著者
本田 由紀
巻号頁・発行日
2004-01-21

報告番号: 乙15862 ; 学位授与年月日: 2004-01-21 ; 学位の種別: 論文博士 ; 学位の種類: 博士(教育学) ; 学位記番号: 第15862号 ; 研究科・専攻: 教育学研究科
著者
本田 洋 羽生 健
出版者
日本応用動物昆虫学会
雑誌
日本応用動物昆虫学会誌 (ISSN:00214914)
巻号頁・発行日
vol.33, no.4, pp.238-246, 1989-11-25
被引用文献数
4

走査型電子顕微鏡を用いてモモノゴマダラノメイガとマツノゴマダラノメイガ成虫の触角上の感覚器について形態, 数, 分布を比較検討した。観察に先立ち同一試料で検体の全面を観察できる特殊な試料固定装置を考案作製した。両種の触角からはBahm's bristle, s.styloconicum, s.trichodeum, s.chaeticum, s.squamiformium, s.basiconicum, s.auricillicum, s.coeloconicumの合計8種類の感覚器が見いだされ, これらの感覚器の形態および分布様式には性差あるいは種間差はなかった。一方, いずれの種においても, s.trichodeumは雌よりも雄に多く, その数は8,000〜8,500本(雄), 6,500〜6,800本(雌)であり, 逆にs.basiconicumは雄(760本)よりも雌(1,400本)に多く見いだされた。しかし, 残りの7種類の感覚器に関しては数の上での性差は両種にはみられなかった。以上の結果から, モモノゴマダラノメイガとマツノゴマダラノメイガは, すでにそれぞれの触角上の嗅覚感覚器の匂い物質に対する感受性は一部分化しているが, 感覚器の大きな形態的分化はまだ起きてないと結論した。
著者
本田 伊克
出版者
宮城教育大学
雑誌
宮城教育大学紀要 (ISSN:13461621)
巻号頁・発行日
vol.47, pp.277-294, 2012

This article is the attempt of critical investigation of pedagogy through sociological vision. It makes clear theoutline of pedagogy for overcoming the social, cultural inequality through educational system, grasping the socialand practical nature of education. First, it points the nature of knowledge of pedagogy, focusing on its generation, development and reproduction. Second, it examines the nature of pedagogy regulated in cultural-class structure. Finally, it suggests the direction for pedagogy to go ahead, which empowers the pedagogical practice and teachereducation to come over the inequality in the classroom.
著者
春山 純一 本田 親寿 本田 親寿 横田 康弘
出版者
宇宙航空研究開発機構
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

本件研究課題では、日本の月探査機SELENE(かぐや)の大量のカメラデータを用いて、これまで推定されてきたクレータサイズ頻度分布(CSFD)やクレータ崩壊消滅直径(DL)などを元にした再解析を試みるなどして、月のごく小さなユニットを含めた地質地域の年代推定法の研究を行った。その結果、年代推定精度向上が確認され、その結果を利用して、これまで十分な解像度では得られていなかった地域を含む月の海ほぼ全域の年代について、新たに再推定することが出来た。
著者
柴田 義貞 山下 俊一 前田 茂人 本田 純久
出版者
長崎大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2002

低線量率放射線への長期被曝が人体に及ぼす影響を明らかにすることを目的として、チェルノブイリ周辺地域住民における乳がん、甲状腺がん発生の実態について疫学調査を行った。1.乳がん乳がんの危険因子については、チェルノブイリ原発所在地のプリピャチ市を含む、チェルノブイリ30-km圏内からキエフ市に避難してきた、事故当時15-45歳の女性1997人(I群)と、事故以前からキエフ市に在住していた同年齢の女性1931人(II群)に対して、質問紙を用いて、月経・出産に関する因子、喫煙および飲酒状況、有病状況等についてウクライナ放射線医学究所と共同で調査し(I群は2003年、II群は2004年)、以下の結果を得た。I群はII群に比して、既婚の割合は小さく、離婚および死別の割合ならびに出産回数が有意に多く、閉経年齢も有意に高かった。乳がんの発生率に関しては、1982年から2001年までの20年間を4期間に分けて、ベラルーシ共和国における乳がんの年齢階級別発生率について、州別の期間間の比較および期間別の州間の比較を行った。乳がんの発生率は4期間を通じてMinsk市がほぼ全年齢階級でもっとも高く、その他の州の間には大差はなかった。また、それぞれの州では、ほぼ全年齢階級で乳がん発生率が期間を追って増加する傾向が認められた。現時点では、乳がん発生率に関して、放射線被曝の影響は認められなかった。2.甲状腺がん特定被曝集団の長期追跡調査を行い、国際甲状腺組織登録バンクの管理運営に参画し、収集した標本を基に各種免疫組織化学的解析および甲状腺がん関連遺伝子の解析を行い、次のような成果を得た。(1)ミトコンドリア遺伝子(mtDNA)の部分欠失や巨大欠損の詳細なプロファイル解析を行い、放射線被曝線量との相関関係を示唆するデータを得た。(2)新しいret/PTC遺伝子異常の再配列を発見した。(3)小児甲状腺がん組織を用いて分子生物学的解析を行い、BRAF異常に対する放射線の影響が否定的であることを示した。
著者
本田 一成
出版者
日本商業学会
雑誌
流通研究 (ISSN:13459015)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.3-21, 2005 (Released:2011-05-20)
参考文献数
91
被引用文献数
1 1

本稿は小売経営においてすでに重要課題の1つとされているパートタイマー活用の現状と展望についての文献サーベイを行う。パート活用の内実は、職場における量的な基幹化と質的な基幹化であり、それらの実態のみならず、基幹化に対する企業の反応に着目して検討する。調査に基づく諸研究によると、小売業においてパートタイマーの量的および質的基幹化の進展が認められ、また小売企業の今後の基幹化意欲も旺盛である。ただし、小売業における今後の一層のパート基幹化には、基幹化によって職場に発生する諸問題を回避することや、基幹化を促すための処遇制度をさらに整備することなどが必要となる。
著者
本田 啓之輔 小須田 敏
出版者
公益社団法人 日本航海学会
雑誌
日本航海学会論文集 (ISSN:03887405)
巻号頁・発行日
vol.66, pp.145-152, 1982

In order to find a weak point for mooring, authors carried out the model experiments on the above title problem by using of 1/50 scale model of GT 5,000 ton cargo ship. The external force acting on the model ship in a water tank with generator is wind force, no wave. The wind-direction were changed at every 15 degrees from the line drawed vertically to a line between both anchors. Main experimental results are as follows; (1) A Open-moor of which the leg angle between both chain cables is about 60° is more safety because of smaller yawing motion, as that being obtained by YONEDA. However, it should be taken notice that the shock load acting on the riding cable is greater than that at a single anchor, if the wind-direction is agreed with each cable line, and also that the most possibly raises a dragging anchor in such case. (2) Using Engine-astern in order to control the yawing motion at anchor has the effect of checking gently and smaller, as that being obtained by T.S.HOKUTO-Maru. However, such engine motion at anchor under heavy weather will be brought on the dragging anchor owing to the shortage of an anchor-holding power.
著者
本田 裕志
出版者
京都大学
巻号頁・発行日
2010-07-23

新制・論文博士
著者
松村 多美恵 菅井 勝雄 (1984) 本田 敏明 菅井 勝雄 新妻 陸利 馬場 道夫
出版者
茨城大学
雑誌
試験研究
巻号頁・発行日
1984

今回の研究は、IRE-【I】(Ibaraki Daigaku Response Environment-【I】)、IRE-【II】に続くIRE-【III】の開発に関するものである。最終年度である昭和61年度は、昭和59年度および昭和60年度に開発されたタッチスクリーン式コンピュータディスプレイ装置を用いて、実用化に向け、本格的な実験を行うとともに、本システムによる学習効果を実証するため、教材とされた生活単元学習としての「宿泊学習」での実際の宿泊場面や授業場面における児童の行動をビデオに記録し、分析した。具体的には、(1)F養護学校小学部における「宿泊学習」の事前と事後にプログラム学習(ことばと動画の対応、および次の行動の予測の動画選択)を実施した結果、学習成積の改善が見られるとともに、反応時間に関しても、反応時間が短かくなり、標準偏差も小さくなった。(2)児童の宿泊場面における行動を17項目の児童に対する質問調査、25項目のVTR反復視聴分析、および担任教師による21項目の行動評価によって検討した結果、多くの場面で自律性の向上が見られた。(3)実験群と統制群を設定し、実験群にみるプログラム学習を実施したところ、実験群において、生活単元学習としての「宿泊学習」の第1回の授業場面の行動がすぐれていた。すなわち、発語や指さしをしながら積極的に授業に参加している行動が、統制群より統計的に有意に多かった。以上の結果により、本システムの有効性が認められた。従来の視聴覚的方法であれば、宿泊学習のビデオを事前に視聴して、その効果を調査するという方法をとったであろうが、本システムは、場面を分解整理した上、児童自らが、タッチスクリーンに反応し、選択視聴するという方法をとり、児童の大きな興味を引いたように思われる。本結果の一部は、日本教育工学会(1986)において発表された。
著者
井上 朋香 本田 隆行 出村 裕英 二村 徳宏
出版者
日本惑星科学会
雑誌
遊・星・人 : 日本惑星科学会誌 (ISSN:0918273X)
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, pp.73-76, 2007-03-25

前号に引き続き,残りの3セッションを紹介する.地質と地理,潮先と表面状態,そして他ミッションについて,大学院生のメモから書き起こされたものだ.前回と重複するが,これは口頭発表の聞き書きであって査読を経たものではなく,今後の研究の進展によっては変わる可能性もある.それを踏まえて,楽しんでもらえれば幸いである.
著者
川畑 光希 松原 靖子 本田 崇人 今井 優作 田嶋 優樹 櫻井 保志
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第34回 (2020) (ISSN:27587347)
巻号頁・発行日
pp.4K2GS303, 2020 (Released:2020-06-19)

顧客生涯価値(LTV)は顧客評価における重要な指標であり,LTVを正確に予測することで顧客に対しより適切なマーケティングを行うことが可能になる.本稿では,購買ログデータを対象とし,顧客ID,商品ID,時間の組みで表されるイベントシーケンスから潜在的な購買特性を発見し,それらに基づくLTV予測を行うための手法を提案する.実データを用いた実験では,提案手法が与えられた購買ログの中から有用な購買特性を発見し,従来手法よりも高い精度でLTV予測を行うことを確認した.
著者
本田 知之
出版者
日本神経感染症学会
雑誌
NEUROINFECTION (ISSN:13482718)
巻号頁・発行日
vol.27, no.1, pp.45, 2022 (Released:2022-05-12)
参考文献数
45

【要旨】ボルナウイルスは、近年、致死性脳炎を引き起こす病原体として、ヨーロッパを中心に着目されているが、その認知度は依然低いままである。致死性疾患につながるボルナウイルス感染症の脅威に備えるためには、このウイルスの基本情報を知ることが重要である。本稿では、ボルナウイルスの基本情報とヒトにおけるボルナウイルス感染症の病態を概説する。ボルナウイルスは宿主に持続感染する点が一つの特徴であり、特にその持続感染病態メカニズムについては私たちの研究成果をいくつか紹介したい。さらに、臨床家がボルナウイルス感染症を鑑別診断として考慮すべき症例を具体的に提案することで、この感染症の認知度の向上と対策に貢献できれば幸いである。
著者
本田 正美
出版者
日本社会情報学会
雑誌
日本社会情報学会全国大会研究発表論文集 日本社会情報学会 第26回全国大会
巻号頁・発行日
pp.461-466, 2011 (Released:2012-03-20)

Since the late 1990s, in order to adapt to the information society, e-government policy initiatives have been deployed around the world. However, the concrete contents of the initiatives are different in each country. The reason is thought to be mentioned that the e-government policy initiatives have been affected by the existing institutions and policies in each country. It seems that, among countries with different systems, new policies that are thought to have same purposes would differ in its contents. In this study, therefore, it analyzes the relationship between existing institutions and e-government policy initiatives. Specifically, it considers the relationship between freedom of information system and e-government policy initiatives in the United Kingdom. Based on the consideration, it reveals the characteristics of e-government policy in the UK.
著者
長谷川 由佳 岡村 拓郎 濵口 真英 本田 晶子 高野 裕久 福井 道明
出版者
日本毒性学会
雑誌
日本毒性学会学術年会 第49回日本毒性学会学術年会
巻号頁・発行日
pp.P-134, 2022 (Released:2022-08-25)

【背景】マイクロプラスチック(MP)による環境汚染が拡大し、MP及びMPに含有される化学物質の健康影響が懸念されており、環境中の化学物質による生活習慣病の悪化が報告されている。本研究では欧米化食のような高脂肪食を摂取することで起こる腸管炎症(Leaky Gut症候群)に注目し、MPが、肥満・糖尿病に及ぼす影響を調査することで、MPの代謝系への毒性を明らかにする。【方法】現代食のモデル食として高脂肪食 (HFD)を用いる。C57BL/6Jマウス(♂・8週齢、各群10匹)にHFDを4週間給餌し、腸内炎症並びに脂肪肝・糖尿病を発症させる。粒子曝露群に蛍光標識したMP標準品(ポリスチレン、径0.45–0.53 µm)を1000 µg/mLで経口投与した。病理組織学的所見、各組織の遺伝子発現、炎症・免疫応答、糖・脂質代謝障害、ガスクロマトグラフィーにより組織中のメタボライトを評価した。【結果】HFD群とHFD+MP群に有意な体重差は認めなかったが、耐糖能障害はHFD+MP群で有意に増悪しており、肝酵素や血清脂質の上昇を認めた。肝組織において有意な脂肪肝の悪化を認めた。蛍光顕微鏡ではHFD+MP群において蛍光標識したMPの粒子が小腸の腸管粘膜に蓄積しており、便中の短鎖脂肪酸濃度が有意に低下していた。また、フローサイトメトリーで小腸粘膜固有層の炎症細胞の動態を評価したところ、HFD+MP群では1型自然リンパ球の有意な増加、3型自然リンパ球の有意な減少を認め、TnfaやIl1bなどの炎症関連遺伝子がHFD+MP群で有意に上昇した一方で、Il22の発現は低下していた。【結語】MPは腸管炎症を惹起し耐糖能障害をはじめとした種々の代謝障害の増悪を引き起こす。本研究は、高脂肪食下での代謝障害を改善するために、環境対策によりMPの経口曝露を低減する必要があることを示唆している。
著者
安部 昌宏 前田 泰宏 本田 隆文 安川 久美 武藤 順子 髙梨 潤一
出版者
一般社団法人 日本小児神経学会
雑誌
脳と発達 (ISSN:00290831)
巻号頁・発行日
vol.49, no.4, pp.275-278, 2017 (Released:2017-07-12)
参考文献数
10

臨床経過および特徴的なMRI所見から可逆性脳梁膨大部病変を有する軽症脳炎・脳症 (clinically mild encephalitis/encephalopathy with a reversible splenial lesion; MERS) と診断した2症例に対し, 急性期および回復期に脳梁膨大部をMR spectroscopyにて解析した. 2例ともにcholine/creatine比が回復期に比して急性期に高値となり, 髄鞘代謝に何らかの変化が生じていることが示された. みかけの拡散係数の低下が一過性であることと合わせ, MERSの病態として髄鞘浮腫が示唆された.
著者
堀口 逸子 本田 恭平 高田 拓哉 石橋 由基
出版者
一般社団法人 レギュラトリーサイエンス学会
雑誌
レギュラトリーサイエンス学会誌 (ISSN:21857113)
巻号頁・発行日
vol.12, no.1, pp.85-92, 2022 (Released:2022-01-31)
参考文献数
30

本報告では,医療提供者とがん患者との間で行われる,医薬品の使用に伴う避妊の必要性に関するリスクコミュニケーションについて考察する.20歳代から40歳代の男女2,000人を対象に,Webサイトを利用した質問紙調査を実施した.10の用語のうち,最も認知率が高かったのは「抗がん剤」で79.8%だった.しかし,半数以下の用語で,認知率が20%以下だった.これらの結果から,医療提供者は情報提供の際に,コミュニケーションスキルを駆使する必要がある.「医薬品の投与に関連する避妊の必要性等に関するガイダンス」は,患者に対して正確な情報を提供するためのツールになる.ホームページ上の表現を精査したり,用語集を用意したりすることで,医療提供者と患者双方のコミュニケーションの負担を軽減し,理解を促進することができると考えられる.