著者
小林 大高 坂巻 弘之 小松 涼 飯島 伴典 飯島 康典 大津賀 博之 斉藤 克也 関 徹也 中村 英俊 山浦 知之 横林 邦明
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
pp.14-00013, (Released:2014-04-25)
参考文献数
4
被引用文献数
2

This study aimed to determine how much time can be saved with the use of unit-of-use packaging for prescription drugs as compared with bulk packaging in community pharmacies as well as to determine the number of errors. In a simulation, mock prescriptions were dispensed either in unit-of-use packages or by transferring medication from a bulk container, and a time study was conducted to measure the time spent on dispensing and prescription auditing by pharmacists. Pharmacists' and patients' degree of satisfaction was also surveyed. The time saved with unit-of-use packaging was 66.25 seconds per prescription. The sole dispensing error that was found in the study occurred with bulk dispensing. Among both pharmacists and patients, many were of the opinion that dispensing with unit-of-use packaging was preferable to bulk dispensing. Unit-of-use packaging shortens the time that pharmacists spend on dispensing activities and increases the efficiency of their work. Unit-of-use packaging is also thought to reduce the number of counting errors.
著者
小林 隆夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. DSP, ディジタル信号処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.98, no.261, pp.33-40, 1998-09-10
被引用文献数
4

音声分析の代表的な手法の一つであるケプストラム分析法について概説する.まず, オリジナルのケプストラム法について, ケプストラムや複素ケプストラムの定義とその性質, 準同形逆たたみ込みの概念を簡単に述べた後, 実際の音声分析への適用例を示す.次に, スペクトル推定の観点から, より良い対数スペクトルの推定値を求めるための手法として, 対数スペクトルの不偏推定と一般化ケプストラムモデルに基づいた音声分析法を述べる.さらに, 聴覚周波数スケールを導入した指数形モデルに基づくメルケプストラム分析について述べる.また, 他のスペクトル分析パラメータとケプストラムとの関係やケプストラムパラメータへの変換式, 各手法による音声スペクトルの推定例もあわせて紹介する.

4 0 0 0 OA 偉人の修養

著者
小林鶯里 著
出版者
東京出版通信社
巻号頁・発行日
1938
著者
小林 正幸 西川 俊 石原 保志 高橋 秀知
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. HCS, ヒューマンコミュニケーション基礎
巻号頁・発行日
vol.96, no.243, pp.1-6, 1996-09-13
被引用文献数
12

我々は, 高速で文字入力が可能な日本語高速入力システム (ステノワードPCシステム) を2セット用意し, 1セット目で会話内容のひらがな入力とかな・漢字変換を行い, 他のセットで誤字, 脱字等の修正を行う, より正確な字幕をリアルタイムで提示可能な新システムを開発したので, このシステム (連弾入力方式RSVシステム) の機能や特徴, 講義場面での使用結果について報告する.
著者
小林 茂樹 広渡 俊哉 黒子 浩
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
蝶と蛾 (ISSN:00240974)
巻号頁・発行日
vol.61, no.1, pp.1-57, 2010-05-31
参考文献数
33
被引用文献数
1

チビガ科Bucculatricidaeは,幼虫が若齢期に葉にもぐる潜葉性の小蛾類である.成虫は開張6-8mmで,世界ではおよそ250種が知られる.中齢期において幼虫は潜孔を脱出し,老熟すると本科に特徴的な縦の隆条をもった舟底形のマユを葉や枝上につくり蛹化する.日本では,アオギリチビガBucculatrix firmianella Kuroko,1982,ナシチビガB.pyrivorella Kuroko,1964,クロツバラチビガB.citima Seksjaeva,1989の3種が知られており,最近筆者らによってハマボウチビガB.hamaboella Kobayashi,Hirowatari&Kuroko,2009,ならびにコナラチビガBucculatrix comporabile Seksjaeva 1989とクリチビガB.demaryella(Duponchel,1840)が追加された(有田他,2009).しかし,本科にはヨモギ属を寄主とするヨモギチビガBucculatrix sp.など,多くの未同定種の報告があり,種の分類・生活史の解明度が低く,種レベルの研究が不十分であった.そこで本研究は,日本産の本科の新種を含む未解明種の形態・生活史を明らかにすることに努め,既知種を含めた本科の分類学的再検討を行った.野外調査とともに大阪府立大学や小木広行氏(札幌市),平野長男氏(松本市),村瀬ますみ氏(和歌山市)などの所蔵標本を用い,日本各地の成虫を調査した.奥(2003)が同定を保留した4種についても,交尾器の形態を確認した.その結果,4新種,11新記録種,2学名未決定種を加えた計23種を確認した.確認された23種を,交尾器の特徴から10種群に分類し,16種の幼虫期の習性をまとめ,3タイプに分類した.幼虫習性は,11種で多くのチビガ科の種でみられる型(1.中齢以降は葉の表面にでて葉を摂食する.2.脱皮マユは2回作る)が見られ,茎潜り,ヨモギにつく3種に見られた脱皮マユを一度しか作らない型は,Baryshnikova(2008)の系統の初期に分化したと考えられるグループに属した.ヤマブキトラチビガとシナノキチビガはシナノキの葉の表と裏側をそれぞれ利用していたが,形態は大きく異なっており,それぞれ,ブナ科とバラ科に潜孔するグループに形態的に近縁と考えられた.また,メス交尾器の受精管が交尾のうの中央に開口することが本科の共有派生形質であることを示唆し,さらに調査した日本産18種でこの形質状態を確認できた. 1.Bucculatrix firmianella Kuroko,1982アオギリチビガ(Plates 1(1),2(1-11),Figs 3A-C,10A)開張6-8mm.前翅は白色に不明瞭な暗褐色条が走り,前翅2/3から翅頂に黒鱗が散在する.雄交尾器のバルバ,ソキウスは丸く,挿入器は細長い.幼虫は6〜10月にアオギリの葉にらせん状の潜孔を作る.住宅の庭木や大学キャンパスなどで発生がみられた.分布:本州,四国,九州.寄主植物:アオギリ(アオギリ科). 2.Bucculatrix hamaboella Kobayashi,Hirowatari&Kuroko,2009ハマボウチビガ(Plates 1(2),2(12-17).Figs 1D,3D-F,10B)開張5.5-8mm.前翅は白色から暗褐色で黒鱗が全体に散在する.雄交尾器のバルバ,ソキウスは長く,バルバの先端に1対の突起がある.幼虫は初夏から11月初旬までみられ,若齢幼虫はハマボウの葉に細長く線状に潜り,その後茎内部に潜る.三重県では,蕾内部に潜孔している幼虫や種子の摂食が観察されている(中野・間野,未発表).分布:本州(三重,和歌山)寄主植物:ハマボウ(アオイ科). 3.Bucculatrix splendida Seksjaeva,1992ハイイロチビガ(新記録種)(Plates 1(3),2(18-20).Figs 1C,3G-I,9E,10C)開張8mm内外.前翅及び冠毛は黒色で,容易に他種と区別できる.本種は,奥(2003)によってBucculatrix sp.4として記録された.幼虫は,夏にみられヨモギの葉の表側表皮を残して薄く剥ぎ,点々と食痕を残す.分布:北海道,本州(岩手,長野);ロシア極東.寄主植物:ヨモギ(キク科). 4.Bucculatrix laciniatell Benander,1931アズサガワチビガ(新称,新記録種)(Plates 1(4).Figs 3J-L)開張9mm.前翅は白色で,前縁から後方に明るい茶色の斜列条が走る.雄交尾器の挿入器は先端が鉤爪状に反り,バルバの先端には細かい棘状の突起がある.平野長男氏採集の長野県梓川産の1♂にもとづいて記録した.ヨーロッパでは,Artemisia laciniata(キク科)を寄主とすることが知られる.分布:本州(長野);ヨーロッパ.寄主植物:日本では未確認. 5.Bucculatrix sp.1(nr.bicinica Seksjaeva,1992)(Fig.9D)本種は,奥(2003)によってBucculatrix sp.3として記録された.雄交尾器は,挿入器の先が大きく反り返り,把握器は長細くなる.沿海州産のB.bicinica Seksjaeva,1992に雄交尾器は似るが,同定を保留した.分布:本州(岩手).寄主植物:不明.6.Bucculatrix maritima Stainton,1851ウラギクチビガ(新称,新記録種)(Plates 1(5),2(21,22).Figs 9A,10D)開張75mm.前翅は濃茶色に白色が混じり,基部に明瞭な白斜条が走る.雄交尾器の把握器は先端が深く切れ込み,雌交尾器の交尾口は,おわん型になる.小木広行氏採集の北海道鹿追産の1♂と山崎一夫氏採集の大阪府大阪市産の1♀にもとづいて記録した.山崎(私信)によると潜孔とマユを大阪市北港処分地で観察している.同様に淀川河口付近のウラギクでも潜孔痕が観察できた.ヨーロッパでは,ウラギクAster tripolium,Artemisia maritima(キク科)を寄主とすることが知られる.分布:北海道,本州(大阪);ヨーロッパ,ロシア.寄主植物:ウラギク(キク科). 7.Bucculatrix notella Seksjaeva,1996ヨモギチビガ(新称,新記録種)(Plate 1(6),2(23-28).Figs 1C,4A-D,10E)開張6-7mm.前翅は乳白色で,茶から暗褐色の斜条が前縁1/2および2/3に走るが,斑紋の変異が大きい.雄交尾器は,テグメンの先端が発達し,雌交尾器の交尾口はカップ状になる.幼虫は,春から秋にかけてみられ,近畿地方では冬にも若齢幼虫がみられた.後齢幼虫はヨモギの葉に小孔を開け,そこから組織を摂食する.北海道では,ハイイロチビガと混棲しているのが観察された.分布:北海道,本州(長野,三重,奈良,大阪,和歌山,兵庫),九州;ロシア極東.寄主植物:ヨモギ(キク科). 8.Bucculatrix nota Seksjaeva,1989イワテヨモギチビガ(改称,新記録種)(Plate 1(7).Figs 1C,4E-G,9B)開張8mm.前翅は乳白色に褐色の斜条が走る.本種は,奥(2003)によってヨモギチビガBucculatrix sp.1として生態情報とともに記録されたが,ヨモギを寄主とするチビガとしては全国的に前種の方が普通に見られるので本種をイワテヨモギチビガとした.形態,生態ともに前種に似るが,雄交尾器のソキウスが長く発達し,挿入器の先端は大きくフック状に反る.分布:本州(岩手,長野);ロシア極東.寄主植物:ヨモギ,オオヨモギ(キク科). 9.Bucculatrix sp.2(nr.varia Seksjaeva,1992)(Fig.9C)本種は,奥(2003)によってBucculatrix sp.2として記録された.雄交尾器は,ソキウスの側面が広がり,把握器は先が指状になる.沿海州産のB.varia Seksjaeva,1992に雄交尾器は似るが,同定を保留した.分布:本州(岩手).寄主植物:不明. 10.Bucculatrix sinevi Seksjaeva,1988シネフチビガ(新称,新記録種)(Plate 1(8).Figs 4H-I,10F)開張7.0-8.0mm.前翅は乳白色で,茶鱗が散在する.雌雄交尾器は,特徴的で雄交尾器のソキウスは小さく,バルバは幅広く先端が尖る.雌交尾器の交尾口の両側には牛角状の突起が伸びる.分布:北海道;ロシア極東.寄主植物:不明. 11.Bucculatrix altera Seksjaeva,1989アムールチビガ(新称,新記録種)(Plate 1(9).Figs 5A-E,11A)開張7.0-8.2mm.前翅は白色で茶〜暗褐鱗が散在する.雄交尾器は,挿入器内に多数の鉤爪状突起がある.雌交尾器は,前種と同様に角状突起を有しアントゥルムは幅広の筒状になる.分布:北海道;ロシア極東.寄主植物:不明. 12.Bucculatrix pyrivorella Kuroko,1964ナシチビガ(Plate 1(10),2(29-32),3(1-7).Figs 1A,2,5E-G,11B)開張7.0-8.0mm.前翅は白色で,不明瞭な明るい茶の斜条が走る.雄交尾器のソキウスとバルバは弱く硬化し,エデアグスは長い.幼虫は,奈良では5月から9月まで発生し,街路樹や庭木のサクラでよくみちれる.かつてはナシ園の害虫として問題となった.分布:北海道,本州,四国,九州;韓国,ロシア極東.寄主植物:ナシ,リンゴ,サクラ類,ズミ(バラ科). 13.Bucculatrix citima Seksjaeva,1989クロツバラチビガ(Plate 1(11),3(8-11).Figs 5H-J,11C)開張6.0-7.0mm.前翅は乳白色で,前縁1/3と2/3から後縁に濃茶の斜列条が走る.雄交尾器は,ソキウスを欠きバルバ先端は櫛歯状になる.本種は,奥(2003)がクロツバラから採集した幼虫を飼育・羽化させ,日本から記録した.本研究では,クロウメモドキを新たに寄主に加え,幼虫の発育過程を記載した.また,雌交尾器を初めて図示した.分布:北海道,本州(岩手,長野);ロシア極東.寄主植物:クロツバラ,クロウメモドキ(クロウメモドキ科). 14.Bucculatrix armata Seksjaeva,1989シナノキチビガ(新称,新記録種)(Plates 1(12),3(12-21).Figs 6A-C,11D)開張6.0-7.5mm.前翅は白色で,不明瞭な燈褐鱗が散在する.雄交尾器はソキウスを欠きバルバは強く硬化する.幼虫は8月に発生し,シナノキの葉の表側を主に利用する(小木広行氏観察).北海道では,本種とヤマブキトラチビガが葉の表と裏側をそれぞれ利用するのが観察されている化分布:北海道;ロシア極東.寄主植物:シナノキ(シナノキ科). 15.Bucculatrix univoca Meyrick,1918ノアサガオチビガ(新称,新記録種)(Plates 1(13),3(22-30).Figs 6D-H,11E)開張5.0-6.5mm.前翅は茶色で1/2に黒点,前翅2/3から翅頂に黒鱗が散在する.雄交尾器は特徴的で,バルバの中ほどに突起が発達し,その先端は櫛歯状になる.幼虫は9月にみられたが,村瀬(私信)によると2月初旬に採集されたことから,年間を通して発生すると思われる.分布:九州(鹿児島[奄美]),琉球(沖縄[沖縄本島,石垣島]);台湾インド.寄主植物:ノアサガオ,サツマイモ(ヒルガオ科). 16.Bucculatrix demaryella(Duponchel,1840)クリチビガ(Plates 1(14-15),4(1-13).Figs 7A-C,11F)開張6.0-7.5mm.前翅は黄白色で,茶褐鱗が散在する.本種,クヌギ,コナラ,ケヤキ,コギチビガは斑紋が酷似し,確実な同定は交尾器の確認が必要.幼虫は7月初旬から10月まで発生し,クリ,シラカンバの葉に短い螺旋状の潜孔を作る.本種はヨーロッパでは他にカエデ類,ハシバミ類を利用することが知られる.那須御用邸(栃木県)の調査で日本から記録された(有田他,2009).分布:北海道,本州(栃木,長野,愛知,奈良,大阪);ヨーロッパ,ロシア.寄主植物:クリ(ブナ科),シラカンバ(カバノキ科). 17.Bucculatrix serratella sp.nov.ケヤキチビガ(新種)(Plates 1(16),4(14-22).Figs 7D-F,12A)開張5.0-6.0mm体前翅は黄土色で,茶褐鱗が散在する.雄交尾器の挿入器とユクスタの先端は鋭く尖る.雌交尾器の第8節腹側は硬化し,しわ状の模様がある.本種は,大和田ら(2006)によって皇居で採集されたマユと食痕からケヤキチビガBucculatrix sp.1として記録されたものである.幼虫は,5月から10月に発生し,ケヤキの葉に線状の潜孔を作る.本種は,街路樹や寺社林などでよく見られる.分布:本州(東京,長野,愛知,三重,奈良,大阪).寄主植物:ケヤキ(ニレ科). 18.Bucculatrix kogii sp.nov.コギチビガ(新種)(Plate 1(17).Figs 7G-I)開張7-8mm.前翅は白色で茶鱗を散布する.雄交尾器は前種に似るが,挿入器先端に多数の棘状突起を有し,ユクスタも小さい.♀は未知.分布:北海道.寄主植物:不明. 19.Bucculatrix thoracella(Thunberg,1794)ヤマブキトラチビガ(新称,新記録種)(Plates 1(18-19),4(23-30).Figs 1B,7J-K,12B)開張6-7.5mm.前翅は山吹から燈褐色で1/2に黒色帯,同様に中央から翅頂に黒色中線が走る.北海道産の個体は,斑紋が明瞭ではない.本州では奈良県大台ヶ原で成虫のみが得られており,北海道では幼虫は6-8月に発生し,シナノキの葉の裏側を主に利用する(小木広行氏観察).8月の世代はマユで越冬する.ヨーロッパでは,カエデ類,クリ類,ブナ類も利用することが知られている.分布:北海道,本州(奈良[大台ヶ原]);ヨーロッパ.寄主植物:シナノキ(シナノキ科). 20.Bucculatrix muraseae sp.nov.ハンノキチビガ(新種)(Plates 1(20),5(1-6).Figs 8A-B,12C)開張6-8mm.前翅は乳白色で明るい茶の3斜線条が走る.雄雌交尾器は次種に似るが雄交尾器のソキウスの形で区別できる.幼虫は7月初旬から9月に発生し,黄褐色のマユを作る.分布:北海道,本州(奈良,大阪,和歌山,兵庫).寄主植物:ハンノキ(カバノキ科).
著者
志村 誠 小林 哲郎 村上 史朗
出版者
日本社会心理学会
雑誌
社会心理学研究 (ISSN:09161503)
巻号頁・発行日
vol.21, no.1, pp.32-43, 2005

The rapid spread of Information and Communication Technologies (ICTs) enables people to maintain ties with friends and relatives who are physically distant, and to establish new ties through the Internet. To examine the social consequence of using ICTs at the macro level, we extended Latane's DSIT simulation model by adding interaction with distant agents. The results show that the largest and the mean cluster sizes of minority were smaller than Latane's model, but the number of minority clusters increased. Even if they are surrounded by others of different opinions, people can keep their opinions unchanged through ties with distant others. Such ties decrease the relative effects of adjacent neighbors. As a whole, people can form the homogeneous networks that are free from physical restriction to some degree. Consequently, minority opinions are able to survive.
著者
小林 幸子
出版者
日本小児保健協会
雑誌
小児保健研究 (ISSN:00374113)
巻号頁・発行日
vol.49, no.5, pp.p573-579, 1990-09
被引用文献数
17
著者
折山 早苗 宮腰 由紀子 小林 敏生
出版者
県立広島大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010-04-01

16時間夜勤時の看護師の眠気、疲労感および睡眠状況ならびに夜勤時にとる仮眠の影響を明らかにし、パフォーマンス維持に効果のある仮眠のとり方を実施した。まず、質問紙調査を行い、眠気や疲労感の増加する時刻などを明らかにした後に夜勤時の仮眠のとり方を決定し、夜勤時の仮眠時間ならびに仮眠開始時刻の条件をかえて、実験室で行った後に、臨床実験を行った。仮眠開始時刻によって朝方にかけて眠気、疲労感、パフォーマンスの変化が異なることが明らかとなり、パフォーマンス維持効果のある仮眠のとり方が明らかになった。
著者
椿 美智子 小林 高広 久保田 一樹
出版者
日本教育情報学会
雑誌
教育情報研究 : 日本教育情報学会学会誌 (ISSN:09126732)
巻号頁・発行日
vol.25, no.4, pp.15-27, 2010-03-25

品質を改善するために,様々な分野で伝統的にPDCAサイクルが用いられており,さらにスピードが要求される現代においては,チェックから始めるCAPDサイクルによって質・効率を上げる場合があることが示され始めている.一方で現在,教育問題においても学習の質・効率を非常に求めるようになってきている.本研究では,学習型PDCAあるいはCAPDサイクルを用いることによって,自分で学習テーマを決め,目標を決め,自分の実力を考慮した上で,目標にどのようにしたら近づくかの方法論を考えており,この構造が効率よく実力を伸ばすことに効果を上げている.本研究では,この効率よく伸びるサイクルとは,どのようなサイクルかを詳細に分析した成果を示している.
著者
小栁 香織 窪田 敏夫 小林 大介 木原 太郎 吉田 武雄 三井所 尊正 斎藤 友亮 打越 英恵 高木 淳一 瀬尾 隆 島添 隆雄
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
pp.13-00181, (Released:2013-08-23)
参考文献数
16
被引用文献数
6 17

Pharmacists, being compensated through the new dispensing fee, are required to educate patients on their adhesion to the use of prescribed drugs, and to inventory the levels of leftover drugs in outpatients. Recently, Fukuoka City Pharmaceutical Association started a campaign for regulating leftover drugs (Setsuyaku Bag Campaign). Thirty-one pharmacies joined the campaign. Pharmacists distributed convenience bags, called ‘SETSUYAKU-BAG.’ The patients put their leftover drugs in the bags and brought them to community pharmacies. The pharmacists inventoried the returned drugs and reported their results to the doctors. The doctors adjusted the prescriptions accordingly. We counted and analyzed old and new inventories. The number of leftover drugs was 252, for a total value was &yen839,655. Cost of leftover drug prescriptions could be reduced by &yen702,695, and the value of drugs thrown away was &yen94,801. In total, we could reduce the amount of leftover drugs by 83.7%. The cost of leftover drug for one dose package (ODP) is higher than that for non-ODP. However, there were no significant differences in results per age, sex, number and kinds of drugs, prescription days and premium contribution rate. These results suggest that prescription regulation by inventory of leftover drugs in community pharmacies could significantly reduce overall medical expenses. Further studies are necessary in order to account for patients' health, and to establish more efficient patient education to raise outpatients' adherence to the new programs.
著者
半沢 康 武田 拓 加藤 正信 小林 初夫 本多 真史
出版者
福島大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

同一のインフォーマントに同じ方言調査を繰り返し実施した場合,その調査結果はどの程度安定するのだろうか。本研究は方言調査データの「信頼性」(調査データがどの程度安定するのか)を明らかにすることを目的とする。宮城県角田市と伊具郡丸森町および福島県田村郡小野町において実験的調査を実施し,方言調査データの信頼性を把握した。伊具地方の調査では,多くの項目の安定性(2回の調査の一致度)は80%程度との結果が得られた。他のデータについても今後も分析を進め,結果を公表する予定である。
著者
乾 彰夫 中村 高康 藤田 武志 横井 敏郎 新谷 周平 小林 大祐 本田 由紀 長谷川 裕 佐野 正彦 藤田 武志 横井 敏郎 藤田 英典 長谷川 裕 佐野 正彦 佐藤 一子 本田 由紀 平塚 眞樹 大串 隆吉 関口 昌秀 上間 陽子 芳澤 拓也 木戸口 正宏 杉田 真衣 樋口 明彦 新谷 周平 安宅 仁人 小林 大祐 竹石 聖子 西村 貴之 片山 悠樹 児島 功和 有海 拓巳 相良 武紀
出版者
首都大学東京
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2007

本研究は、変容する若者の学校から仕事への移行実態を把握するため、調査開始時点で20歳の若者の18歳時点から24歳までの間の就学・就労等をめぐる状態変化と、その過程での諸経験・意識等を、同一対象者を継続的に追跡するパネル方式で調査したものである。このような調査では対象者からの毎回の回答率を維持し続けることが最も重要であるが、本研究では中間段階で予定を上回る回答率を達成できていたため、調査期間を5年間に延長する計画変更をおこない、最終年度を待たず次課題繰り上げ申請を行った。調査は次課題期間にわたって継続する予定である。収集されたデータの中間的分析はおこなっているが、本格的分析は今後の課題である。
著者
新美 康永 小林 豊 浅見 俊幸 三木 豊
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.18, no.5, pp.p453-459, 1977-05-15
被引用文献数
2

This paper describes a highly predictive speech recognition system, developed as a voiceinput ptogramming system, in which a modified version of 'BASIC', named 'SPOKEN BASIC 1', is used. The system consists of four major components; acoustic processor, lexical matching procedure, syntactic processor and semantic processor. The acoustic processor transforms incoming speech signals into a sequence of labeled segments. The syntactic processor makes grammatical predictions using a left-to-right parsing scheme and a depth-first or a breadth-first tree search. The semantic processor refines those grammatical predictions and sends predicted words to the lexical matching procedure, which correlates them with the sequence of labeled segments. 142 sentences uttered by four male speakers were processed through the present system. It responded as follows: 116 sentences (81.7%) were correctly recognized, 19 (13.4%) incorrectly recognized and the others rejected.
著者
酒井 正子 小林 公江 久万田 晋 小林 幸男
出版者
川村学園女子大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

沖縄本島北部に伝承される「手踊りエイサー」は、現在盛んな太鼓の群舞とは全く異なるスタイルのエイサーである。殆ど知られていないその実態を調査し、全体像と芸能史的な位置づけを探った。その結果約60集落で伝承を確認、曲目や歌詞、演奏スタイルの違いなどから、いくつかの系統や地域性が見出された。また近代には舞台芸能や流行歌を取り込み、戦後は太鼓エイサーへと進化し、1980年代以降は創作エイサーの強い影響を受けるなど、芸能の変遷とダイナミズムが明らかになった。
著者
小林 潤平 関口 隆 新堀 英二 川嶋 稔夫
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.27, 2013

読書中の眼球運動は停留とサッカードの繰り返しであり,読み効率の向上には,不要な停留とサッカードを抑制することが重要である。電子ディスプレイにおいては,ユーザ操作で文字側を移動させることによって,視点を移動しなくとも読み進めることが可能となる。そこで本研究では,視点移動を抑制する文書レイアウトと,タッチパネル操作によるサッカード代替機構を,組み合わせた読書インタフェースを開発し,その効果を検証した。