著者
吉田 孝夫
出版者
大谷学会
雑誌
大谷学報 (ISSN:02876027)
巻号頁・発行日
vol.83, no.3, pp.29-51, 2005-06
著者
吉田直人 中谷友香梨 久保嶋健人 米澤朋子
雑誌
2014年度 情報処理学会関西支部 支部大会 講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, 2014-09-10

本研究では、擬似的な肺を内包したぬいぐるみロボットを用いて、腹部の膨張収縮と呼気の排出を一体とした呼吸運動を提案する。腹部の膨張と呼気による触覚提示がユーザの安心感とぬいぐるみロボットの「生きている」感覚に与える影響を検証する。
著者
長井 正彦 大平 亘 小野 雅史 柴崎 亮介 吉田 智一 瀬下 隆
出版者
農業情報学会
雑誌
農業情報研究 (ISSN:09169482)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.27-33, 2017 (Released:2017-06-30)
参考文献数
14
被引用文献数
1

農業に関する用語のセマンティックな標準化を検討し,標準化された農業用語を通して農業情報の相互流通を支援するために,農業オントロジー,農業用語の構築および管理をするためのツールを開発した.オントロジーは,厳格に概念の整理方法を規定してきちんと作成するものから,自然言語処理に使うため構造化された語彙集,一般の辞書レベルまで幅広く定義されているが,本研究では,農業情報の標準化や共有化のキーとなる情報として,一般的な農業用語集,農業ITシステムで扱われているキーワード,また標準化された農業共通語彙などを農業オントロジー情報として収集した.構造化されていない農業用語に関しては,RDF/SKOSに変換し,統一されたフォーマットで管理するオントロジーブローカーを開発した.収集・登録した農業オントロジー情報のマッチングを行い,言葉の揺らぎや,同義語,同意語等の関連付けができるようにし,横断的に検索できるようなWebAPIを構築した.オントロジー構築ツールを通して,現在運用されている農業ITシステムで用いられている農業語彙から,徐々に標準化された農業に関する名称への変換を支援することを目指す.
著者
吉田 琢哉 中津川 智美
出版者
日本グループ・ダイナミックス学会
雑誌
実験社会心理学研究 (ISSN:03877973)
巻号頁・発行日
vol.53, no.1, pp.30-37, 2013 (Released:2013-09-03)
参考文献数
36
被引用文献数
1

他者との良好な関係を志向する関係目標は,対人葛藤対処方略の選択を左右することが示されてきた。しかしこれまでに得られた知見は,対処方略への影響の仕方について齟齬が見られる。すなわち,関係目標は葛藤の解消に有効とされる協調方略を促進するという結果と,協調方略を抑制するという結果とが混在している。本研究は接近―回避の軸から関係目標を区分し,その齟齬を解消することを目的とした。接近的な関係目標は,対処方略のうち協調と主張に正の影響を与える一方で,回避的な関係目標は,服従および回避の選択を促進すると考えられる。本研究の結果はこれらの仮説を支持するものであった。また,相手との関係性という社会的文脈を親密性と地位から捉え,関係目標への影響を合わせて検討した。その結果,親密性が高いほど協調が選択され,その関連は接近的な関係目標により媒介されることが示された。地位については,関係目標に対しても対処方略に対しても,特に影響は見られなかった。これらの結果について,対処方略を選択した後の相手の反応への期待に起因する可能性に基づいて考察された。
著者
吉田 哲二 金山 秀樹 山本 亘 向山 澄夫 金森 洋史 青木 滋
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
スペース・エンジニアリング・コンファレンス講演論文集 : Space Engineering Conference (ISSN:09189238)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.18, pp.67-70, 2010-01-28
被引用文献数
1

月太陽発電「ルナリング」構想は,工ネルギを化石燃料に依存するパラダイムから,月からの無限に近いクリーンエネルギを自由に使うという発想へ転換するものである.本構想では月の赤道を周回する太陽電池を設置し,発電した電力をマイクロ波などで地上へ伝送する-人類が使う工ネルギの全部の量を月から送り電力供給と水素製造を行う.食糧・水の確保や水素社会が促進されると同時に化石燃料の燃焼を停止させ炭酸ガスの排出を低下させる.実現には宇宙太陽発電システムや月資源探査,月面での製造技術が必要.月面口ポットや有人施設だけでなく,国際的な協定・合意など法制面の確立も必要.清水建設の20余年にわたる宇宙建設研究をべ-スに夢のある将来像を描いた.
著者
山元 翔 橋本 拓也 神戸 健寛 吉田 裕太 前田 一誠 平嶋 宗
出版者
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
雑誌
電子情報通信学会論文誌 D (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.J99-D, no.2, pp.232-235, 2016-02-01

筆者らはこれまでに,1回の加減で解決できる算数文章題を対象として,三文構成モデルによる作問学習支援システムを開発している.本研究では,システムを小学校2年生で学習する乗算の領域へと拡張するものであり,システムの拡張から1クラス9時限の実践利用までを行ったので,報告する.結果としては,システムを利用することで問題解決能力はあっても,構造の理解が浅い学習者に対して,構造理解を深められることを示唆する結果が得られた.
著者
栗田 春奈 吉田 智彦 本條 均 高橋 行継
出版者
Japanese Society of Agricultural Informatics
雑誌
農業情報研究 (ISSN:09169482)
巻号頁・発行日
vol.23, no.1, pp.21-28, 2014

携帯電話・スマートフォン等モバイル通信機器の急速な普及により,従来のパソコン向けウェブサイトを携帯電話やスマートフォン向けに改編する必要性が生じる場合がある.そこで,パソコン向け既存ウェブサイト「作物学用語集」を例に,初学者でもできるだけ簡易に取り組める手法を検討し,携帯電話向けサイトとAndroid用アプリに変換した.携帯電話向けサイトに変換するためのユーティリティは,無料で公開されているTiny   BASICで作成した.パソコン向けウェブサイトの元ファイルの長いテキストは,各用語の先頭につけられた星マークを目印に短いテキストへ分割し,必要なHTMLタグは各テキストの前後に追加した.各ファイルを識別するために,全ファイルに通し番号を付けた.作成したファイルは無料のFC2ホームページ・サービスにアップロードし公開した.Android用アプリについては,プログラミングについての特定の知識なしでAndroid版・iOS版両方のアプリ作成が可能なアムゼネット社の「アプリビルダー」を利用して,携帯向けサイト用に分割した各用語のテキストファイルを用いて各項目を作成し,Google Playで無料のアプリとして公開した.
著者
吉田 邦彦 辻内 琢也 今野 正規 津田 敏秀 成 元哲 窪田 亜矢 淡路 剛久 今中 哲二
出版者
北海道大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2019-04-01

本研究は、《福島放射能被害・水俣病・アスベスト被害などの潜伏的健康被害と地球温暖化の大規模災害の救済システムの国際的学際研究――21世紀型不法行為に関する医学・法学・工学の対話》がテーマである。敷衍すると、福島原発事故の放射能被害をはじめとする蓄積的健康被害および地球温暖化に関わる大災害の救済システムについて、医学・原子力工学などの自然科学の経験分析研究と、環境法・医事法・居住福祉法学やリスク論の方法論的展開を踏まえた法学研究を糾合しつつ、被災者の社会学的知見や医療人類学的な分析も取り込みながら、従来の損害賠償法のスキームに囚われぬ総合的枠組みを現状批判的に再構築することを目指す。
著者
吉田 惇 齊藤 剛
雑誌
第78回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2016, no.1, pp.143-144, 2016-03-10

2次元画像から3Dモデルを作成するための方法は種々報告されているが、本研究では、階層型の3Dモデル構造であるシャドーボックスによる3D化を試みる。 シャドーボックスとは, 紙に描かれた模様や形を切り抜き, 立体的に重ねるペーパークラフトである. 本研究では, 入力画像を領域分割しグラフカットにより切り抜き, シャドーボックスの各レイヤを作成することにより、1枚の画像から作成する楽しみを残しつつ, インターラクティブにシャドーボックスが生成できるシステムの開発を行う. 本稿では, 作成各段階での手法について述べる.

3 0 0 0 OA 海の歴史

著者
吉田東伍 著
出版者
宝永館
巻号頁・発行日
1900

3 0 0 0 OA 民事判例研究

著者
吉田 邦彦 桑 月佳
出版者
北海道大学大学院法学研究科
雑誌
北大法学論集 (ISSN:03855953)
巻号頁・発行日
vol.71, no.1, pp.159-178, 2020-05-29
著者
平井章康 吉田幸二 宮地功
雑誌
マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2013論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, pp.1441-1446, 2013-07-03

近年,登場してきた簡易脳波計は携帯可能な大きさであり,装着が簡単で,装着者の行動を制限しない.このため,日常的な使用が可能で,比較的安価で入手し易い利点がある.そこでこの簡易脳波計を用いて脳波情報を取り入れた遠隔教育における指導支援にフィードバックできるシステムの構築を検討している.本論文では簡易脳波計の特性や脳波状況について論じ,脳波計測において学生の学習行為中の思考や記憶に関して脳波データの相関関係を実験により比較分析した.その結果,β/α値はストレスや思考する集中度合いを測る指標として,Low_γは記憶作業に反応を示す事が判明し,記憶の度合いを測る指標として有効であると結果が出た.
著者
吉田 皓太郎 若松 栄史 岩田 剛治 久保 貴裕
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.87, no.903, pp.21-00201, 2021 (Released:2021-11-25)
参考文献数
12

A method to design the function of the brassiere cup shape as developable surfaces and its developed shape using Gaussian Process Regression is proposed. A developable surface, which is generated by sweeping a straight line along a three-dimensional curve, can be seen many products such as ships, buildings, clothes, and so on. The shape has not only its aim which can be formulated but also that which cannot be formulated such aesthetics. In this paper, we focus on a brassiere cup. A brassiere cup is composed of several patterns and the cup shape is designed by repeatedly making paper cup model and then checking its three-dimensional shape. For improvement of design efficiency of brassieres, such trial and error must be reduced. The difficulty of the design process is caused by the function of a brassiere cup. Its function, such as to enhance woman’s breast size, et.al., is difficult to formulate and unclearly correlated with its three-dimensional cup shape. In this paper, we propose a method to support the design of the three-dimensional shape of a cup and its developed shape by machine learning when the cup shape and quantitatively evaluated value of its function are given as a set of data. First, we formulate the cup shape as developable surface using differential geometry. Then, we propose the method to extract the attribute from the three-dimensional cup shape based on the differential geometry and a predictor of an output value for its attribute using Gaussian Process Regression. The validity of the method is confirmed by a numerical experiment regarding the evaluated value using its volume and size. Finally, we propose a method to design the cup shape using this predictor. We experimented whether our proposed method can output the approximate cup shape when the evaluated value of the cup is given.
著者
吉田 正尚
出版者
公益社団法人 日本セラミックス協会
雑誌
日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
巻号頁・発行日
vol.2007, pp.95, 2007

ポリエチレン(PE)等のポリオレフィン(PO)基材は着色等の後加工による表面修飾がその化学構造から原理的に困難な材料である。これに対して発表者はゾル-ゲル法を独自に応用発展させた新しい方法により後加工でPO基材へ表面修飾できる方法を見いだした。これまでの基礎的検討により、難染色性のPEへの着色等の表面修飾が容易に可能であることが分かった。それは、1.様々な各種機能性微粒子(メゾスコピック~ナノ粒径範囲)、2.微粒子と基材の両方に親和性のある結合剤(シラン化合物)、3.高い結晶(配向)性を有するPO基材、の3つを組み合わせた全く新しい微粒子固定方法である。具体的には、微粒子・結合剤・結晶性PO基材を液相中(水または有機溶媒)に共存させると経時的に微粒子がPO基材表面に自己集合・自己組織化していく物理現象を利用した全く新たな製造方法である。
著者
池田 朋子 吉田 浩士 大力 由佳 大貝 彰
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.65, no.537, pp.195-202, 2000-11-30 (Released:2017-02-03)
参考文献数
10

Principal component analysis(PCA) has been used in Architectural Planning and Urban Planning. However, PCA can not always project the feature of samples onto low dimensional space. Therefore another mapping technic should be desired in the field. In this article, non-linear mapping (NLM) is employed to make an image map of a novel, 'Industrial Complex with Time Slip,' written by Yoriko SHOUNO. PCA is also employed tocompare the maps each other. Meaning of the city is read by chasing the locus of scenes in the NLM map. Then it can be said that the NLM map is an image map of the city.