1 0 0 0 OA 敵討白鳥関

著者
曲亭馬琴 作
出版者
泉市
巻号頁・発行日
vol.後編1-3巻, 1808
著者
朝蔭 直樹 原口 美明 鈴木 貴久 塚田 健次 山本 哲朗 小林 滋
出版者
日本臨床外科学会
雑誌
日本臨床外科学会雑誌 (ISSN:13452843)
巻号頁・発行日
vol.70, no.8, pp.2416-2420, 2009

症例は69歳,女性.24年前より全身性強皮症と診断されている.1年ほど前から直腸脱が出現し早急に増悪,立っているだけで超手拳大の腸管が脱出し当科を受診した.身長149cm,体重34kgと小柄痩せ型で顔面,手指に茶褐色の光沢を持った皮膚硬化を認めた.怒責診では約10cmの直腸が脱出し,脱出腸管は浮腫状であたかもソフトボール状に緊満していた.怒責時腹部CT検査を施行すると,脱出腸管壁内にガス像が認められ脱出腸管反転部内への小腸陥入を伴う直腸脱と診断した.手術は会陰式直腸S状結腸切除術(Altemeier手術)に肛門挙筋形成術を併施した.術後経過は順調で,現在術後1年半経過したが脱出はなく特に排便機能にも問題はない.全身性強皮症は結合組織の線維性硬化性病変を伴い,直腸脱の発症要因の一つと考えられた.本症例のような基礎疾患を有する場合,侵襲が少なく肛門挙筋形成も行えるAltemeier手術は有効であると思われた.

1 0 0 0 OA 町方書上

出版者
巻号頁・発行日
vol.[105] 本所町方書上 四,
著者
狩谷望之證注
出版者
雲出鳥還処主人[写]
巻号頁・発行日
1936
著者
前澤 友作
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.20, no.6, pp.16-20, 2011-07

約1500ブランドの衣料品などを販売するウェブサイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営。会員数320万人、商品取扱高571億円へと成長させた。前澤友作代表取締役CEO(最高経営責任者)は「EC(電子商取引)のポイントは商品、サイト、集客、物流の4点だ」と指摘。ソフトバンクと共同で今秋、中国でも事業展開を始める。
著者
畝山 寿之
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.53, no.7, pp.432-441, 2015-06-20 (Released:2016-06-20)
参考文献数
66
被引用文献数
1 1

和食(WASHOKU)は出汁(だし)のうま味を共通の要素として高度にそして多様に発達してきた.日本の食文化がユネスコ無形文化遺産に認定されたことを含め,日本食のもつ健康価値が改めて世界から注目されている.われわれはうま味調味料グルタミン酸ナトリウム(MSG)の生理機能を先端的脳科学と栄養生理学的な研究手法を用いて追及し,うま味物質は「タンパク質摂取のマーカー」として味覚と内臓感覚を介して摂取したタンパク質の消化吸収にかかわるさまざまな生理機能を賦活し,健康な食生活に寄与している可能性を示してきた.本解説では,うま味の生理機能に注目し,日本食がもつ健康価値の可能性について解説していきたい.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1448, pp.50-53, 2008-07-07

アパレル用品のインターネット通販で急成長し、昨年12月、東証マザーズに上場したスタートトゥデイ。創業者の前澤友作社長自ら考えた演出だ。新たな10年の第一歩。それは、千葉県習志野市にある巨大な物流倉庫から始まることになる。最先端のセンスが若者呼ぶ スタートトゥデイが「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」というファッションの仮想商店街を立ち上げたのは、2004年12月。
著者
淀川 顕司 森田 典成 小林 義典 小原 俊彦 村田 広茂 高山 英男 清野 精彦 加藤 貴雄 水野 杏一
出版者
公益財団法人 日本心臓財団
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.44, no.SUPPL.1, pp.S1_19, 2012 (Released:2013-08-23)

[背景・目的] Brugada症候群と不整脈源性右室心筋症(ARVD)はともに加算平均心電図における心室遅延電位(LP)が高率に検出されるが,そのLPの形態に着目すると,ARVDでは高周波成分で形成されるのに対し,Brugada症候群では比較的低周波成分で形成されることが多い.そこで,われわれは,QRS波の周波数解析を行うことにより両者の周波数特性を検討した.[対象と方法] 特発性右室流出路起源心室頻拍(RVOT-VT)20例,Brugada症候群10例,ARVD 10例.全例で心電図Z誘導QRS波をガボール関数を用いてウェーブレット変換し,各周波数帯でのピークのパワー値,および総パワー値を比較.[結果] Brugada症候群では80Hzを中心に,ARVDでは150Hzを中心にQRS内部に高周波成分が発達していた.高周波帯の中で最大パワーを有する周波数はBrugada症候群に比し,ARVDで有意に高かった(81.7± 19.9Hz vs 145.4± 27.9 Hz,p[結論] 心電図QRS波の周波数解析において,周波数特性は,Brugada症候群とARVDで明らかに異なる.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1203, pp.32-35, 2003-08-04

東京の都心、有楽町にある「ビッグエコー有楽町店」。毎週水曜日の昼下がりに、ここでカラオケに興じている人たちがいる。 夕方までの4時間、決まって、石原裕次郎の「錆びたナイフ」やディック・ミネの「旅姿三人男」といった往年の曲のオンパレード。代わる代わるマイクを握るのは、60〜70代のシニアだ。遠くは千葉、茨城、静岡県あたりから駆けつけ、毎回20〜30人が顔を揃える。
著者
本村 信幸
出版者
日本生活体験学習学会
雑誌
生活体験学習研究 (ISSN:13461796)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.73-75, 2002-07

テレビゲーム中心で会話のない我が子のあそびを目の当たりにして、これを現代的な課題ととらえ、生活体験のチャンスを設けることで、子どもの生きる力を育むことができるであろうと始めた事業である。日時を決めて「さあ出発!」とは行かない。地域や保護者の理解、子ども達の意欲の喚起、子どもだけの作戦会議、支援者の選定などなど事前の準備には相当の期間を費やした。なかでも「地域の人と共に学ぶPTA 研修」は人集めに苦労し、合宿対象となる保護者の意識高揚とまでは至らなかった。子どもは、家事のすべてを協力して行い、風呂は近所の高齢者宅へ「もらい風呂」に出向き、人の心の温かさにふれ苦しい中にも楽しい合宿であった。「人と人とのもみ合いがない今こそ、この試みは大事..」と強く実感しました。この取り組みをとおして、子離れできない親、地域と交流のない家庭、現代の家庭が抱えるさまざまな問題が見えると同時に関わった住民に笑顔が広がり、家庭・地域の教育力再生へ向けた試みであったように思います。
著者
ディーリ保苅 クリスティーヌ
出版者
新潟経営大学
雑誌
新潟経営大学紀要 (ISSN:13412604)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.233-249, 2002-03-25
著者
瀬戸 僚馬 若林 進 石神 久美子 瀬戸 加奈子 池田 俊也 武藤 正樹 開原 成允
出版者
一般社団法人 日本医療情報学会
雑誌
医療情報学 (ISSN:02898055)
巻号頁・発行日
vol.29, no.1, pp.31-36, 2009 (Released:2015-03-06)
参考文献数
6

医師と医療関係職種等との役割分担を推進するための処方オーダリングシステムの代行入力について現状を概観するため,質問紙調査を行った.調査票は,2009年4月1日時点でDPCが適用されている1,052病院の薬剤部長あてに送付した.回答が得られた457病院のうち,処方オーダを導入率している404病院を分析対象とした. 医師が入力する処方オーダに関して,代行入力は一切行っていないと回答したのは260病院(64.6%)であり,何らかの方法で代行入力を行っている病院が144病院(35.4%)にのぼった.代行入力者は,薬剤師・看護師のような医療関係職種の場合も,事務職員の場合もみられた.代行入力には,口頭や書面による医師の指示をそのまま入力するものと,医療関係職種の臨床判断を必要とする事例がみられた. これらの代行入力内容は事務職員と医療関係職種とで混在しており,役割分担通知の趣旨を踏まえて再整理する必要性が示唆された.
著者
谷口 敦夫
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.136, no.6, pp.330-334, 2010-12-01
参考文献数
20
被引用文献数
1

かつて日本では痛風はまれな疾患であった.しかし,現在では日本での痛風の有病率は欧米に匹敵する.高尿酸血症も成人男性の20~30%に達する.このように痛風・高尿酸血症は日常診療で遭遇することの多い疾患であり,充分なコンセンサスの得られた治療ガイドラインが必要である.そこで,2002年に日本痛風・核酸代謝学会は高尿酸血症・痛風の治療ガイドラインを作成し,標準的な治療法を示した.第2版は2010年1月に発刊され,第1版で示された高尿酸血症・痛風治療の基本を踏襲しつつ,第1版発刊以後の新たなエビデンスが加えられている.高尿酸血症には尿酸塩沈着による合併症と,尿酸塩の沈着が直接関連しない合併症がある.痛風は前者であり,このほかに痛風結節,痛風腎,尿路結石がある.一方,後者には生活習慣病あるいはメタボリックシンドロームがある.痛風では痛風発作と称される激しい関節炎や組織障害をきたす痛風結節が注目されがちである.しかし,痛風はあくまで高尿酸血症の合併症の1つであり,全身的な代謝異常としての認識が必要である.尿酸塩の組織沈着という観点から,高尿酸血症は血清尿酸値7.0 mg/dlを超える場合と定義されているが,第2版では最近の疫学調査の結果も重視し,血清尿酸値7.0 mg/dl以下であっても血清尿酸値が上昇する場合には生活習慣病のリスクが高まることに留意すべきであることが加えられた.一方,高尿酸血症・痛風の治療においては,基礎療法として生活指導が重要である.薬物治療では痛風関節炎(痛風発作)の治療と高尿酸血症の治療を区別する必要がある.高尿酸血症の治療については,痛風あるいは痛風結節の有無・高尿酸血症に伴う合併病態の有無・高尿酸血症の程度を考慮して治療方針を立てていく.このガイドラインが,高尿酸血症・痛風の臨床において有効に活用されることを期待する.
著者
室賀 麗 遠藤 圭子 杉本 久美子
出版者
小児歯誌
雑誌
小児歯科学雑誌 (ISSN:05831199)
巻号頁・発行日
vol.46, no.4, pp.407-414, 2008

歯科保健医療の専門家が,どの程度児童虐待に関する義務等について認識しているかを明らかにし,その児童虐待防止・早期発見における役割を検討するため,歯科診療所の歯科医師,歯科衛生士と保健所等の歯科衛生士にアンケート調査を行った。<BR>その結果,児童虐待について関心を有する者の割合は,保健関係歯科衛生士100%,歯科医師93.6%,診療所歯科衛生士69.6%であり,診療所歯科衛生士は他群より関心度が低かった。児童虐待に関する情報源について,診療所歯科衛生士では「学生時代の授業」という回答が多く,卒業後知る機会が少なかったと推察された。また,児童虐待の通告義務について知っている者は,保健関係歯科衛生士で81.1%,歯科医師で66.0%,診療所歯科衛生士で44.9%であり,診療所歯科衛生士で認知度が低かった。通告義務に関して,守秘義務違反に問われないことを知っている者は多かったが,立証責任がないことを知っている者は少なかった。<BR>実際に虐待が疑われるケースの経験がある者は,保健関係の歯科衛生士で73.0%であったのに対して,歯科医師で36.2%,診療所歯科衛生士ではわずか4.4%であった。さらに,経験を有する歯科医師のうち76.5%が通告しておらず,通告時に不安を感じることが一要因と推測された。また,虐待防止にむけた子育て支援に取り組んでいる診療所は未だ少なく,意識的取り組みの必要性が示唆された。
著者
槇 究 澤 知江
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.64, no.516, pp.15-22, 1999-02-28 (Released:2017-02-03)
参考文献数
17
被引用文献数
4 9

Two experiments were conducted to determine whether color, lighting and material interact among each other in affecting the evaluation of an interior's ambience. Experiment 1, in which interior models with varying wall color and lighting were evaluated by subjects, showed that the effects on ambience evaluation of wall color and lighting are essentially independent of each other. Experiment 2, in which wall color, lighting and wall material were changed, demonstrated that wall color and material interact with respect to the parameters "beautiful" and "serene." The parameter "warm," however, showed no interaction among the three factors, and its evaluation was explainable as the linear sum of the effects of wall color, lighting and wall material.