著者
古田 睦広 尾崎 元昭 原田 禹雄 高橋 俊一郎 村上 元正 松本 繁雄
出版者
一般社団法人 国立医療学会
雑誌
医療 (ISSN:00211699)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.139-144, 1972 (Released:2011-10-19)
参考文献数
14

Histopathological examination of tuberculosis was done on 107 autopsy cases in Komyoen Leprosarium from 1962 to 1970. Seventeen cases showed pulmonary tuberculosis, including healed and calcified lesions. The average age of these cases was 66.6. Active pulmonary tuberculosis was found in 10 cases; half of them formed tuberculous cavity. Only 2 cases showed remarkable extension of the disease to the other organs. This was quite different from the formm of tuberculosis before 1900 which was predominantly accompanied with direct or miliary type extension. Gaseous pneumonia of 4 cases between 1967 and 1666 suggested possibility of reinfection on the aged. Active tuberculosis on the aged seemed to have a tendency to become caseous pneumonia. There was no correlation between the types of leprosy and tuberculosis. We deny any specific relation of tuberculosis to leprosy patients.
著者
古賀 純子
出版者
美学会
雑誌
美学 (ISSN:05200962)
巻号頁・発行日
vol.53, no.2, pp.53-65, 2002-09-30 (Released:2017-05-22)

Olivier Messiaen (1908-1992) declarait que les rythmes observes dans le monde de la nature etaient des ideaux dans sa recherche du rythme musical. Il pensait que la structure du rythme classique, c'est-a-dire le rythme fonde sur la repetition de durees egales, est trop 'carree' pour exprimer la liberte et la souplesse du rythme naturel. C'est pourquoi il essayait de decomposer la structure traditionnelle. C'est par la technique serielle queil l'a detruite completement dans <<mode de valeurs et d'intensites>> (1949). Cependant, il a abandonne cette technique apres cette piece et s'est converti au 'style oiseau'. Il a note des chants d'oiseaux et faconne des oeuvres basees directement dessus. Que signifie sa convertion? Pour expliquer la pensee du rythme de Messiaen, le concept de <<duree>> de Bergson (1859-1941) est efficace. L'un et l'autre remarquaient que le rythme generique devie du temps homogene, et en plus ils avaient des idees tres positives et originales sur les ordres temporels inegaux et imprevisibles qui accompagnent la genese naturelle.
著者
大塚 好古
出版者
海人社
雑誌
世界の艦船
巻号頁・発行日
no.806, pp.82-89, 2014-11
著者
山田 賢 及川 大地 友永 省三 古瀬 充宏
出版者
日本ペット栄養学会
雑誌
ペット栄養学会誌 (ISSN:13443763)
巻号頁・発行日
vol.14, no.1, pp.1-12, 2011-04-09 (Released:2011-05-27)
参考文献数
33

グルコース由来のエネルギー合成経路において、チアミン (ビタミンB1) は重要な働きを有する。チアミン欠乏は、認知機能障害などの中枢神経障害を引き起こすが、これは脳内におけるエネルギー合成障害が主要因であると推測されている。しかしながら、その詳細な作用機構は未解明なままである。本研究では、この中枢神経障害発症の作用機構の解明を試みた。マウスにチアミン欠乏飼料を給餌し、更にグルコースを腹腔内に投与した。その後、マウスの慣れ学習および短期記憶への影響を観察し、脳内のモノアミンおよびアミノ酸含量を測定した。 行動試験の結果、チアミン欠乏によって慣れ学習が阻害され、過剰なグルコースの投与によって短期記憶障害が引き起こされた。しかしながら各学習阻害は、もう一方の処理による影響は受けなかった。また、チアミン欠乏は海馬内におけるL-リジン含量を変化させ、過剰なグルコースの投与は大脳皮質内のドーパミンおよびノルアドレナリン含量に影響を与えた。以上の結果から、チアミン欠乏による中枢神経系の障害は、エネルギー代謝障害のみに起因するものではなく、他のメカニズムも関与する可能性が示された。
著者
柴田 政彦 寒 重之 大迫 正一 三木 健司 栁澤 琢史 助永 憲比古 恒遠 剛示 新田 一仁 岩下 成人 福井 聖 黒崎 弘倫 中野 直樹 若泉 謙太 上嶋 江利 本山 泰士 高雄 由美子 溝渕 知司
出版者
日本疼痛学会
雑誌
PAIN RESEARCH (ISSN:09158588)
巻号頁・発行日
vol.31, no.4, pp.189-196, 2016-11-26 (Released:2017-01-27)
参考文献数
37

The review was performed to investigate the functional brain alterations in patients with various kinds of chronic pain including fibromyalgia, chronic low back pain, migraine and the other chronic pain conditions. In these patients functional connectivity was different not only in the sensory–motor system but also in the affective and reward system. New technology have allowed us to identify and understand the neural mechanisms contributing to chronic pain, which provides us novel targets for future research and treatment.
著者
古怒田 望人 Konuta Asahi コヌタ アサヒ
出版者
大阪大学大学院人間科学研究科 社会学・人間学・人類学研究室
雑誌
年報人間科学 (ISSN:02865149)
巻号頁・発行日
no.41, pp.95-110, 2020-03-31

人間学・人類学 : 論文エマニュエル・レヴィナスは、同時代の現象学者のなかでもとりわけ、その現象学の発端からセクシュアリティを一つの軸としていた。本論は、レヴィナスの主著である『全体性と無限』(1961)におけるセクシュアリティの現象学を「自己変容」という側面から解明し、レヴィナスのセクシュアリティの現象学を、セクシュアリティの文脈で具体的に展開する可能性を提示したい。第一節では、レヴィナスのセクシュアリティの現象学の先行研究の問題点を指摘し、この現象学が「生殖」中心主義とは異なった「セクシュアルな自己変容」としてセクシュアリティを記述しているという展望を示す。第二節では、この「セクシュアルな自己変容」の記述がどのような文脈においてなされたのかを解明するために、30年代のレヴィナスの記述にまで遡り、ナチズムにおける生物学決定論に対するレヴィナスの批判との関連性を示す。第三節では、レヴィナスの「セクシュアルな自己変容」の記述がこの決定論を覆す現象であることを概観しつつ、レヴィナスのセクシュアリティの現象学が「男/女二元論的性差」の二項対立を素朴に措定しているものではないことを示す。最後に、第四節において、そもそもなぜレヴィナスはこのような「セクシュアルな自己変容」の記述を必要としたのか、またそのセクシュアルな自己変容の体験における「曖昧さ=両義性」から、この現象学の臨床的な意義を提示したい。Emmanuel Levinas (1906–1995) referred to sexuality more often than his contemporaries in the field of phenomenology. In this paper, we aim to clarify the description of sexual self-transformation presented in his main work, Totality and Infi nity (1961), with a primary focus on why Levinas so strongly emphasized nonreproductive sexual acts such as petting. In doing so, we highlight the signifi cance of his description of sexual self-transformation from a clinical perspective.
著者
古関 喜之
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
地理学評論 Series A (ISSN:18834388)
巻号頁・発行日
vol.89, no.1, pp.1-21, 2016-01-01 (Released:2019-10-05)
参考文献数
23

本稿では,台湾産マンゴーの日本への輸出を取り上げ,ポジティブリスト制度導入後の日本市場向けマンゴーの生産・輸出システムと,安全性や品質管理を重視した日本市場への対応が生産地域や台湾農業に与えた影響について検討した.日本でのポジティブリスト制度導入後,台湾では政府主導によって,日本向けマンゴー輸出業者と日本市場向けマンゴー園の登録制度,および輸出前の生産者単位による残留農薬と糖度の検査体制が構築された.安全性を重視した対日輸出への取組みは,農家に農薬費の負担を増大させたが,収益増加にも結びついている.また,生産者の安全管理に対する意識を高め,台湾国内では日本の安全基準に基づく輸出システムで生産されたマンゴーが流通し,差別化商品として扱われている.台湾農業にとって,安全性重視の対日輸出への取組みは,輸出や国内販売において,台湾産マンゴーの市場を多様化させる一因となっている.
著者
古明地 樹 Tatsuki KOMEIJI コメイジ タツキ
出版者
総合研究大学院大学文化科学研究科 / 葉山町(神奈川県)
雑誌
総研大文化科学研究 = SOKENDAI Review of Cultural and Social Studies (ISSN:1883096X)
巻号頁・発行日
no.16, 2020-03-31

大坂の書肆、柏原屋(渋川清右衛門、稱觥堂)は、渋川版と称される『御伽文庫』や、『女大学宝箱』等を出版したことで知られる。一方で、鈴木春信をはじめとする浮世絵師に影響を与えた橘守国画作『絵本写宝袋』(享保五(一七二〇)年刊)、合羽摺り絵本の嚆矢となった大岡春卜画『明朝紫硯』(延享三(一七四六)年刊)等を刊行し、大坂を中心とした享保期以降の絵本流行を支えた板元の一つにも数えられる。これらの影響を考えれば、絵本研究の視点から柏原屋の活動を明らかにする意義は大きい。この考えに基づき、本稿では柏原屋の初期絵本を取り上げ、その出版活動を論じることで、享保期における絵本流行の一端を明らかにすることを目的とする。享保五(一七二〇)年以前の成立となる柏原屋の絵本広告には、『絵本草源氏』『絵本清書帳』『絵本稽古帳』『絵本たから蔵』『絵本忘草』『絵本ふくらすゝめ』『絵本手帳綱目』『万物絵本大全』の八作品が載る。本稿では、これらを柏原屋が刊行した初期における絵本として取り上げ、その書誌を記すと共に作品の成立過程について考察することで、柏原屋の絵本出版の諸特徴を把握することに努める。この伝本調査により、柏原屋の刊記を有する『絵本清書帳』は『絵本手帳綱目』を求板後に改修した内容を持つこと、板木の改修跡より『絵本稽古帳』や『絵本忘草』等の作品が求板版であること等が判明した。また、これらは伝本の少ない稀覯本であるが、上述の作品に対する考察や、作品の構成に改修によって生じたと推測される不和が認められることから、初期の柏原屋絵本が総じて後修本である可能性が高いと判断する。『絵本手帳綱目』、『絵本ふくらすゝめ』、『万物絵本大全』を除く作品に柏原屋の刊記が確認され、全ての伝本が「享保三年五月」(一七一八)の年記を有する。しかし、刊記の分析を行った結果、これら八作品の印時期にはずれが生じている可能性があると推測できる。則ち、柏原屋は享保五年以前に八種の絵本板木を有していたものの、作品によって印・修の時期が大きく異なる可能性を指摘するKashiwara-ya is an Osaka bookstore well-known for publishing Otogi-bunko, a collection of illustrated short stories called Shibukawa-ban, in the Edo period. The bookstore also published many ehon, or books featuring illustrations, that are significant works for ehon studies including Ehon-Shahoubukuro and Minchoshiken. Although Kashiwara-ya played an important role in publishing ehon after the Kyoho era, preceding studies have not considered Kashiwara-ya as a publisher of ehon. Thus, this study investigates Kashiwara-ya's early works and considers its publication activity.Eight books—Ehon-kusagenji, Ehon-seishocho, Ehon-keikocho, Ehon-takaragura, Ehon-techokomoku, Ehon-wasuregusa, Ehon-fukurasuzume and Banbutsu-ehon-taizen—are listed in a Kashiwara-ya advertisement published before 1720. This paper considers these books to be Kashiwara-ya's early works. These books were published to provide patterns of paintings for artists. Since this has rarely been examined in preceding studies, this paper compiles a bibliography and identifies the characteristics of these early works.The paper first organizes a bibliography of each work and makes inferences, e.g. woodblocks of Ehon-techokomoku were bought by Kashiwara-ya and the bookstore repaired them to sell them as Ehon-seishocho. As a result of such inferences and mismatches in the composition of the eight books, it is also possible to ascertain the possibility that almost all the woodblocks used in Kashiwara-ya's early works were repaired after purchase, i.e. these early works were not made by Kashiwara-ya.Secondly, the paper analyzes diversity in publication dates. Although Kashiwara-ya's early works have same publication date of 1718, these descriptions are unreliable because the woodblocks of the publication dates were allocated among o-hon, one of the formats of Japanese books. The degrees of frictional wear of the woodblocks are different, and this difference tells us the sequence of printing.A hypothesis concerning Kashiwara-ya's early works is derived based on the above. Although Kashiwara-ya had woodblocks to publish eight ehon and had rights to publish them before 1718, the eight books were not published at the same time.
著者
古市 瑞希 山本 大介 高橋 直久
雑誌
情報処理学会論文誌デジタルコンテンツ(DCON) (ISSN:21878897)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.1-15, 2020-08-25

名古屋工業大学で開発された音声インタラクションシステム構築ツールキットMMDAgentは,FST(Finite State Transducer)形式で記述された対話シナリオに基づいて音声対話の処理を実行し,ユーザは対話シナリオを編集することで対話の内容を自由に構成することができる.しかし,FST形式は一般ユーザには馴染みがなく,対話シナリオを編集することは困難である.そこで,一般ユーザでも対話シナリオを編集できるようにするため,ブロック型ビジュアルプログラミング機能を有する音声対話シナリオ編集システムを提案する.提案システムでは,対話の内容を「ブロック」で表し,パズルのように組み合わせるだけで対話シナリオを作成できる.これにより,対話シナリオについて知識がない一般ユーザでも,対話シナリオを作成することができる.また,提案システムに基づきプロトタイプシステムを実装し,評価実験を行った.その結果,テキストで記述する方法に比べて,提案システムを用いることで短い時間で対話シナリオの作成や内容の把握ができることが分かった.
著者
河角 龍典 佐古 愛己
出版者
人文地理学会
雑誌
人文地理学会大会 研究発表要旨 2004年 人文地理学会大会 研究発表要旨
巻号頁・発行日
pp.13, 2004 (Released:2004-11-12)

歴史的空間情報へのGIS(地理情報システム)の適用が、過去数年の間に急速に発展しつつある。古代都市に関する歴史GIS研究もその例外ではなく、考古学の分野からすでにいくつかの研究が実施されている。しかしながら、埋蔵文化財の発掘調査や文献史学から得られる膨大な古代都市にかかわる歴史的空間情報については、そのデータベースが十分に整備されていないために、古代都市研究へのGISの適用が遅れている。 本報告では、平安京に関連する歴史的空間情報のデジタルデータベースの構築とそれらへのGISの適用から様々な歴史地図を作成し、平安京の地形景観、土地利用景観の復原を試みた。京都に関する歴史学的、地理学的、考古学的な研究成果には、膨大な蓄積がある。これらの大量かつ精緻な研究成果は現在活字媒体で提供されているが、これをデジタル媒体でデータベース化することにより、さらに容易かつ有効な検索・利用が可能となる。本研究では、『兵範記』を記主平信範が存命した12世紀の京都を中心に、GISに利用可能なデータベースの構築を行った。本研究では、『平安京提要』1) や『平凡社日本歴史地名大系 京都市の地名』2) などから作成したデータベースの構築と、12世紀の中級貴族・実務官僚である平信範(たいらののぶのり、1112~87)の日記『兵範記』(『人車記』ともいう)のデータベースの構築を通して、具体的な検討を進めた。本研究では、古記録に表れる歴史的空間情報にGISを適用することにより歴史地図を作成し、平安京の景観復原を試みた。その結果以下のことが明らかになった。1)過去の景観について議論するためには、過去の地表面の復原が必要である。2)平安京の土地利用データベースとGISの結合によって、平安時代の土地利用の視覚化が可能になった。
著者
増田 賢嗣 今泉 均 橋本 博 小田 憲太朗 古板 博文 松成 宏之 照屋 和久 薄 浩則
出版者
水産総合研究センター
雑誌
水産技術 (ISSN:18832253)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.7-13, 2011-10
被引用文献数
2

現在ウナギ仔魚用飼料としてはアブラツノザメ卵を主体とする飼料 (SA)が用いられている。この飼料により飼育が可能になったが,サメ卵の中でも特に本積の卵が優れていることは確認されていなかった。加えて,シラスウナギ量産に対応するためには新たな飼料原料を見出す必要がある。本研究ではイタチザメ卵主体飼料(GC)およびアイザメ卵主体飼料(CA)を調製し、 SAとの初期飼育の比較試験を行った。その結果GC区、CA区ともにふ化後21日まで生残が認められ,GC区の生残率および両試験区の終了時全長はSA区に劣ったものの、CA区の生残率はSA区に匹敵した。これにより複数のサメ卵が飼料原料として利用可能であることが明らかとなった。
著者
古賀 敬太
出版者
政治思想学会
雑誌
政治思想研究 (ISSN:1346924X)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.1-28, 2003-05-10 (Released:2012-11-20)
被引用文献数
1
著者
大塚 好古
出版者
海人社
雑誌
世界の艦船
巻号頁・発行日
no.880, pp.77-87, 2018-06
著者
安江 健一 高取 亮一 谷川 晋一 二ノ宮 淳 棚瀬 充史 古澤 明 田力 正好
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.120, no.12, pp.435-445, 2014-12-15 (Released:2015-05-19)
参考文献数
28

本研究では,侵食速度の指標として,環流丘陵を伴う旧河道(以下,環流旧河谷)に着目した.環流旧河谷は,分布が乏しい流域があるものの,日本列島の各地に分布し,様々な比高を持つことから,侵食速度を算出する際の有効な指標になると考えられる.この環流旧河谷を用いた事例の研究を,熊野川(十津川)の中流域において行った結果,旧河床堆積物を覆う角礫層は,赤色化していることから最終間氷期以前の堆積物と考えられ,旧河床堆積物の離水年代は12.5万年前かそれより古いと考えられる.角礫層に含まれるK-Tz起源の粒子は,角礫層の堆積時に降下し,希釈されたものであり,角礫層を覆う表土に含まれるK-Tz起源の粒子は角礫層の離水後に斜面から再移動したものと解釈すれば,赤色化に基づく角礫層の年代観に矛盾はない.この離水年代と旧河床堆積物の現河床からの比高から算出した下刻速度は,約0.9 m/kyかそれより遅い可能性がある.このように,環流旧河谷は,河川の上流や西南日本などの内陸部における河川の下刻などの侵食速度の指標になるとともに,隆起速度を推定する際の有効な指標になる可能性がある.より確度の高い侵食速度の算出には,環流旧河谷に分布する旧河床堆積物や斜面堆積物などを対象とした年代測定が今後の課題である.