著者

佐藤 建

出版者

日本笑い学会

雑誌

笑い学研究 (ISSN:21894132)

巻号頁・発行日

vol.17, pp.83-90, 2010-07-10 (Released:2017-07-21)

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漫才を面白くしている笑い要素は、漫才固有の要素と、論文“落語の面白さの数値的表現”で整理した笑い誘発要素、およびその派生要素とで構成されている。物語の舞台設計と登場人物が発する笑い要素との相互作用で笑いを取る構成は、基本的に落語と同じであるが、落語比較で物語性がなく、相互作用も弱い。むしろ漫才師の人間特性が台本の主要部を成す傾向が強まっている。漫才の台本に見られる笑い要素を整理して、永続性のある笑いの視点からそれらの要素の時代的推移を論じた。

著者

原 誠

出版者

京都大学東南アジア研究センター

雑誌

東南アジア研究 (ISSN:05638682)

巻号頁・発行日

vol.16, no.1, pp.32-77, 1978-06

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この論文は国立情報学研究所の学術雑誌公開支援事業により電子化されました。

著者

松井 貴子

出版者

宇都宮大学国際学部

雑誌

宇都宮大学国際学部研究論集 (ISSN:13420364)

巻号頁・発行日

no.50, pp.121-134, 2020-09

著者

平澤 匡介 武本 東 葛西 聡

出版者

Japan Society of Civil Engineers

雑誌

土木計画学研究・論文集 (ISSN:09134034)

巻号頁・発行日

vol.27, pp.1035-1044, 2010 (Released:2017-11-29)

参考文献数

9

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中央分離帯がない2車線道路では、限られた空間を対向する車両が高速で移動するために、正面衝突による死亡事故が起きることがある。道路構造令では、特例として中央分離帯の設置が認められているが、費用が高額になるので、設置は限定される。ワイヤーロープ式防護柵は、支柱が細く緩衝機能があり、必要幅員も少ない。本稿は、緩衝機能を有するワイヤーロープ式防護柵を2車線道路の中央分離施設として導入するために、試験施工や性能を確認するための衝突試験を行い、道路構造令や防護柵設置基準等の適用性を検討し、日本における導入可能性を考察した結果を報告するものである。

著者

山野井 貴浩 佐藤 祐太朗 武村 政春

雑誌

白鴎大学教育学部論集 = Hakuoh Journal of the Faculty of Education (ISSN:18824145)

巻号頁・発行日

vol.9, no.2, pp.403-409, 2015-11-01

著者

飯野 勝則

巻号頁・発行日

2020-12-07

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学術コミュニケーション技術セミナー(JPCOAR Monday), 2020年12月7日(月), オンライン

著者

末田 真樹子

巻号頁・発行日

2020-11-16

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学術コミュニケーション技術セミナー(JPCOAR Monday), 2020年11月16日(月), オンライン

著者

青江 誠一郎

出版者

日本酪農科学会

雑誌

ミルクサイエンス (ISSN:13430289)

巻号頁・発行日

vol.57, no.1, pp.1-12, 2008 (Released:2014-03-15)

参考文献数

78

被引用文献数

2

著者

岡崎 仁昭 長嶋 孝夫 簑田 清次

出版者

日本臨床免疫学会

雑誌

日本臨床免疫学会会誌 (ISSN:09114300)

巻号頁・発行日

vol.27, no.6, pp.357-360, 2004 (Released:2005-02-22)

参考文献数

13

被引用文献数

5 4

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スタチン系薬物は高脂血症治療薬として現在,国内外で広く使用されている.   近年のスタチン系薬物を使用した大規模臨床試験によると,虚血性心疾患の初発と再発とを予防することが示されている.この動脈硬化性病変への効果は,必ずしもコレステロール低下作用だけに基づくものではないことが最近の研究成果から明らかとなってきた.すなわちスタチンは血清コレステロール低下作用以外にも多面的効果(pleiotropic effect)を有し,例えば,抗酸化作用,血管内皮細胞の分化増殖の促進とその機能障害の改善,血栓形成改善作用,抗炎症作用など直接的に冠動脈イベントなどの動脈硬化を抑制することが示されている.さらに,最近になってスタチンの多面的効果の一つとして,免疫抑制(調整)作用を示す報告が相次いでなされ,注目を浴びている.本稿ではスタチンの免疫系への作用について文献的考察を含めて概説し,最後に我々の研究結果の一部を紹介する.

著者

ふゅーじょんぷろだくと 編

出版者

ふゅーじょんぷろだくと

巻号頁・発行日

vol.7, 1990-01

著者

Yoshiko Furukawa Satoshi Okuyama Yoshiaki Amakura Atsushi Sawamoto Mitsunari Nakajima Morio Yoshimura Michiya Igase Naohiro Fukuda Takahisa Tamai Takashi Yoshida

出版者

The Pharmaceutical Society of Japan

雑誌

Chemical and Pharmaceutical Bulletin (ISSN:00092363)

巻号頁・発行日

vol.69, no.1, pp.2-10, 2021-01-01 (Released:2021-01-01)

参考文献数

74

被引用文献数

7

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The elderly experience numerous physiological alterations. In the brain, aging causes degeneration or loss of distinct populations of neurons, resulting in declining cognitive function, locomotor capability, etc. The pathogenic factors of such neurodegeneration are oxidative stress, mitochondrial dysfunction, inflammation, reduced energy homeostatis, decreased levels of neurotrophic factor, etc. On the other hand, numerous studies have investigated various biologically active substances in fruit and vegetables. We focused on the peel of citrus fruit to search for neuroprotective components and found that: 1) 3,5,6,7,8,3′,4′-heptamethoxyflavone (HMF) and auraptene (AUR) in the peel of Kawachi Bankan (Citrus kawachiensis) exert neuroprotective effects; 2) both HMF and AUR can pass through the blood–brain barrier, suggesting that they act directly in the brain; 3) the content of AUR in the peel of K. Bankan was exceptionally high, and consequently the oral administration of the dried peel powder of K. Bankan exerts neuroprotective effects; and 4) intake of K. Bankan juice, which was enriched in AUR by adding peel paste to the raw juice, contributed to the prevention of cognitive dysfunction in aged healthy volunteers. This review summarizes our studies in terms of the isolation/characterization of HMF and AUR in K. Bankan peel, analysis of their actions in the brain, mechanisms of their actions, and trials to develop food that retains their functions.

著者

石田 仁 大橋 レアンドロ 水野 洋平 八代田 真人

出版者

日本森林学会

雑誌

日本森林学会大会発表データベース

巻号頁・発行日

vol.123, pp.Pa119-Pa119, 2011

著者

山本 裕二 木島 章文 福原 洸 横山 慶子 小林 亮 加納 剛史 石黒 章夫 奥村 基生 島 弘幸

出版者

名古屋大学

雑誌

基盤研究(A)

巻号頁・発行日

2020-04-01

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本研究では,スポーツにおける対人運動技能の制御・学習則を解明する.対人運動技能とは,眼前の他者と連携や駆け引きを行う技能と,連携や駆け引きを通して互いに成長し続ける技能の両方を指す.これは様々なスポーツに共通の重要な技能であると考えられるが,従来は個の運動技能のみが扱われており,対人運動技能の制御・学習則は未知である.そこで本研究では,二者が連携や駆け引き,二者が連携して他の二者と駆け引きする対人運動技能の制御・学習過程の調査・行動実験からそこに潜む規則性を見つけ,数理モデルを構築して制御・学習の本質を理解し,ロボットに実装してその妥当性を検証する.

著者

皇典講究所, 全国神職会 校訂

出版者

大岡山書店

巻号頁・発行日

vol.索引, 1932

著者

瀬古 弘 小司 禎教 堀田 大介 小泉 耕 幾田 泰酵

雑誌

JpGU-AGU Joint Meeting 2020

巻号頁・発行日

2020-03-13

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大雨に供給される下層インフローの水蒸気分布を改善することにより,降水予報の精度を向上させることが期待できる.ここでは船舶GNSSで得られた東シナ海の水蒸気量をデータ同化に用い,九州北部で発生した大雨へのインパクトを調べた.船舶GNSSのデータ同化により,東シナ海の水蒸気分布が修正し,九州北部の大雨の降水予報が改善する場合もあることが確認できた.さらにバイアス補正と正時に加えて15分前,30分前の観測値を加えた実験の結果から,より正しい可降水量をより多くの点で与えることが重要であることがわかった.本研究は,「ビッグデータ同化とAI によるリア ルタイム気象予測の新展開」(JST AIP JPMJCR19U2), ポスト「京」プロジェクト重点課題4「観測ビッグデー タを活用した気象と地球環境の予測の高度化」(課題 ID: hp190156)の 支援を受けたものです.

著者

中嶋 芳邦 山本 紳一郎 犀川 豊 松永 一成 山本 博男

出版者

社団法人日本体育学会

雑誌

日本体育学会大会号

巻号頁・発行日

no.44, 1993-10-05

著者

井上 正

出版者

音楽教育史学会

雑誌

音楽教育史研究 (ISSN:13460285)

巻号頁・発行日

no.7, pp.1-11, 2004

著者

田鍬 智志

出版者

日本音楽学会

雑誌

音楽学 (ISSN:00302597)

巻号頁・発行日

vol.49, no.3, pp.141-154, 2004-06

著者

市村 櫻子

出版者

国公私立大学図書館協力委員会

雑誌

大学図書館研究 (ISSN:03860507)

巻号頁・発行日

vol.99, pp.24-32, 2013

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<p>東京大学柏図書館は,開館当初からの一般市民への大学図書館開放に加えて,平成20年10月に「東京大学柏図書館友の会」を発足させた。以来,図書の貸出だけでなく,大学の教員・学生・図書館職員が協力して,ブックトーク,上映会,音楽会等,幅広い事業を展開している。また,柏市立図書館や柏市内の大学図書館と連携し,同一テーマによる資料の企画展示,ビブリオバトル柏市決勝大会,市民の図書館見学ツアー等,大学図書館の特色を活かした事業を連携して展開している。</p>

著者

Shingo Nakai Tetsuro Uchida Yoshinori Kuroda Atsushi Yamashita Eiichi Oba Kimihiro Kobayashi Tomonori Ochiai Mitsuaki Sadahiro

出版者

The Editorial Committee of Annals of Vascular Diseases

雑誌

Annals of Vascular Diseases (ISSN:1881641X)

巻号頁・発行日

vol.13, no.3, pp.335-338, 2020-09-25 (Released:2020-09-25)

参考文献数

10

被引用文献数

2

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Spinal cord injury (SCI) following endovascular aortic repair (EVAR) for an abdominal aortic aneurysm (AAA) is a rare but serious complication. Case 1 presented with ruptured AAA and shock and underwent emergency EVAR. The patient developed incomplete paraplegia 2 days following EVAR. Case 2, diagnosed with impending rupture of AAA with extremely shaggy aorta, was treated with emergency EVAR. The patient was diagnosed with complete paraplegia soon after EVAR. Case 3 underwent elective EVAR and developed delayed paraplegia 2 weeks later. In EVAR, the etiology of SCI leading to paraplegia is often multifactorial. Surgeons must consider the possibility of SCI-induced paraplegia.