著者
Yue WU Hongyu LI Jinsheng YANG Liming ZHENG
出版者
ISCM Forum
雑誌
Innovation and Supply Chain Management (ISSN:21870969)
巻号頁・発行日
vol.7, no.2, pp.39-45, 2013-06-30 (Released:2014-04-02)
参考文献数
26

This study discusses management principles which provides computational aid to management including monitoring, analysis and navigation of knowledge creators activities. Firstly, it attempts to identify two management principles based on the Ontological Shift Model, and give three indicators to diagnosis knowledge creation projects.
著者
安田耕作
雑誌
泌尿外
巻号頁・発行日
vol.7, no.12, pp.1287-1294, 1994
被引用文献数
2
著者
原田 晶子
出版者
東京大学
雑誌
研究活動スタート支援
巻号頁・発行日
2011

中世ドイツ都市史研究では、長い間、法的特権を持つ聖職者は都市の中の異分子と考えられ、対立の構図で描かれてきた。しかし近年、中世後期の都市を「聖なる共同体(注:市参事会は市民の宗教生活にも責任を負っているという意)」とみなす概念が受け入れられつつあり、都市と聖職者の関係も再考を迫られている。このような研究動向を考量して、本研究では都市と聖職者の関係を、従来あまり注目されてこなかった教会組織の末端に位置する教区主任司祭の活動に着目し、「共生」という観点から考察し直した。
著者
中島 務 曾根 三千彦 三澤 逸人 服部 琢 鈴木 亨
出版者
名古屋大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
1999

内耳への60mWソフトレーザー照射が耳鳴の抑制に効果があるかどうか二重盲検にて検討した。耳鳴の大きさ、持続時間、音色、苦痛度の変化にレーザー照射群とプラセボ照射群の間に有意差は認られなかった。メニエール病におけるゲンタマイシン鼓室内注入療法は、広く世界的に行われるようになってきている。我々は、、モルモットにおいてゲンタマイシンを蝸牛窓または鼓室内に投与し、基底回転の外リンパにおけるゲンタマイシン濃度を経時的に測定した。外リンパゲンタマイシン濃度は投与後1〜2時間後にピークとなり半減期が2〜数時間と非常に早いものであった。ゲンタマイシン鼓室内注入療法後、麻痺性眼振が出ても、その後前庭代償がおこって日常生活で問題となることは極めで少ない。高齢者では前庭代償がおこりにくいが、若い人でも直線加速刺激を行うと正常者とは異なる垂直方向の眼球の動きを前庭代償が完成されたと思われた時期においても観察された。モルモットにおいてシスプラチン内耳毒性に対するαトコフェロールの抑制効果を確認した。また、プロスタグランディンE1を蝸牛窓に置くと蝸牛血流が上昇した。内耳機能の評価に内耳血流状態の把握は重要である。レーザードップラープローブの先端を蝸牛骨壁にあてると、ラットではレーザードップラー出力の30〜40%が骨の血流成分で蝸牛血流とは別に考えなければならないことがわかった。人工内耳手術では、蝸牛骨壁に穴をあけるので、この穴にプローブをさしこんで血流測定をおこなえば可能な限り純粋に蝸牛血流の測定ができる。現在までのところ人工内耳手術を受けた20人にこのような方法にて蝸牛血流の測定を行ったが6人(特発性感音難聴2人、原因不明の先天聾2人、内耳道狭窄1人、髄膜炎後難聴1人)において顕著な蝸牛血流信号の低下を認めた。
著者
木下 樹親 Kinoshita Motochika
出版者
九州大学フランス語フランス文学研究会
雑誌
Stella (ISSN:09166599)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.245-253, 2011-12-20 (Released:2012-03-08)
著者
谷井 章夫 後藤 真孝 片寄 晴弘
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告音楽情報科学(MUS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.82, pp.19-24, 2003-08-04

ミキシングにおけるエフェクタや音量,音像定位の設定情報が異なれば,同じ音素材を用いても,楽曲の印象は大きく異なるため,的確なミキシングを行うには,高度な技能と経験を要する.そのため,アマチュアがミキシングに取り組んでも意図した結果を得ることは難しい.近年,商用音楽制作において,計算機上のソフトウェアを利用してミキシングが行われることが多くなったが,基本的に,ミキシングエンジニアが旧来のハードウェアミキサーやエフェクターを用いて実施していた作業を計算機上で可能にするものであり,技能と経験の乏しいアマチュアがミキシングを行う上での支援はなかった.本研究では,経験豊富なミキシングエンジニアの持つミキシングのノウハウをテンプレート化しておき,経験の乏しいアマチュアが自分の制作過程で再利用できるシステムを提案する.If the setting information on mixing differs, even if it uses the same sound material, the impressions of a musicalpiece differ greatly. For this reason, in order to do exact mixing, high skill and experience are required. Therefore, it is difficult to obtain the result meant although amateur do mixing. In recent years, in commercial music work,mixing was performed more often using the software on a computer. The work which the mixing engineer was doing using ahardware mixer and a effector is enabled on a computer, and there was no support for amateur. In this research, know-how of mixing which a mixing engineer with abundant experience has is template-ized, and the amateur proposes a system reusable in his work process.
著者
野水 基義 吉川 大和 保住 建太郎 片桐 文彦
出版者
東京薬科大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2013-04-01

ラミニン-111の由来の活性ペプチド(60種類)を高分子多糖のキトサンに固定化したペプチド-マトリックスを作成し、線維芽細胞と神経細胞を用い生物活性を測定し、活性の違いにより5種類のグループに分類した。各グループの中で最も活性の強いエッセンシャルなペプチド-マトリックスを選定した。さらに高活性なペプチド-マトリックスを作製するため、ペプチドと多糖の間のスペーサーの検討を行い、各ペプチドの最適なスペーサーを見いだした。最適なスペーサーを用いてエッセンシャルなペプチド-マトリックスを組み合わせることにより、組織工学に応用可能なバイオマテリアルの開発が可能になった。
著者
角田 史記 加藤 学 大塚 理恵子 助田 浩子 大関 一博
雑誌
情報処理学会論文誌データベース(TOD) (ISSN:18827799)
巻号頁・発行日
vol.6, no.3, pp.187-196, 2013-06-28

鉄道で輸送障害が発生すると多くの利用者に影響を及ぼすため,鉄道事業者はその影響を最小化すべく様々なオペレーションを行う.このとき,利用者が実際に受けた影響から輸送障害を定量的に評価できれば,利用者視点でオペレーション改善を検討できる.しかしこれまで,鉄道事業者において輸送障害を評価する方法としては,運休した列車本数や運転再開時刻等オペレーションにおいて直接把握できるデータが一般的であり,利用者が受けた影響を確度高く定量化して把握することは困難であった.一方,急速に普及した交通系ICカードのログデータにより,利用者の鉄道空間における所要時間を測定することが可能である.本研究では,交通系ICカードのデータを利用して,各区間,各時間帯の利用者群の所要時間を集約して解析することで,鉄道輸送障害時に利用者群が実際に受けた影響を定量化する方法および鉄道事業者におけるオペレーション改善のための応用を検討した.
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.670, pp.126-128, 2007-01-22

2006年12月1日、首都圏にあるJR東日本の184駅の自動改札で、非接触ICカード「Suica」が使用不能になり、利用者が改札を通過できなくなった。11月から12月に日付が変わった時点で、定期券をチェックする自動改札機のプログラムのバグが、顕在化したことが原因である。 異変が起きたのは2006年11月30日の深夜、12月1日に日付が変わった瞬間である。
著者
長尾 博暢
出版者
鳥取大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2011

日本の大学インターンシップの「多様性」を理論的に整理するため、正課のインターンシップにかかわる大学組織に焦点を当てた研究を行った。その結果、インターンシップにかかわる教員組織および厚生補導組織の実態と関係性の解明が要諦であると同時に、両者のさらに外縁にある学外アクターと教育課程との関係性こそが、教員組織と厚生補導組織の関係性を規定しており、多様なインターンシップの理論的整理の新たな基軸となるという知見に至った。
著者
首藤 文洋
出版者
筑波大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

これまでの感性評価法では、個人差がある主観評価に頼らざるを得なかった事とその脳機能の物質的背景の解明に必要な動物実験では個人差を作り出す後天的経験による情動反応を調べる方法が殆ど無いことが要因であった。そこで、音刺激によるヒトの視覚イメージの評価をメインタスクとして、主観的な感性評価と客観的な生体反応計測による情動反応との連関について調べる新たな感性評価方法を確立すると共に、後天的な要因により体験に関連して誘導された情動反応の脳機能を解析できる動物実験モデルを開発した。
著者
瀧口 正樹 松本 絵里子 松本 絵里子 岩瀬 克郎 大平 綾乃 有田 恵美子 平良 暁子
出版者
千葉大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2011

夜行性のマウスを通常食にて飼育すると,休眠絶食期である明期に,肝臓において,アミノ酸からグルコースを合成する糖新生系が活性化される。今回,高タンパク質食にてマウスを飼育すると,糖新生系酵素のmRNAレベルが,通常食に比べ活動摂食期の暗期を中心に,上昇することを明らかにした。また,コルチコステロンの血中レベルには著変が認められなかったのに対し,グルカゴンは高タンパク質食の摂食期に顕著な上昇を示し,食餌アミノ酸に応答した糖新生系酵素遺伝子の活性化を媒介する液性因子の候補と考えられた。
著者
小笠原 悟司 藤田 英明 赤木 泰文
出版者
The Institute of Electrical Engineers of Japan
雑誌
電気学会論文誌. D, 産業応用部門誌 = The transactions of the Institute of Electrical Engineers of Japan. D, A publication of Industry Applications Society (ISSN:09136339)
巻号頁・発行日
vol.115, no.1, pp.77-83, 1994-12-20
参考文献数
5
被引用文献数
41 40

This paper deals with the high-frequency leakage current caused by a voltage-source PWM inverter. A nonnegligible amount of leakage current would flow through stray capacitors between stator windings and a motor frame due to a, large step change of the common-mode voltage produced by the PWM inverter. An equivalent circuit for the leakage current is proposed, which is expressed by a series resonant circuit. The analysis applying the equivalent circuit gives us such a conclusion that the connection of a common-mode choke in series between the inverter and motor terminal is not effective to reduce the rms and average value of the leakage current, but effective to reduce the peak value. Furthermore, this paper shows that the modeling and analysis are valid in designing a previously proposed suppression method of the leakage current.