ましい。
著者
宮原 葉子 北原 詩子 金子 美帆子 三成 由美 徳井 教孝 印南 敏
出版者
日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会大会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.22, pp.86, 2010

【目的】管理栄養士が特定健診・特定保健指導で栄養指導をする際には、個々人に対応した献立や調理品を提案し、行動変容につながる継続可能な指導をしなければならない。本研究では、長期食生活調査における食物繊維と食塩に寄与する調理品について検討した。<BR>【方法】1999年~2000年の夏季、冬季の各2週間、福岡県志免町在住の一般主婦28名を対象にした。調査内容は、食事評量記録法を用い、食事区分、献立名、食品名、可食量が記録されたものである。食事記録票の調理品は、三成らが開発した6桁の調理品コードを用いて入力し解析した。食品の栄養価計算はエクセル栄養君Ver.4.5を用いた。<BR>【結果】夏季、冬季の食事記録日数は総計784日、調理品出現回数は11,646回、全調理品数は1,110品であった。食物繊維摂取に寄与する上位2品は2季節ともに1位が味噌汁で夏季8.4%、冬季8.8%、2位が飯で夏季4.2%、冬季4.0%であった。寄与率50%の夏季28品、冬季30品中共通のものは、味噌汁、飯など13品であった。夏季のみ、そうめん、冷やし中華などであり、冬季はみかん、鍋物であった。食塩摂取に寄与する上位1品は2季節ともに1位が味噌汁で夏季8.1%、冬季は8.4%であった。寄与率50%の夏季32品、冬季36品中共通のものは、味噌汁、梅干しなど15品であった。夏季のみ、冷やし中華、冷奴などであり、冬季は漬け物、鍋物であった。<BR>【考察】食物繊維の寄与率の高い調理品は味噌汁、飯などであり、食塩の寄与率の高い調理品も味噌汁であった。飯を美味しく食べることのできる献立の提案、また味噌汁を減塩し、食物繊維を増やす方法の提案が今後の課題であると考えられた。
著者
金井 文宏 庄田 祐樹 吉岡 克成 松本 勉
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告コンピュータセキュリティ(CSEC) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.46, pp.1-7, 2014-06-26

スマートフォン向け OS として Android が広く用いられている一方で,それを狙ったマルウェアの数も増加している.Android マルウェアの中には,リパッケージと呼ばれる手法を用いて,正規アプリの中に悪性コードを追加することで作成されたものが多く存在する.攻撃者がリパッケージマルウェアを大量に作成する際には,リパッケージ処理の自動化が必須であると考えられるが,自動リパッケージの実態や対策については,十分な調査・検討が行われていない.そこで我々は,既存の正規アプリが自動リパッケージに対して,どの程度の耐性を有するかを検証する.まず,実際のリパッケージマルウェアの解析を行うことで,リパッケージの方法を特定し,自動リパッケージを再現するスクリプトを作成する.次に,このスクリプトによって,複数の正規アプリに対して,外部と通信を行う機能だけを持つ検証用コードを挿入する.作成したリパッケージ済みアプリを動的解析して,挿入した検証用コードが正常に動作するかどうかを検証する.その結果,評価対象としたアプリの約 75% において,挿入した検証用コードと元の正規アプリのコードの両方が正常に動作することを示す.この実験において挿入した検証用コードを,悪性のコードに変更した場合でも,同様の方法で自動リパッケージが可能であることが予想される.以上より,現状の Android アプリの多くは自動リパッケージヘの耐性が不十分であり,耐ダンパー技術等を用いたリパッケージ対策が必要であることがわかる.Android is widely used as a smartphone OS. On the other hand, malware targeting the Android devices is increasing. Sometimes, attackers insert malicious code to benign application to create malware. It is called repackage malware. Attackers may automate the process of repackaging when they create a large amount of repackage malware. However, difficulty and cost of automated repackage have not been well-investigated. In this paper, we evaluate resistance of Android apps to automated repackaging. For reproduction of automated repackage, we insert a test code to benign apps by methods which have been used in actual repackage malware. After repackaging, we check whether the inserted code properly works or not by dynamic analysis. As a result of the experiment, we successfully insert the test code into 75% of all tested popular apps without influencing the functionalities of the original apps. As there is no technical difficulty to replace the test code to malicious code, we conclude that many Android apps are lack of resistance to automated repackage and must consider measures such as Tamper resistant software technology.
著者
金子 直樹
出版者
広島大学附属福山中・高等学校
雑誌
中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校 (ISSN:09167919)
巻号頁・発行日
vol.58, pp.156-161, 2018-03-31

国語科、とくに古典学習におけるアクティブ・ラーニングとは、パフォーマンス・ラーニングではない。話し合いや発表会という「活動」を伴っていなくても、生徒たちが向き合うテキストを、ただの対象物(しかも時代の離れた、縁遠い興味しかもてないもの)としてではなく、意図を持って私たちに「嘘」を語りかけてくるものとして捉え直すことで、テキストとの関係に主体性と能動性をもたらすことが重要である。特に中学生段階では、高等学校での本格的な古典学習を迎える準備として、そのような構えを育てておきたい。以下に、テキストの「嘘」を素材としての単元構成・教材編成と、その実践・改善例とを提案する。
著者
韓 金江 J.J. Han 京都創成大学
雑誌
京都創成大学紀要 = Kyoto Sosei University review
巻号頁・発行日
vol.7, pp.79-95, 2007-01-01

本稿は知的財産権の産業発展における役割について、中国を事例にして論じたものである。中国は1978年に「改革開放」政策を打ち出して以来、速いテンポで発展してきた。経済発展において、改革開放以降は外国の直接投資および先進技術が重要な位置を占めるようになった。政府は投資環境整備の一環として、1990年代から今までの10数年において、関係する法律の改正などによって知的財産権制度の強化を図ってきた。直接投資は、大量の資金と共に、外国の先進技術や経営管理方法などをもたらすことになるため、今後は知的財産権制度の一層の整備が予測される。