著者
長谷川 春生 古原 大嵩 井田 百合 平野 光輔
出版者
富山大学人間発達科学部附属人間発達科学研究実践総合センター
雑誌
富山大学人間発達科学研究実践総合センター : Center News
巻号頁・発行日
vol.30, pp.13, 2014-03-31

「子どもとのふれあい体験」は,子どもを対象とした事業にボランティアとして参加し,各コースの活動を通して子どもとふれあい,子どもについての理解を深め,教師としての基礎的資質を向上させることを目的とした授業です。本年度も7つのコースが設けられ,140名近くの学生が活動に取り組みました。活動を終えての3人の感想を紹介します。
著者
埋木庵 編
出版者
金槙堂
巻号頁・発行日
vol.中巻, 1901
著者
二戸 麻砂彦 二戸 麻砂彦 NITO Masahiko ニト マサヒコ Nito Masahiko
出版者
山梨県立大学
雑誌
山梨国際研究 : 山梨県立大学国際政策学部紀要 (ISSN:21874336)
巻号頁・発行日
no.14, pp.61-74, 2019-03-05

Dictionaries in Ancient Japanese have been inflected by Chinese Dictionaries. These are divided into three classes, Bushu(部首:parts of Kanji), Igi(意義:meanings of Kanji)and Jion(字音:readings of Kanji)from the point of view about there search systems. These systems were not fit for Japanese Language. And so, Dictionaries by the use of Iroha(イロハ)search system were composed in late Heian period. "Iroha-jiruisyō" is one of them. This study analyzes the tone 'Toku-syō'(徳声)in "Iroha-jiruisyō".
著者
加藤 順一 原 泰久 鳴滝 恭也
出版者
The Society of Physical Therapy Science
雑誌
理学療法のための運動生理 (ISSN:09127100)
巻号頁・発行日
vol.9, no.2, pp.67-70, 1994 (Released:2007-03-29)
参考文献数
15
被引用文献数
1

中年肥満女性14名を対象に有酸素運動(最大酸素摂取量のおよそ60%の運動強度)による運動療法を行い,体重減量の運動生理学的代謝の変化について検討した。血圧,Body Mass Indexと体脂肪率は有意に低下したが,Lean Body Mass(除脂肪体重)は変化しなかった。体重減量の前後で自転車エルゴメーターを用いた運動負荷テストによる呼気ガス分析で,最大酸素摂取量と最大心拍数は変化しなかったが,最大分時換気量は12%,METS maxは14%,LOAD maxは11%それぞれ有意に増加した。また,体重あたりの酸素摂取量も有意に増加した。無酸素性作業閾値(AT点)における最大酸素摂取量と最大心拍数は変化しなかった。これらの結果から中年肥満女性において適度な強度の運動療法による体重減量が,呼吸循環器および生理代謝の面で有効であり,成人病の予防につながることが示唆される。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.672, pp.22-25, 2017-09-25

新国立競技場現場の過労自殺報道を契機に、建設業の働き方改革を巡る動きが加速している。国が週休2日の徹底を掲げ、民間工事への普及にも乗り出す。背中を押された建設会社各社は、手探りの現場改革に取り掛かった。
著者
将積 祝子 高柳 博次 阿南 豊正 池ケ谷 賢次郎
出版者
Japanese Society of Tea Science and Technology
雑誌
茶業研究報告 (ISSN:03666190)
巻号頁・発行日
vol.1984, no.60, pp.59-65, 1984-12-01 (Released:2009-07-31)
参考文献数
11
被引用文献数
5

中国茶の白茶(Bai-cha),黄茶(Huang-cha),青茶(Quing-cha:Ooiong-cha-type)および黒茶(Hei-cha)の化学成分,色およびし好調査を行った。その結果を要約するとつぎのとおりである。1)一般化学成分含量は黄茶(Huang-cha)が煎茶の中級品に近く,白茶(Bai-cha)および青茶(Qing-cha)は煎茶の下級品に相当した。黒茶はバラエティに富み,蒸した後,堆積発酵するので,カテキン類酸化重合物が多く,各種成分が少なくなり,遊離アンモニアが多かった。2)白茶の色は暗オリーブ色,黄茶は淡黄色~オリーブ黄色,青茶はオリーブ黄色~黄褐色,黒茶は灰オリーブ~暗褐色であった。3)し好調査の結果は短大生に青茶が好まれ,消費者婦人団体は青茶は飲み易いとしてもそれほど好まなかった。料理専問家は白茶と青茶をとぎどきなら飲んでもよいと答えた。黒茶は料理専問家がまずいと答えた。終りに本稿を草するに当たり御懇切なる御稿閲を賜った製茶部長,竹尾忠一博士,アミノ酸・アマイド類の分析を担当して下さった天野いね氏に深甚なる謝意を表する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.490, 2010-02-26

■支社を含めて社内全部署の業務や技術者情報を一元管理する。更新管理が容易な方式を採用しているため、ユーザーが常に最新のプログラムを利用できる仕組みだ。■標準型、公募型、短期型のプロポーザルや総合評価落札方式など、各種の入札方式に対応する。■技術提案書提出などの締め切り日をカレンダーで表示。視覚的に情報を整理できる。
著者
山﨑 有人 中村 保宏 佐藤 文俊 笹野 公伸
出版者
日本内分泌外科学会・日本甲状腺外科学会
雑誌
日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 (ISSN:21869545)
巻号頁・発行日
vol.35, no.4, pp.232-239, 2018 (Released:2019-02-15)
参考文献数
20

副腎皮質癌,褐色細胞腫は副腎に発生する悪性腫瘍であり,専門性の高い診療,病理診断が求められる領域である。WHO分類2017の刊行により,副腎皮質癌では好酸性細胞型亜型,肉腫様亜型,粘液型亜型の3つが新たな組織亜型分類として認識されるようになり,褐色細胞腫では全ての症例において悪性のポテンシャルを有する腫瘍と定義付けられた。それに加え,副腎皮質癌ではENSATの診療ガイドライン(2018)が改訂され,診療方針の変遷が注目されている。近年,副腎腫瘍の領域においても病態発生に関与する遺伝子変異が数多く報告されてきているが,副腎皮質癌では治療標的因子や予後因子となるような遺伝子異常は未解明なままである。一方,褐色細胞腫ではここ数年で,病態に関与する遺伝子異常が数多く発見され,genotypingの重要性が注目されてきている。本稿では,副腎皮質癌と褐色細胞腫・傍神経節腫に焦点を当てて,両疾患における病理・病因の最新の知見を概説する。
著者
関 宝棋 森 伸一郎 沼田 淳紀
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
地震工学研究発表会講演論文集 (ISSN:18848435)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.185-188, 1997

1993年北海道南西沖地震以降, 著者らが観測している函館港北埠頭 (KTW) の他, KTW近傍の函館海洋気象台 (JMA), 建設省建築研究所による函館開発建設部 (HDB), 運輸省港湾技術研究所による港湾建設事務所 (PHRI) の計4ヶ所で震度3以上の強い地震動が得られた. ここでは, これらの 地震記録を用い, KTWの地震記録との比較を行った. その結果, KTWは, JMAと比較して, 1秒以上の長周期領域で増幅が大きい. 増幅特性は震源の方位により異なる. また, HDBやPHRIでは, JMAに比べると長周期の増幅特性はKTWと同程度であるが, KTWはPHRIとは1秒以下で異なり, HDBとは3秒以下でほぼ同等の増幅特性を有していることがわかった.
著者
鳥越 信吾
出版者
慶應義塾大学大学院社会学研究科
雑誌
慶應義塾大学大学院社会学研究科紀要 : 社会学・心理学・教育学 : 人間と社会の探究 (ISSN:0912456X)
巻号頁・発行日
no.84, pp.63-66, 2017

1 社会理論における時間の等閑視という問題。その原因としての時間の社会学の「独我論」化2 社会理論が時間を問うことの意義平成29年度博士課程学生研究支援プログラム研究成果報告
著者
塩山 昇平 山浦 順司
出版者
日本分析化学会
雑誌
ぶんせき (ISSN:03862178)
巻号頁・発行日
no.460, pp.221-227, 2013-04-05
参考文献数
16
著者
島村 礼子
出版者
津田塾大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2004

本研究の目的は、語がもつと考えられる形態的緊密性という特徴を拠り所にしたときに、語の正確な定義がどこまで可能になるかについて考察することである。本研究で明らかになったのは主として以下の2点である。まず、語の形態的緊密性の原理は一般には、diSciullo and Williams (1987)などで言われている原理、つまり、統語規則は語の内部に直接アクセスしてはならない、という原理と考えられているが、これを、Haspelmath (1992)で示唆されている原理、つまり、語順や構成素配列に関係する統語規則は語の内部に適用することはできない、という原理に改めるべき(弱めるべき)である。二番目に、派生語の場合、その基体である動詞の項構造を統語構造へ投射するのを許す派生語と許さない派生語とがあり、その違いは主要部の接尾辞の違いに帰することができると考えられる。もしそうであるならば、形態的緊密性の原理によれば、上述の種類の統語規則は語の内部を「見ることができない」ことが予測されるのに対して、基体動詞の項構造の継承は、語内部の情報が統語構造において「見える」現象の一つの表れと見なすことができるように思われる。今後、形態的緊密性および項構造の継承を、形態論と統語論との相互作用の観点から、さらに考察することは興味深いことである。
著者
松井 久実
出版者
麻布大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2004

本研究は、表皮の色素細胞に高濃度のカロテノイドを蓄積するイモリを用いて、彼らの蓄積能力と餌資源中のカロテノイドとの関係について解析するものである。1)イモリのカロテノイド蓄積能力について変態後3年を経過したイモリ幼体40匹を4群に分け、アスタキサンチン、B-カロテン、ルテインのスタンダードを2ヶ月間に渡り計20mgを強制経口投与し、実験終了後各組織を採材、冷凍保存した。この投与条件では皮膚の赤色化は認められなかった。HPLCを用いて、特にカロテノイドが含まれる腹側皮膚と肝臓についてカロテノイド組成と量を解析したところ、アスタキサンチン投与群の腹側皮膚からは高いアスタキサンチンピークと低いエキネノンピーク、肝臓からは低いアスタキサンチンピークと高いエキネノンピークが検出された。この結果に個体差は見られず、かねてより報告されているカロテノイドの組織特異性が改めて示唆された。腹側皮膚のカロテノイド量には個体差が見られた。2)餌資源中のカロテノイドについてイモリ幼体が餌としているのは、土壌中の中型土壌動物と呼ばれる一連の動物群である。その中でもイモリはトビムシやダニを摂食している。ツルグレン法で抽出した土壌動物サンプルのHPLCを行ったところ、明瞭なカロテノイドピークは確認できず、MSの併用かサンプル量の増量の必要があると考えられた。