著者
土井口 祐一 岩崎 勝郎 山田 健治 高端 克郎 手島 鍛 貞松 俊弘 富田 雅人 楢林 葉子
出版者
West-Japanese Society of Orthopedics & Traumatology
雑誌
整形外科と災害外科 (ISSN:00371033)
巻号頁・発行日
vol.41, no.2, pp.641-645, 1992
被引用文献数
33 15

This study was designed to identify the change in radiological shape of the pelvic cavity caused by sagittal pelvic inclination and to learn the correlation between inclination and progression of osteo-arthritis (OA) of the hip joint.<br>As a preliminary study, antero-posterior (AP) and lateral radiographs of 10 bleached pelves were taken simultaneously in seven different sagittal tilt angles.<br>The degree of sagittal tilt of the pelvis (A) was then compared to the longitudinal: transverse axis length (L/T) ratio of the radiological shape of the pelvic cavity in AP radiographs. This study revealed a linear relationship between the two parameters that led to the equation: A=-67.0°×L/T+55.7° in males and A=-69.0°×L/T+61.6° in females. Using this the sagittal pelvic tilt can be calculated from the radiological shape of the pelvic cavity.<br>Applying this equation to pelvic radiographs of 212 patients; 52 normal hips and 160 with OA hip of varying severity, pelvic tilt was calculated to investigate whether it relates to the aging of the patient or involves progression of OA.<br>There was a significant correlation between age and pelvic tilt angles of patients in both normal and OA hip groups; the pelvis tended to incline posteriorly with increasing age. Further studies are required to elucidate the participation of the pelvic inclination on progression of OA of the hip.
著者
小野 慶一 堀川 敏樹 小林 政尚 佐々木 整 竹谷 誠
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.96, no.96, pp.77-84, 1996-06-15
被引用文献数
1

デルファイ(Delphi)法はアンケートの回答や意見を調整、収斂する方法の1つである。このデルファイ法は、回答者に前回の回答結果をふまえ再検討した回答を行わせるものであるが、回答者へのフィードバックは断続的に行われる。この断続性を解決しようとしたものに、リアルタイムデルファイ法があり、グループアナライザとして実現されている。しかし、このグループアナライザは回答者が同一の時間に同一の場所にいなければならないなど、限られた範囲でしか利用できない。そこで、本稿では、まずリアルタイムデルファイ法の問題点とその解決法について考察し、システムに必要な機能の検討を行う。さらに、具体例によってインターネットを用いたリアルタイムデルファイ法の実現方法について述べる。
著者
林 美樹雄
出版者
日本教育心理学会
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.11-17, 1955-07-15

美的観照を力動的な対象把握過程と考え、その力動性を画面の均衡把握について吟味するために成人式及び中学校生徒男女587名を対象としてテストを行った。テストの内容は単純図形を、画面としての矩形の内部に定位し中央位及び両側偏位の3種の構図について順位づけを求めた。被験者が幾何学的均衡(中央構図)と力動的均衡(偏位構図)との何れを選ぶかを18図形につき分析した結果を要約すれば次の通りである。(1)一般的傾向として中央構図の選択率%は略々50%を占め相称構図が支持せられる。これは特に相称図形において著しい(80%)。(2)図形が方向性緊張をもつ場合には方向性と逆方向の偏位構図が支持せられる。抽象幾何図形群においても方向性が把握せられるがそれが意味づけによって強化せられた 場合に偏位支持率が顕著となる。(3) 上下方向の変位図形においては下方偏位構図が支持せられる。(4)構図選択傾向を数値化した場合発達差よりも性差が著しく又その値は略々一定している。この差は主として男子群の方向性偏位支持率が集中的であるのに対し女子群のそれが稍曖昧である点によると思われる。(5)このテストと他種アーティストとの相関は極めて低い。知能テストとの相関は0.318であった。以上の結果はこのテストが諸条件を単純化しているために一般的な構図選択や複雑な画面の観照に適用することは出来ないが、而もそれは幾何学的図形においても相貌的方向性が認められそれが構図的均衡に影響を与えること、偏位は図形の方向性と逆方向において支持せられる等の点を明かにし力動的異質的均衡を分析する手掛りを提供する。この発展としては稍複雑な図形と連続的偏位法を用いて画面の均衡点を見出す操作により群差及び性差を一層明瞭に規定することと、画面諸要素の重さ及び方向性を精細に吟味することによって力動的均衡の特性を明らかにする側面とが残されている。但しこの様なテスト形式では画面の左右上下による重さの不等性を含む力動性の分析には不適当でありこの目的のためには瞬間露出法が有利であると考えられる。
著者
谷本 芳美 渡辺 美鈴 杉浦 裕美子 林田 一志 草開 俊之 河野 公一
出版者
日本公衆衛生学会
雑誌
日本公衆衛生雑誌 (ISSN:05461766)
巻号頁・発行日
vol.60, no.11, pp.683-690, 2013 (Released:2014-01-10)
参考文献数
26
被引用文献数
6

目的 本研究では高齢者の介護予防に向けた健康づくりを支援するために,わが国の地域高齢者を対象とし,筋肉量,筋力および歩行速度から判定したサルコペニアと関連する要因について明らかにすることを目的とした。方法 大都市近郊に在住する65歳以上の高齢者1,074人を対象にバイオインピーダンス法を使用した筋肉量測定と握力,通常歩行速度の測定を行った。また,自記式質問紙で,属性•慢性疾患の既往と過去 1 年間の入院歴,生活習慣に関する項目,心理状況,口腔の状況および食事の状況を調査した。サルコペニアの判定には筋肉量,握力,通常歩行速度を用いた。筋肉量は測定した四肢筋肉量を身長2 で除して補正四肢筋肉量(kg/m2)として扱い,若年成人における平均値から 2 標準偏差以上低い場合を低筋肉量とした。握力と通常歩行速度については対象者の 4 分位の最下位をそれぞれ低筋力および低身体機能とした。サルコペニアの分類は低筋肉量かつ低筋力または低身体機能の者をサルコペニア,低筋肉量でも低筋力でも低身体機能でもない者を正常,そしてサルコペニアでも正常でもない者を中間と分類した。結果 男性の13.7%,女性の15.5%がサルコペニアに該当した。男性のサルコペニアではかめない者,および食品摂取の多様性がない者が有意に多いことを示した。女性のサルコペニアでは独居者,運動習慣のない者,健康度自己評価において健康でないとする者,かめない者が有意に多いことを示した。さらに,単変量解析においてサルコペニアと関連する因子を説明変数としたロジスティク回帰分析では,男性においてサルコペニアと正常との比較では年齢(オッズ比1.24:95%信頼区間1.13–1.36)および食品摂取の多様性(オッズ比3.03:95%信頼区間1.17–7.86)がサルコペニアに有意に関連した。女性ではサルコペニアと正常との比較において年齢(オッズ比1.26:95%信頼区間1.19–1.33)と咀嚼(オッズ比3.22:95%信頼区間1.65–6.29)がサルコペニアに有意に関連し,中間と正常との比較においても,中間にはこれら 2 項目が関連した。結論 地域高齢者において,サルコペニアには,男性と女性での年齢,男性での食品摂取の多様性,女性での咀嚼が関連することが明らかとなった。このことから高齢期の健康づくりにおけるサルコペニアの予防には食品摂取や咀嚼といった栄養に関する要因に注意を払う重要性が示唆された。
著者
櫛田 真由 小谷 悠 水野 智博 室崎 千尋 浅井 玲名 肥田 裕丈 平林 彩 鵜飼 麻由 荻野 由里恵 後藤 綾 山下 加織 松本 友里恵 毛利 彰宏 鍋島 俊隆 野田 幸裕
出版者
一般社団法人日本医療薬学会
雑誌
医療薬学 (ISSN:1346342X)
巻号頁・発行日
vol.39, no.1, pp.10-17, 2013-01-10 (Released:2014-01-10)
参考文献数
12

We held classes and practice sessions on medicines for pupils and parents at elementary schools with the aim of promoting appropriate drug use. Pharmacy students participated in this project as volunteers where they taught pupils and learned and improved their communication skills at an early stage in their professional development. To evaluate whether pupils improved their medicine-related knowledge after attending these classes and practice sessions, we conducted medicine-related questionnaires (pre- and post-questionnaires) before and after the classes and practice sessions. Positive answers for the post-questionnaire were significantly higher than those for the pre-questionnaire, suggesting that the medicine-related knowledge of pupils was improved by attending the classes and practice sessions. The present results suggest that this activity benefits the education of pupils regarding appropriate drug use in Japan.
著者
江田 裕介 平林 ルミ 河野 俊寛 中邑 賢龍
出版者
一般社団法人 日本特殊教育学会
雑誌
特殊教育学研究 (ISSN:03873374)
巻号頁・発行日
vol.50, no.3, pp.257-267, 2012 (Released:2013-09-18)
参考文献数
29
被引用文献数
1

特別支援学校(知的障害)高等部に在籍する軽度障害の生徒201名を対象として、視写書字速度とその正確さを測定した。生徒は漢字の含有率が異なる小学3年生水準と6年生水準の文章を、有意味文と無意味文の条件で3分間ずつ書き写した。生徒の書字数の平均を、課題の (1) 学年要因、(2) 意味要因、および (3) 生徒の性別の3要因で分析した。その結果、3年生水準では有意味文の視写が無意味文の視写より速いが、6年生水準では意味要因による差を生じなかった。生徒の性別では、どの条件でも女子の書字数が男子より多かった。また、同時に調査を実施した障害のない成人の平均書字数を2標準偏差下回った。視写速度と正確さについてエラーを調べたところ、エラーのない生徒の書字速度はエラーのある生徒より遅かった。一方、エラーのある生徒のエラー率は書字速度と負の相関がみられた。文の意味を記憶しながら書く方略が弱く、1文字ずつ転写する傾向があり、特別支援学校生徒には正確だが速度が遅いという特徴が多くみられた。
著者
酒井 幸子 林 亮太 村田 浩一 山田 格 浅川 満彦
出版者
日本野生動物医学会
雑誌
Japanese journal of zoo and wildlife medicine (ISSN:13426133)
巻号頁・発行日
vol.14, no.1, pp.81-84, 2009-03

紀伊半島沖で捕獲されたシャチOrcinus orca 1個体(成熟雄)の体表から甲殻類2種(フジツボ類[蔓脚下綱]1個体およびクジラジラミ類[軟甲綱]22個体)が得られた。本研究では,約20年間にわたり保存されていたこれら標本について,形態学的に検討した。その結果,フジツボ類はエボシフジツボXenobalanus globicipitis(Coronulidae)と同定された。本種は日本含め世界各地のクジラ類で報告があるが,シャチでは初記録となった。一方,クジラジラミ類は,Cyamus属であったが,未成熟であったため種の同定はできなかった。クジラ類の着生生物は片利共生体(例えば便乗phoresyなど)であるが,地中海のイルカ類ではX.globicipitisおよびエボシガイ類(LepasおよびConchoderma:エボシガイ科)の寄生個体数は,イルカ類の遊泳速度減少により有意に上昇し,特に致死直前に顕著になるという。よって,外部寄生虫の種(標本の保存),寄生数,寄生部位,同部の病変などの記録は,健康管理上のデータの一部として活用されるであろう。
著者
荒谷 徹 上林 憲行 横山 峰明 稲垣 政富
出版者
一般社団法人日本ソフトウェア科学会
雑誌
コンピュータソフトウェア (ISSN:02896540)
巻号頁・発行日
vol.7, no.3, pp.248-261, 1990-07-16

本論文では,汎用プログラミング言語における,英語,日本語,韓国語等の多種類の文字を扱うための文字処理機能のあるべき姿と,そのSmalltalk-80上での実現方式について述べる.汎用プログラミング言語における日本語文字処理機能は,処理の効率,既存のプログラムとの互換性を維持するため,従来の8ビット/文字の文字型に加えて16ビット/文字の文字型を追加したものが多い.しかし,2種類の文字型を持ち,文字データの処理を統一的に記述できない文字処理機能は,アプリケーションプログラムを複雑にし,その開発を困難にする.また,使用する文字が異なる環境の間でのアプリケーションプログラムの流通に対する大きな障害でもある.我々は,多種類の文字を効率良く,しかも統一的に操作する機能(多言語機能)をSmalltalk-80上に実現するために,Smalltalk-80のオブジェクト指向機能を用いて,さまざまな内部表現の文字列を統一的に扱う枠組みを実現し,Smalltalk-80上で,いずれの内部表現を持つ文字列も,区別なく,文字単位で操作することを可能にした.これにより,同一のプログラムで任意の文字を処理する,国際的なSmalltalk-80アプリケーションを開発することが可能になった.また,Smalltalk-80のオブジェクト指向メカニズムを利用して,多言語機能そのものを明確に表現し,かつ拡張性に富む実装を実現している.
著者
小林功介 辻本拓也 安本匡佑 羽田久一 太田高志
雑誌
第75回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.207-209, 2013-03-06

2012年10月の就職内定率が6割を切り、就職難と叫ばれて久しい。多くの就職活動生(以下就活生)は、いくつもの企業の選考を受けてもなお内定を獲得することができず、その代わりに数多の「不採用通知メール(通称 お祈りメール)」を受け取っている。 本研究では、お祈りメールが就活生に与える虚しさに着目し、これを題材にしたインタラクティブコンテンツを開発することで、就職難という昨今の世相の皮肉的な表現を試みている。神社の参拝を模したお祈りのジェスチャーに反応して、映像と音楽に併せて加工したお祈りメールの文面を提示する作品である。 なお、このコンテンツは今年10月30日から1週間に渡って開催された東京デザイナーズウィーク2012に出展され、閲覧者の好意的な反応を多数得た。
著者
定延 利之 キャンベル ニック 森 庸子 エリクソン ドナ 金田 純平 坂井 康子 匂坂 芳典 朱 春躍 砂川 有里子 友定 賢治 林 良子 森山 卓郎 大和 知史 犬飼 隆 杉藤 美代子 藤村 靖
出版者
神戸大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2011-04-01

本プロジェクトは、書きことば研究に比べて立ち遅れの目立つ、日本語の話しことば(韻律を含む)の研究を進めるものである。「人物像」を重視した前研究(基盤A(H19-22))において、日本語の主な話し手像(発話キャラクタ)を分析したように、本プロジェクトでは日本語話しことばに見られる主な「状況」を考察し、「状況」に基づく話しことばの姿を分析する。特定の「状況」において「どのような立場の者が、どのような立場の者に対して、どのような発話の権利を持つのか」を明らかにし、それを活かした資料を作成する。
著者
小林 茂男
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.56, no.6, pp.335-343, 2013

2013年10月第20回ITS世界会議東京では開催テーマを「Open ITS to the Next」とした。次世代のITSは,環境・エネルギー・安全・渋滞解消等の交通問題の解決,人々の生活の質の向上を図ることを目指す。また同時に,災害や不測の事態への的確にしてスピーディーな対応という社会の要請に応えることも重要な役割である。そのためにITSは,グローバルに誰にでもさまざまな機会や挑戦のための場が開かれ,多くのプレイヤーが参加できる共通プラットフォームの構築や広域の連携が図れるオープンな形のネットワーク社会を提供していくベースとなっていくことが望まれる。
著者
山根 信二 三上 浩司 長久 勝 中林 寿文 中村 陽介 小野 憲史 新 清士
雑誌
研究報告コンピュータと教育(CE)
巻号頁・発行日
vol.2012, no.4, pp.1-4, 2012-10-06

ゲーム開発のアプローチの一つであるゲームジャムが,近年世界各地で開催されている.即席チームによる短期開発であるゲームジャムでは,開発サイクルの全局面を体験することができる.ゲーム開発者団体のIGDA日本は,福島県南相馬市の協力を得て,即席チームが短期間でゲームを完成させるゲームジャムとして,「福島GameJam」を2011年より開催している.2回目の福島GameJam 2012では,南相馬市や国内外の会場をリアルタイム中継しながら同時多発ゲーム開発を行った.さらに南相馬市会場では小学生の全学年を対象としたワークショップを併設し,ゲーム開発を学びはじめた高校生が開発チームに参加した.この試みの背景解説および新たな人材育成の取り組みについて速報を行う.Game jam, a recent approach of game development, has spread around the world and provided the every process of the real game development. IGDA Japan, in corporation with Minamisoma city, had ever held Fukushima Game Jam in 2011 and 2012. In Fukushima Game Jam 2012, the kids workshop was held as co-located event. Additionally, the local high school students were invited to the development team. This report explain these new challenges from the viewpoint of human resource development.
著者
嶋田 哲郎 呉地 正行 鈴木 康 宮林 泰彦 樋口 広芳
出版者
日本鳥学会
雑誌
日本鳥学会誌 (ISSN:0913400X)
巻号頁・発行日
vol.62, no.1, pp.9-15, 2013 (Released:2013-05-28)
参考文献数
11
被引用文献数
1 2

東日本大震災が南三陸沿岸で越冬するコクガンに与えた影響を調べるため,岩手県陸前高田市の広田湾から宮城県石巻市の北上川河口にかけて,2011-2012年の冬期に調査を行った.2011年11月下旬~12月上旬,2012年1月上旬,2月下旬の3回,コクガンの分布を調べ,3回の調査でそれぞれ291羽,380羽,403羽のコクガンが記録され,観察されたコクガンの個体数は震災前のデータと大きな違いはなかった.群れが確認された環境をみると,11月下旬~12月上旬と1月上旬では漁港で59%,海上で35-41%と同様な傾向を示した.震災前には漁港でコクガンが観察されることは稀であったが,地盤沈下した岸壁や船揚場に付着した海藻類がコクガンの食物資源となったこと,震災後の漁港への人の出入りの減少に伴いコクガンが妨害を受けずに安定的に利用できるようになったことに加え,震災前の採食場所であったワカメやカキなどの養殖筏が津波によって消失したためと考えられた.一方で,2月下旬になるとそれまでより漁港を利用したコクガンの割合は減少し,海上や砂浜を利用したコクガンの割合が増加した.ワカメやカキの養殖筏の復興,それらに付着した海藻類の生長につれてコクガンの食物資源量が増加したと考えられる.震災によってコクガンの生息環境は大きく変化したが,採食場所をシフトすることでその変化に対応していると考えられる.