著者
木川田 朱美 辻 慶太
出版者
日本図書館情報学会
巻号頁・発行日
2008-03

本研究ではAmazon.co.jp の書誌リストをNDL-OPAC に突き合わせる形で国立国会図書館における納本状況を調査し,成人向け出版物のほとんどが納本されていない現状を示した。また成人向け出版物を刊行している出版社の納本状況を調査し,一般出版物は納本しているにもかかわらず成人向けだけは納本していないといったパターンも確認した。さらに国立国会図書館,取次,出版社に聞き取り調査を行い,日本の納本制度の運用上における問題点を明らかにした。
著者
山内 賢幸 坊農 真弓 相原 健郎 西本 一志
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告: ヒューマンコンピュータインタラクション (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2010-HCI-137, no.10, pp.1-8, 2010-03-12

学会の懇親会や結婚式の披露宴などの立食形式パーティーで会話の輪から孤立している人がいる. この会話の輪に入ることが出来ていない状態の人を 「孤立者」 と呼ぶ.本研究では立食形式パーティーの映像を使いハンドアノテーションを行う.そしてそこから得られたアノテーションデータを用いて孤立者の検出を行う.今回提案する検出手法は会話集団を見つけ,それ以外の人を孤立者とする方法である.人が映像を見て直感的に孤立者と判断したデータと提案手法で得られた結果との比較を行い,どれだけ孤立者が検出できたのかを明らかにする.またその結果から今後の課題についても検討を行う. : In this paper, we discuss a hand annotation method for video analysis of a buffet party toward detection of wallflowers. There are often some wallflowers in the banquet or the wedding party. We try to find out the wallflowers thorough understanding various participation roles, ex. Speaker, addressee, side participant, by the multimodal analysis of integrating several hand annotation data, i.e., speech, gaze direction body orientation and standing positions. We compare the wallflowers found out by our algorithm and that found out by people’s intuitions to investigate the performance of our algorithm.
著者
平山 陽菜 佐藤 翔 山下 聡子 岡部 晋典
出版者
情報メディア学会
雑誌
第11回情報メディア学会研究大会発表資料
巻号頁・発行日
pp.32-36, 2012-07-07

本調査では、非正規職員からみた指定管理者制度の実務的側面を、自治体直営図書館との対比を軸としたインタビューに基づき描き出す。被調査者は待遇に対し不満はあるものの、指定管理者制度導入以後、導入以前よりも業務に対しやりがいを感じていた。これは図書館サービスへの自発的提案や自己研鑽の機会が認められるようになったためである。労働者の視点からすると、指定管理者制度導入館の方が魅力的に感じる場合があることが確認された。
著者
一方井 祐子 中村 史一 麻生 尚文 神谷 隆之 近藤 菜穂 久保田 好美 徳田 周子 豊田 丈典 古川 遼 宮田 舞 渡邉 俊一 横山 広美
出版者
北海道大学 高等教育推進機構 高等教育研究部 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)
雑誌
科学技術コミュニケーション (ISSN:18818390)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.83-93, 2012-06

This study focuses on the difference of public interest and expectation for eight scientific fields. The investigated fields included astronomy, planetary science, particle physics, mathematics, solid state physics, paleontology, seismology, and molecular biology. For analyzing the interest and expectation for the eight science fields, a survey was administered to 780 people over 20 years old. Expectation was rated high in the fields in which research contents are easy to understand and the research findings are believed to be linked to daily life. On the other hand, fields considered to be abstract and not related with daily life were rated lower in public interest and expectation. On the basis of these findings, we will discuss the future of science communication in these fields.
著者
片山 卓也 島津 明 東条 敏 二木 厚吉 緒方 和博 有本 泰仁 落水 浩一郎 早坂 良
出版者
JAIST Press
巻号頁・発行日
vol.2, 2007-09

法令工学は,法令文書の作成や変更,法令実働化情報システムの構築を系統的に行うため,人工知能,言語処理,ソフトウェア工学の研究成果を使おうとする工学的アプローチであり,21 世紀COEプログラム「検証進化可能電子社会」の主要研究課題の一つである.安心な電子社会の実現には,電子社会の仕様書である法令を適切に作成し,それを施行する情報システムを正しく構築しなければならない.また,法令の改定に対しては,関係法令への変更伝播を整合的に行い,それを情報システムへの変更に矛盾なくつなげる必要がある.法令工学は,このような問題を工学的に解決することめざして,本COEで世界で初めて提案されたものである.現在,企業活動における法令尊守などが大きな社会問題として取り上げられているが,組織における規則の作成や尊守機構の設計なども法令工学の範疇に入ると考えられ,今後訪れる本格的な電子社会時代において,安心で公正な社会や組織の設計や実現に,法令工学はその基本技術を提供するものであると考えている.本書は,本COEにおける法令工学の研究活動を紹介するために書かれたものであるが,各章の著者は以下のようである.第1章 片山卓也 第2章 島津明 第3章 東条敏 第4章 二木厚吉,緒方和博,有本泰仁 第5章 落水浩一郎,早坂良
著者
木川田 朱美 辻 慶太
出版者
日本図書館研究会
雑誌
図書館界 (ISSN:00409669)
巻号頁・発行日
vol.61, no.4, pp.234-244, 2009-11

本稿では,Amazon.co.jpが扱う図書がNDL-OPACでヒットするかを調べる形で国立国会図書館における納本状況を調査し,ポルノグラフィのほとんどが納本されていない現状を明らかにする。また,ポルノグラフィを刊行している出版社の納本状況を調査し,一般出版物は納本しているにもかかわらずポルノグラフィだけは納本していないといった結果も提示する。さらに国立国会図書館,取次,出版社に聞き取り調査を行い,日本の現行納本制度の運用上における諸問題を考察する。
著者
木川田 朱美 吉田 光男 辻 慶太
出版者
日本図書館情報学会
雑誌
第58回日本図書館情報学会研究大会発表要綱
巻号頁・発行日
pp.1-4, 2010-10

本稿では、各都道府県が青少年保護育成に関する条例により図書類を有害図書類として指定する、いわゆる有害図書規制に関して、指定された図書に関する情報が散逸している問題について指摘する。その問題を解決し、規制の実態や有効性を明らかにするための量的調査を容易にするために、各都道府県が指定した有害図書等に関する情報を収録したデータベースを提案し試作する。
著者
蔦谷 匠 安藤 康伸 飯田 有希 井上 志保里 貴舩 永津子 小寺 千絵 近藤 菜穂 猿谷 友孝 豊田 丈典 中村 史一 宮武 広直 渡邉 俊一 横山 広美
出版者
北海道大学 高等教育推進機構 高等教育研究部 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)
雑誌
科学技術コミュニケーション (ISSN:18818390)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.23-34, 2011-06

Studies for iPS (induced Pluripotent Stem) cells are so important field for both basic science and regenerative medicine that they have attracted a great deal of attention and expectation from scientists, media and public. We revealed that unlike scientists, media and public had not paid attention to mouse iPS cell, the first achievement of the research, however, they were enthusiastic about human iPS cell. Our results suggest that the area of interest about iPS cells differed among scientists, media and public.
著者
加藤 文昭
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
2010-02

制度:新 ; 報告番号:甲3048号 ; 学位の種類:博士(工学) ; 授与年月日:2010/3/15 ; 早大学位記番号:新5308
著者
岡本 健
出版者
観光・余暇関係諸学会共同大会学術論文集編集委員会
雑誌
観光・余暇関係諸学会共同大会学術論文集 (ISSN:1884328X)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.37-44, 2011-09-30

This paper analyzes the mechanism of informatiom distribution and provides new framework about Contents Tourism. This research adopt analysis website traffic linked real situation. It has two conclusion. One is Consumer Generated Media (GCM) leading to an increase in the number of website traffic, and the other is constructing new Contens Tourism framework adding an actor which has no immediate relationship to tourist site.
著者
Yuki Masaki Maddux William W. Masuda Takahiko
出版者
Elsevier
雑誌
Journal of Experimental Social Psychology (ISSN:00221031)
巻号頁・発行日
vol.43, no.2, pp.303-311, 2007-03
被引用文献数
110 4

The current research investigated the hypothesis that, depending on an individual’s cultural background, facial cues in different parts of the face are weighted differently when interpreting emotions. Given that the eyes are more difficult to control than the mouth when people express emotions, we predicted that individuals in cultures where emotional subduction is the norm (such as Japan) would focus more strongly on the eyes than the mouth when interpreting others’ emotions. By contrast, we predicted that people in cultures where overt emotional expression is the norm (such as the US) would tend to interpret emotions based on the position of the mouth, because it is the most expressive part of the face. This hypothesis was confirmed in two studies, one using illustrated faces, and one using edited facial expressions from real people, in which emotional expressions in the eyes and mouth were independently manipulated. Implications for our understanding of cross-cultural psychology, as well of the psychology of emotional interpretation, are discussed.